この質問は、かなり根源的。若者が外国に興味を持ちにくくなっているなどとも言われているし、今の自分の環境を超えて「異文化」をイメージして、そのイメージのために英語を地道に勉強する気力を続けるには、まだちょっと頭がお子ちゃまだったりする。だって、「嵐」を追っかけなきゃいけないし、部活もあるし、そっちの方が楽しいし。
そんな「ゲンジツ」の中で、なんとか「英語、やっていってもいいかなー。」の気持ちを続けてほしいから、あれこれ手を尽くしております。
そんな折、出会ったのが「英語がペラペラになりました」(木内麗子著 メディアファクトリー 2010)まさに、「日本発の文化」である「コミックエッセイ」。著者のイギリス語学留学での経験が綴られている本。かんたんな英語表現を紹介しつつ、「語学学習にとって大切なこと」が、イマドキのかわいい絵柄で、とてもわかりやすくまとめられている。この本を読むだけでは、ペラペラにはならないけどね。
クラスメートのイタリア人のコミュニケーションに対しての貪欲さや、外国語に対しての気負わない態度、自分から広げていかないと続かない会話。結論をさきに、説明を後に。「音読50回」など、コミックエッセイなので、私が100回言うより、印象に残るはず。
そういうことなので、そのうち彼女たちに読んでもらおうっと。「ちなみに、「ペットボトル」や「シール」「サランラップ」を英語で何というか?は、クイズに使えそう。というわけで、私の「タネ本」としても価値ありでした。
それにしても、彼女たち、私には「どうして英語やるの?」ってたずねないのよねー。「別腹」感覚?
たずねられたら、「イケメンと出会い、お友達になる確率が広がるよー。」と答える予定。つまり、日本語を話すイケメンの数より英語を話すイケメンの数とどちらが多いと思うか?の確率論で攻めます!。。。。撃沈しそうだが(^^;)。
英語がペラペラになりました 読めばナットク、おしゃべり英語コミックエッセイ | |
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夕ごはん
ジンギスカン
面白そう・・・・
ReplyDeleteかずさま
ReplyDeleteうーん、かずさんだったら、20分で読み終わっちゃいそうな内容です。あんまり本を読んだ経験のない中学生には、ちょうど刺激的かなーと。
佐藤優さんが毎日新聞で、小学生の英語授業必須化は大人になって上達の妨げになるっていってました。
ReplyDelete新聞記事はネット上になかったので以下をご参照ください。
http://groupjande.jugem.jp/?eid=121
http://groupjande.jugem.jp/?eid=123
中学生って生きるためのレールを他人から一番ひかれたくない年頃だから、英語ができると将来いい職につけるとか、お金になるとかいうと、かえって、反発して勉強しない!って気がするから、イケメンに出会うため。ハリウッドスターと話せるかも・・とかそっちの方がゼッタイ動機づけとして楽しいし、夢があるとおもうわ。
みかんさま
ReplyDelete面白い記事の紹介、ありがとう。そのうち「たねまき日記」本文でもとりあげてみたいほど刺激的な内容ですね。現場の感覚からすると、中学英語と高校英語のギャップは大きすぎるのは事実。これは、大問題。ただ、佐藤さんが思うほど、教科書はイマドキの子にとって、魅力的じゃあないし、受験が終わって「英語力が退化」するんじゃなくって、もともと「英語力」は備わっていないと考える方がリアリティあるんですけど。
そんなこんなですが、私としては、なんとか「夢を育てる」レッスンを心がけます。