2012-06-22

「母の遺産ー新聞小説」




介護問題、終末医療、熟年離婚、母娘の確執、、、、ふむふむ、イマドキのテーマがてんこ盛り。だけど、、、、どれも、これも、なんとなーく中途半端。リアルなようでいて、なんとなくね~。だって、これ以上に大変な介護の人、何人も知ってるし。母娘の確執だって、もっとじょうずに書く人はいくらでもいる。。。

これ書いた人の「意図」がよくわからない。。。。

と、思いつつ読み進めていたのが「母の遺産ー新聞小説」(水村美苗 著 中央公論新社 2012)。 

で、まだ話の途中で、その「我儘」「過度な上昇志向」と「老い」で散々主人公(50代女性)を翻弄した「母」が死ぬ。え?ここで死んじゃうの?というところから、またストーリーは続き、ふとタイトルの「新聞小説」に気づく。

あ、そうか~。「私小説」「本格小説」の次は「新聞小説」へのオマージュなのね。

そう見直して読み継ぐと、やや陳腐なストーリー展開も、納得。下敷きは明治時代に世の中を席巻した新聞小説「金色夜叉」。主人公の祖母は、「お宮さん」に自分を重ね合わせ、人生の軌道をはずした女性。それほど「小説」の力があった時代だということ。

で、この「母の遺産」に、それだけの力があるかというと、、「?」。それも、もちろん著者は織り込み済みなのだろう。著者が愛してやまない「近代日本文学」は、もう存在しないのだから。(でも、主人公の状況と自分を重ねる50代女性は、たくさんいることだろう。)

だから、こかしこにちりばめられた、「どうして、日本はこうなった?」の著者なりの解釈は、前作、また評論集「日本語が滅びるとき」と同じトーン。

「日本」と「西洋近代」との永遠に続くと思われる愛憎入り乱れる複雑な関係に因があるってことだろう。登場する人々、それぞれが抱く「上昇志向」と「欲望のベクトル」が、哀しいほど「西洋近代」なのもそのため。ほかにも「金色夜叉」の時代ならば、抽象的な「金剛石」で表現し尽くされた「金満」のイメージは、平成の今では、「マンションの頭金」や「スタインウエイのピアノ」など具体的なものに矮小化されている。 

そして、「金色夜叉」のテーマである「恋愛か金か」も、きっちりヘイセイ仕立てでパロっている。

「なるほどね~。これが著者の意図か!」と、気づいたころに、小説も終了。最後は、少し明かりが見えたかな。

もちろん、この小説の初出は「新聞小説」でした。

母の遺産―新聞小説
母の遺産―新聞小説水村 美苗

中央公論新社  2012-03
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夕ごはん

水餃子
蒸しアスパラ
長いもすりおろし
レタスのオイスターソースいため
塩らっきょう

あ、みそしる作り忘れた!でした。

2012-06-21

”Van Gogh Cafe"

毎月、北見で開いている「多読カフェ」。前回は、植え付けと重なり、私は欠席して、「本」のみの「参加」でしたが、今月は、復帰できそう。

テーマは、人気のあるシンシア・ライラントさん特集にしました。

ということで、手持ちの本プラス、新しく入手した本も持参します。 この機に乗じて、以前から気になっていた"Van Gogh Cafe"を読んでみて、この作家さんが人気のある理由を改めて発見。

行間があるのよね。平易な文章なのに、にくい表現がたくさん。たとえば、、、

”Clara likes taking orders because everyone is sleepy and sweet and all they want in the world is a cup of coffee, please. Clara thinks morning is the kindest time of day.(pp6)"


ちょっと、ふわりとしていて、詩的な表現もあるけど、それがギリギリ、嫌味じゃない。「哀しみ」を描いているのに、やわらかい。甘すぎず、辛すぎず。こういう文章って、ほんとうに尊敬する。


ストーリーは、カンサスにある小さなダイナー、その名もヴァン・ゴッホ カフェで起こる小さな「奇跡」の物語が数編。最後の章に、ほろりとさせられます。

ユーモアのあるものから、しっとりとした作品まで幅広い作風だけど、この本、この作者のものの中では、The old woman who named thingsと並んで、私の中でイチオシ本です。YLで3.5から4.0だそうです。



