2015-12-24

2015年11月☆北見多読カフェ(+おまけ^^;)

昨年の今頃は、大吹雪の後、雪山があちこちに、、、の師走でしたが、今年は、穏やかに季節が流れています。毎月一度北見で開催している「多読カフェ」も、昨年12月は悪天候でキャンセル。そのときの経験から、今年は先月を年内最終回として「持ち寄りランチ会」といたしました。

参加者は9名。夏場は、お仕事の都合で参加がかなわないおふたりとも久しぶりの再会(^^)v

次から次へと紹介されたおススメ本の中から、数冊を皆さんの一言をダイジェストにして、メドレー(?)方式でご紹介しますね。

CDが素敵→"Gorilla"(Anthony Browne 著) *アマゾンリンクの本とは版が違います。

Gorilla
GorillaAnthony Browne

Walker Books Ltd  2013-10-03
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「かかし目線」だとそうかもね~→ "Scarecrow"(Cynthia Rylant 著)

Scarecrow
ScarecrowCynthia Rylant Lauren Stringer

HMH Books for Young Readers  2001-04-01
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絵が!絵が!かわいい!細かい部分もすごい!(そして、、、オチがなんともタイムリー!)→"The Queen's Hat" (Steve Antony 著)

The Queen's Hat
The Queen's HatSteve Antony

Hodder Children's Books  2014-10-02
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この仕掛け、たまりません→"Joseph had a little overcoat."(Simms Taback 著)

Joseph Had a Little Overcoat (Caldecott Medal Book)
Joseph Had a Little Overcoat (Caldecott Medal Book)Simms Taback

Viking Books for Young Readers  1999-10-01
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人間の強欲さについて、考えちゃいますね~。→"The Money Tree." (Sarah Stewart /David Small 著)

The Money Tree
The Money TreeSarah Stewart David Small

Sunburst  1994-04
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じーん!→"Fleabag" (Helen Stephens 著)

Fleabag
FleabagHelen Stephens

Alison Green Books  2014-07-03
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リズムと唄が楽しい♪→"Up and Down on the Merry-Go -Round."(Bill Martin/ John Archambault/ Ted Rand 著)

Up and Down on the Merry-Go-Round
Up and Down on the Merry-Go-RoundBill Martin John Archambault Ted Rand

Henry Holt Books for Young Readers  1991-03-15
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恒例になった読み聞かせ。今回Aさんが選んだのは、"The Rain Came Down."(David Shannon 著)
Aさんは、概略をかいつまんで日本語で途中まで説明。そのあと、英語でお読みになりました。参加者からは、「日本語のあらすじがヒントになって、内容にすーっとはいっていけました!」のフィードバックも。いいアイディアですね!

The Rain Came Down
The Rain Came DownDavid Shannon

Scholastic Audio Cassette  2009-05
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毎回話題が尽きないブック・トークですが、今回は「持ち寄りランチ」ということもあり、いつもより早めに切り上げてランチタイム。サーモンの押し寿司、もち米団子、チキンカレーにポテトスープ。スパゲッティサラダにミネストローネ、炊き込みご飯、柚子風味パウンドケーキ。ゴマのプリンにゼリー、リンゴと、盛りだくさんでおなかいっぱい。




北見の多読カフェで毎回感じるのが、参加者の皆さんそれぞれが、本についての感想を「自分の言葉」で表現していることです。だから、「それ、読んでみたいな~」と、心が動くんですね。毎回、記入していただいている「貸し出しシート」でも、カフェの場で参加者の方の感想が加わった本が、次から次へ手渡されているのがわかります。

気持ちのバトンがつながっているんだなあ。


さてさて、きれいにまとまったところですが、、、

実は、「北見多読カフェ・スピンオフ企画」がありました!カフェ自体はお休みの12月。忘年会も兼ねて、ちょっとお遊びをしてみました。

ここ数年、アメリカ・イギリスでじわじわ流行り始めているという、"Ugly Christmas Sweater Party." ストレスがたまるこの年末に、とにかく「バカ騒ぎ」をしよう!というのがコンセプトなのかな?たんすの肥やしになっている「だっさい」セーター着て「笑いましょう」というパーティです。ひょんなことから、これについて、北見多読カフェの有志に声かけたところ、、、

のってくれました(笑)。


これは、ダサいセーターをさらに加工した力作。

忘年会には、「もし、たんすの肥やしがありましたら、ご着用を!」の声かけで、参加者の大半の方が、「ださセーター」で参加してくださりました。「ダサいセーターパーティ」略して「だセパ」として、すでに来年への構想を膨らませている向きもあるようです(笑)。

いいグループだな~。

来年も、いろんな意味で、楽しみです。

The Ugly Christmas  Sweaterの詳細は、こちら(日本語記事)や、こちら(英文)

では、この辺でHappy Holidays!


