2007-12-31

On changing myself

大晦日ですね〜。皆さんも一年を振り返っていらっしゃることと思います。日本の今年の漢字は、「偽」だそうですが、(私は、「謝」だと思ってました。)私にとっては「変化」だったように思います。

英語教室や、その他のつながりで新しい出会いがあったり、旧交を暖める機会もあったり、こうしてブログなんか始めてみたり。「縁」って不思議ですね。そういったご縁を通じて、日々、変わっていく自分を感じています。私は、あらゆるものは、日々変化しているし,動いていると思っているのですけれど、今年は、特に自分の内面の変化をひしひしと感じています。それも、いい方向のような気がしています。なんだかとてもわくわくキラキラしているイメージ。そういう変化や、躍動感って、面白いなあって思います。世の中、いろんなイヤなことがあってそれを変えていくのはなかなかしんどいけれども、自分がいい方向に変わっていく事が、ひとつのステップかなあ。Change the world の前にChange myself でしょうか?

なんだか抽象的になってしまいました。皆さんにとっての2007年は、どんな年でしたか?

いつも読んで下さってありがとうございます。2008年が、よい年でありますように。


夕ごはん(これから支度します。)

天ぷらソバ

2007-12-30

年賀状

年賀状をまだ書いてます。。。大した量はないのだけど、今日中に終わりたいので、今日はこれだけで失礼します。明日が大晦日だなんて、信じられないなー。

夕ごはん

あじの干物
豚の角煮
たまねぎの酢漬け
納豆
とうふとわかめのみそしる

2007-12-29

ホーム&アウエイ

多読レッスン3日目。今年は,今日が最終日。荒れ模様の予報でちょっと心配だったけど、こちらはちょっと雪が降ったくらいで済んだ。午後一時過ぎに、やって来たのは,初日に参加した3名。隣の地区からの遠征組です。彼女たちにとっては、この教室は、アウエイ状態の様子で、いつもよりちょっとキンチョウ気味なのがかわいい。引率していらしたお母さんも一緒に参加。絵本などを眺めながら、英語の事,学校の事などをお話していたら、保護者面談みたいになってしまった。その間、3人娘は、今までみた事のある絵本を声を揃えて音読。おしゃべりもしてたなあ。その後、しばらくして、昨日参加してくれたJ子ちゃんがやってきた。アウエイ組は、すっかりくつろいでいて、J子ちゃんが今度はキンチョウ気味。私の誘導も悪かったかもしれない。どうなるかなあと、心配していたが、J子ちゃんと同じクラスのNちゃんがやってきて、ほっとした様子。

J子ちゃんにとっては、完全ホームなはずなのになあ。数の論理に負けたか?

5名で、その後、BBカードで遊び、おやつを食べてから、ライティングの練習。引率のおかあさんも、ゆっくりなさっていたし、「多読」に持っていくにはまだ時期がはやかったみたいだが、これはこれで、よかったみたい。

「次はいつ?」

来年の1月7日です。

夕ごはん

かますの干物
ハムのオードブル
黒豆
納豆
じゃがいものみそしる

2007-12-28

「自分のことって、意外にわからないもの」

タイトルの発言は、今日多読レッスンに来た小4のAちゃんのもの。正確には、「自分が、思っている自分と、人から見る自分は、ちがってみえるものだから。。。。テープに録音した声が自分の声と違って聞こえるのと同じ」とのことで、、、びっくりしました。イマドキの10歳は、こんなことを考えてるのか〜と。ただ、この発言の出所が気になったので「それって、誰かに教わったの?おばあちゃんが言ってたの?」と、質問してみたら、「センセーだよ!」とのこと。いえいえ、私が、こんな人生哲学を語ったわけでは、ありません。ある日のレッスンで、このAちゃんがおともだちのBちゃんを評して「Bちゃんって、とっても個性的よねー」と言うもんだから、ついつい「えーっ!Aちゃん、人の事言えないよ。Aちゃんも、とってもとっても個性的よ!」とつっこんじゃったのが,私です。「私って、フツウ」と思い込んでいたAちゃんには、この私の発言が、とっても意外だったそうで、そのあと、あれこれ考えたとか。そうして至った結論が冒頭の言葉でありました。未だに、Bちゃんよりは、自分は「フツウ」だと信じていて、私の評価に納得してはいない様子でした。

ふだんのレッスンだと、どうしても課題をこなすことが中心になってしまい、バタバタしがち。こうしてひとりひとりの生徒さんとゆっくり話す機会が欲しいなあと思ったのが、多読レッスンをすることにした動機のひとつです。絵本を眺めている様子や,文字の追い方で、今までのレッスンの反省にもなってるし、クリスマスレッスンの感想をきいたり、収穫は大きいです。

今日は、Aちゃんと小3のCちゃんのおふたりさま。もうひとり希望していたのだけど、風邪で欠席で残念でした。Cちゃんは、おやつのプリンがお気に入りだったようで,食べ終わってしばらくしてからも、「ああ、プリンが美味しかったなあ」と、とってもしあわせそうに言う口調がかわいかったです。

ちなみに、おふたりに「英語のクラスでやりたいことある?」とアンケートをとったところ、、、口を揃えて「パーティ!」でした。
。。。。。しばらくやらないよ。却下!


