2013-04-29

指ヨガ体験会

あれあれ、冬に逆戻りです。。。ここ数年、毎年こんな感じなので、慣れてきたのが怖いくらい。畑には積雪10センチ。引越しどころじゃありません、、、まだ寒さとみぞれ(雪)は当分続きそう(^^;)。

寒いとなんとなく体も縮こまり、あちこちが痛くなったり、こったりしますよね?

そんなときに、お手軽に体調を整えるエクササイズ(?)をちょこっと習いました。先週の火曜日のことですが。

メンバーの大半が子育て中の女性という「布の会」でお招きしたのが、「指ヨガ」を実践している方。

「指ヨガ」って何?のまま、お呼びしたのですが、その理由が、、、

1)ヨガマットいらない。
2)こどもが周りを走っていても大丈夫(昨年お会いしたヨガの先生は子供NG。瞑想系だったのでこのグループにしてみると、ちょっと敷居が高かった。)
3)テレビを見ながらできる。
4)5分くらいでOK

というゆるい感じだったから。また、私個人としては、講師で来ていただいたAさんが、とっても気持のいい魅力的な女性だったというのが大きな理由。

当日、お子さんの発熱などで不参加の方もいましたが、集まったのは6名。体験会ということで無料でしたが、コツはつかめました。

なかなか文章にするのは難しいのだけど、要は、

1)「手」と「脳」はつながっている。
2)手指の各部分を体全体に置き換えて考える。

ということらしい。中指から甲にかけての骨は、背骨に匹敵し、中指の内側の部分は循環器と対応している重要な部分なので、その部分を中心に今回はもみほぐしました。

そう、基本、なんとな~くもみほぐすことで体調が整うそうです。病院に入院中の方へのケアとしてや、多忙なビジネスマンの研修にも使われているとか。

参加者の皆さんにも、「これは手軽!」「気持いい!」と好評でした。

英語教室の生徒さんがらみで、最近「発達障害」についても勉強中なのですが、学習障害などの改善にもお手玉やあやとりが効果があるらしく、それってつまり「手」を使うことの大切さとつながっているなあと感じたひととき。

せっせと、手のマッサージ、がんばろう。 また7月ごろ講座を開く予定です(^^)。

龍村式 指ヨガについてはこちら

夕ごはん

焼き鮭
ポテトチーズ
きんぴらごぼう
長いもすりおろし
中華スープ

2013-04-27

映画「図書館戦争」

今日は、引越しの予定でしたが、、、この週末、悪天候だということで延期。準備もあんまり進んでないしね(^^;)。

ということで、、、

なんと!!!

映画鑑賞!!

ええ、行っちゃいました。初日。しかも初回~~~!!

「図書館戦争」。

ええ、E-リザーブで席まで予約して。(笑わば、笑え。)

東京の大きな劇場では、初日の初回は、出演者による「舞台挨拶」があるのが、どの映画でも定番。だったら、、、地方にもその様子、中継すればいいのにね~。

ま、それはともかく。映画ですが、、メディア良化法という検閲が行われているという仮想の日本が舞台。そこで、繰り広げられる「表現の自由」を守る図書隊と、「公序良俗」の名のもとに本を検閲、没収する「メディア良化委員会」の攻防に、主人公たちのなんとも乙女でベタベタな「恋バナ」が絡んだりして、アクションありラブあり、表現の自由などのお堅いテーマありのエンタメ本が原作。

結構ややこしい原作のあれこれがうまい具合にまとめられている作品でした。派手な銃撃戦や肉弾戦は、映画ならではの迫力。これは映画の利点。(基本、自分がアクション映画好きでもある。)

ただ、メインテーマの「本を守る」切実さって、、、やっぱり本を読みながらの方が伝わるかなあって思いました。、、、ので、まだ原作をお読みでない方は、映画を見て「から」原作を読むことをぜひおススメします。映画を見て「から」ね!

さてさて、私のメインテーマ。主人公「堂上教官」役くんの今回の活躍ですが、、、

もうね、立派になっちゃって、、、おばちゃん、口あんぐりよ。「ぶっさん」のころが懐かしいよ。

「理想の恋人」とか「理想の彼氏」のカテゴリーを一気に飛び越えて、すでに、、、

「理想の上司」ランクイン間近でしょう。(いいのか、悪いのか?)

