2018-05-30

2018年☆4月&5月北見多読カフェ



毎月第4木曜日に開催している「北見多読カフェ」。

4月と5月も楽しいひとときを過ごしました。

4月は8名が参加。
久しぶりのお顔もあって、嬉しい再会でした。

この日の読書報告で興味深かったのが、"Heartland"について。

20巻まで続くシリーズもので、物語に「入り込む」と一気に次から次へと読みたくなるんですが、舞台が「馬の牧場」ということで、第一巻の初めから、「馬用語」がこここかしこに登場します。これが「挫折の素(笑)」だったのですが、今回、挑戦なさったAさんは「邦訳作戦」(パンダ読みというのかな?)

このあくまでも「楽しむために」邦訳を使うという方法が、最近の北見カフェではちょくちょく使われています。

で、"Heartland"の邦訳タイトルは、、、「15歳の夏(^^;;)」。
(まあね、そうなんだけどね)

そして、この「15歳の夏」を参照なさったAさんの一言。

「結局、、、、日本語で読んでも『馬用語』は『飛ばす』ってことに気づきました!」

これには一同、爆笑でした。

Coming Home (Heartland #1)
Coming Home (Heartland #1)Lauren Brooke

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5月は初参加の方も含めて7名が参加。

4月の例会でメンバーからの提案があった「もっと英語で遊ぼう!」「英語を使おう!」を実践ということで、が「英語での読み聞かせ」や「サマリー(要約)」「朗読」の披露がありました。

読み聞かせは

What makes a rainbow?  

仕掛けな綺麗な一冊です。今回初参加のBさんが、たまたま中国語がネイティブの方で、「中国ではにじの色は何色?」など各文化で異なる「虹のいろの数」に話題は膨らみました。(私自身は、3色くらいしか識別できないけどねー^^;)

What Makes a Rainbow?: Pop-Up
What Makes a Rainbow?: Pop-UpBetty Ann Schwartz Dona Turner

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Have you ever seen my cat? 

オチがなんとなくモヤモヤしたままで当日は終わったんですが、帰宅後、もう一度眺めてみましたら、「あ!そういうことかー!」と納得。次回、みなさんとまたディスカッションします(笑)

HAVE YOU SEEN MY CAT (The World of Eric Carle)
HAVE YOU SEEN MY CAT (The World of Eric Carle)Eric Carle

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「サマリー」を発表してくれたCさんは、Unusual dayという物語を、ご自分の言葉でタイプアウトして読み上げてくれました。また、Magic Tree Houseからモーツワルトの記述部分を朗読発表。「モーツワルトについて、知らないことが学べました!」が朗読してくださった理由です。

Unusual Day (Corgi Pups)
Unusual Day (Corgi Pups)Sandi Toksvig

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また、読書の進捗度の報告では、北見工大の多読図書を利用していらっしゃるDさん。昨年そこから借り出して「難易度が上がってきて挫折」したRainbow Magicを最近、再挑戦してみたところ、、、「あれ、あれ、読める!!」の経験をなさったそうです。

自分で「あれ、できることがふえている!」と気づくことがまた次につながる一番の牽引力ですねー。

次回の北見多読カフェは6月28日開催です♪

<オマケ>
個人的な「英語読書」は、、、

函館のMIKIさんご推薦のこちら。 To kill a mockingbird(「アラバマ物語」がモチーフに展開します。学校での銃乱射事件がきっかけで執筆された作品。テーマは重いけど、読後感は、ホッとします。

Mockingbird
MockingbirdKathryn Erskine

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Audibleでは、これにはまりました。パワハラやセクハラのこと、欧米史観から生まれた人種差別のことなど、てんこ盛りなんだけど、語り口があっさりしていてユーモラス。哀しさと切なさをこんな風に昇華できるってすごい!著者による朗読です。

Born a Crime by Trevor Noah  https://goo.gl/GLE5n2