2008-07-16

行ってみたいな、よその国

数日前、花の選別をしながら聞いていたラジオのニュースで、「トルコで、反政府分子 70名が逮捕拘束」と言っていた。「政教分離」を巡っての抗争だそうで、EUに加盟したとはいえ、トルコってなんとも不思議なポジションの国。地理的にも,宗教的にも、風俗的にもね。そんなトルコ人の日常生活を描いたマンガエッセイがある。「トルコで私も考えた」(高橋由佳利著 集英社 ヤングユーコミックスワイド版)昨年トルコに旅行したという知人が貸してくれたもの。著者は、少女漫画家なのだけど、旅行で訪れたトルコに魅せられ、トルコ人と結婚。日本とトルコを行き来しながらの経験が描かれている。トルコの美味しい食べ物の作り方や、人間関係、おつきあいの仕方、それからラマザン(断食)の理由や、「割礼」の儀式などの風俗、宗教観などが、精緻な画風と、「くすっ」とくるユーモアで語られているので、楽しんで読めた。イスラム入門としてもはいりやすいかも。

外国の人と結婚した日本女性が、よく外国と日本を比較して、「だから、ニッポンはっ!」と鼻息荒くあれこれ批判するみたいな本は、たーくさんあるけれど、「トルコで私も考えた」には、そのにおいがほとんどない。このオハナシは、高橋由佳利という一人の女性の「眼」を通してのものにすぎないよ〜とあくまでも「一人称」が伝わってくるのは、マンガエッセイの強みだと思う。それにしてもこの「マンガエッセイ」という分野って、秀逸な表現方法だと思う。欧米には存在するのだろうか?

家族第一主義(ちょっと濃過ぎて、私ならネをあげそうだが、、、)お砂糖てんこもり当たり前(これも、私にはちょっとムリかなあ)など、多分私に「前世」があるなら、どうやらトルコあたりではなさそうだけど、ハンサム君は、多そうな予感。一度訪れてみたいものだ。(ボソッ)

それにしても、このエッセイが、ヤングユーというレディースコミックに連載されていたというのは、「ほほーっ」ですねえ。今のところ全四巻に、最新刊が「21世紀編」としてこの四月に出たみたい。
トルコで私も考えた (1) (ヤングユーコミックスワイド版)
トルコで私も考えた (1) (ヤングユーコミックスワイド版)高橋 由佳利

おすすめ平均
starsほんと、お勧め!
starsまんがでトルコ入門☆
starsなごみつつ、トルコにはまる?!
stars家族とトルコと日本と
stars憎めないトルコの人々と街

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夕ごはん

目玉焼き
ちんげんさいとウインナの炒め物
小松菜の胡麻和え
アスパラガス
納豆
ブロッコリの茎のぬか漬け

ぬか漬けをようやくはじめました。まだ浅かったみたい、、、

2008-07-15

近くの他人。

本日出荷日。先週は、出荷準備の前に花の収穫をしていたのだが、気温も低めなので、収穫をパス。余った時間で、ほったらかしになっている家の中の片付け,掃除をやる予定が、、、、

できませんでした。(笑い泣き)「さあ、掃除をするぞー!」と掃除機をひっぱりだしたところにご近所のAさんから電話。「野菜、とりにこないかい?」はいはい。喜んで。で、Aさんのところに参上して、キャベツ、ターサイ、キュウリなどを頂く。毎夏、この方の野菜で我が家の食卓は賄われているようなものなのです。Aさんのお嫁さまによると「作って、ひとにあげるのが『生き甲斐』だから、どうぞ、もらってやって〜」とのことだったりするんで、喜んで甘えてますです。Aさんは70代前半。わたしたちがこの地に越して来たころから何くれとなくお世話になっています。御礼に出荷できなかったカラーも持参しました。「カラスがトマトをつっつくから、ネットをはったんだよ〜」へー。「ハクサイに虫がつかないように、不織布をかけてるんだよ〜」ほー。「ネギの根元にヨモギを敷くと虫がつかないんだって〜」ふーん。って、お役立ち情報満載なのだけど、、、、Aさんからのお野菜で、我が家はお腹いっぱい。私の野菜栽培技術は、いつ向上するのだろうか。。。ひとしきり、Aさんと野菜談義をしてから帰宅したら、、、出荷から戻った夫が、「ひとやすみ」とばかりに、床にごろん。

というわけで、掃除機かけられず。ま、そのうちにね。朝刊の運勢占いを見たら「遠くの親戚より、近くの他人」だって!