2015-11-16

オリガミ博士

今月は、例年になく雨が多い11月。「これなら、雪も少ないかも!?」と思うんですが、「そんなに甘くないよー」と知人に諭されました(^^;)。

さて、そんな中、昨日は、網走天都山にある「オホーツク流氷館」で開催された「セラピーフェスタ」に「布の会」で参加させていただきました。今年の8月にリニューアルオープンした「流氷館」。オホーツク海や網走湖が見渡せ、天気のよい日は知床連山がずずーっと眺めることができます。

昨日は、あいにくの雨模様でしたが、それはそれで、雲海のような神秘的な風景。いつ訪れても気持ちが元気になる場所です。

さて、私はエコナプキンのお試しワークショップで参加したセラピーフェスタでしたが、ふとしたことから持参していた「折り紙」を、おかあさんのお供でウロウロして、手持ち無沙汰っぽいキッズに渡したところ、あっという間に「オリガミコーナー(別名:簡易託児所)」に変身!実は、最近、教室に通っている子供たちの中で、結構な比率で「鶴を折ったことがない!」という子がいて、びっくりしたり、憤慨したりしてたんですが、それって、チャンスがなかっただけですね。

折り紙を求めて、小さい手が伸びていましたよ~。中には、思いつめたような顔をして、よく回らない舌で、「あ、あの、、、オリガミ2枚ください、、、」って近寄ってきた4歳くらいの男の子もいました。知らないオバちゃんに声かけるのは、ほんとうにドキドキしたことでしょう。

そしてそんな「オリガミコーナー」では、「オリガミ博士」くんと出会いました!あっという間に見事な「コマ」を3枚の折り紙で作りあげた手わざに「師匠!ぜひそのコマの作り方を教えてくださいっ!」と直訴したんですが、「ネットで調べれば、作り方図が載ってるよー」と、軽くいなされてしまいました。

「師匠」のおかあさんに伺ったところ、学校でも年上の子に折り紙を教えてあげている「オリガミ博士」くんだそうです。

自分の手で何かを作ることのヨロコビを知っている子は、強いと思う。

「博士」くんは、小3。その妹の2歳児ちゃんは、折り紙をたてに折って「山~!」と、ニコニコしてました。もう一枚渡して「じゃあ、今度は『川』を作って!」とリクエストしたら同じような形を作って「川~!」とニコニコ。


英語レッスンがその後の予定に控えていたので、ほんの数時間の参加でしたが、満喫しました!あ、エコナプキン作りに参加してくださった方もいて、一応ミッションコンプリート(^^;)。

オリガミは、在米中に子供たちに教えたり、職場だった「日本語学科」のPRボードに展示したりしましたが、やっぱり楽しい遊びですね♪

さて、オリガミ教室(?)の後の英語レッスンでは、高校生が音声と一緒にこんな感じの本を読んで楽しんでいました~。







2015-10-11

2015年9月 北見多読カフェ

台風23号の暴風雨の後、爽やかな青空が広がるオホーツクです。ずいぶんと紅葉も進んでまいりました。

ちょうど、昨年の今頃は、大空町で多読についてのワークショップを開催し、たくさんの皆さんに参加していただきました。あの集まりをきっかけに多読を開始なさった方にとっては「多読1周年」ですね!

本を通して、たくさんの新しい世界に出会うことができたかもしれません~。

昨年のワークショップ開催の中心メンバーが集う北見多読カフェ、9月の報告です!

農繁期のオホーツク、参加者は、5名でした。前回の「YouTuber利用多読術」を早速実践なさったAさんからは、「本を読んでるときには『ふーん』だったんですが、YouTuberさんをさがしたら、動画がありました。それを見たら、細部がより鮮明になり、もっと楽しめました!」とのこと。

その一冊は、"The Paper bag Princess"

The Paper Bag Princess (Munsch for Kids)
The Paper Bag Princess (Munsch for Kids)Robert N. Munsch Michael Martchenko

Annick Pr  1980-05
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やはり、音声と映像があると理解が深まるんですね~。

Aさんからは、もう一冊、「教訓は『見方を変えよう!』ですね」のこちらも。

A Squash and a Squeeze
A Squash and a SqueezeJulia Donaldson Axel Scheffler

Macmillan Children's Books  2011-06-03
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Bさんは、シュールリアリズムで有名なDALIの伝記が紹介されました。「幼少時の育ち方が、画風に影響してるのかでしょうか?」

Salvador Dali (Getting to Know the World's Greatest Artists)
Salvador Dali (Getting to Know the World's Greatest Artists)Mike Venezia

Childrens Pr  1993-09
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前回、「YouTuber多読」を紹介してくれたCさん、今回もYouTubeが活躍したようです。Maurice Sendakの "In the Night Kitchen"は、本を見たときには、文章が全て大文字で読みにくく、世界観にはいりこめず、イマヒトツ雰囲気にはいれなかったそうですが、アニメーション化されているものを見て、ストーリーもすとんとわかり、さらに、登場人物の歌が、大変よかったとのこと。Aさんもそうですが、もしかしたら「絵本だけでは、多読に乗り切れない」という皆さんも、動画やアニメも一緒に楽しめれば、ツボにはまるかも??

