2009-03-12

「言葉を育てる」

起きたら、また雪。手強いのは、北風ぴゅーぴゅー。実は,この数年、防風林が伐採時期のようで、あちこちで景色が変わるほど木が消えている。その影響もあって、ひきこみの道のふきだまりがひどい。今日もいい運動になりました。

さて、例によって知人が借してくれた一冊。「言葉を育てる。米原万里対談集」(米原万里 著 ちくま文庫 2008)帯には「最初で最後の対談集」とあり、米原さんが生前行なった対談が掲載されている。そのお相手は、チェコのソビエト学校で一緒だったことが有名な小森陽一から、なつかしや〜辻元清美、林真理子センセ、糸井重里、シモネッタさん田丸久美子さんまでの10名。米原さんの本を読んだ事のある人なら何度も目にしたことのあるだろうエピソードもたくさん出てくるけれど、対談となると、やはり相手があることで、そこで生じるケミカルの違いも読んでいて感じられて面白い。

免疫学者の多田富雄さんとの対談が、しっくり噛み合っていたのが意外な驚きでした。私の中で、ベストの対談です。イタリア通訳者田丸さんとのやりとりは、ほとんど「漫才」のような面白さ、あんまりスムーズな笑いなので、逆に「完成」されすぎ?とちょっと点数が辛くなるほど。(ほめてるんですよ。)

星野博美さんがボソッと語った「世の中をいっぺんに変えようということではなく、身の回りのとりあえず知り合ってしまった一人、二人と、その子が何とか希望をなくさずに楽しく行きていけるような世の中だったらいい。(p187)」に大きく共感しました。

巻末に掲載されている「素顔の万里さん」というエッセイも米原ファンにはたまらないものでした。「ヒトのオス」は、やっぱり物足りなかったひとなんだろーなー。合掌。

言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫)
言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫)米原 万里


おすすめ平均 star
starやっぱり米原さん!

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夕ごはん

ジャーマンポテトと目玉焼き
大根の漬け物
長いものすりおろし
納豆
ニラとしめじのみそしる

雪かきで、遠出が出来ず。ほんとうに食糧が払底してきたぞ!

2009-03-11

「見守る」という試練

久しぶりの雪かき。だけどさすがに3月の陽射しは、強くてあっという間に雪がとけていきました。

午後の英語教室。低学年クラスでは、「大きい数チャンツ」のあと、BBカード。ハートの絵と文字を使ってBlack out 9の変形。「雪どけゲーム」と名付けて、カードが裏返った部分は、「ゆきがとけて土が見えた」としたら、結構のってきました。雪国では楽しいゲームかな?文字カードをひとりずつひいてもらい、そのカードをひっくり返すことに。フレーズ部分の声も出て来てほっとする。

続いて、「レスキューゲーム」。単にぬいぐるみを真ん中において、ひとり5枚ずつカードを目の前に置く。自分もふくめて目の前にあるカードを読み上げる。読み上げられたカードは、ひっくり返し。同時にチップを読み上げた人にあげる。というルール。生徒が決めた遊びです。それなりに楽しい。私は自分の番ではフレーズをキューにしてみました。

このクラスも丸2年。なかなかゲームに集中できなく、フレーズもいい加減なのがシンパイでしたが、ふと振り返れば、どのセンテンスも(OSのみだが)よく言えるようになっているし、文字への興味も高いので、おおむね順調でしょうか。ああ!もっとできるのになあと思う一方、相手の気持ちがはいっていなかったらこちらがいくら引っ張ってもムリかなあと自分をなぐさめたりして。

高学年のクラスでは一名欠席で5名。どこの学校も高学年の男子の「荒れ」がモンダイな様子で、違う学校に通うふたりが、クラスのモンダイ行動を取る男子について情報交換していました。大変そうだなあ。

レッスンの方は、Where is Mrs. Brown?を読んでからBBカード。ダイヤの絵で「雪解けビンゴ」をしつつCanビンゴ。リピートは、よく言えています。そのあとハートの文字でビンゴ。キューをフレーズ。時々スペリングビンゴを入れたりして。最後残した4枚に線引き。文字への「ひっかかり」が女子より遅く、この一年も、「茫洋とした海を漂っている」様子で、どうなるんだろう?と気にしていた小5のAくん。フレーズのヒントで、すぐにカードを見つけられるようになったし、スペリングビンゴも大丈夫。線引きの時、to Chinaをすぐに「緑!Po-poのto schoolと同じでしょう?」と。これって「波がきた!」ってこと?

