2014-12-21

クリスマスカラー?


先週2日間の猛吹雪のあと、晴天→路上融雪→気温低下→路上結氷(^^;)今日の町内、一面の「スケートリンク」でした。

強風だったので、されに路上が研ぎ澄まされ、明日の朝は、さらに鋭利な状態では???

そんな中、今年最後のエコナプキン「染めの会」。平日勤務の方のため、珍しく日曜日の開催。リピーター1名と、お知り合いの初参加の方1名。初参加の方は、市販の布ナプキンを試した上で、「自分で作ろう!」と思われたとのことです(パチパチ)。

「布の会&染の会」の趣旨のひとつに、「自分で手作りができることは、自分でしよう=何でもすぐに買えばいいという生き方から少し距離をおこう」という考えがあったりして(はい、そうだったりするんです^^。)

手作りだと、時間も手間もかかるけど、そういうことを楽しめると、物の見方も変わってくるような感じもするし。

今回も、今年「染の会」で大人気の茜染め。残った液でまた、何か染められるよ~ということで、ペットボトルに入れてたら、初参加のAさんが、お子さんの冬休みの自由研究で使おうか?ということになりお持ち帰り。

親子で、コトコト、布や毛糸を染めるひとときを楽しんでいただければ嬉しいです。

午後は、高校生レッスン。Aちゃんがレッスン最後に眺めていたのは、”How Santa Really works"ちょっと長いし、文章も多いのだけど、たくさんあるセリフの細かい部分もきちんと追っていました。まだまだ楽しめそうだったので、おうちにお持ち帰り。おまけに、クリスマス本もう一冊。トラブルメーカーのDaisyちゃんのクリスマス。先週開催するはずが、吹雪で延期になった北見多読カフェでメンバーのどなたかにお貸ししようと思ってた本です。Aちゃん、パラパラめくって、「うーん、読めそう!」ということで、冬休みのお楽しみとなりました。

How Santa Really Works
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Daisy and the Trouble with Christmas (Daisy Fiction)
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夕ごはん

トリのから揚げ
白菜キムチ漬け
大根の漬物
小松菜の胡麻和え
納豆
あげときのこのみそしる




2014-12-18

チーズ工場物語

暴風雪もおさまったようで、、、家の周囲は、雪山だらけですが(^^;) 

今日も午後から小1時間、家の周囲の雪山崩し。明日から、本格的な除雪作業が待ってます!これも北国の冬の風物詩。

私が住んでいるこの北国の町は、10年ほど前に隣の村と「合併」しました。その隣村は、酪農も盛んで独自にチーズを生産・販売。自前のチーズ工場があります。

そのチーズ工場の「成り立ち」を描いた「町民舞台」に、去年までレッスンに通ってくれたAちゃんが出演というので見に行ったのが、この日曜日。まだ積雪もないころでした。

「町民舞台」というのは、文字通り、地元の皆さんが中心になり創りあげるもので、キャストや裏方も「町民」。ということで、言葉は悪いけどアマチュア劇団です。

どんな内容の話なのかもわからないまま見に行ったのだけど、幕があがってしばらくしてから、ほほー。。。

昭和50年ごろからはじまった国からの牛乳生産調整の通達を受けて、廃棄しなければならなくなった牛乳をなんとかして生かしたいということではじまった「チーズ作り」。最初は、作り方も道具も、ありあわせからスタート。なんとか工場建設までたどりつく、、、の顛末が描かれていました。

「物語」とはいっても、登場人物たちの「会話」を通じた「実録・ザ・チーズ工場プロジェクトX」。

途中、「チーズの作り方」のyoutubeを見ているのか?と思うようなシーンが延々続き、最後は、工場落成会のシーンで終了。そのシーンでは、地元グループによる「お祝いの太鼓演奏」が組み入れられ、会場全体が「落成祝賀会」という仕立てでした。

まあ、素朴といえば、素朴な筋立て。でも、こんな風にその土地の「歴史」ー昔話をそれぞれが覚えておくための装置としての「演劇」の役割があるんだな、、って思いました。そして、こういう「演劇」は大都市ではなかなかありえない貴重な存在。

勉強が得意ではなかったAちゃんも長いセリフを堂々と語っていて、「記憶」の「回路」のフシギを感じたりして(^^;)

風土に合わせるチーズ作りの大変さや、苦労を見てしまい、「安いメーカー品」ばかり買っていた自分を恥じ入り、地元のチーズ買いたくなりました。

すると、、、なんと、会場で販売!