今まで、「主演」といいつつ、相手役の方が「主役」に見えてしまうという、ややこしい「主演」演技をしていたのですが、今回は立派に「主演」でした。それは、恐らく「アクション」という「武器」を彼がしっかり手にしたからだと思います。

なんとなく「続編」への伏線もしっかり漂っていたから、評判によっては続きもあるんだろうな~。でも、あの「恋バナ」は、映画だとベタすぎで、どうだろう?とも思います(^^;)。世の中的には、アリなのかな~?それから、、、柴崎役の栗山千明さん、、、原作執筆当時はまさにぴったんこのイメージだったんだろうけど、、、栄倉奈々ちゃんと同期って、今だと若干キツかった(^^;)

映画「図書館戦争」公式サイト http://www.toshokan-sensou-movie.com/index.html

あ~、楽しみにしてることって、終わると空しい、、、、まだ悪天候続きそうだから、もう一回、見に行っちゃおうか??

夕ごはん

肉豆腐
小松菜のおひたし
納豆


2013-04-25

4月の多読カフェ in 北見

最高気温15℃。すっかり春が近づいた様子。

今日は北見で「多読カフェ」でした。実は先月、私の方の事情で当日ドタキャン。参加者の皆さんには、それぞれに貸し出していた本を交換する形で対応してもらいました。臨機応変に、そしておおらかに多読を続けてくださる皆さんに感謝!です。

本日は、ご家族の急病などで欠席の方もいましたが、4名の参加。それぞれが今回イチオシの絵本を紹介してくれました。英語で説明してくれた人、日本語で語ってくれた人、様々。皆さんがやりやすい形でいいかな~?少しずつ英語で話す比率を増やしていけたら、、と考えています。

その他には、5minutes writingに挑戦していただき、「英語で考える習慣」をつけることについてちらりとお話。また、先日の札幌勉強会で教えていただいた絵本を使って言えることを英語で言ってみるShow and  Tellをご紹介。少しずつ「多読カフェ」の場でも広めていきたいです。

いろいろなおしゃべりをしたり、絵本の細部につっこみをいれたり、短めの絵本を一緒に読んだり。皆さん、自由に「英語の本」を楽しんでいらっしゃる様子で、私自身、毎回、「あー、楽しかった!」で帰宅する会。これからもゆっくりペースで続けていきます~。

今回のおススメ本の中から3冊。

まずは"Peepo!" 1歳くらいの赤ちゃんの視線で見える世界が描かれています。"Peepo!"のタイトル、私は「覗き見(peep)」なのかな?と思っていたのですが、参加者のAさん、「これ、赤ちゃんが見ているのは自分の身の回りの人たちだからpeopleですよね~」と一言。これで、目からウロコ!ほんとにそうだ、きっとそうだ!peepとpeopleをひっかけてるんだ!こんな風に、その場から、いろいろ教えてもらえるのがカフェの楽しみ。

Peepo!
Peepo!Janet Ahlberg Allan Ahlberg

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もう一冊はDr.Seussの"Green Eggs and Ham"推薦者のBさん、最初の黙読では、あんまりピンと来ないばかりか、「これ、何を描いているの?」の不気味な動物たちにあんまり感情移入ができなかったそうですが、2回目に音読をしたら、その楽しさがわかって、じわじわと面白くなってきたとのこと。Bさんによるとテーマは「偏食克服昭和スタイル」。最近の学校では、給食も「食べられるものだけ」的な指導ですが、昭和の給食では、「食べられるまで食べましょう」だったよね~ということで。


Green Eggs and Ham (Dr Seuss - Green Back Book)
Green Eggs and Ham (Dr Seuss - Green Back Book)Theodor Seuss Geisel

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最後の一冊は"The Tiger who came to tea".ある日、いきなりトラがおうちにやってきた。(まるでカフカの「変身」のようなシュールさ。)トラは、お茶を飲みたがり、お菓子を要求し、、、冷蔵庫の中身もぜーんぶ食べて、帰っていった。。。というストーリーが、ただ、事実だけ描かれています。「トラが遊びにきても動じない、この一家が、かっこいい。」ということで推薦者のAさんと意見が一致。