In the Night Kitchen (Caldecott Collection)
In the Night Kitchen (Caldecott Collection)Maurice Sendak

HarperCollins  1996-01-18
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そして、一ヶ月、ご自分の車の中でCDをかけっぱなしになるほど楽しんだというのがこちら。とにかく、歌を聴いてください!とのことです。

Twenty Four Robbers (Child's Play Library)
Twenty Four Robbers (Child's Play Library)Audrey Wood

Childs Play Intl Ltd  2005-07-30
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この本、きら星のごとくある絵本の中でも、私もかーなーり、好きなタイプ。

Dさんの今回のイチオシは、こちら。

Mr. Rabbit and the Lovely Present
Mr. Rabbit and the Lovely PresentCharlotte Zolotow Maurice Sendak

HarperCollins  1977-10-12
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あれれ、今回Maurise Sendak 二冊目のエントリーですね!とにかく、登場するウサギさんの手足の長さ、姿勢のよさなど、言葉で言い表せないほど、楽しんだそうです(^^)v

今回、最後にBook TalkをしてくださったEさんからは、「絵がビミョーだったけど、中身にひきこまれました~」の一冊。

Tea with Milk
Tea with MilkAllen Say

HMH Books for Young Readers  2009-05-04
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日米ふたつの文化の狭間で、とまどう女性が主人公。タイトルの"Tea"は「お茶」ですが、アメリカと日本では、いただき方が違いますよね。そこら辺りからストーリーがすでに始まっているのです。いわゆる「絵本」的な絵ではありませんが、魅力的なスタイルです。

そして、ここ数ヶ月、定番になりつつあるEさんの読み聞かせ!今回はCD無しの本で練習なさったとのことですが、とても、とても、聞きやすい語りでした。

The Boy Who Wouldn't Go to Bed (Picture Puffins)
The Boy Who Wouldn't Go to Bed (Picture Puffins)Helen Cooper

Puffin Books  2000-12-01
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さて、今回、番外遍として、最近の北見カフェでブーム的に人気のシリーズをご紹介。ふしぎな動物Dodsworthと相棒の鳥が、世界各地を観光旅行。その先で繰り広げられるドタバタ劇が、低めのテンションで描かれています。

Dodsworth in New York (A Dodsworth Book)
Dodsworth in New York (A Dodsworth Book)Tim Egan

Houghton Mifflin Harcourt  2009-10-19
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Dodsworth in Tokyo (Green Light Readers Level 3)
Dodsworth in Tokyo (Green Light Readers Level 3)Tim Egan

HMH Books for Young Readers  2014-10-14
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↑このTOKYO編など、突っ込みどころ満載!

次回の北見多読カフェは、10月22日(木)11時~ 北見市北光地区住民センター にて

2015-09-08

2015年8月★北見多読カフェ

すっかり秋模様のオホーツクです。ここ数日は、すっきりとした青い空が見えていますよ~。

さて、先月末に北見でひらきました「多読カフェ」のご報告。

参加者は、B.B.カードレッスンから3名、その後の多読カフェから合流の方2名の合計5名。

多読カフェでは、今回も「絵」と「音」が話題となりました。

Aさんは、開口一番「今月は、手抜きしちゃいました~」のごあいさつ。

え?「手抜き」って?

農作業で忙しい中、本を読む時間と気力と体力が、若干低下した中、お世話になったのが、、、

「youtuberさんでーす!」

まず、借りていった絵本をパラパラと眺め、その絵本の「読み聞かせ」をしている動画を検索。(今回、ノンフィクション物を除き全て、youtubeにアップされていたそうです。)読み方や、声が自分好みのものを選び、「お気に入り登録」。その上で、作業をしながら、音声を聞いていたとのこと。

「寝る前に本を開いても、すぐに眠くなってしまったんで、、、youtuberさんに読んでもらいました!!」

ぜっぜっん、手抜きじゃないし~!

と、皆さんに突っ込まれていました。音声を聞きながらでも、最初にパラパラとながめた絵本のイメージが浮かんだとのこと。これ、なかなかいいアイディアですよね!

「言葉」は、「文字」だけでなく、「情景」と「音」が一緒になってこそ、身につくと思うので、この方法は、理にかなっています~。

そんなAさんのおススメ本は、"How to make an apple pie and see the world."