夕ごはん

ポテトコロッケ
納豆
冷や奴
しめじとわかめのみそしる

2007-12-27

読んで,書いて。

今日から3日間、「キッパーを読もう!」と銘打って小学生4年生以上の生徒さん向けに、教室を図書館として解放する予定。初日の今日は、やや離れている地域から小4から小5の3名が参加してくれた。私は、ふたつの地域でレッスンをしているので、それぞれの地域の子どもたちが交流するのもいい機会かな?と、思ったのもこの企画の動機。だけど、お教室周辺のこどもたちは、今日は現れず。ちょっと残念。

3名は、まず、むかし読み聴かせてあげたBears In the Nightを見つけて、「読めるかな?あれ?忘れちゃってるなあ」といいながら仲良く一緒に音読している。そのあとも、むかし使っていた絵本を何冊か見つけて、おなじように仲良く一緒に音読。読書記録手帳に書き込んでいた。その後、昨日のクラスで作ったクリスマス作文の絵カードを見せたら、「絵をかきたいモード」になったので、今日はカードではなく、ノートにかいてもらった。今日は、レッスンではないので、私は、あまり関わらずにいた。

知り合いが差し入れてくれた手作りプリンでおやつタイムの後は、今度は、「字をかきたい」気分になったので、BBの文字カードを一枚ずつ「カメラでパチリ」でノートに書いてもらった。様子をみてると、きっちり「カメラ」の約束を守っているので安心した。

一時半から四時半まで、彼女たちにしてみたらいつもと違う環境だったせいか、落ち着いた午後のひとときでした。あれ?キッパー読んだ子はいなかったかも???

夕ごはん

煮込みハンバーグ
ポテトのチーズ焼き
納豆
冷や奴
しめじとあげのみそしる

2007-12-26

クリスマス•レッスン

昨日に引き続きのクリスマスレッスン。本日は、小1から小4まで13名。朝方まで雪が降ったので、早めにでかけ、お教室前の雪かきをしていると、走ってくる小さい影。小4のJちゃんです。「センセー、き、今日は,何時からでしたか??」「2時からですよ。」「時間が、わからなくなってセンセーのケイタイに電話したんだけど、、、」ごめん。ケータイは、バッグの中でした。結局Jちゃんは,1時半に現れました(笑)。

2時になって、13名が揃うと、割と広めのおうちなのだけど、結構な迫力。歌を歌ったり,絵本を読むプランだったけど、「そんなの関係ね−!」の雰囲気だったので、組分けしていきなりジエスチャーゲームから。BBカードの絵のキャラクターの格好をして、当てられるかどうか?をしました。まあまあ。恥ずかしがっちゃうとつまらなくなるのよねー。あれ?ふたり足りないんじゃない?。。。。ひとりは、ハロウインでも「リタイア」した子。大勢がはしゃいでいると、ノリきれなくなっちゃうタイプです。もうひとりは、レッスンが始まる前にちょっとアクシデントがあって落ち込んじゃった子。部屋の隅でうずくまっちゃってました。小3以上は、文字カード、その他は、絵カードでビンゴ。落ち込んでた子に、「ビンゴのカードの読み手になってね」と頼んだら、なんとか復活してくれました。ふー。。。「リタイア」くんは、動かず。ジェスチャーゲームの時は、「答えがわかったよ!」の顔をしてたけど。

続いてクラブで「大仲良し」。。。さすがに人数が多過ぎて、ダレました。それなりに楽しかったけど。「リタイアくん」は、そのまま。
クリスマスキャラを使ってのBB作文は、思ったより時間をかけてていねいに作っている子が多かったです。4月から始めた一年生には、
ちょっとムリだったようだけど2年目の子は、なんとか作れていた。やはりそれだけの蓄積が必要ということでしょう。

カップケーキでスノウマンを作って、お菓子を食べて終了。あっという間の2時間でした。「リタイアくん」は最後までリタイア。彼の場合、人がたくさん集まる前、雰囲気がハイになる前に、クラスに来てもらうことが大切なような気がしました。今度は、そう誘ってみます。Jちゃんと一緒に30分前に来てね(笑)。