泰然自若というか、おおらかさ、「ま、いっか」の気持ち、大事ですね~。


The Tiger Who Came to Tea
The Tiger Who Came to TeaJudith Kerr

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次回は5月23日(木)の予定です~。

夕ごはん

焼き餃子
小松菜のおひたし
ウドの酢味噌和え
納豆
ニラときのこのみそしる






反省ザル

今日は最高気温15度近くまで。気持ちがいい一日でした。来週、引越しなので、ぼちぼち準備も、、、、

そんな中での英語レッスン。あれも、これも、いろんなことがありましたが、ぜひ書いておきたいエピソードをご紹介。

新小2のAちゃん。以前に「本を投げつけ大暴れ」の彼女です。ゲームの勝敗にとってもこだわり、彼女が泣かないレッスンを数えるほうが難しかった過去2年。すこーしずつ、泣かなくなり、勝ち負けを気にしなくなり、、、と、かわいく成長中。とっても好奇心とイメージ力を持ち合わせたおしゃべりちゃんです。

そんな彼女、今日、S替え(もどき)のお絵かきの最中、私の筆いれにあったテープ式の修正ペンを発見。

「これ、どうやって使うの?」

うーん、消しゴムで消せないものを消すときに使うもの。Aちゃんは、鉛筆を使っているから、今は必要ないよね。(と答えになってない答えをいいつつ、ちょっと他のことに気をとられていました。)

あー、Curious George並の好奇心を持つAちゃん、絶対、さわりたいよなー。さわるよなー。。。
と思ってたら、なんとまあ、思ったとおり、素直にいじりはじめました。Aちゃん、それ見たことなかったの?

「ううん。見たことはある。」

あー、そー。見たことあっても触ったことなかったのかな?と、大して気にも留めず、さらに他のことに気をとられていたら、、、

「あ!センセー、こんなになっちゃった~!!切って!切って!」 おお、見事にベロベロと伸びきったテープ(昔のカセットテープがべろべろと伸びた感じ。)に大慌てのAちゃん。

あれー、テープ出しちゃったね!「ちょっと貸してごらん。これは、切らないんだよ~。」とだけ言って、返してもらった修正ペン。

「センセー、これ使っちゃダメって言わなかった!」と、小さい声で言ってます。

確かに、言わなかったなあ。。。と思いつつ、その一言はスルー。黙って、ぐりぐりとテープを戻しました。ね、切らないで直すんだよー。

「。。うん。わかった。。。」

その後、ちょっとしてから、Aちゃん、

「センセーのもの、勝手に使って、ヘンにしちゃってごめんなさい。」とポツリ。

えー、今、謝ったの~???しかも、あの「活火山」Aちゃんが、静かに謝ってる~!!

先日の札幌勉強会でのワールドカフェに関しては、参加者の皆さんから「頭がグルグル」という感想が出ていますが、私にとっては、今日のあの瞬間の方が衝撃的な頭ぐるぐる。

彼女が修正ペンに興味を持ったとき、それに手を伸ばしたとき、なぜそれを自分が止めなかったのかはわからない。そして、彼女がテープを引き出しちゃったとき「あー、なにやってんの!」と大きな声を出さなかった理由もわからない。

だけど、、そのまま、触らせてみて、失敗させてみて、それを黙ってみてたら、、、自分で受け止めて「反省」してました。

とり急ぎ、ご報告まで(って、誰に?)

夕ごはん

鶏肉とキャベツの炒め物
ウドの酢味噌和え
小松菜のおひたし
納豆
ニラときのこ、あげのみそしる






2013-04-23

BBカードはメイド・イン・ジャパンなのです。

週末は、BBカードの勉強会で札幌に~。写真は「石北線の車窓から」です(^^)。

毎回、盛りだくさんで濃厚な会なのですが、今回は東京からBBカードの創始者、難波都葦さんも勉強会前夜からいらしてくださり、懇親会からスタート。勉強会当日は、午前中は模擬レッスンなど、濃厚を通り過ぎるほどの豪華版。午後は前回に引き続いてのワールドカフェ形式のディスカッション。