「ほんと、おいしそうで、パイを作るために、『ちょっと、世界回ってくるわ~』の余裕の気持ちが、あふれていて、私もそんな風に気持ちに余裕を持って生きたいです。」

って、Aさん、十分、気持ちに余裕のある方なんですけどね(^^)vこの本も、もちろん、youtuberさんの朗読でも楽しまれたそうです。

How to Make an Apple Pie and See the World (Dragonfly Books)
How to Make an Apple Pie and See the World (Dragonfly Books)Marjorie Priceman

Dragonfly Books  1996-09-09
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Bさんからは、"The Keeping Quilt" 「最初、読みにくく感じて、ページが進まなかったんです。」

それを克服したのは、、、

「まず、絵だけ、最初にパラパラって追ってみました。それから読んだら、とても読みやすくなりました。」

ふむふむ。やっぱり「絵」の後に「文字」ですね。

「ストーリーもよかったんですが、、、、、何世代にもわたって、布を使い続けるって、、、実際、最終的に、かーなーり、、ボロッちくなったんでは???」

うぷぷ。かーなーりー、リアルに情景を描いてお読みになったんですね~。

The Keeping Quilt: 25th Anniversary Edition
The Keeping Quilt: 25th Anniversary EditionPatricia Polacco

Simon & Schuster/Paula Wiseman Books  2013-08-27
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Cさんの今回のおススメは、Mr.Putter and Tabbyシリーズから"Takes a train." 「今までのこのシリーズの中でも、かなり上位にはいりそう。」とのこと。たしかに、シリーズ物は、「最高!」から「うーん、、」まで、波があるのはいたし方ありません。また、好みも様々ですし。それでも、この "takes a a train"は、他の方からも好評の一冊。

Mr. Putter & Tabby Take the Train
Mr. Putter & Tabby Take the TrainCynthia Rylant Arthur Howard

HMH Books for Young Readers  2000-02-28
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あ、そうだ!この人気シリーズを、もう一度みんなで読んで、ランキングつけるのも楽しそうですね~。(メモメモ)

Cさん、今回のほかの本は、「うーん、よかったですけど、、『どってことない』って感じ(苦笑)」

って、英語の本を読んでて「わかりません」とか「むずかしかったです」「つまらなかった」じゃなくって「どってことない」って、いうのも、かなり「凄い」感想ですよね(^^;)

Dさんからは2冊。

一冊目は「ラフなスタイルでく、く、熊狩り??」だそうで、北海道民にしてみると、かなりリアルに違和感を感じる"We're going on a bear hunt."

途中、疲れてきたり、熊に出会ったり、の節目節目での、一家の「空気感」の変化をお楽しみでした。

We're Going on a Bear Hunt (Book & CD)
We're Going on a Bear Hunt (Book & CD)Michael Rosen Helen Oxenbury

Walker Books Ltd  2007-10-01
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二冊目は、「今回のイチオシです!」の ”Numer the Star"第二次世界大戦時のデンマークが舞台です。戦時下の窮乏を極めてくる首都の生活と、少し離れた田舎での生活の描写の対比などが、心に残ったそう。

そして、この本については、音声もおつけしたので、工夫をなさってお読みでした。

まず、1/3程度を運転中に「音声だけ」でストーリを追い、それから読み始めたとのこと。

「音声だけのときは、『少し速いかな~。内容わかってるのかな、自分?』と思っていました。でも、読み始めたら、読みやすかったです~。」

ほほー。

「それで、最後まで読んでから、あとがきに進みました。あとがきは、音声と一緒に読もうとしたんです。」

ふむふむ。

「そしたら、、あれ?自分が目で追う速度の方が、音声より速いっ!!」

へへー。

「最初に、音声だけで聞いていたら、『速い』と思ったけど、文字と一緒だと、『速くない』っていうのが面白かったです。」

かなりリーディングスピードがあがってきているということですね。

それにしても、皆さんのお話、私の方がとっても参考になります。(メモメモメモ)

Number the Stars
Number the StarsLois Lowry

HMH Books for Young Readers  2011-05-02
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さて、今回の「トリ」のEさんからは、、、

「THE★絵本!でした!!」 の ”Again!”

「最初から、最後まで、絵がと~っても楽しめます!」

ストーリーは、「本を読んで~!」と「何度も(again and again)」せがむこどものドラゴンと、お母さんドラゴンのやりとりで展開するのですが、「こどもあるある」の物語に加えて、随所に「絵の工夫」がたくさん!

「ほら!ここにも!」「で、こうーなって!」「そして、ほらほら、最後は、、ね~!!」

と、プレゼンターのEさんの紹介の仕方も素晴らしかった!誰もが「これ、次に借りよう、、、」って思ったはず(笑)

Again!
Again!Emily Gravett

Macmillan Children's Books  2012-09-13
売り上げランキング : 51480


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そんなEさんが、最後に皆さんに向かって読んでくれたのが、”Monkey Puzzle"効果音まで、バッチリの「完コピ」でした♪

Monkey Puzzle (Book & CD)
Monkey Puzzle (Book & CD)Julia Donaldson Axel Scheffler

Macmillan Audio Books  2005-02-18
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Eさんは、「CDを何度もとめて、練習しました~」と仰いますが、それをやるのが「苦じゃない!楽しい!」そうです。

「英語学習」というと、つまらないことでも「がんばって、何度も何度もリピートして」のイメージがあるんですが、「楽しい」から、「音読練習」も身がはいるようです。

もしかしたら、そういうスタイルが苦手な方もいるかもしれませんが、そういう場合は、別の方法を一緒に模索すればいいこと。それぞれが、「楽しい!」と思えるやり方をこれからも探していきましょう!