明日は、小学生の多読レッスン初日です。

夕ごはん

ゴボウの柳川風
塩鮭
納豆
ポテトサラダ
かまぼこ

2007-12-25

ホワイトクリスマス

朝、起きたらホワイトクリスマス。久しぶりの降雪です。午前中、再び動物病院。今回は、知り合いから借りたキャリアに入れての病院行き。車に乗った瞬間から、吠え続ける。病院でも大声だったのでちょっと困惑する。連休明けの待合室は、ごった返していた。圧倒的にわんちゃんの比率が高かったなあ。診断の結果、キッチンでの粗相は「いやがらせ」ではなく、まだ膀胱炎だそうです。

夕方は、英語教室のクリスマスレッスン。オチがわからないクリスマス絵本もなんとか楽しく読み(?)、クリスマスハントのアクティビティに続いて、BBカード。4月から始めた一年生にビンゴの読み手になってもらった。その後は、クリスマス作文。4年生以上には、字カードも作ってもらった。「音で書いて」という指示に従える、やってみようと思う子は、意識的に文字を読む事に積極的な子だけ。これは、私の指導の穴が見えた瞬間だった。そのあとは、お菓子でスノウマンを作り、食べて終了。もうちょっといろいろできたかも?と、反省。明日は人数も増えるので気合いをいれて頑張るぞ!レッスンのあと、保護者の皆さんとおしゃべりしていたら、帰宅は7時過ぎ。凍った道は、スケートリンクみたいだった。


写真は、昨日、カップケーキに失敗したあと「どうしよう?」と現実逃避しつつ作った編みぐるみのブタさんです。

夕ごはん

あんかけ焼きそば
冷や奴

2007-12-24

どうしよう?

明日とあさっては、英語教室のクリスマスレッスン。いつものレッスンに加えてクリスマスっぽいことをしようと思っている。そのためにカップケーキを焼いたのだが、手抜きをしようとホットケーキミックスを使ったら、いつもと勝手が違い、大失敗。うーん、どうしよう???図書館から借りて来たクリスマス用の英語絵本は、よく見たら、最後のオチの部分が、図書館のシールで閉じられていてわからない。。。。これも、どうしよう?

薬が切れたネコは、やっぱりまだ具合が悪そう。これは、明日、また病院ですねー。薬がなくなったので、通常のドライフードに戻したら、3匹とも、そっぽ向いてる。つまりお腹はすいていないということですね。これは、心配なし。

夕ごはん

チキンのハーブ焼き
ポテトサラダ
トマトソーススパゲティ

和食、中華中心の我が家には珍しく、ちょっとクリスマスっぽくしてみました。

2007-12-23

「知らぬが仏」

朝ごはんを食べていたら、窓の外が急に暗くなった感じ。顔をあげると、何羽もの鳥の影。よくよく見ると、百羽以上の小鳥が、群れをなして、朝ごはんをついばんでいる。ちょっとすると、また、さーっと、ひとまわりして、また戻ってくる。その群れに加わらず、窓のすぐそばで夢中でいるのんびりさんもいる。かれらの朝ごはんは、ヨモギなどの雑草のタネ。頭がちょっと赤い鳥なのだけど、名前がわからなくて残念。昨日までは、気づかなかったのだが、毎朝来てるのかな?写真を撮りたかったのだけど、食事の邪魔をしては可哀想なので、静かに眺めていました。壮観。室内では、なにも気づいていない3匹がストーブの前でぬくぬくしてました。「知らぬが仏」は、窓の外の鳥たちへの言葉ですね。

夕ごはん

塩鮭
ポテトのチーズ焼き
オニオンスライス
煮やっこ
納豆
大根とほうれんそうのみそ汁

昨日の「冬至ごはん」についてコメントをもらいました。中国東北部では、冬至に「餃子」を食べるそうで。偶然の一致。

2007-12-22

「なかよしごはん」

どうも、膀胱炎のネコの具合がはっきりしないのだが、連休中に薬がきれそうだったので、病院に行った。(私ひとりで)そうしたら、臨時休診。うーん、大丈夫かなあ?元気なのだけどねー。おとなの英語レッスンを終えて夕方帰宅して夫に尋ねたら、へんな動きもせず、おとなしくしていたそうだ。それなら平気かな?とちょっと安心。買い物した中味を片付けたり、夫とあれこれ話しているあしもとで、3匹のネコたちが、「ごはんー!ごはんー!」と騒いでいたが、気にしないでいた。そうしたら!なんと!また、キッチンで例のネコが粗相!!

これは、ごはんがなかなか出ないことへの抗議か?
私の顔を見ると、キッチンで「いたしたく」なるのか?
病気のせいか?