私としてはひさーしぶりの「ナマ難波センセー」とのひとときで、長年、自分の中での「なぞ」である「いかにBBカードが生まれたか?」の部分を、ちょこちょこと伺ったりして。センセーいわく

「英語がどうしても苦手な子を教えることになって、とっても悩んでいた」
「ある日、こどもたちが学校の国語の時間にならったという『ことわざ』で盛り上がっていたのがきっかけ」

などと語ってくださったのですが、、、私の「なぞ」は深まるばかり。

「英語が苦手な子」、、、、ええ、ええ、います。たくさん、います。
「こどもたちが、『何かで盛り上がっていた』」ええ、最近では「コンピュータゲーム」話で。

そういう場面、全国でたくさんの児童英語のセンセーが遭遇していることでしょう。にもかかわらず、、、、、、

難波都葦さんは「BBカード」を作り、大多数は「何か、いい教材ないかな~?」と、「教材ハンティング」「教授法ハンティング」を続ける。。。。

このふたつに横たわる溝、それは一体なに?

私は当然、後者の大多数。その中からBBカードに出会えたのは、奇跡的なことだとさえ思う。それはほんとうに感謝しているんだけど、、、

どうして、難波都葦さんは。。。

「BBカード、自分で、作っちゃおう!」って思ったのか?思えたのか?

(ちなみに、巷にあふれる大多数の教授法は、海外からの『輸入物』。その点、BBカードは「日本発。日本人のこどものための教材。」ある意味、クールジャパンの一種。ここ、強調しておきたい。)

まだまだ、なぞの解明は続く。。。(^^;)


ただ、今回、発見というか気づいたことは、

「難波都葦さんは、『困ったなあ』と思ったときに、目の前にいる生徒さんからヒントをもらって、知恵を絞って、あれこれ切り開いてきた方だ。」ということ。

それなら、自分にもできそうかな?とりあえず、レッスンの「困った」には、深呼吸して、じっくり向き合ってみよう。

どうして、BBカードを使おうと思ったのか?使っているのはなぜか?を自分に問いかけながらってことかな?などと結構マジメに考えつつ、今日の昼に札幌から戻ってきて、夕方のレッスン。早速「すごろく~!」の大合唱。このクラス、どんだけ、好きなんだ、スゴロク?なぜ、好きなんだ、スゴロク?つまり、そこを生かして、、、ってことなのかな~(^^;)


修行は続く。

夕ごはん

鶏肉としいたけ、ちんげん菜の炒め物
ホタテのあんかけ
納豆
高野豆腐とわかめのみそしる










2013-04-16

現場の先生も大変だろうけど、、、

新学期も2週間目に入り、なんとなく各クラスの雰囲気もわかってきました。今日は、出張レッスン。新中1のふたりと新中3の3人のクラス。新中3とはいえ、Aちゃんは、読み書きがとっても苦手。中1のペースがちょうどいい感じです。

漢字を覚えるのもニガテだけど、英語を読んだり書いたりするのは、もっとツライ。それでもBBカードやCDを通して「聴くこと」や「話すこと」は、楽しめています。彼女は中1の終わりごろ、英検5級に挑戦。合格しました。ただ、学校の英語では、書くことがほとんどできないので点数になりません。

おうちとも頻繁に連絡をとりながら、彼女ができることを増やしていくレッスンを続けているのですが、、、

今日のレッスンでも、「書くことに時間をとられるよりは、読むほうをまずがんばろうね」と話をしたら、実は、、、と言い出した話にびっくり。

100個暗記の英単語テスト、以前よりはできるようになったんだけど、点数がひどく、学校の英語の先生に、、、

「Aさんは英語教室で英語を習っているんだよね?だけど、こんなに覚えられないで、書けないんだったら、、、そんな英語教室、無駄だから、そこに払っているお金を、先生にくれた方がマシだね。」

と言われたそうです。

。。。。

で、Aちゃんは、どう思うの?