ということで、「北見多読カフェ」は、「参加者中心」の「英語の集まり」です♪

9月は24日(木)開催です。






2015-07-27

2015年7月★北見多読カフェ

日本中が「熱湯風呂」状態のようですが、オホーツクも仲間入り。夏らしい毎日が続いています。先週の木曜日には、北見での多読カフェ。BBタイムも含めて7名の参加でした。

恒例となった「読み聞かせ」に加え、本の感想+リクエストも、どんどん飛び出し、皆さんマイペースでTadokuを実践中。

本日最初の読み聞かせは、Jamberry(Bruce Degan著)「ベリーが美味しい季節ですよね♪」が、Aさんの「前フリ(^^;))」(Aさん、ランチにはさくらんぼを差し入れてくださいました。)

Jamberry Board Book
Jamberry Board BookBruce Degen

HarperFestival  1995-01-06
売り上げランキング : 8517


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Aさんの今回のおススメ本は、Nancy Drew Notebooks "#2~The Lost Locket(Carolyn Keene著)
「Nate the Greatの女子版って感じです。読みやすかったです。」とのこと。テイストはNateとはちょっと違うけど、ミステリー仕立てだと、先が気になって、ついつい読みすすめますよね。

The Lost Locket (Nancy Drew Notebooks #2)
The Lost Locket (Nancy Drew Notebooks #2)Carolyn Keene

Aladdin  1994-09-01
売り上げランキング : 79762


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Bさんは、Cynthia Rylant著 The Light House family series #1 ”The Storm"をおススメ。このシリーズ、感覚的な文章が続き、私自身は「読みにくい」ように感じているのですが、「そんなことありませんでした~.。」と、頼もしいお言葉。

「あ、でも、ネコとイヌと、ネズミが一緒に暮らすって設定なんで、最初、『大丈夫かな~?』と、思いましたが、そのフシギさをクリアしたら、とってもいい話です。」

たしかにねー。ネコとイヌとネズミ。。。(笑)

The Storm (Lighthouse Family Book 1) (English Edition)
The Storm (Lighthouse Family Book 1) (English Edition)Cynthia Rylant Preston McDaniels

Beach Lane Books  2012-07-17
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北見多読カフェでは、毎回のこうしたおススメ本にひかれて次の本を手にとる、、という流れなのですが、前回おススメ本にあがっていたこちらを今回読んだBさん。

「忍耐強い母ですね~。」

何が、どう、忍耐強いのか?気になった方はぜひお読みください(^^) あ、タイトルが語ってますね~。

Boy Who Wouldn't Go to Bed
Boy Who Wouldn't Go to BedHelen Cooper

Turtleback Books  2001-03
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さてさて、続いては本日二件目の読み聞かせ。Cさんによる"The Gruffalo's child"(Julia Donaldson著)。Cさん、今回、この一冊に夢中。一ヶ月かかりっきりでCDを聞いて何度も読む練習をしたそうです。「もう、かわいくって、楽しくって、この本、大好き!」そしてそして、皆さんの前で披露してくださった読み聞かせが、抑揚、リズムなど、CDの朗読の「完コピ」に近い仕上がり。

まさに「あっぱれ!」

「ひとりでスピード○ーニングをやったりNHKの英語テキストをかじったりしてても、なかなか続かないのだけど、こういう場があると、楽しいし、続きますね~。」と、嬉しいお言葉も。

Cさんにとって、そして参加してくださる皆さんにとって、「本を読む」→「感想をシェアする」または、「気に入った本を何度も練習して読み聞かせる」というのが、モチベーション維持に役立っているのかな?

このJulia Donaldsonさんの本については、カフェの皆さん、「楽しい。もっと読みたい」ということでした~。メモメモ。

The Gruffalo's Child
The Gruffalo's ChildJulia Donaldson Axel Scheffler

Puffin Books  2007-03-01
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農作業の合間を縫って多読カフェに参加してくださっているDさんは、Skylark(Patricia Maclaclan著)の朗読音声を広大な畑の草取り作業をしながら、何度も何度も聞いたそうです。音声利用は、お忙しい方にはおススメの方法です。

そして、何度も聞いたあとに本をよんだところ、音声だけでは理解できていなかった部分もはっきりして、より楽しめたご様子。

旱魃で水を求めるコヨーテの命を救って欲しいと夫に嘆願する主人公のシーンに涙が出たそうで、ここまで感情移入して読めたら、最高ですね!

Skylark (Sarah, Plain and Tall Saga)
Skylark (Sarah, Plain and Tall Saga)Patricia MacLachlan

HarperCollins  2013-06-25
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Eさんのおススメは、"Thank you Mr. Falker." (Patricia Polacco) 特に、「自分が他の子と違う」ことに気づき、不安に思っている主人公に対して、彼女の祖母がかけた次の言葉がお気に入りだったそうです。

”・・・To be different is a miracle of life.  Everyone is different."

