2008-08-07

モノは試し。

数日前のブログで、「虫さされに効いたよ!」と、畑のあちこちに繁茂している「アカザ」について書いたら、早速「アカザってな〜に?」のコメント。はいはい、御覧の草です。と、同時に「アカザって、美味しいのよね〜」のコメントを別の方から。「おお!食べられると聞いた事は、あるけど、実際食べたことないぞ!」と、今夜の夕ご飯に、ゆがいておひたしにしてみました。。。

うまい!くせもなく、ほのかな甘みも。

夫は、何も知らずに食べていて、「それ、アカザなんだよ〜」と教えたら、「えっ?」と絶句してました。何だと思って食べてたんだろう。。。まあ、視線は、弱い日本サッカーに釘付けだったからね〜。

都会の八百屋さんでは、最近では、商品として売られているそうで、アカザが出荷できるなら、あちこちの農村で「アカザ御殿」が建つことでしょう。ちなみにホウレン草は、アカザ科。どうりで、おいしいのね。ウイキベディアによると、「中国原産の野菜として伝来したのが、野生かしたと思われる」とあったから、おいしいのも当たり前かも。

そういえば、こんな本にも載ってたような、、、と本棚から見つけたのは「一条ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬」(一条ふみ 著 自然食通信社 1998)ドクダミ、ヨモギ、スギナなど、定番のような「薬草」にはさまるように「アカザ」の項も。ビタミンEが豊富で、血液をきれいにするそうです。「なるべく種っここぼれるように収穫するといい」なんて、日々、「雑草としての」アカザと格闘している農家のおかーさんが憤死しそうな記述も。(^^)さらに!「虫に刺されたときにも、アカザは簡単に使えていいんですよ。(P60)」だって!あら!ちゃんと書いてあったのね〜。この本、単に野草の効用を書き連ねてあるだけでなく、とても心に訴えてくるお話がたくさんある。北東北に伝わる「隠し念仏」信仰をベースとする素朴で身の丈のままの生活のあり方や、「食べる」こと、農業のあるべき姿などがとてもやわらかい話言葉で綴られている。エコロジーという言葉がなじまないほど素朴なのだけど、「循環」ということ、「ほかでもない、自分が環境を整えるのだ。身近な草を使った療法もそのひとつ」ということなど、もしかしたらある意味で、イマドキな話がたくさん書いてあります。

2004年に新版が出た模様。

ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬
ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬一条 ふみ

自然食通信社 2004-06
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夕ごはん

じゃがいものチーズ焼き
ブロッコリ
トマトのサラダ
アカザのおひたし
納豆
長いもすりおろし
キャベツとキュウリのぬか漬け
あげとわかめのみそしる

4 comments:

  1. ほう、これが、アカザですか。
    こんど、探してみよう。
    しかし、子供時代は、ヨモギとり名人だったのに、最近は堤防で「ヨモギ」らしき雑草をみつけても、まちがいないのか自信がもてない私です。う〜ん。

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  2. マジ?!食べたの?!
    私にとってのアカザは、畑の雑草でしかないわ。。。

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  3. よもぎやパセリは、衣を厚ぼったくし、塩と砂糖で薄味をつけ天ぷらにすると、美味しいです。

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  4. アカザを刻んでてんぷらの衣にいれるという食べ方も、きいたことがあります。(^^)

    何でも試してみたくなるのは、私のビョウキかも。。。

    おりひめ

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