2015-03-14

BONESに夢中(その2)

少しずつ春の気配のオホーツク。白鳥も一休み。

以前、英語のドラマを字幕なしで見ていることを書きましたが、相変わらずD-LIFEを使ってのBONESに夢中。毎晩1時間、見ています。そして相変わらず「検視」「解剖」「骨」関連の専門用語は、ちんぷんかんぷん。それでも、気にならずに見ることができるのはなぜかなあ?おそらく、日本語でその「専門用語」が出ていても、きっとその場合は「気にならず」ではなく「気にせず」にスルーしていると思うんですよね。だから、結果的には同じかと。(どうなんだろう?)

そして番組内で、主人公が、べらべらと専門用語をまくしたてはじめると、専門外の人が「つまり、それってど~ゆ~意味?」とか、つっこんでるから、結局、誰もわからない「用語」なんだろうな(^^;)

さらに、この番組を視聴しはじめてから、ちょっと気になる自分の変化。

登場人物の口調が移ってきたかも?

舞台のジェファソニアン研究所で、個性豊かで、自己主張の強いメンバーのまとめ役の「カム(サローヤン?)」さん。彼女が、暴走しがちなメンバーに、一言「で、本筋は?」とか「そろそろ、仕事に戻ってはいかが?」みたいなことをやんわり指示する場面がとっても多くでてきます。(それほど、メンバーの逸脱が多いともいえるが^^;)

で、ほんと、超美人でスレンダーな彼女と自分を重ねてしまっては、あちこちから物が飛んできそうなんですが、、、レッスンしてると、彼女が「憑依(!)」してくる場面が数々ありまして(^^;)

「おしゃべりそろそろ、終わろうね~。」とか「テキストに戻りましょうか~?」「次は、ダイヤのカード出して~」というような合図を英語でするとき、ほとんど、自分「カムさん」ですww。恐らく立場が一緒なんでしょう。

ふしぎなのが、生徒さんたちが、それに、すんなり従うところ。

ということで、BONES視聴により、自分の英語力のバリエーションは、確実に増えてる。(ついでにあの美女っぷりも憑依してほしいものだ)

冷静沈着で、「合理主義のかたまり」のような主人公さんの英語については、自分の生活上、披露する場面がないから、どうやら「憑依」しないみたい(^^;)。だいたい、専門用語が専門性高すぎて意味不明だし(^^;)

まあ、勘違いかもしれないけど、メモとして書いておきます。

夕ごはん

わかさぎのマリネ
きんぴらごぼう
マーボー豆腐
大根のつけもの
ニラとあげのみそしる




2015-03-02

2015年 2月 北見多読カフェ

先週金曜日も吹雪で町内の小中学校は午前で下校。今日もものすごい吹雪で同様の措置。レッスンも右へならえ(道路封鎖で送迎困難。徒歩で来る子の安全もシンパイなので)

明日は町内全て臨時休校だそうです。


悪天候の予報ですが、あさって、しあさっての道立高校入試が無事に行われることを祈るばかりです。

と、この状況を振り返るとある意味「奇跡的」に開催できた北見多読カフェ。先週木曜日でした。

3名が参加のBBレッスンでは、今回はグラマーカードをご紹介。予想以上に、皆さん口が動いていました(^^)vフリートークの英語もスルスル出てくるようになっているし、順調です。

多読カフェは、BB参加の3名+3名の6名(+お手紙参加♪が1名)。今回は、各自のオススメ本を英・日で紹介していただきました。

昨年10月のワークショップから多読を開始して、すでに簡単な本を「400冊読みました!」のAさんから「。。。ほんとに単語を覚えようとかしなくても、だいじょうぶでしょうか?の質問あり。

さあ、皆さん、いかがでしょう?と、メンバー全体にたずねたところ、多読歴3年から4年のBさん、Cさんが、どっしりと、、、

「だいじょうぶですよ~」
「フシギなことですが、だんだん、わかるようになります~」
「だんだん、気にならなくなります~」

の、大変心強いアドバイス!

他のメンバーも

「シリーズを通して、このフレーズがよくわからないんだけど、もやもやした感じを楽しんでます~」

の爆弾(?)発言も飛び出し、そこまで言えちゃうのは、すごいなあと、私はひとり感慨にふけってます。

自分自身は、ゼロから多読を始めたわけではなく、受験英語で覚えてそのまま化石化している英→日の意味やイメージがどうしても抜けきれなかったりするものもあります。ですから、「ゼロからスタートして多読を数年」の皆さんの説得力は、ほんとうにありがたい(^^)v

毎回のことですが、とてもいいグループに育ってますね~。

さて、オススメ本。

英語でのプレゼンに挑戦したのが、今回のメンバーの中では多読歴最長のBさん。

ニュージーランドの「お勉強副読本」シリーズskyriderからのThe Fish Mysteryは、登場人物があまりにも「いい子ちゃん」すぎての「突っ込みどころ」だったようです。学校近くの川で魚が大量死。そのナゾは??の展開は、「ありがちー」でしたが、オチが意外だったり、科学的にも「へー!そうなの!?」という発見もアリ。あんまり一般的に「楽しい」とか「わくわくする」本ではないのですが、いろんな英語の本を読んでいく中で、時々出会うこういう本も「とりあえず楽しもう」という姿勢はBさんならではでした!