今回、急ぎ足で読んだので、またそのうちじっくりと再読したい一冊だそうで。ほんとに、皆さん、読み方に「余裕」が出てきましたね!

Thank You, Mr. Falker
Thank You, Mr. FalkerPatricia Polacco

Philomel Books  2012-04-12
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Fさん、まずは「投げ本」の紹介。

「面白そうなんだけど、どうしても『寝オチ』しちゃって(笑)。同じページを何度も、何度も読んじゃって先に進まないから、、、、、また、そのうちチャレンジしまーす!」と明るく宣言。

ちょっとボリュームがある一冊ですもんね。 (Buddy Filesの作者さんの手によるものですが、ちょっと読みにくいと私も感じてます。)

本を途中でやめたことを、「明るく」報告できる雰囲気が嬉しいです。

The Haunted Library #1
The Haunted Library #1Dori Hillestad Butler Aurore Damant

Grosset & Dunlap  2014-08-14
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そして、Fさんが最後に読み聞かせてくれたのが、Mrs. Wishy washy and the Big Wash. (アマゾンでは入手難しそうですが、MPIで出しているバージョンです。)

Mrs Wishy-Washy and the Big Wash
Mrs Wishy-Washy and the Big WashJoy Cowley

Kingscourt  2011-01-01
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洗濯が気持ちのいい夏の日にふさわしい一冊でした♪ 

<番外編>

いやはや、皆さん、どんどん進化しているなあ。私も負けてはいられない!ということで、この一ヶ月に読んだ中から、今回、皆さんに紹介したのは次の3冊。どれも夏の読書におススメです。

1)バイリンガル版Sharlock ピンク色の研究

ベネ様のSharlockがなんと劇画で!しかも日本人が書いた??ものが、英語に書き起こされるというフシギな本。英語は、ドラマのセリフをほぼ忠実に再現しているそうで、これを読んだあとだとあの早口も聞き取れる!と、旭川で多読教室をしているHさんから聞きつけ即購入。逆に、ドラマでよくわからなかったところが、文字で読むとわかったので、嬉しかったです。(あれ?今回のSkylark紹介と一緒だ!)

バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究
バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究Jay.

KADOKAWA/中経出版  2015-06-10
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2)Wonderstruck (Brian Selznick 著)

あのThe Invention of Hugo Cabretの作者による、文字部分と絵物語の部分が交互に登場するシリーズ第二弾。今回は、文字部分のストーリーと、絵部分のストーリーが別々に進行して、最後に融合するというThe Holesとか「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」的な仕掛けです。キイワードが「博物館」なので、そういう世界が好きな方にはたまらない一冊でしょう。

Wonderstruck: A Novel in Words and Pictures (Schneider Family Book Award - Middle School Winner)
Wonderstruck: A Novel in Words and Pictures (Schneider Family Book Award - Middle School Winner)Brian Selznick

Scholastic Press  2011-09-13
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3)Number the Stars (Louis Lowry 著)

名著。第二次世界大戦中のデンマークが舞台。重苦しい時代の中で、「勇気」を持って行動する力はどこから出るのか?なんとなーくきなくさくなってきた今のニッポンで、たくさんの人に読んでもらいたい。こちらは、読んでから音声朗読を楽しみました。

Number the Stars
Number the StarsLois Lowry

HMH Books for Young Readers  2011-05-02
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夕ごはん(今晩)

イナダと油ガレイの刺身
鶏レバーの生姜煮とモロヘイヤの和え物
ひじきと大豆、おからの煮付け
蒸しブロッコリ
高野豆腐と絹さやのみそしる
納豆

イナダは網走産の天然もの!で、油ガレイと二品であわせて¥600.ああ、オホーツク万歳!








2015-06-28

初ヨガ


サロマでは、100キロマラソン。
北見では、雑貨フェティバル。
置戸では、人間ばんば。
津別では、くりんそうまつり。

そして、私は、

網走で「龍村ヨガセミナー」。

「指ヨガ」の創始者で、「龍村ヨガ」を主宰なさっている龍村修先生がご来訪。龍村先生は、日本に本格的にヨガを広めた「沖正弘」さんのお弟子さんで、「沖ヨガ」の継承者。先日のヨガの日(6月21日)には、長年の功績で、インド大使館で功労賞をいただいたばかりだそうです。(ちなみに「断捨離」のやましたひでこさんも沖ヨガで修行なさった方です。)

正直、「ヨガ」は「指ヨガ」からはいったし、体操・エクササイズ系の習い事にほとんど「わくわく」しない性質なので、実は「ヨガ初体験」。「指ヨガ」の湊さんがいなかったら、近寄らなかった世界かも。