このAくんの様子を見て、低学年クラスのマイペースぶりも許せる気分になりました。あせらず、ゆっくり見守りましょう。(←自分にいいきかせている。)

最後はTime for writing。小2のBくんは、あきちゃってカードを作りたがる。どうも合体カードをとびこえたとってもユニークなカード作りに走ってしまうので、今まで他の生徒さんが作ったカードを見せて、「どんな文だろう?」と確認したら、スラスラ合体文章は、出て来るのよねー。これは、これですごいんだけど。

先月のバレンタインデイのお礼を男子はCちゃんにきっちり渡していました。「女子、ひとりだからラッキー!」とCちゃん大喜び。うーん。ひとりだからもらえたんじゃないと思うけどね。

夕ごはん

麻婆豆腐
大根の漬け物
ゴボウのサラダ
長いもすりおろし
あげとしめじ、ニラのみそしる

2009-03-10

ビロードうさぎ

3月は、年度末ということもあって大掃除の季節でもありますね。北海道だともう少し暖かくなってからの方がいいけど、冬の間にたまったほこりをパタパタしたくなるシーズンでもあります。大掃除で悩みのタネは、「昔からもってるんだけど、捨てがたいもの」をどう処理するか?かもしれませんね。小さいお子さんがいるおうちだと、こわれかけたオモチャや、ボロボロになっちゃったぬいぐるみなんかを「捨てちゃダメー」「もういいでしょう!」のやりとりもあるかと思います。

ボロボロになるまで大事に遊んだ思い出たっぷりのぬいぐるみの行方について、お子さんに話してあげるのにいい本を最近読みました。多読用に購入していた邦題「ビロードうさぎ」(原題"Velveteen rabbit")。私が読んだのは、オリジナルの挿絵がついた原書。

私自身は、「ぬいぐるみ」にあまり思い入れのないこどもでして、山のようにぬいぐるみを持っていた従姉妹を「どうしてだろー?」と不思議に思っていました。(今思うと、弟が二人いた私にとって、ぬいぐるみより面白い「遊び」がたくさんあったのかも〜。従姉妹は、ひとりっこでした。)だけど、英語教室の生徒さん、どの子もだいたいぬいぐるみが好きなようで、きっとお気に入りのボロボロちゃんを抱いて寝てるんだろうなあ。

物語は、ビロードでできたぬいぐるみのうさぎさんが主人公。最初は、新品のピカピカだったうさぎさんも、だんだんくたびれてきて、「お坊ちゃま」からのおよびもかからなくなり、おもちゃ箱で肩身狭く暮らしていたのだけど、古株の馬のおもちゃさんから「ほんとうに愛されたおもちゃは、『ほんもの』になれるんだ」と聞かされることからストーリーは、はじまります。「いつか『ほんもの』になるんだ」と希望を持っていたうさぎさん、ひょんなことから、またお坊ちゃまのお気に入りに戻り、幸せな日々を送ります。ところが、そんなお坊ちゃまが、重病になって、、、、

と、ストーリーが急展開するあたりで、涙腺が危うくなり、ちょっと照れくさく、家人のいない別室で涙ボロボロ流しながら読み終りました。「幸福な王子」と似たような展開だけど、最後はそれでも「あー、よかった!」と思えたのが救い。

それでも全体に何とも漂う「哀しみ」のモードはどうしてかな?「ほんもの」になりたい!というビロードうさぎの切なる気持ちのせいでしょうか?

「ほんもの(=リアル)」って何だろう?と、ややテツガクテキなテーマも含んでいて、短いですけど読み応えある一冊でした。

The Velveteen Rabbit
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ビロードうさぎビロードうさぎ
ウィリアム ニコルソン Margery Williams William Nicholson


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夕ごはん
目玉焼き
鶏肉の煮物(昨日の残り)
イカの塩辛
長いもすりおろし
ゴボウの酢漬け
納豆
じゃがいもとネギ、しめじのみそしる

2009-03-09

気づく喜び

今日は4月上旬並みの暖かさ。今年は、雪解けがはやいけど、どうなることやら〜。ネコは幸せそうにうたた寝です。

夕方からの英語教室。絵本の読み聞かせはSpringboardの一冊。「○○さんのおうちはどこ?」と英文を追いながら地図にあるおうちを探すお話。とてもカンタンだったんで楽しめました。そのあとBBカードで「時制七並べ」。小4のAちゃんは「なんだか、わかるような。わからないような。ああ、なんだろうー?」と頭グルグルの様子。「楽しい。楽しい。」とパズル感覚かな?それでも、ちょっとダレたので適当に切り上げて、クラブの文字でビンゴ。フォニックスでやってみたら、眠そうだった小5のBちゃんが急にしゃっきりする。「知的刺激」ってことでしょうね。カードの上の発音記号に気づいたり、同じ音を含むカードが何枚かあることに気づき、ますますAちゃんの脳内アドレナリン(?)が大活性した様子。「このクラス、2時間でもいい!」だそうで。線引きしてから最後、「エスパーゲーム。」

夕ごはん

銀がれいのお刺身
鶏肉と根菜の炒め煮
白菜のつけもの
ゴボウとニンジンのサラダ
長いもすりおろし
納豆
あげとニラのみそしる

2009-03-08

シニアの多読

今日は、久しぶりに多読のお話。「多読レッスン」といっても貸し出しがメインですが、大人の方には、その方が都合がいいこともあって、通信の方も含めて数名とおつきあいしています。実感するのは、「本の趣味は人それぞれ」(あたりまえ)。私が大感激した本をAさんは「ふーん」と流し、Aさんが「涙なしでは読めませんでした」の本をBさんは「どうってことなかった。」 Bさんが「凄い本だ!」というのでCさんに貸したら「なんだか好きになれなかった」。まあ、そういう率直な感想を頂く方が、私も勉強になります。というか、多読用にそろえている英語の本は、私の本であって、私の本でないからね。

