2007-08-31


写真は、月曜日に訪れた裏摩周。

午前中は、ハウスの草取り。ずいぶん涼しくなって、トレーナーを着込んでの作業。そのあと、自分で植えたジャガイモを掘り始める。今年は、雨が多くて、はやく葉っぱが枯れてしまったので、小ぶりのジャガイモばかりです。我が家は、自家用がほとんどなので、植えっぱなし。運を天に文字通り任せています。そんなことをしていると、お隣のおばさんが、カボチャを持って現れる。今年の初物。「今だったら、おともだちにあげても喜ばれる」そうです。そう、あと一ヶ月もすると、この地域の人々は、うんざりするほどカボチャを見かけるようになるのだから。おばさんのおうちでもジャガイモ堀りはじまったそう。「いつでも、あげるよ〜」と親切ですが、、、おばさん、今。私、イモ堀してるんです。(^^)

午後は、英語教室。今日もお姉ちゃん二人と混じってMくん、「レッスンバッグ」まで持って部屋にはいってくる。クラスに正式参加も時間の問題?おかあさんと私は、目配せでにっこり。リクエストに応じて絵本を数冊読んでいたら、あっという間に時間がたつ。絵本が大好きなクラスです。ダイヤNLで、S替えビンゴ。今日は、要領がつかめたのか、それぞれ希望するキャラクターに変えていく。「ドラえもん」「ジャイアン」「ゲゲゲの鬼太郎」「ロッキー(?)」。。。そのあと、S替えレースをはじめてやってみた。。。。大騒ぎでした。だけど、すごく集中していた。コツがすぐわかる子は、日頃から声がよく出ている子です。小1のMちゃんは、小5のBちゃんといつの間にかペアになっている。Mくんのことも、周りが応援していて、チーム対抗にするつもりは、なかったが、いつの間にかそうなっていました。問題は、まだうまく言えないAちゃん。悔しかったのか、負けて後ろでうずくまり、こっそり涙をふいていました。負けず嫌いな一面発見。 Aちゃんが気になって、なかなか新しいことに取り組みにくかったが、硬軟取り混ぜてなんとか進んでいこう。

夕ごはん

ポークソテーオニオンソース添え
アスパラ
長いもすりおろし
トマト
納豆
ぬか漬け
揚げとわかめのみそ汁

オニオンソースとは、トマト、タマネギ、ピーマンを細かく切ってオリーブオイル、塩、こしょう、酢でまっぜたドレッシングのようなもの。思いついて作りました。割といける!と思ったのに夫には、不評。彼はちなみに「タルタルソース」が大嫌いです。こうして、我が家のメニューは、単一化がすすむのです。

2007-08-30

「下流志向ー学ばない子どもたち、働かない若者たち」



今日は、本の話。内田樹「下流志向ー学ばない子どもたち、働かない若者たち」講談社

週2、3回の小さい英語教室でも、子どもたちと接していると、「あれ?」と思うことが時々ある。以前に読んだ絵本を取り出すと、「あ!その本、好きだ!」と喜ぶ子と、「それ、もう見た」と、すっぱり斬り捨てる子。繰り返し、いろいろなことをインプットするのがBBカードの手法なのだけど、「あ、ハート?なら、やらない。」と、「自己決定」する子。よくあることなのだろうし、その原因が、この本にすべて書いてあるわけでは、ない。

だけど、いろいろ腑に落ちる点があった。

本書によると、子どもを取り巻く環境の激変で、子どもは、学齢に達する前に、「消費者」として世の中に関わるようになった。そのため、「学校での学び」も「消費活動」のひとつである。「消費者」とは、あらかじめ自分が買うものが何であるか、自分で判断して、買うか買わないかを決める主体のこと。それで、学校での学びも「買う価値がない」と本人が判断したら「買わない」つまり「学ばなくてもいい」。これが、「学ばない子ども」の出現である。

本来的に、「学ぶ」とは、「お金」と等価交換できるものではなく、時間をかけて、学んだあとに、その価値が後からわかるもの。だから、「何のために、これを勉強するのか?」という問いは、ラジカルでも何でもなくって、「ばかもの!それをわかるようになるために、勉強するのじゃ!」というお師匠さんの「喝!」で退けられるべきもの。そこら辺の根幹が揺らいでいる。

「学ばない子ども」の行方は、官民挙げての「自己決定、自己責任論」で、浮遊する若者に結びつく。だいたい、「自分で考えて、その結果責任は、本人が負う」というのが「自己責任」のはずなのに、それを国策で、こどもたちに押し付けるは、不条理ではないか?よくいわれる「リスク社会」だけれど、「リスク」を負うのは、個人。学ばなかったツケは、個人にめぐってくる。それをそのまま引き受けている。「孤立」しているのだけど、周り中そうだから、それに「?」をつけずに「ま、そんなものか」で浮遊している。

「学び」も「労働」も結果が出るまでの「時間」がかかるもの。その点に関してのインプットがこどもにされていないから、ねじれが生じている。さらに、「リスク社会」というけれど、孤立した個人が「リスク」を負うだけでは、生存の可能性がない。その「リスク回避(リスクヘッジ)」の方策も身につけさせた上で社会に送り出すべき。(この点は、具体的に、持ちつ持たれつの長屋精神が提示されていた)