状況がさらに複雑になってきた。具合がよくないのは、確かですが。

本日は、冬至。これで、「底」にたどりついた。もっと、大々的に祝うべきだと思う。happy winter solstice! 冬至といえばカボチャなのだが、今年は、もう手持ちがないので、食べませんでした。ゆず湯でなんとか雰囲気を保つ。

夕ごはん
はもの塩焼き
水ぎょうざ
たまねぎの酢漬け
納豆
じゃがいもとしめじ、にらのみそ汁

友達が教えてくれた「なかよしごはん」。特にメインがなく、残り物、余り物が並ぶ食卓のことだそうです。今夜の我が家は「なかよしごはん」でした。

2007-12-21

quiet Christmas party

昨夜、深夜に、「膀胱炎猫」が騒ぐ。おしっこが出なくて、ウロウロ。可哀想でした。あまり水分をとろうとしないのが、気になったので、今日は、薬を混ぜるごはんに鰹でとっただし汁をかけて食べさせる。ちょっと落ち着いてきたようです。それはいいんだけど、こんな美食を与えていたら、なおってから,「健常食」に戻すのが大変そう。。。

午後の英語教室では、なんだか皆さんお疲れ気味。ダラーっとしているし、不機嫌な顔の子も。ちょっとしたことで口論になりかける。テンポを出すために、「仲良し」を「仲間」に途中で切り替える。それで少し持ちなおす。「仲間」でない人も、ついついリピートしてしまうのがかわいいけど。合体Break The T をやろうと思ったが、ざわざわしているので、クリスマスキャラ作文。ダイヤで。これは、なんとか楽しく作れました。

Santa Claus has gone to the friends'house.(自分の家の次は,友達の家へ行っちゃったそうです。)
Angel gives a quiet Christmas party.(「静かなクリパって??」「サンタが来るかどうか,窓の外をみんなで眺めるパーティ。」)

来週、作文するけど、どうなるでしょうか?

Po-po一斉読み。3分27秒。ひさしぶりのPo-po でした。 Sabudaのポップアップと、LLLも2冊。

夕ごはん
麻婆豆腐
オニオンスライス
納豆
しめじとほうれんそうのみそ汁

2007-12-20

夕暮れ

今日は、空の写真をお楽しみください。(^^)
夕ごはん

かれいの干物
卯の花いり
たまねぎの酢漬け
長いもせんぎり
納豆
ほうれんそうとえのきのみそしる

2007-12-19

合いの手

回復中なのにねー。写真のように外に出たがるから、冷えるんじゃないでしょうか?午後の英語教室では、低学年のクラスも中学年のクラスもWe wish you a Merry Christmasをうたい、Sabda のクリスマスのポップアップ絵本を読む。低学年では、あまり乗り気じゃない子もいたが。中学年クラスは、ノリノリ。座ったまま足を閉じたり開いたりしながらうたったからでしょうか?決まりきったダンスより、変なうごきの方が楽しげです。何となく,気持ちはわかるけど。低学年クラスでは、Aちゃんのアイディアで、クリスマスツリーの形に絵カード(ダイヤ、ハート、スペード)を並べて、カルタとり。読み手をAちゃんとBちゃんにやってもらった。ダイヤとハートはスラスラいけたが、スペードで、停滞したので、私がバトンタッチ。カルタとりに参加しないで、ちゃちゃをいれていたCくん、私が読みあげるカードに絶妙な合いの手を入れる。

私"The girl was washing a dirty bird." Cくん「汚ねえ、鳥!」
私"Rosy Rose drove me home" Cくん「車運転してるバラ!」
私" The small dog is called Paul."「黄色い犬!ポール!」

わかってるんなら、参加してほしいものだ。その後、クリスマスカードを使って、ちょっと文の言い換え練習をしてみた。

次のクラスでは、まず女子が、Po-poを一斉読みしてから、Pat and her picture に、はいる。意味取りの声かけをしていたら、そのうち、こちらの声かけの前に、全員で、答えを言うようになった。またまた、合いの手風。"This is a bus."「バス!」 "It is big."「大きい!」 "It is yellow."「黄色!」ここら辺から、ゲラゲラ大笑い。"It has a red lamp."「赤いランプがついてる〜!」楽しくPat and her pictureの第一回目が終わりました。その後、ダイヤで過去形ビンゴ。仲間分けもしたけど、「??」でしたねー。Time for writingが最後。偶数ページが気になった子がいて、「これ何?」と尋ねるから、「何だろう?」と問いかけたら、意味がわかったようで、ひとりか二人は,作文もはじめていた。帰り際。小1のDくん、「今日は、あんまり遊べなかったなあ」と、もっともな感想でした。