「それは、ひどい言い方だなあって思った」と、ちょっとウルウル。

ディスレクシアって言葉、この英語の先生、知らないのだろうな~。うーん。。。。

Aちゃんの場合、自分の気持ちを上手に表現するのもニガテだから、先生側からすると、「なまけている」って思わせる要素もたくさんあるんだけどね。

Aちゃんのケースが、ディスレクシアにドンピシャかどうかは、専門家じゃないのでわかりません。ただ、教室に通っている生徒さんの中には、ポツポツと「アルファベットに拒否反応を示す」「スペルを覚えられない」「字を書くのにとっても時間がかかる」子がいます。精神的な成長とか、いろいろな要素が絡んでいる場合もあると思うから、一概には言えないのだけど、せめて学校現場のプロの先生方には、そういう症例があるということ、読み書きの点数が異様に低い子について「やる気がない」とか「さぼっている」と即断する前に、いろいろ原因を考えてもらいたいなあと感じました。

Aちゃんは、「悔しいから、がんばって単語を覚える!」と言い出したので、(今まで、全くその気もなく、点数が悪くても、「別に」の態度でした。)、精神的な成長もあるのかな?で、今後に期待。

いい機会だったので、中1のふたりにも「ニガテなこと」をキーワードにAちゃんの状況について理解してもらいました。走るのがニガテだったり、絵をかくのがニガテだったり、それと同じように「書くこと」がニガテな人がいるんだよ、の話で、ふたりとも納得。それくらいシンプルな話。

こんな風に、周りのこどもたちに理解を広げるのもひとつの手かな?と思います。

それにしても「(英語教室に払う)月謝の分、無駄だから、自分によこせ」って、いう理屈、意味不明(^^;)。次の本、匿名で送りつけようか~その先生に。それこそ無駄な出費(^^;)?

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それともこっちはどうかな?


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夕ごはん

豚肉と野菜のしょうが焼き
納豆
ニラと高野豆腐のみそしる



2013-04-10

鉄は熱いうちに!

今年、最初の福寿草。道端で見つけました~。

さてさて、今週から新学期スタート。今年度は、ほとんどのクラスでメンバーチェンジがあり、今週は「試運転」状態です。

毎週水曜日の低学年クラスは、3名に人数縮小。「泣き虫」Aちゃんと「大暴れ」Bくんの爆弾を抱えていますが。調整役のCちゃんがいてなんとなく安定?それでも「泣き虫」Aちゃん、今日も「泣き場面」10数箇所を、全部「クリア」。その成長がすごい!「大暴れ」くんも、ゲームへの参加度もあがっていました。(いつまで続くかな~)。比較的おとなしかったCちゃんも人数が少なくなったせいか、積極的になってきたから、どうなるか楽しみです。全員、センテンスは、いい感じではいっているしね。BBカードでは、ダイヤで「おまじないビンゴ」と「フォニックスビンゴ」。BB歴が一番長いAちゃんがよくわかっていました。続いてトレードビンゴで、もう一度。続いては、ハートの絵カードを使ってすごろく。リバースカードを入れて楽しみました。(私が負けたし。。。)

そして、今まで小学生クラスだった子たちが、中学生に!新中1は、女子4名で新起動。Dちゃんはセーラー服姿で登場。「センセーに見せようと思って。。。」と、なんとも嬉しいお言葉。似合ってたよー。開始二日目の中学生活は「楽しい!」という声ばかりでした。リスニングクイズとシャドウイングで口慣らしのあと、Two Storiesの最初の一編を全員で読む。アルファベットライティングを3分間。BBカードでは、過去形、現在形、未来形をトレードビンゴで。雰囲気が重くなってきたので、ハートの文字で横取りビンゴ。キューはフレーズで。

口は動いているが、頭が動いていないみたいだなあ。このクラスは、ちょっと「説明」も必要なのかも。「もっと教えて!オーラ」が強いのです。

まだ終わっていなかった文字カードへの色塗りをしていたら、Eちゃんが「センセー、be動詞って何?」と質問。うーん、そうか~。知りたいのね。そんな質問、今までの中学生クラスで出たことなかったよー(^^;)。ここから始まり、いろんな話をしていたら、、、最終的に、みんな、、、、