参加者は、99.9999%が女性で、80%がヨガ経験あり。

セミナーは、センセーの講話からはいり、体を動かし、弛緩し、また動かし、弛緩、の繰り返し。3時間があっという間でした。

以下、センセーが仰っていたことで印象に残っていること。

「ヨガは、実践。」
「単なる運動、体操ではない。ポーズができるからといって、ヨガがわかっているとはいえない。」
「からだの内側の声をきく」「「からだから学ぶ」
「呼吸で大切なのは、悪い老廃物を出すこと。呼吸だけで、やせられる」
「『からだが固い』と思っていると、かたいままだが、『やわらかい』と思えば、どんどんやわらかくなる。思い込みを解くことが大事。」
「競争や、人と比べるものではない。一年前の自分、一ヶ月前の自分とどう変わったか?が大事」

そして

「100年前までは、ヨガは、口伝だった。ひとりひとりが、師範に『これ、どうでしょう?』とお伺いをたてるもの。人を大勢集めての教室スタイルは、最近のもの。」

「30年かかって、わかることもある。」

さらに

「工夫しなさい。」

などなど。まだまだ、たくさんお話うかがい、からだを動かしたいと思いました~。多分、講話と実践のバランスがあっての「ヨガ」で、自分の仕事に即して考えると、やっぱり「言葉」は、「文字」だけでなく、音と、情景、リズムひっくるめた「全体」だなあと、今日の体験の言語化の限界を感じつつふと気づきました。

ヨガの背景にある「考え方」が書いてあるのはこちら。

生き方としてのヨガ
生き方としてのヨガ龍村 修

人文書院  2001-07
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そして、こちらは、とても読みやすかったです。

伝説のヨガマスターが教えてくれた 究極の生きる知恵
伝説のヨガマスターが教えてくれた 究極の生きる知恵龍村 修 やました ひでこ

PHP研究所  2013-06-11
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センセーからサインももらって帰りました♪










2015-06-27

2015年6月★北見多読カフェ

あのー、、もうすぐ7月なんですけど~。。。

と、思わず天を仰ぎたくなるオホーツク地方です。本日の「最高」気温12℃(^^;)。

それでもニセアカシアは盛りを過ぎ、日々は移ろいます。

北見で毎月開催している「多読カフェ」内でも「移ろい」がありました。それは、この記事の最後にご紹介(^^)v

今回は、8名の方が参加。

前回からスタートした「絵本の読み聞かせごっこ」は、今回も継続。

私からは、「人に向けて本を読む」ときのコツや、「ここは、練習の場だと思ってくださいね♪」の一言を送りました。

今回、読んでいただいた本は、、、

All the World (English Edition)
All the World (English Edition)Liz Garton Scanlon Marla Frazee

Beach Lane Books  2011-03-22
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The Earth and I
The Earth and IFrank Asch

HMH Books for Young Readers  2008-03-01
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Mushroom in the Rain
Mushroom in the RainMirra Ginsburg Jose Aruego

Aladdin  1997-04-01
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基本、準備をしてきた方にやってもらうんですが、次々と読み聞かせごっこが続く中、「準備してないけど、読んじゃいます!」のツワモノも登場!その場のあたたかさに背中を押されたのかな?それは、こちらの一冊でした。

Madeline and Her Dog
Madeline and Her DogJohn Bemelmans Marciano

Penguin Young Readers  2011-09-01
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さてさて、「おススメ本」のBook Talkなのですが、今回は、各自、一冊ではなく、なぜか、次から次へと、出るわ、出るわ、の状況。皆さん、ご自身の目線で本について生き生きとお話してくださいました。

邦訳と一緒にお貸ししたこの一冊は、翻訳と原文の印象がかなり異なっていたそうです。Aさんは原文に軍配。

Danny and the Dinosaur: I Can Read Level 1 (I Can Read Book 1)
Danny and the Dinosaur: I Can Read Level 1 (I Can Read Book 1)Syd Hoff

HarperCollins  2014-05-27
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私は、とってもはまってしまい、もし多読カフェの皆さんの賛同が得られたら、「オトナ買い」でシリーズそろえたいこちらの一冊は、前回のBさんに続きCさんからも「うーん。。。」の感想。「特にむずかしいわけじゃないんだけど、読んでてテンポが出ませんでした」とのこと。。。。がっくし(笑)

The Adventures of Captain Underpants
The Adventures of Captain UnderpantsDav Pilkey

Scholastic Paperbacks  1997-09
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Bさんからは、もう一冊、「この絵の中の赤ちゃんのおむつのしわ加減がツボでした~!」

Boy Who Wouldn't Go to Bed
Boy Who Wouldn't Go to BedHelen Cooper

Turtleback Books  2001-03
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Cさんからは、「これ、私、前にも読んでたみたいですー(笑)。でも、よかったですー。」

There's a Boy in the Girls' Bathroom
There's a Boy in the Girls' BathroomLouis Sachar

Bloomsbury Childrens  2010-12-06
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こちらは「うーん、イラストで惹かれて読みかけましたが、途中でやめました!『だから、ど~なの?』 でした(笑)」確かに、小学生女子の「独白」スタイルは、ややイライラさせられますね(^^;)

Daisy and the Trouble with Life
Daisy and the Trouble with LifeKes Gray Nick Sharratt