夕ごはん


野菜あんかけ焼きそば

なんと3週連続!どうしても水曜日は、帰りが遅くなってしまうんです。

2007-12-18

「あなたの話は、なぜ『通じない』のか」

「膀胱炎」の彼女の具合は、まあまあ。寒い中、外に出て行くからだねー。今回は、ひさしぶりに本の紹介。「あなたの話はなぜ『通じない』のか」(山田ズーニー著 筑摩文庫)。多読関係のMLで紹介されていたものだが、著者は、高校生への論文指導を皮切りに、文章表現力や、コミュニケーション力に関しての著作も多い様子。なーんだ、よくあるハウツー物?と、思ったのだが、先のMLでの紹介文が印象的だったので読んでみた。ハウツーものの範疇におさまらない「熱い内容」の一冊だった。
人は、自分以上に見られても、自分以下に見られても、機能だけで部分的に切り取られても傷つく。それ以前に、外側だけで「おまえは何者か?」と値踏みされる行為自体に傷つく存在なのだとわかる。   そこには、「自分の内面に基づく、相手とのつながり」がないからだ。(p28)
この引用ではっきりしているとおり、著者は、「ほんとうに言いたい事」を伝えることが大切だと繰り返す。ただ、それを実行するには、「意見」と「なぜ」をはっきりさせることが必要である。この「意見」と「なぜ(意見の根拠)」がしっかりした話は、説得力を持つ。それを培うのは、「考える力」であると、さすがに理論明快。「正論は、なぜ人を動かさないのか」の章は、「先生稼業」の身としては,気をつけたいことばかり書いてあった。その他にも、冗長になりがちなメール文での注意など、「なるほどー。気をつけよう」とうなづきつつ読んだ。「書くことに時間をかけると読む側の時間は、少なくてすむ。」「情報は、配列が命」。

英語教室をはじめてから、毎月発行している通信をはじめ、「発信」「受信」する機会が増えた。自分が伝えたい事がどれだけ伝えられるのか、いつもヒヤヒヤしながら書いている。このブログもそうなんですけど。(笑)同時に、「受信」側としては、会った事もない人でも、その人の人柄が伝わってくることも多く、自分をふりかえって、またまたヒヤヒヤです。(恥)

今日で、「たねまき日記」(裏名「たまねぎ日記」)も6ヶ月です。いつも読んで下さっている皆さん、コメントをくださっている方々、ありがとうございます。(^^)


夕ごはん

キムチ鍋
おいなりさん、サバ寿司
焼き牡蠣
さきいかのフライ
バンバンジー
ギョウザ
お好み焼き

「花の生産部会」の反省会で。

2007-12-17

吠える

写真は、今年の2月ごろのだから、ちょっとズルなのですが、、、モデルの「彼女」が,今回の話題なので。昨夜、おてんばな「彼女」がまたまたキッチンで粗相。しかも今回は、血尿っぽい。後ろ足をシャッシャッとかいて、あちこちで座り込む。私が追っかけると、逃げる(あたりまえ)。これは、、、膀胱炎ですねー。

ということで、今朝、病院へ行きました。自慢にならないが、我が家にはキャリヤーというものがないので、私が助手席でだっこして、夫が運転。普段、畑から我が家までの道は、「歩くのがめんどうよ」とばかりに、軽トラに飛び乗るドライブ好きの「彼女」ですが、今朝は、テリトリーを離れた瞬間から、「うおーん、うおーん」と喉の底から吠える。15分ほどの道程をひたすら「うおーん、うおーん」。翻訳すると、「かえろうよー!やだよー!こわいよー!」でしょうか? 飼い主がだっこしてるのに、、、とフクザツな気持でした。

診察では、やはり膀胱炎。血尿の状態がひどかったようで、看護士さんも、ドクターも「きゃー!ひどいっ!」と大きな声でした。注射一本に、お薬一週間分。体重は、4.1キロ。「冬になると太るんですよねー」とドクターに愚痴ったら、「人間もそうですよねー。」「。。。。」「だけど、あたかくってやわらかい!!」とほっぺたをスリスリ。このドクター、にくめません。

帰りも「うおーん!うおーん!」だったけど、注射のせいか、調子は、よさそう。夕ごはんにお薬を混ぜるので、缶詰をあけたら、健康な2匹も寄って来て交通整理が大変でした。今、「彼女」は、めずらしく私の膝の上でおとなしくしています。

はやくよくなってください。

夕ごはん

宗八がれいの干物
肉じゃが
冷や奴
長いもすりおろし
納豆
                                                                                                              

2007-12-16

寝坊!