「英検、受けてみたい!」

へ~。これもはじめての反応。「英検」と言いつつ中身のことは、みんなほとんどわかっていなかったみたいなんで、それも簡単に説明。こういう展開になるとは、事前に予想してなかったんだけど、用意していた5級語彙問題を渡したら、みんなそれぞれ一斉に取り組み始めました。恐る恐る、、、って感じでね。で、疑問詞とか、やっぱり怪しいですが、「あれ?できるかも?」の感覚をみんな持ったみたい。「5級なんか、受けないよ。チャレンジするなら4級か3級からだよ。受けるんだったら、みんな、勉強するんだよ~。」

ほんの数週間前までは、「わーい、楽しい!」の英語レッスンだったのが、こちらが導かなくても、「がんばって、勉強する!」モードにいい感じでシフト。鉄は熱いうちに、、、ということで、この向上心を大事に、今月中にスタイルを確立するのが私の仕事かな~。

夕ごはん

麻婆豆腐
ホタテときのこの佃煮
わかめとじゃがいものみそしる






2013-04-04

同級生は2万1000人。

今日は、数ヶ月ぶりの「雨」。ようやく春がやってきたのかな?畑の雪もどんどん消えています。

なんだか忙しかった3月ですが、その一因が、ためしに受講してみたcourseraのせいかも?受講する前は、「まあ、適当に受講できるところだけ見るか~」の態度だったんですが、いざはじまってみると、なんだか、ちゃんと課題を出さないのがもったいなくなり。。。一応、期日までに、課題であるショートエッセイ、クイズ2回、ディスカッションフォーラムへの投稿20本をクリア。多分、無事にコース終了だと思います(^^)。

私が受講したのは、カナダでのいわゆる「アボリジニ(ネイティブアメリカン、原住民)の世界観と教育」というタイトルの講義で、トロント大学初のcoursera講座だったそうです。カナダで一番人口が増えているアボリジニはその国の将来にとっても重要なエスニックグループとして無視できない現状があり、アボリジニの環境と調和しながら生きていくという世界観も今後重要度が増すだろうという背景のもと、彼らがカナダで経てきた過酷な歴史をもっと多くの人に知ってもらうというある意味、カナダ向けの啓蒙的な内容がメインテーマでした。

以前にこちらのブログでもちらりと紹介しましたが、内容の充実度にまずびっくり。それからディスカッションフォーラムの、ある意味雑多な投稿のやりとりに圧倒されました。

私がこの講座を通して学んだことで印象に残っているのは、アボリジニ独自の教育観。薬草の扱いなどを除いては、特に決まった「師匠」「弟子」がいるわけではなく、コミュニティにいるひとりひとりが「教師」であり「生徒」である。また、「学びのペースは人それぞれ」「何をいつ学ぶかは、個人が決める」「こどもは『遊び』を通してソーシャルスキルを身につける」など、多読的であり、BB的(^^;)。

そして講座のフォーマットもこの世界観を反映した形で、ショートエッセイも、投稿すると、ランダムに選ばれた受講生の「誰か」が読んで、評価を下します。もちろん、評価基準は提示されていますが、これがなかなか的を得たもの。エッセイのテーマも、「自分の身近にある出来事、場所を、そこにはじめてやってきた人のつもりで描写しましょう」ということで、文化人類学的な「視線」でアボリジニを見ることの是非を「見られる側」に自分を置くことで「実感」させようという趣旨。

クイズも、100回までやり直しがきく形で、要するに、「講座で送った情報を正確に受け取ってね」ということ。

フォーラムへの投稿も、何か小難しいことを書かなくても、前の投稿者の言葉に「それ、同感!」とか「いい情報をありがとう」でもOKで、それぞれが、何かしらの「気づき」「学び」を得ればいいという構えでした。もちろん、なにやら小難しい議論をしているグループもありますが、それはそれでOK。

私自身も、ちょこっと投稿したら、それについての反応もあったりして、やっぱり嬉しい。

この講座の受講者は、、、2万1000人。 Coursera全体で、300万人突破というニュースも数日前にあったけど、さもありなん。

Courseraでは、東京大学も開講するそうですね。村山斉先生の講座、受けてみたいが、ついていけるか?