夕ごはん

ターサイと豚肉の炒め物
長いもときゅうりのサラダ
納豆
アスパラ
あげと青梗菜の間引き菜のみそしる

2008-07-14

不携帯

今日も涼しい一日。英語教室も夏休みになったので、農作業三昧。チンゲンサイやコマツナ、ニンジンの間引きと草取りなどにもようやく手が出せた。植え付け時期がずれたのと、早朝の収穫作業を取り入れたので,夜も比較的ラク。とはいえ、今日、私が作業を終えたのは、7時過ぎ。それから帰宅してゆうごはんの支度をしていたら電話が鳴る。農協の花担当のNさん。「あの、、、明日の出荷のことで、、、」と、夫と話がしたいらしい。もうちょっとで戻るとは思うが、いつとは約束できないなあ。「。。。。。わ、わかりました。。戻ってらしたらお電話をっ!」という思い詰めたような声が,疲れきっている。ふと思い立って携帯を覗いてみると、着信履歴。あっちゃー。Nさん、ケータイにも連絡してくれてたのね。

我が家のケータイは、一家に一台。主に英語教室の保護者の方からの連絡を受けるのに使用しているので、レッスンない日は、ひきだしで眠ってるんです。それにしても、気の毒なのはNさんということで、作業場にケータイを届けました。。。どうやら市場から、花の注文があったみたい。注文品は、数の確保がまず肝要。我が家にどのくらいあるか知りたかったみたい。うーん、そういえば去年もNさんからの「せっぱつまった電話」がよくかかってたっけ。(←実は、Nさん、せっぱつまりやすい?)明日から、しっかり携帯しておこう。

「前の担当の人は、こういう時には、農協から車を飛ばしてきたんだがなあ」と夫はいうが、、、ガソリンだってもったいないし、なにより今、農協の青果担当の人々は、それどころじゃない!ウワサでは、国の農政方針転換で去年あたりから急激に作付け面積が増えたブロッコリの選別作業で、深夜過ぎまで青果課職員全員かり出されているそうだ。「。。。もう、サイゴの方は、ブロッコリが野菜に見えなくなります〜」とのこと。そんなブロッコリ、都会のスーパーでは、大安売りでしょうか?ちょっと哀しい。

夕ごはん

和風ハンバーグ
間引き小松菜のいためもの
長いもすりおろし
ブロッコリ(!)
間引き青梗菜と高野豆腐のみそしる

鶏ひき肉にみそ、しょうが、たまご、シソ、酒を混ぜて,和風ハンバーグ。照り焼き風にしました。

2008-07-13

追跡願望

ちょっと前のこと。英語教室の帰り道でみかけたキタキツネ。カメラを向けるとフシギそうな表情。まだこどもだったみたい。七月は「子別れの季節」。きっと、母ギツネに放りだされた直後だったんでしょう。「あらー、さみしいねえ」と、こちらもちょっと「きゅん」としたところに、首輪をつけたネコが登場。「ど、どこから来たの?」の人家のない道ばただったんだけど、このネコ、キツネと遊んでいたみたいで、二匹は、おっかけっこを始めて、いずこかへ消えていきました。

我が家のネコも夜中じゅう留守したりするけど、一体、何をやってるんだろう。うーん。こっそり追跡してみたい。

夕ごはん

ホタテの炊き込みごはん
アスパラ
ちんげんさいとベーコンの炒め物
スナップエンドウとわかめのみそしる

炊き込みごはんは、頂き物のレトルトを利用。

2008-07-12

アメリカの後追いは、お手のもの。

西日本、東日本の皆さん、暑かった一日のようですね。お体大切にお過ごしくださいね。こちらは、、、最高気温20℃くらいでした、(申し訳ない気分、、、)それで花の方もちょっと一段落。早めに作業を開始できたので,すこし人心地がついてます。このスキに、、、先月読んだ本の感想文を書いときますね。