早朝から、枕元で、ネコがにゃーにゃーにゃーと、いつもにも増してうるさい。そのまま放っておいて、はっ!と気づいたら寝坊。(←昨夜の夜更かしがたたった)今日は、自治会のみなさんと豆腐作りをするのです!!もしかして、「寝過ごしてるにゃー!はやく起きにゃー!」という意味だったのか?

大慌てで、昨日から浸水しておいた大豆の水をきり、支度をして出発。ツルツル路面をノロノロ運転だったけど、遅刻はせずに済みました。夫には、「スマン!朝ご飯も、昼ご飯も、テキトウに!」と言い残して。

町の市街地はずれにある「道の駅」には、加工場も併設されていて、パン、ソーセージ、うどん、缶詰、味噌、豆腐など、いろいろな加工品を自分たちで作れるようになっている。農閑期の今は、いろいろなグループが予約をいれるので、フル稼働です。

二升分の大豆で大きめの豆腐10丁が作れました。、、、といっても、実際に「作った」のは、自治会の先輩女性たち。私は、温度調整や、消泡剤、にがりをうつ先輩たちの横で、器具を洗ったり、豆をひいたりの比較的カンタン作業を請け負っております。よく考えたら、こちらの自治会にはいって6年くらいだから、最低6回は、作っている豆腐。ようやく、すべての手順がおぼろげながらわかって来た程度。先輩の皆さんがいるから作れる豆腐です。ありがたいなあ。8軒が全部で35升の大豆を使って作りました。

やはり、味が濃くて、甘みが強い。そして、日持ちするのが手作り豆腐。冬の楽しみです。

お昼ごはんは、私は、コンビニのおにぎり。夫は、おもちを焼いて食べたそうです。お弁当を作る予定だったのにねー。

夕ごはん

キムチ鍋

2007-12-15

雪かきさえなければ、、、

朝起きたら、真っ白。気温が高めなので、重い雪です。出かける予定があったので、大急ぎで雪かき。それでも少し遅刻しました。

今日は、知り合いとクリスマスパーティ兼「喜寿」のお祝い。「喜寿」の方は、サプライズにしました。御本人が到着してクラッカーを鳴らし、「おめでとう!」その後は、牡蠣の酒蒸し、手巻き寿司、そして昨日わたしが焼いたシフォンケーキ。生クリームをホイップする時間が雪かきにとられたので、持参してホイップ。だけど時間がかかってしまった。準備はしっかりしないとねー。

「喜寿」の方は、織りのサークルの大先輩。とにかく織りが好きでたまらないそうで、いつも研究していらっしゃいます。手巻き寿司を用意してくれた方は、和服で登場。私も雪かきさえなければ、和服でお邪魔する予定だったんだけどなあ。残念!その方の三味線演奏まで飛び出して、とても楽しいひとときでした。

「私、三味線は59歳のときにはじめたのよ〜」
「あら〜!私が織りをはじめたのも59歳。」

何かをはじめること、続けること、楽しむこと、に年齢制限は、ないんだなあと改めて思いました。

夕ごはん

お刺身
肉じゃが

手巻き寿司で余ったお刺身をおみやげに。

2007-12-14

What made you happy?

大雪の予報で、心配していたのだけど、大して降らず。ただ、道路状況が心配だったので,軽トラで出かける。午前中は、織りのサークルの大掃除。午後は、英語教室。ちょっと吹雪いたりすると、外に出られなくなる私のことを保護者の方は、みなさんご存知で、「今日は、センセイ、だめかと思いました(笑)」と仰る。

絵本を3冊読んでから、BBカード。ハート文字でビンゴ。フレーズの言い換えを時々いれながら。ダイヤ絵で、過去形ビンゴ。そのあと、クリスマスキャラクターを混ぜてクラブで作文ゲーム。"Wii"の絵カードを見るとどうしても、「小島よしお」がおりて来てしまうのは、小学生ならではだなー。「OSなどがしっかりはいってくると勝手に言い換えをし始める」という話だったが、このクラスは、確かにそうなってきている。今日、できた文で、印象に残ったのは The gold made the old man happy.の言い換え文のあれこれ。
The Wii made Mくん happy.The friends made Mちゃん happy. 最後に、The family made Mちゃん happy.  みんな、いいクリスマスになるといいですね。

冬休みの多読教室にも参加希望者がでてきて、ますます今後が楽しみなクラスです。

夕ごはん

寄せ鍋

2007-12-13

ご苦労様です、、、


外仕事が一段落して、もうすぐ2週間。なんだか調子が出ないのは,運動不足だからでしょうか?ようやく,今度の日曜日に豆腐を作る分の大豆2升を用意できた。ほこりをかぶってお休み中だったブレッドメーカーを出してきて、すりおろした人参をいれたパンも作った。今回は、天然酵母をおこしていなかったのでドライイーストで。何でもやろうと思ったらあっという間なのに、その「やろう!」という気分になるまでが時間がかかる。だけど、だんだん冬の生活のペースもつかめてきたかな?今は、リンゴのジャムを作っています。