The Van Gogh Cafe
The Van Gogh CafeCynthia Rylant

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夕ごはん

麻婆豆腐
蒸しアスパラ
塩らっきょう
長いもすりおろし
じゃがいもときのこのみそしる





2012-06-20

新加入。

台風の流れで、明日から雨だというので、午前中は、大豆の苗を定植。ヒバリちゃん(正確にはヒバリくん)は、今日も、巣をしっかり守っていました~。

午後の英語教室。最初の小1小2クラスに、新人2名(小1)が加入。きょうは、保護者の方も見学でした。

去年からBBをやっているメンバーが、張り切ること、張り切ること(^^;)。

張り切りすぎて、最初のビンゴでは、さっさと新人ちゃんのカードまでめくっちゃう子まで登場(汗)。これは、初めてのパターンだな。注意したら、「ごめんなさーい!」と大反省していました。

人間って、人より自分が「わかる、知っている」と思うと、教えたくなるものなのかな?それとも彼女がやや「おせっかいDNA」が強いだけでしょうか?

「教える立場」の自分ですが、この「教える」の匙加減は、結構微妙。生徒の様子を見ていると、ヒバリの子じゃないけど、口をあけてぼーっとしていれば、何かがふってくる。。。と思っている子が多くなっています。それにあわせて噛み砕いたもの、やわらかいものばかり与えていたら、ずっとそういうものだと思ってしまうのでは?

現場ではちょっと「困ったちゃん」でも、自分でどんどん展開していける子が、やっぱり最終的に強い。その意味でも「こどもに任せる」環境がやっぱり大事。

「小さな親切、大きなお世話」、今日のこどもたちの様子を見ていて思いました。

夕ごはん

豚肉のしょうが焼き
蒸しアスパラ
塩らっきょう
長いもすりおろし
もやしのみそしる


2012-06-19

うらやましいかも。

昨日は雨模様だったので、延期していた植え付けを午前中。ヒバリちゃんは、、、軽トラが近づくと、巣から、ととっと離れ、様子みてましたが、、、しばらくしてから覗いたら、ちゃーんと巣の上で鎮座してました。

ようやく気温が出てきて、汗かきながらの植え付け。5棟目を終了。

夕方は出張英語教室。予定より早く到着したので、"A to Z Alphabet"をみんなで楽しむ。楽しみすぎて、時間がオーバー(汗)。。。。だったので、ライティングは省いてBBカード。ダイヤの絵と文字で横取りビンゴを2回。そのあとは、ハートの絵と文字でGo Fish.前回、追試騒動があった中2のAちゃん、「ひたすら正答を(意味もわからず)写す」という拷問のような課題をパスすることで合格したそうで。。。どうなってんの(怒)!?  学校という場では、Aちゃんのようにリスニングは、結構いける、リーディングもそこそこ、、、の子は、なかなか評価されないんだね。そのふたつがまず大切なのに。

Go Fish!では、2月から参加したばかりの小6のBちゃんもフルセンテンスをスラスラ。彼女は、「読み上げ」みたいなゲームになると、口を閉ざす。当たり前か。リラックスすると言えちゃうのね。

中3のおねえちゃん二人のクラスでは、4級の課題をこなすために居残りしていたAちゃんも一緒に3人にはNate the Greatを聞き読みしました。(そう、Aちゃん、学校の英語はお手上げなのだけど、英検に関しては意欲的なのです。)

Nate the Greatって1500語以上あるんだけど、リズムがよく、単文ばかりなので、意味とりしやすいみたい。時々、くすくす笑いながら読んで(聞いて)いました。

中3のふたりとは、そのあと True Stories in the Newsからのエピソードとアクティビティを。日本語の解説なしで、スラスラできちゃうんで、ちょうどいい感じ。残った時間はグラマーカードのスペードでビンゴとブラックアウト9。こちらも、日本語での声かけしなくても、的確に文章についての感想を言えているから、たいしたものだなあ。

私が中3のころ、こんなに英文読めなかったし、聞けなかったと思うと、うらやましいっす。

で、こちらのふたりも「準2」に意欲的。ただ、、Cちゃん、、「英検の長文は、おもしろくないんだよねー」と、辛口。ふえー。そうですか。。。精一杯、面白くできるように、研究いたします。それから本格的に勉強しましょうね~。