以上は、本の内容の一部を、私なりに解釈したものです。

著者の議論は、諏訪哲二の「オレ様化するこどもたち」にベースをおいているので、もしかしたら、こちらの本を読んだ方がわかりやすいのかもしれない。また、ところどころ、ちょっとはしょり過ぎの感も否めず。また、著者は、80年代以降この国で盛んになった「フェミニズム」や「自立」精神「個性尊重」に批判的で、どちらかというと旧来の伝統社会への復帰を促しているように思いました。それができたら苦労しないのですが、、、昨今、いきすぎた「個性尊重」から「伝統回帰」の風潮があるけれど、それって、揺り返しだろうか。これも「様々なる意匠」のひとつであり、どちらかに偏るのは、やっぱりキケンかなとも思います。

卑近な話だと、英語教室なんて、わかりやすく「消費活動」なのかな〜と思うと、ちょっとぞっとしました。こどもの顔を思い浮かべると、まだ、そこまでいってないかな?と、楽観的になれますが。


夕ごはん

麻婆春雨
トマト
ぬか漬け
長いもすりおろし
納豆
高野豆腐としそのみそ汁

自分で考えてね。


昨夜、BloggerとGmailにアクセスしようとしたら、「パスワードが違う」のエラーメッセージが出続ける。違っていないのに。仕方がないので今朝、登録し直しました。なんだか、コンピュータに仕切られているようで不満ですが。

昨日の英語教室

低学年クラスは、遠足帰り。それでもずいぶん体力がついたようで、最後まで元気でした。Mちゃんは、おうちからはじめてひとりで歩いて来た。2年生が遅刻したので、ORT絵本を数冊読み聞かせ。

Let's Find(クラブ絵2セット)
宝くじ(ダイヤ/rich)
ババぬき(スペード)

中学年クラスも、隣町から通っている兄弟が遅刻。

Potato Pals "At park"
フレーズ神経衰弱(クラブ)
ダイヤPhonics色塗り
仲良し(ダイヤ)

途中で遅刻の兄弟がはいってきて、ガヤガヤして、神経衰弱に時間がかかりすぎ。

宝くじで「happyなカードを選んで」と、指示しても、ピンとこなくて、適当なものを選んでしまう子。神経衰弱もルールを説明しないと、いつまでも飲み込めない子。「よく周りを見て、自分で考えてごらん。」

夕ごはん

イカ飯
イワシの酢煮
ぬか漬け
ネギいり卵焼き
納豆
トマト
高野豆腐とネギのみそしる

知り合いから、イカ飯をいただいた。味付けもほどよく柔らかく、とてもおいしかった。ごちそうさまでした。

2007-08-28

哲人


なんと!2週間前に定植した球根から、、、、つぼみが出ている!!今までで最速です。春先なら、発根まで2週間。発芽までさらに2週間。開花までそれから一ヶ月弱。地温も気温も高いこの時期だからこそ。まあ、こんなせっかちさんは、ひとりだけの様子だから、まだあせらなくても平気です。

テレビでは、世界陸上を放映している。テレビ局が、やたらと盛り上げる演出の割には、日本人の選手は予選落ちばかり。実力は、そんなものなのでしょうか?その中で、圧巻だったのは、ハンマーなげの室伏広治でした。風貌も、「鉄人」というより「哲人」となっていて、メダルだとか、日本全国の期待とか、そういった次元で競技をしていない。だから6位に終わっても、淡々としている。目指しているものは、もっと先にあるのでしょう。6位に終わった感想を聞かれて、「選手は、今できる精一杯をやるだけですから。」と、落ち着いていた。何のために投げるのか。何のためにトレーニングをするのか。誰のためでもないんだろう。自分のためですらないみたい。「より遠く、より強く、よりよく。」ある意味、芸術家のようだな、と思いました。

お隣の畑でイモ堀りが始まった。ご近所では、共同で使っているジャガイモの選別機の整備をしていた。収穫の秋が始まります。

今夜は、月食。みなさん、空を眺めましたか?

夕ごはん

トンカツ
冷やしトマト
もろきゅう
ぬか漬け
納豆
じゃがいもとわかめのみそ汁

トンカツは、夫のリクエスト

2007-08-27

夏休み


今朝、思い立って、「夏休み」をすることにした。日帰りドライブです。まずは、「神の子池」。摩周湖の水が地下を通って地表に湧き出した水が池になったそうです。ほんとうにびっくりするような透明度。写真でご確認を。8年くらい前と比べて訪れる人の数が増えているようでした。裏摩周に寄ってから、開陽台。360度のパノラマが、名物です。養老牛(ようろううし)温泉で、お湯に浸かって、のんびりしてきました。一時間ちょっとドライブするだけで、また別の景色。いい気分転換になりました。