そうそうさっき、夜の10時に「ピンポ〜ン!」と来訪者。注文しておいた英語の教材を届けてくれた宅急便さんです。こんなに遅くまで、ほんとうにご苦労様です。配送のお仕事は、今が一番大変でしょう。

夕ごはん

牡蠣の酒蒸し
ジャガイモのカレーいため
塩鮭
納豆
長いもすりおろし
えのきとしめじのみそしる

殻付きの牡蠣を頂きました。酒蒸しが一番!

2007-12-12

かわいい!

昨日よりは,落ち着いた路面状況。英語教室の日です。低学年のクラスで、カルタ取りをしていたら、「ピンポーン!」と、来客。多読をはじめられたAさんが、お子さん(1歳)と、いらっしゃいました。レッスン中だったけど、まあ、せっかくいらしたから、ということで、中にはいってもらう。赤ちゃんをみて、小1のこどもたちが、「かわいい〜!」と、寄っていきました。。。。。パンダじゃないんだからっ!だけど、赤ちゃんの方も、おにいちゃん、おねえちゃんと一緒で嬉しそう。カルタで穫ったカードは、みんなこの「小さい王子さま」に「はい!」と、渡す生徒たち。うーん。小さい子がいると、途端におねえちゃん、おにいちゃん気分になるのね。続いて「すごろく」をリクエストされたが、何喰わぬ顔でUFOをはじめたら、それでも楽しく遊ぶ。ただ、じゃんけんで負けがこんでくると、雰囲気が悪くなり、結局最後は、「すごろく」でした。


BBカードのいいところは、特に導入期、年齢的に幼い時は、「オリジナルセンテンスをリピートする」という基本を押さえれば、早い話、どんなゲームでもいいところ。今日も、最初は、「場所カード」や「職業カード」を使ったカラーゲームを子どもたちは、やりたがったが、そこからいつの間にか、BBカードを混ぜてのカルタに移行させた。最初から「カルタやろう!」というと必ず「やだ〜!」という子がいるからね。

小4中心のクラスでは、クリスマス関連のカードに、チラシから切り取ったおもちゃや、近くのおもちゃやのロゴを混ぜて、作文ゲーム。Nancy gave me nine new "WIIs”for nothing...そんなに集めてどうするの?

その後Time for writingを、全員で、はじめてやってみる。「カメラでパチリ」に夢中でした。小1のMちゃん、やる気まんまん。

昨日、帰京した知人から電話がはいる。「また、北海道に行きたいです」とのこと。いつでもどうぞ(^^)

夕ごはん

あんかけ焼きそば

ここのところ、水曜日は、あんかけ焼きそばの日になっている?

2007-12-11

シーズン•イン

今朝は、いい天気。つまり昨日の雪がいい感じに凍っている。本格的に、雪のシーズンです。夕方、知床に一泊した知人と合流して網走でお寿司を食べました。夫は、ビール飲んじゃうし、帰り道は、私の運転。いい具合に「スケートリンク」状態の路面でした。(^^)

運転に気を遣う季節が始まりました。

夕ごはん

生寿司

北海道の中でも、オホーツク近海で穫れるお魚は,絶品。網走でしか食べられない前浜でとれたウニも食べました。

2007-12-10

寒いところへは、寒い時に。

 今朝、起きたら、雪景色。昨日とは別世界。東京からの知人は、「寒いところへは、寒いときに。」ということで、今の時期に遊びに来てくれたので、ちょうどよかった?ただ、遠出ができなくなったので、近場をドライブ。濤沸湖(とうふつこ)に行きました。オホーツク海と接していて海水がはいるので、オオハクチョウや、カモなどが越冬するのです。カモもハクチョウも人慣れしていて、いいんだか、悪いんだか。パンくずを投げ与えると、鬼気迫る勢いでキャッチにきます。空中キャッチしたり、パンくずじゃなくっておとなりの鳥の頭をつついたり。お腹がすいていたのかな?私たちが帰るころには、大型バスが到着したので、またたくさんもらえたことでしょう。

今日は、今シーズンにはいって本格的な雪。根雪ですね。知人は、今夜は知床です。

夕ごはん

鮭の塩焼き
花豆
納豆
長芋千切りの甘酢漬け
ニラ、えのき、高野豆腐のみそしる

2007-12-09

抗議

東京から、お客様が見えました。火曜日まで知床などを楽しまれるそうです。今の時期のオホーツクもまた一興でしょう。明日は、どこにドライブに行こうかな?さっき帰宅したら、留守番のネコが何が不満だったのか、キッチンで粗相。夕ごはんが遅くなった事の抗議?