Red Fox  2010-02-04
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そのCさんが前回、特に内容を紹介することもなく「よかったです」と一言仰ったことで、今回、お読みになったDさんからの一冊は

The Miraculous Journey of Edward Tulane
The Miraculous Journey of Edward TulaneKate DiCamillo Bagram Ibatoulline

Candlewick  2009-05-27
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そして、こちら。「CD付でしたので、より楽しめました~。」タイトルどおり、音楽についててんこもりの一冊。歴史、作曲家、楽器、演奏形態について、「ふむふむ」と学べる本です。

Ah, Music!
Ah, Music!Aliki

HarperCollins  2005-09-06
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さて、音といえば、前回から意識的に多めにお持ちしているCD付の絵本。「音源をすみからすみまで楽しめる」という方が多いのがJY BOOKSのシリーズです。前回のカフェの帰路、「音からはいって楽しんだ」Eさん。音は楽しめたけど、本に関しては「??」。だったとのこと。「音がはいると全然違う」と実感なさっていました。

Not a Box Board Book
Not a Box Board BookAntoinette Portis

HarperFestival  2011-09-27
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そして、内容が辛すぎて、途中で「やめた」のがこちら。(最後まで読むとHappy Endです。ペットを飼う上での心構えがテーマ。)

Alfie All Alone (Holly Webb Animal Stories)
Alfie All Alone (Holly Webb Animal Stories)Holly Webb Sophy Williams

Stripes Publishing  2007-02-19
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Mushroom in the rainを読み聞かせてくれたFさんは、「ストーリーもよかったけど、各ページに登場する周りのエキストラっぽい皆さんが気になって楽しめた」というこちら。ものすごーくシュールなオチですよ~。

Charlotte's Piggy Bank
Charlotte's Piggy BankDavid McKee

Andersen Press  1996-03-21
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そして、「わかったような、わからないような。でも、好きでした。」

Roxaboxen
RoxaboxenAlice McLerran Barbara Cooney

HarperCollins  2004-04-13
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Gさんは、本格的なペーパーバックにも挑戦中。「忙しくて、進みませんでしたが、いけそうです。」と延長ご希望の一冊は、映画にもなったアフガニスタンを舞台の友情物語。アマゾンのこの表紙だとイメージいいんですが、私がお持ちしたのは表紙が暗めで、皆さん「えー?ホラーかと思った!(^^;)」

The Kite Runner
The Kite RunnerKhaled Hosseini

Bloomsbury Publishing PLC  2011-09-05
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さらに、「CDかけながら、読みました。章の間にMJの音楽が流れるんだけど、それがやや長すぎて、困った(笑)」のMichael Jackson本。

Michael Jackson Audio Pack: The Man, the Music, the Mystery (Scholastic Readers)
Michael Jackson Audio Pack: The Man, the Music, the Mystery (Scholastic Readers)Vicky Shipton

Mary Glasgow Magazines  2009-10-05
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Gさんからは、「イヌの絵がツボでした~!そして、クリスマスだけじゃなく、ハヌカ、ラマダンなど、多文化に気を遣ってるんだなーって思いました!」の絵本。「学校愛」にあふれる校長先生が「こんなに素晴らしい生徒と先生、学校!もっともっと授業をしよう」と、休みを「善意」で減らしてしまうストーリー。Sharon Creechさんの作品。

A Fine, Fine School
A Fine, Fine SchoolAlison McGhee

Live Oak Media  2003-07-01
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Gさんが今、読みすすめているのはCobble Street Cousins シリーズ。毎回、主人公の従姉妹たちのおばさんに恋心を抱いている青年の絵について「かっこよくない!残念すぎる!」とつっこんでいらっしゃるんですが、今回は、、、ストーリーの中で、従姉妹たちが彼にインタビューするシーンがあり、そこに注目!「この男、毎日サボテンに歌を歌ってるって!何それ?ですよねー??」と、手厳しい。もう、これは、「怒り」ではなく「愛」なのでは?と思えるくらい、彼に注目しちゃってます。それだけストーリーに入り込んでるという証拠でもありますが(^^;)。 ああ、次の感想を伺うのが楽しみです!

Some Good News (Cobble Street Cousins)
Some Good News (Cobble Street Cousins)Cynthia Rylant Wendy Anderson Halperin

Aladdin  2001-04-17
売り上げランキング : 37372


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実は当日は、シャドウイングのプチレッスンもやったりして、かなりてんこ盛りの一日でした。それでも、前回からの「読み聞かせごっこ」も含め「文字」から「音」に皆さんの気持ちが少しずつ「移って」います。

それを証拠に、カフェ終了後、複数の参加者の方から、「音源つけて絵本を読むと、また違った楽しさがありますね!はまりそうです!はまりすぎて、他の本に移れません」とか「音源だけでストーリーを追ってみたら、すごくよかったです。」と早々と報告をいただきました。

「文字」から「音」へ。「音を聞く」をたっぷり楽しめば、「話す」力にもシフトするはず。北見多読カフェ、「進化中」です。