2008-01-03

「反省」

今日も読書とうたた寝の一日。読んだのは、佐藤優、鈴木宗男著の「反省」(アスコム刊)。昨年、佐藤優の「獄中記」を読んでとても感銘を受けてから、彼の本は、何冊か読んだ。知人にも奨めたところ、おおむね好評で、「はまった」という人も何名かいます。佐藤優の文章は、それほど力があり、説得力があるんだと思う。

この「反省」は、2002年の外務省を巡る機密漏洩事件の渦中の人となった二人が、「一体、何が悪かったのか」を「反省」するという対談本です。内容としては、「反省」の部分よりも、やはり外務省の実態暴露の方がインパクトがあり、おふたりも力をこめて話している印象でした。

一連の佐藤本のような力強さや、華やかな魅力はないけれど、あれこれ考えてしまう。日本のエリート中のエリートである外務省職員のあきれる行状の根っこの部分は一体何かなあ?語学力も、人脈もないという外務省職員。なんというかこの国の頭の力が落ちているんではないでしょうか?それから、皇太子妃の雅子妃も、そんな外務省「文化」の中にいたのかなあ?佐藤優と年齢的に近いから、すれ違ったりしてるのかなあ?とか私の妄想は、違う方向へ。

表紙は、佐藤、鈴木両氏の写真。本文中にも出てくるおふたりのお顔なのだけど、、、、うーん、失礼ながら、やっぱり「善人」には、見えないです。特に佐藤優。これは、わたしがペラペラの「平成」を生きている軽い人間だからでしょうか?明治維新の頃の「憂国の士」って、こんな「面構え」なのかもしれないと思いました。

あとがきにおける鈴木宗男の反省の弁。「人を恨んではいけない。」この言葉に、この人の草の根人気を感じました。


明日から、通常営業するぞ!

夕ごはん

オードブルもどきの残り
煮物
あげとわかめのみそしる

4 comments:

  1. 今年に入ってから何回かアクセスしたのですがいつもページがフリーズしてしまいました。でも今日は大丈夫でした。

    トピと関係ない書き込みですみません。(「反省」)でもこの写真がすっごく良くて触れずにはいられませんでした。すっごくいいです。Aちゃん?

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  2. ジギーさま

    なんだか北米大陸とは相性の悪い年始だったようですね。ご訪問、ありがとうございます。

    「写真」って、佐藤優と鈴木宗男の「写真」かと最初思ってしまいました(←ありえなーい?)

    そうAです。あんなことしているから膀胱炎になるんです。困ったものだ。

    写真は、夫が撮影しました。

    おりひめ

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  3. あはは~。はい、こっちの「写真」はこわかったです。。

    うちのは元気でやっています。ネズミ年にあやかって新年早々2匹捕まえたよ。(えっへん)

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  4. ジギー様

    すごーい!(ネズミのはなし)ここ一年くらい、ネズミをとる件数が減ってます。キツネもウロウロしていたから、もしかしたら絶滅しちゃった。。。?小鳥は、時々犠牲になっているけどね。

    膀胱炎も、なおって来てるみたい。ちゃんとトイレに行くようになりました。(ほっ)。

    おりひめ

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