今、おつき合いして頂いている方の大多数は、50代以上のいわゆるシニア。きょうは、おふたりのケースをご紹介。一番長いAさんが60代後半で、4年ちょっと。昨年末に100万語達成でした!いわゆるほんとうの基礎の本から始めて多読と並行してのレッスンでは、ネイティブの10歳くらいの子が読む物語を、CDで聞いて、音読の練習。それをレッスンでチェック。意味がよくわからなかった部分をフォローしていますが、いやー、ものすごい上達です。100万語達成にも「もう、語数はともかく楽しくってしょうがない」そうです。「英語の回路」ができたみたい。量に勝るものはありませんねー。

もう一人のBさんは、丸3年。お仕事の関係で休みながらですが、60万語読んでます。こちらは貸し出しだけですが、先日「大草原の小さな家」を読破。これ、原書だと5万語以上で、なかなか手強いのですけど。「物語に感情移入ができると、読める」と、ごもっともな意見でした。こちらは、もうすぐ還暦です。

おふたりに共通していることは、シニアという比較的時間に余裕のある立場を上手に生かしていらっしゃること。いい先達でもあります。

Aさんが聞き読みで精読しているのは、こちら。主人公は10歳の少女。引っ越したばかりで友達のいない日々に飛び込んで来た野良犬をとおして世界が広がるユーモアたっぷりで、簡潔な文体が魅力です。

Because of Winn-dixie
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そして、名作「大草原の小さな家」の原書。(挿絵も翻訳本と同じ人)

Little House on the Prairie (Little House-the Laura Years)
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夕ごはん

豚こま肉と野菜の炒め物
イカの塩辛
大根のつけもの
ゴボウのサラダ
長いもすりおろし
納豆
じゃがいもとあげのみそしる

2009-03-07

下請け

先日、大吹雪でキャンセルした「布の会」を本日開催。今日は、以前このブログでも紹介した「カンタンティッシュボックスケース」を作ったり、繕い物をしたり、フェルティングニードルでクラフトを作ったり。集まってくるメンバーも回を追うごとになじんできて、それぞれが電話番号を交換したり、それぞれの興味のある話で盛り上がったり。以前は、「全体でおしゃべり」というムードもあったのが、だんだんくだけてきていい感じでした。常連となったAさんは、ティッシュボックスケースを小3の娘さんに「下請け」してもらいつつ、「葉っぱのたわし」を編みつつ、それもいつの間にか娘さんに「下請け」。その間、彼女が実家から送ってもらったという和服を持参していたので、「なんちゃって着付け教室。」私は今日は、つるつる路面で軽トラ出勤だったので、一緒にその場で着付け。最近和服にはまったというBさんを講師にちゃんと着付け教室になりました。。。。相変わらずチビちゃんたちは、ウロウロバタバタしていましたが、布おむつの情報交換もや、布ナプ説明会もできたし、中身の濃い一日。

次回は、念願の「染めの会」開催決定!楽しみだなー。

夕ごはん

カレイの煮付け
肉じゃが(昨夜の残り)
ゴボウのサラダ
白菜の漬け物
長いものすりおろし
ニラと豆腐のみそしる

2009-03-06

意気込みはすばらしい、、、

昨夜は、家族がパソコン利用していてブログをお休み致しました。私はWBCを見ながら寝ちゃいましたよー。

なんと、昼過ぎから雨!雪でなくて、雨!ご近所で高校を卒業した女の子にお祝いを届けてから英語教室。低学年には先週に引き続き大きい数字チャンツ。あれ?順番をゴチャゴチャにするとわからないのねー。また来週もやりましょう。Everyone Poopsを読んでから、BBカード。クラブの絵カード半分を使ってS替え七並べ。「センセー言わないで〜!」と途中でさえぎられました。いい兆候かな?時間切れで、お姉さんたちと合流して、生徒が作った絵カードでカルタ。知らない生徒さんの傑作カードに触発されたところで、久しぶりにカード作り。低学年は時間過ぎてもやっていました。高学年は、ちょっと時間かけすぎ〜。結局そのあと、The Foxの続きと、Pat and her picutureの復習読み。
「読めるから、ひとりで読ませて!」と意気込みは買うけれど、ナギナタ読みにならないようにリードするのが一苦労。「読みたい気持ち」を生かしてあげたいんだけどなあ。それにしてもグレード3に入った途端に「読める!」感が強くなったのは、面白い傾向です。

夕ごはん

肉じゃが
焼き鮭
キンピラゴボウ
長いもすりおろし
納豆
しめじと大根の葉っぱのみそしる

にんじんがまだ多量に倉庫にあります〜。どうやって食べようかなあ。