10年ほど前のこと。東京の実家近くのおしゃれな繁華街を、フィリピンからのお客さんを案内していた。GAP,ベネトン、マクドナルドなどなどが並ぶ町並みをみて「これって、アメリカと変わんないなあ」と思っていたら、そのお客さんは「マニラと同じですね〜」ですって。世界中がその頃、こうして同じような町並みに変わっていったのでしょう。その時のことを思い出させたのが、「下流同盟〜格差社会とファスト風土」(三浦展 編著 朝日選書 2006)

「ファスト風土」とは、筆者の造語で、大型店の出店規制が緩和されたことにより日本中の地方の郊外農村部のロードサイドに大型商業施設が急増して、どこに行っても同じような店が並ぶ「ファスト風土」となっちゃったこと。24時間営業、自動車依存、消費優先の価値観などによるエネルギーの大量消費ももたらしている。アメリカのウオールマートという大型ホームセンターが、地域経済を飲み込む様子がリポートされていたり、おしゃれで日本でも人気な家具ショップ「イケア」の巧妙なディズニーランドまがいの顧客戦略。そういった巨大資本をシャットアウトすることで独自性を保とうとしているコロラド州ボルダー市の取り組み、群馬県太田市の「シャッター通り」がいつの間にか巨大ピンク街に変貌、など、とても人ごととは思えない話ばかり。

この本と呼応するのが、アメリカの現実をレポートして最近賞も受賞した「ルポ貧困大国アメリカ」(堤 未果 岩波新書 2008)これ、めちゃくちゃ「怖い」本でした。だって、明日のニッポンそのままみたいに思えたから。

株式会社化されて「医療」ではなく「営利企業」となってしまい、能率を重視する結果、切り捨てられて行くのは、患者たち。そして医者たちも。またサブプライムローンで「アメリカン•ドリーム」を実現するはずが、二度と浮き上げれない貧困状態におとしこまれた移民の姿。就職難で学資ローンを卒業後も払えない学士に修士。そういった貧困層の受け皿になっているのは、、、、「戦場ビジネス」。学資肩代わりをエサに新兵をリクルートする軍隊はもちろん、イラク駐留のアメリカ軍への物資補給その他を請け負う「民間企業」は、軍属ではないので何の保障も与えないまま、危険地域に労働者を派遣している。

この2冊の接点は、「新自由主義」の根っこにある「消費至上主義」ではないか? 「下流同盟」では、合理化によって因習的なものが排除されたあとの明るくあっけらかんとした野原のような状態に、次にやってきたのはデイズニーランドやラスベガス、ショッピングモールに象徴される「消費第一主義」という価値だという説が紹介されている。ウオールマートで買う「釘」は、100本まとめて格安。だけど、1本しか必要ないのに、100本単位でしか買えないのは、お得なのか?イケアの巨大なフロアで迷子感覚で歩くと、そこかしこに「目玉商品」が並べられている。「あら、安いじゃなーい?」と、次から次へと手にとれば、結局「ムダ使い」。しかも、安さの裏を支えているのは、超低賃金で働き、昇給可能性がほとんどない「パート従業員」。アメリカでも日本でも同じようなことが起きている。

してみるとアメリカの後追いが得意な日本の政府が「ワーキングプア」の受け皿として考えそうな事は、、、「戦争できるようにしようぜ!」でしょうか?