しかも、、、、割引販売とのこと!

うーん、ここまで「演出」されていたとは、一本取られた(^^)!

美味しいチーズです。私のオススメはカマンベール。「ひがしもこと乳酪舘」やなどで購入可能。

夕ごはん

煮豚と煮卵
蒸しブロッコリー
さんまの梅干し煮
納豆
大根の玄米麹漬け
とうふとにらのみそしる

大根の漬物、食べごろになってきました。ポリポリ。






2014-12-17

高校生女子の課題

あんまりいい写真じゃないですが、、、今日の午後のオホーツクです(^^;) 「数年に一度」の大吹雪が、シーズンほぼ最初の降雪ということで、明日以降、「大除雪パーティ」になりそうな予感。

小中、高校と全面的に休校。英語のレッスンも当然休講です。レッスンに来られなくても、それなりの宿題は出せるのですが、今、高校生メンバーに「実験」中なのが、スマホを使った「メール指導」。ネットやこちらで選んだカンタンな英文を毎日配信。それについての質問も同時に送り、返信をしてもらうというもの。あ、全て英文でやりとりしています。

送信する英文の長さは400字から600字。難易度は、中学卒業レベルくらいのもの。実験中なので、少し長めのものを送ったり、短くしたり。ウイークエンドには、「Fun reading/watching」として、オモシロビデオのリンクをはったりしています。

先月半ばからスタートして、定期テストのころは、反応が悪かったのでお休み。それでも毎日、英文を読み、書くという習慣が少しずつついている様子です。返信の内容が「イミフ」の英文の場合は、「よくわからなかったから、もう一度書いてみて」とお願いすると、がんばってわかりやすく書いてきたり、こういうのが「コミュニケーション」だと思うので、ぼちぼち続けて、また様子を報告しますね。

まだ実験中なので、真面目な子が、「すばらしすぎる英文」で送ってきて、話をきくとものすごく時間をかけてきたことが判明したので、「調べたりしないで書いてごらん」などのフィードバックも行っています。

と、これは、ちょっとした前置き。今日の本題はそんな高校生女子の様子。高1と高2女子の二人は小学生のころからのBBレッスンの成果(+本人の能力の高さ)で、英検2級レベルも余裕でクリアしそうな雰囲気だったので、先日、ノーベル平和賞を受賞したマララさんの受賞スピーチをレッスンで視聴しました。(前日にスマホに日本語訳のリンクを送って予習してもらっといたけど)



実は、このビデオを見せるにあたり、私の中で、「もしかして、、、」と若干心配(?)していたことがありました。

それは、、、、

日本の公教育の中でかなりトップレベルの成績でここまでやってきた高校生「女子」に、マララさんの訴えの意味がどこまで届くか?

です。

そこで、視聴の前に「今までの人生で女子だから損したことがあるか?」と尋ねてみたら、ふたりとも、「???」

あー、やっぱりね。

「男子の方が重いもの持たなくっちゃならないから損かも」
「女子と同じメニューで部活の筋トレしたら男子がキツイって言ってた」

あー、やっぱりね。

次に「あんたは女子だから『学校来ちゃだめ!』って言われたら?」と尋ねたら、、、

「あー、それいいかも(笑)。でも部活いけないのはツライなあ。。。」

そうだよね、そういう「実感」だよね。今の日本では。「あんたは女子だから今すぐケッコンしなさい」って言われたら?は、もはやジョークにしか聞こえない。

能力が高い女子。

学校教育の中では、のびのびとコツコツと力をつけます。

そして、大学進学、就職、、、、そこから先に押し寄せる、「え?何?この世の中?これがもしかして
サベツというもの???」

彼女たちがそういう気分にならないようにするためには、何ができるのかといえば、やっぱり「人間力」を高めて、自分の声で発言する力をつけることじゃないだろうかと思う次第。

次は日本の女性の置かれた状況を英語でレポートしたもの見せるか(笑)


夕ごはん

とんかつ(キャベツ千切り添え)
ほうれん草おひたし
白菜のキムチ漬け(自家製)
とうふときのこのみそしる

明日以降の「雪かき大パーティ」に備えて「壮行会メニュー」