また、明日からの毎日が元気に過ごせます。

夕ごはん

イカの刺身
冷やしトマト
なすの中華風サラダ
ぬか漬け
納豆
じゃがいもと揚げのみそ汁

2007-08-26

「すべてのいのちが愛おしい」


小学3年生か、4年生の頃、近所の「九品仏(くほんぶつ)」というお寺の境内が遊び場だった。そのお寺の裏手に世田谷区の区民センターがあって、ミニ図書室が併設されていた。外遊びにあきると、そこにある本を眺めていた。その中に、「宇宙の成り立ち」について書いてある本があった。難しい記述もあって、よくわからなかった部分も多かったのだが、その本の最後の方に、「地球は、数十万年後に消滅する。」と述べてあった。それまでの私の世界が崩壊するような強烈なショックだった。人が死ぬとか、生まれるとかもどの程度までわかっていたか怪しいような子供だったのだけど、読みながら心臓がバクバクして、頭がクラクラした。今、自分がたっている地面がガラガラとなくなるような感覚だった。怖かった。「消滅ってどういうこと?」「消滅した後って、何があるの?」「あるものがなくなるってどうなるの?」というわけで、その晩、質問攻めにあった母は、かなり困ったことだろう。私は、あまりの怖さに、夜もよく眠れなかった。

「無」というものを意識した瞬間なのかもしれない。

そんなこども時代のある日を「すべてのいのちが愛おしい」を読んで思い出した。この本は、生命科学者であり、「生きて死ぬ智慧」など多数の著書を持つ柳澤桂子の作品。孫娘への書簡のかたちをとりながら、地球が生成された様子から、原始生物の誕生、宇宙の成り立ちDNA,
生きものの生死、海洋生物の生態まで、たくさんのSense of wonderが、平易でありながら、品のある文章で綴られている。

高校時代に「モル係数」でつまづいた私にも「驚嘆する感性」は、あったのね、と、ちょっとうれしくなれる。それほど、自然界は、驚きに満ちていることに改めて気づかされる。うちのハウスに、雨上がりの後、たくさんのミミズが干上がって転がっている理由もこの本を読んでわかりました。(^^)

ここに、私がこうしていることさえ、奇跡的なできごとなのです。あー。すごい。

挿画も文章の雰囲気と一体化している。随所に、室生犀星、長田弘、高村光太郎、小沢健二(!)の詩も挿入されていて、中学生時代に、この本を読んでいたら、「モル係数」も、もうちょっとがんばったかも、、、、、うーん、やっぱりそれは、ムリだったかな?

私の周囲にいる小学生が、中学生になったらプレゼントしたい本です。オトナの方も、勿論楽しめます。


「地球消滅」の記述にショックを受けた35年前の小学生は、その後も、世田谷区民センターのその本を手に取らずにはいられませんでした。怖い、怖い、みるのをやめよう、、、と思いつつ。何度ひらいても、記述は同じなのに。

夕ごはん

冷やし中華
ぬか漬け

夫が、昨日の宴会で調子が悪かったので軽め。

2007-08-25

感謝です。


判で押したように、ハウスと、畑、家、たまに英語教室の日々でしたが、今日は、変化に富んだ一日。午前中は,町主催の「ふれあい広場」へ行く。これは、福祉関係のイベントで、各自治体が必ず開催しなければいけないそうだ。織りのサークルが町から割り当てられた部屋が,社会福祉協議会と同じ建物にある縁で、出店。在庫品を格安で販売した。花の出荷の方が一段落したので、「お賑やかし」として、お店番のお手伝い。保育園児のお遊戯や、「生きがい教室」という高齢者の各サークルによる民謡、踊り、歌の発表。小中学生のブラスバンド演奏など、例年以上に、出し物が多かった。町内のボランティア団体が屋台を出したりして、それなりににぎわっていた。

午後は、Aさんの英語レッスン。それを終えて、慌てて帰宅。花の生産部会の人々が、うちの花ハウスの見学にやってくるから。帰り道、どうやら私の前を連なって走っている数台の乗用車は、その人々を載せているようだった。研修時間は,小一時間ほど。「どうして、脇のビニールが、全開ではないのか?」「水はどのくらいやっているのか?」と、尋ねられても私は、「えーっと?」「ん?どうして?」と、心ここにあらずで、花を出荷していることがバレバレであった。難しいことは、夫に聞いて下さい。夕方 5時過ぎから,懇親会。9時過ぎまで。「市場の花屋さんに満足してもらうような出荷の仕方」「花を豪華に見せるテクニック」などおもしろい話題がたくさん出たが、企業秘密です。ナイショ。

会の終わりに、花の生産を始める前2年間。お世話になったHさんが挨拶。ちょっとじーんとしてしまった。あはは。

北海道に移住して9年。花を生産しはじめて7年目。今日は、ある意味で、一つの区切りのように思えた。20キロの肥料袋も満足に抱えられなかったり、ヒモも満足に結べなかった私たちをあの日、受け入れてくれたHさん一家をはじめ、周りの人々に感謝です。

ありがとうございます。

夕ごはん

ジンギスカン
ほたて、イカ、ほっけの炭焼き
メロン