多読やなにやらで、英語力がついて、本を読むことが楽しく、それで満足するのももちろんいいけど、coureraや他のオンライン講座のようなところで世界を広げるのも楽しいと思います。

私はまた、来年の冬から春に何か受けたいです。。。村山講座、、秋なのね~(涙)。

夕ごはん

すきやき

春休みのレッスン、お疲れ様~ということで。










2013-04-03

優等生たち。

陽射しも春めいて、あっという間に雪山が小さくなっています~。

あれやこれや、バタバタしているうちに、中3生は卒業し、新学期。今日までは春休みの特別レッスンでした~。

春休みの上、急にぽかぽかした中で「ぼーっ」とした頭の小学生、中学生、特に数学、算数教室では、かなり「ネジ」を巻かれていた様子(^^;)。だいたい、学校でも「ぼーっ」としていてなんとかなっている層は、ネジをまかないといつ巻くの?

「今でしょ!」

ということのようです。

英語レッスンでは、BBくらぶに参加の新小1くんが、ここ数年にない見事な「新小1」ぶり。ゲームの勝ち負けにこだわらない。(ゲームをゲームとして楽しめる。)ビンゴの並べ方もきれい。数もしっかり数えられる。順番を待てる、、など、ちょっと前ならあたりまえに小1くらいの子どもたちができていた所作、態度が備わっている子でした。言い方を変えると、、、最近の低学年、精神年齢がかなり幼いなあと感じていたけど、すくすく育っている子もいるのね、と、ちょっと安心。

この子のご家庭は4世代の大家族。兄弟も多くて、毎日やる「お手伝い」がしっかり決まっているそうです。

さて、ぐーっと年齢があがっての高校生。昨年秋からセンター試験対策で数学レッスンを受けている新高3のA子さん。彼女が数学をやっている隣の部屋では、「大富豪」三昧、アニメ視聴、奇声が飛び交う中3クラスだったりして、毎回、レッスンの終わりには「ごめんねー。うるさかったでしょ~!?」と、平謝りの私でしたが、いつも、にっこり「気になりません」のオトナ女子高校生です。

成績優秀で、部活に多忙な彼女。そんな「大富豪」レッスンを横目に見ているから、「あー、こんなゆるゆるなところで英語を習おうなんて思わないだろうな~」と思っていたら、春休みに「やってみたい」とのこと。4日間だけですが、レッスンをしました。

あれこれ話をきくと、特に英語に困っていることもなく、センター試験も試してみたら半分くらいすでに取れている。学校、模試の成績も上位。1月に受けた英検2級は2点足りなくて不合格。うーん、今まで「英語が苦手」の人の対策に追われていたから、優等生は、慣れないぞ、どうしたものか?

やっぱり、多読でしょう!

で、とにかく「多読、速読、多聴」を中心に過ごした4日間。受験用の長文問題、スピードリーディング用の問題、そしておうちに持ち帰った多読用の図書などを含めたら、、、一時間半×4=6時間のレッスン+自主読書で、、、

累計2万語。プリントは300語程度のものを全部で15回分。多読用本は、レベル1から2程度で一冊500語から1500語程度のものを20冊ほど。

レッスン中は、シャドウイングをしたり、サマリーライティングをしたり、聴き読みをしたりだから、読書に時間を費やしたわけでもないのですが。そして、自主読書もそんなに根をつめたわけでもなさそうですが。。。30万語なんて、この調子でいったらあっという間ですね~。こういう人もいるんですね~。ただ、学校英語「のみ」で育っているので、なんとなーく「幹」が細い印象でした。彼女の場合、すぐに「太い幹」にかえていけそうだけどね。

そんな彼女、初日の最後に「多読本」を見せたら、「ふーん」の表情でしたが、翌日は「思ったよりおもしろかったです。」思ったよりとは?「。。。。。」教科書の文章みたいのだと思ってたの?「はい。。。」

そんな彼女が「英語の本って、おもしろいかも?」と目覚めるきっかけでもあり、すっかりはまっているシリーズが、、、、、やはり定番のこちら。


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その他、Nate the Great, Winnie the witchなどを今回読んでいました。そして、最終日の今日、「おもしろい本」のリクエストで出してきて、ぱらっとページをめくっただけですでに「クスッ」だったのが、こちら。

Poppleton Everyday
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夕ごはん

鶏肉と厚揚げの塩麹炒め
鳥レバーの甘辛煮
ながいもすりおろし
にらとしめじのみそしる