続いてCさんはGetting to know the World Greatest Composersのシリーズから Stravinsky をご推薦。このシリーズは、イラストや写真が豊富。文字も大きく、読みやすいのでオススメなのですが、中でもこのStravinskyは、同時代性もあり、好きな作曲家ということもあり、心にフィットしたそうです。
Igor Stravinsky (Getting to Know the World's Greatest Composers)
Igor Stravinsky (Getting to Know the World's Greatest Composers)Mike Venezia

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さらに、Cさん、今回は、絵物語と文字が交互にストーリーを展開するThe Invention of Hugo Cabretも数日で読破。

The Invention of Hugo Cabret: A Novel in Words and Pictures (Caldecott Medal Book)
The Invention of Hugo Cabret: A Novel in Words and Pictures (Caldecott Medal Book)Brian Selznick

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多読を始めて数ヶ月のAさんは、多読本としてはかなりの「定番」のMr.Putter and Tabby paint the porch. 「英語の本を読んで、笑ってる自分が嬉しかった!」そうです。

Mr. Putter & Tabby Paint the Porch
Mr. Putter & Tabby Paint the PorchCynthia Rylant Arthur Howard

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海外ドラマを観たり、英語の音楽を聴くのが好きだけど、「読む力」もつけたいということで多読実践中のEさんは、Little Bear Visitをオススメ。 小ぐま一家のなんとも「あたたかい」物語に、最後は、うるっ、、とのこと。

Little Bear's Visit (I Can Read Book 1)
Little Bear's Visit (I Can Read Book 1)Else Holmelund Minarik Maurice Sendak

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Aさん、Eさんともに「英語の本」をそのまま読んで感情移入できるということは、物語の力。心が動けば、そこで使われている言葉も、血となり肉となることでしょう。

と、ほのぼのしたところで、ちょっとコワイ本を紹介してくれたのが子育て真っ最中のFさん。グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」を奇才、Anthony Browneが脚色した新版Hensel and Gretel。こういう「昔話」って、子どもの頃に読んだっきり、、で、大人になってから読むと「え~?そんな話だったの??」というものもありますね。このヘンゼルとグレーテルもそのひとつ。そしてBrowneのかなりダークな脚色がさらにこの物語の「怖さ」を増幅。

Hansel and Gretel
Hansel and GretelAnthony Browne

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そして、最後は多読をはじめて数ヶ月のGさん。お気に入りのBrambly HedgeシリーズのWinter Storyをご紹介のはずが、、、

「あのね~。もう、ほんと、好きなんです。。。こう、のめりこんで読んじゃうから、どこがどうとか説明できないんです。。。こんな風に、ほら、この絵!ああ、大好き!」

ということで、「言葉にならない」ほどよかったようです(^^)v

Winter Story (Brambly Hedge)
Winter Story (Brambly Hedge)Jill Barklem

HarperCollinsChildren’sBooks  2012-07-26
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このシリーズ、多読的には、中級レベルなのですが、「好き!好き!大好き!」ということで、それも大事かなあと思います。

また、今回不参加だったHさんからは、お子さんと一緒に読んだWhen Sheep Can't Sleep。自分が気づかなかった絵の細工にお子さんが気づいて、「ああ、自分はいい加減に絵をみてるんだなあ」と思ったとのお手紙が。この意見に同感のメンバーもいました。

こどもは、ほんとに絵の細部を見てますね。

When Sheep Cannot Sleep: The Counting Book (Sunburst Book)
When Sheep Cannot Sleep: The Counting Book (Sunburst Book)Satoshi Kitamura

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Hさんは、もう一冊。「絵と文章のミスマッチがたまらない」「そして、ラストは、、、やっぱり、そういうことなんでしょうか???」 のThis is not my hat.


最後に、北見多読カフェでもはや「マスト本」として不動の人気を誇っている一冊をご紹介。英国王室ゴシップ本その1 The Love of a King. 今回Gさんがお読みで「最初、divorceとか、何言ってるのか意味、わからなかったけど、読んでるうちに、『離婚』ってことらしいとわかったし、まさかの実話~?ありえなーい!」と思いながら読みふけりました」との感想。 

The Love of a King: 700 Headwords (Oxford Bookworms Library)
The Love of a King: 700 Headwords (Oxford Bookworms Library)Peter Dainty

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他にも、いろんな本の話が出ました~。後半30分は、皆さん静かに読書タイム。メリハリのきいたいい集まりでした!

次回は、3月26日(木)。

夕ごはん(本日。3月2日分)

天然ブリの塩麹焼き
しいたけ、小松菜、こんにゃくの白和え
にんじんとキャベツのサラダ
大根の漬物
納豆
小松菜とあげ、しめじのみそしる

*白和えは、白ゴマをフードプロセッサーで練りゴマ状にして、いり豆腐とお砂糖でまた混ぜ合わせた衣。