2014-12-18

チーズ工場物語

暴風雪もおさまったようで、、、家の周囲は、雪山だらけですが(^^;) 

今日も午後から小1時間、家の周囲の雪山崩し。明日から、本格的な除雪作業が待ってます!これも北国の冬の風物詩。

私が住んでいるこの北国の町は、10年ほど前に隣の村と「合併」しました。その隣村は、酪農も盛んで独自にチーズを生産・販売。自前のチーズ工場があります。

そのチーズ工場の「成り立ち」を描いた「町民舞台」に、去年までレッスンに通ってくれたAちゃんが出演というので見に行ったのが、この日曜日。まだ積雪もないころでした。

「町民舞台」というのは、文字通り、地元の皆さんが中心になり創りあげるもので、キャストや裏方も「町民」。ということで、言葉は悪いけどアマチュア劇団です。

どんな内容の話なのかもわからないまま見に行ったのだけど、幕があがってしばらくしてから、ほほー。。。

昭和50年ごろからはじまった国からの牛乳生産調整の通達を受けて、廃棄しなければならなくなった牛乳をなんとかして生かしたいということではじまった「チーズ作り」。最初は、作り方も道具も、ありあわせからスタート。なんとか工場建設までたどりつく、、、の顛末が描かれていました。

「物語」とはいっても、登場人物たちの「会話」を通じた「実録・ザ・チーズ工場プロジェクトX」。

途中、「チーズの作り方」のyoutubeを見ているのか?と思うようなシーンが延々続き、最後は、工場落成会のシーンで終了。そのシーンでは、地元グループによる「お祝いの太鼓演奏」が組み入れられ、会場全体が「落成祝賀会」という仕立てでした。

まあ、素朴といえば、素朴な筋立て。でも、こんな風にその土地の「歴史」ー昔話をそれぞれが覚えておくための装置としての「演劇」の役割があるんだな、、って思いました。そして、こういう「演劇」は大都市ではなかなかありえない貴重な存在。

勉強が得意ではなかったAちゃんも長いセリフを堂々と語っていて、「記憶」の「回路」のフシギを感じたりして(^^;)

風土に合わせるチーズ作りの大変さや、苦労を見てしまい、「安いメーカー品」ばかり買っていた自分を恥じ入り、地元のチーズ買いたくなりました。

すると、、、なんと、会場で販売!

しかも、、、、割引販売とのこと!

うーん、ここまで「演出」されていたとは、一本取られた(^^)!

美味しいチーズです。私のオススメはカマンベール。「ひがしもこと乳酪舘」やなどで購入可能。

夕ごはん

煮豚と煮卵
蒸しブロッコリー
さんまの梅干し煮
納豆
大根の玄米麹漬け
とうふとにらのみそしる

大根の漬物、食べごろになってきました。ポリポリ。






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