Nate the Great
Nate the GreatMarjorie Weinman Sharmat Marc Simont

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夕ごはん

まぐろといかの刺身
蒸しアスパラ
塩ラッキョウ
長いもすりおろし
きのことかぶの葉のみそしる

2012-06-17

耳が痛い

今日は、一日雨降り。ヒバリちゃんも、一日巣の上で「傘」役をしていたことでしょう。。。。

午前中は、明日の植え付けの準備。で、午後はオトナの方のレッスン。

最初のレッスンでは、児童書を読み進めています。今は、”The Tale of Despereaux".音楽を愛する繊細なネズミが、古風なお城でくりひろげる冒険譚のようなのですが、「光」と「闇」の対比、悲劇と喜劇が合い混じるふしぎな風合いのある物語。最初、入りにくかったのですが、物語の力としてはかなりにパワフルなものを感じる一冊。

問題は、、、文体。舞台が「お城」であるからなのか、もって回った表現がたくさん。

で、私が文句言われるわけです。はい。

「こんなの、絶対わかんないわよー!」
「ここ、まったくお手上げだったわよー!」

はい。はい。そのとおり。たしかにね~。この言いまわしは、いやらしい大学受験問題に出そうな形ですねえ。

でもでも、、、以前は、数行に渡る文章はすべて「ギブアップ!」だったAさん、5行でも10行でも、読み進められるじゃないですか~。ペーパーバックへの道に近づいていますよ~!ほら、あこがれのあの本ももうすぐ!what やthatをつかった複文も、すらすら読めていますよ~。

「え~、、、そうかしらねえ。全然、進歩した感じがしないんだけど。。。。」

いえいえ、そんなことないです!すごく読めるようになったるんだから~!

そんな感じで読み進めています。

本日のチャプターでは、様々な種類のasが登場。大体の意味をレッスンで抑えたので、あとは、繰り返し読んで、イメージとして残しましょうという結論になりました。

ストーリーでは、新たに登場した少女が話題に。彼女は、おとなたちからの虐待により、「聴覚」をあえて閉ざすようになりました。イマドキの言葉でいうと「スルーする力」がついちゃったのです。

小言、説教が多すぎると、聞く耳もたなくなるという例で、自分も気をつけようと思います。



The Tale of Despereaux:raBeing the Story of a Mouse, a Princess, Some Soup, And a Spool of Thread [Rough Cut]
The Tale of Despereaux: Being the Story of a Mouse, a Princess, Some Soup, And a Spool of Thread [Rough Cut]Kate DiCamillo Timothy Basil Ering

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もうひとつのオトナクラスは、、「課外授業」として、みんなでカラオケへ(^^)。英語の唄をうたいまくりました。

夕ごはん

さばの塩焼き
キャベツと青梗菜の炒め物
塩らっきょう
長いもすりおろし
せりとあげのみそしる


2012-06-16

「何、見てんのよ!」

って、絶対言ってるなあ~。 今日、植え付け作業中に発見!

で、こちらのお題は、「保護者、ただ今外出中」。

続きを乞うご期待!

夕ごはん

鶏肉のからあげ(きゃべつの千切りも)
塩らっきょう
五目ひじき
長いもすりおろし
あげと青梗菜の間引き菜のみそしる

2012-06-14

寒さのあまり?

例年だと、この時期、最低気温がそろそろ15℃くらいになるのに、今年は、ずっと7℃から10℃程度。何より吹く風がさわやかを通り越して「冷たい」。

作物の成長度合いが心配でしたが、、、あれあれ?ハウス内で、カラーが発芽!おやおや、ジャガイモの芽も出てきたねえ。

「やるときゃ、やるよ。」
「時季がきたら、伸びるよ。」

と言われているみたい。英語教室の誰かさんたちもそうなのかなあ(^^;)。

見えないところで、力を蓄え「そのとき」がきたら、芽吹くんですね。

ま、作物のお世話も、こどものお世話(?)も、同じように、あせらずじっくりおつきあいします。

夕方、野菜ハウスの様子を見に行ったら、なんと、ハトが2羽、スズメが2羽、ハウス内でおくつろぎ中。私の姿を見て、大パニックでした。

鳥も寒くて、ハウス内で暖をとってたんだろうか?こんなこと、去年まではありませんでした。

夕ごはん

焼き鮭
ベーコンとキャベツの炒め物
せりのおひたし
五目ひじき
らっきょうの塩漬け
納豆
じゃがいもとあげのみそしる