「下流同盟」の中の印象的なフレーズ。「労働で搾取されるのではなく、消費で搾取される(p237)」

この視線で世の中を見ると、ショッピングは、楽しいけど、、、東京の赤坂サカスだの、表参道ヒルズだの、ミッドタウンだのって、そんなにありがたいものかい?って田舎のオバサンは、畑の草取りをしながら思うのでありました。(そういえば、バブルの頃、東京の実家近くにいきなり「ゴンドラが浮かぶベニスを模したショッピングストリート」が出現した辺りから、私たちの勘違いが始まっていたんだろう、、、、)
下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)
下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)三浦 展

朝日新聞社 2006-12
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star日本の町は、コミュニティは、社会は今後どうなるのか?
star自分の直感で書いているような記述が散見される。
star『そうかもしれませんね』

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ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)堤 未果

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stars市場原理主義の支持者は誰?
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stars日本が知っておくべきアメリカの一面
stars健康で文化的な生活を保証しない国
stars米国が抱える問題を手っ取り早く理解できる

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夕ごはん

カツオとホタテのカルパッチョ仕立て
ブロッコリ
納豆
さやいんげんときゃべつのみそ汁

あら?めずらしくお洒落なおかず???「花の収穫で忙しいでしょう」との友人からの差し入れでした.多謝。

2008-07-11

息つぎ

去年も、似たような写真をアップしたかとは思いますが、、、、毎年恒例ということで、スミマセン。こういう状態です。

今日は、気温も低く、雨模様だったので少し息つぎができた。高温下ではカラーの収穫はできないので、早朝穫っていたのを今日はすこしゆっくりめ。朝、6時から仕事開始。露地の草取りもちょっとお休み。実は「布の会」の月例会が今日だったので、ちょこっとだけ顔を出した。皆さん、いろんな事情で、人数も少なめでした。午後、英語教室に行く前にもう一回花を穫ったので、夜も早めに終わりました。

数年前には、100坪ハウス4棟くらいのカラーが一斉に咲き出し、夜中まで選別をして、早朝出荷というスケジュールだったことを思えば楽勝ですが、まだペースをつかんでいる途中です。曜日の感覚がなくなってくるんですよね〜。ネコの姿をみかけると「あれ?何だかひさしぶりだねえ」と話しかけたりして。。。。

で、英語教室の方も来週から、夏休み。今日は、ずっとリクエストされていた「大富豪」とTwo storiesを読むことで終わりました。一学期やってみて、いろいろ課題や方針がまた定まってきたなあ。「あせらない」を忘れないようにしよう。

明日もぐずついた天気だそうで、、、、ちょっとおうちのお掃除したいなあ。
夕ごはん

ニンニクの芽と卵のオイスターいため
アスパラ
しらすおろし
納豆
高野豆腐とスナップエンドウのみそしる

2008-07-10

ぜーんぜん!

先週の今日あたりから、バタバタしはじめ、まだ犬かきしてる気分。スピード社製の水着でも着て、乗り切りたい(意味不明)。あっち行って、こっち行って、イベントで店番して、合間にオトナのレッスンはいって、草取りして、花とって、選別して、英語教えて、、、ってやってたら、夫(←バタバタが苦手な人。)から「見ているこっちが疲れる」といわれました。本人は、疲れるというより、時間がないなあという気分です。

昨日を最後に、水曜日の英語レッスンは、夏休みにはいりました。最後、フルーツや、チョコチップをトッピングしたアイスで小パーティ。「Aちゃんにも、しばらく会えなくなるなあ。センセーさびしいよ。」と、チョコクリームをてんこもりしてご満悦の小2の女の子に、ふってみたら、、、、

「ワタシ、ぜーんぜん、さびしくないよっ!」

。。。センセーは、Aちゃんのその率直さが大好きです。

高学年のクラスでは、ひとりひとりと宿題の相談。それぞれ、私から見てもちょうど納得の課題を見つけていました。押し付けるより、こういう方が今のうちは、いいんだと思います。ワークブックに文の書き換えをしたい子。本を借りて読む練習をしたい子。絵カードを作りたい子。はいはい。来月の成果が楽しみです。

明日、もうひとつレッスンをしたら「こども英語センセー」は、しばらく休業。「花のおばさん業」に専念します。だって、写真ご覧下さい.これだもの〜。英語やってらんないのよ〜。(涙)

夕ごはん

目玉焼き
アスパラ
ウインナとキャベツいため
納豆
長いもサラダ
あげと間引き大根菜のみそしる

そろそろ「花選別期、夏季限定べんとう」が登場する季節。「ウインナ、卵焼き、つけもの」ばかりの日々?