夕ごはん

ジンギスカン

2007-12-08

ふざける

先日のクラスでゲームの途中にリタイヤしてしまった生徒さんのおかあさんとたまたまお話しすることができた。どうやら、盛り上がったゲームの最中、私が「ふざけないで!」って言ったひとことが、リタイヤの理由だったようだ。「みんながふざけているのに、センセーが、自分だけを叱った」と思ったそうだ。Why pick on me?

意外。

私は,叱ったつもりはない。たしなめたつもり。だけど当人は、いたくショックだったみたい。もうしこりはないようだが、日頃しっかりとした生徒さんだから、どうして不安定な気持ちになってしまったんだろう?と、ちょっと気になっていた。おかあさんといろいろ話して、はっ!と気づいたことは、「あの生徒さんにとって『ふざけないで!』と言われたのは、もしかしてはじめてだったかも」ということ。学校でもおうちでも「ふざける」ということがない生徒さんだそうだ。うーん、ふざけることになれていないから、それを原因で叱られるということにもなれていなくて、びっくりしちゃったのかな。私もびっくり。「ふざけないで〜」と私が言っても「右から左へ受け流す」シーンばかりですのでね。

センセーも日々勉強です。

夕ごはん

クリームソースのスパゲッティ
キャベツと豚肉の蒸し煮

2007-12-07

IKKOさんゲーム

午前中は、毎年恒例の公民館大掃除。自治会に属している女性が集まって,窓をふいたり、床を磨いたり。終わってからは、そのまま忘年会となり、鍋料理を囲んで夕方までだらだらと過ごす。日頃、家族のために奮闘している農家の女性にとっては,ある意味でゆっくりできるひとときなのでしょう。私は、あまり奮闘していないので、英語教室の準備で早退してしまいました。

英語教室では、小4、小5のおねえさんたちが、ワークブックをひらいて「今日は、これをやりたい。」と言う。家では「カメラでパチリ」をやったり,やらなかったりだと告白する彼女たちに、もう一度、フォトグラフィックメモリーの話をして、やり方を指導。一方、小3の二人組は、ゲームをしたい。いいでしょう、やりましょう。あれ?小1のMちゃんは?「私、書くのをやりたい。」。。。。。うーん。まだゲームをしてほしいんだけど、、、、目がキラキラしているので、そのままやってもらいました。ものすごい英文字だけど、達成感を感じている様子。ゲーム班では、「IKKOさんゲーム」が生まれた。「七五三」とか「一休さん」の変形なのだけど、「1、5、3」が出たら、自分の顔の前で、人差し指を振って「どんだけ〜?」とやってから、カードに手を置くというルール。Aちゃんの考案。センセーは、すぐに「どんだけ〜?」を忘れて大負けしました。悔しい。

その後、ワークブック班も加わって、ハートとクラブのカードにクリスマスカードを使って作文ゲーム。前よりスラスラ文章が言えるようになった。 The tough guy couldn't stop laughing. の言い換えでは、Snowman couldn't stop laughing.などのS替えに混ざって、いつもおとなしくてゆっくりめのAちゃんが 「センセー、これ」と、指差したのは、Stockingの絵。意味ではないが、音でとっている。これは、ある意味すごいかも。「Aちゃん、すごい!音で選んだのね!」とほめまくり。(意味がとれていないことは、ゴニョゴニョとしてごまかした。)最後は、ダイヤとハートのフレーズ(日)に、グラマーカードの質問カードを混ぜて波瀾万丈風。こちらもお姉さんたちは、フレーズからスラスラ出てくる。そしていつもより生き生きしている感じ。

年齢差と到達度の差が、うまく働いていたクラスだけど、そろそろおねえさんたちは、もうちょっとレベルアップした内容に替えていきたい。保護者の方がおそろいだったので、3学期からの彼女たちの時間の延長を打診した。


夕ごはん

青梗菜と豚肉のオイスターソース炒め
花豆
キンピラゴボウ
長いもすりおろし
たまねぎの酢漬け
しめじとニラのみそしる

2007-12-06

The Call of the Wild(荒野の呼び声)

今日は、たくさん家の中の片付けをするつもりが、、、午後、長いお昼ねをしてしまいました。明日から、またしばらく家を空ける事が多くなるので、ちょっとショック。いつになったら片付くのだろう。

昨日お会いしたAさんは、昨年の今頃から多読を始められた。お休みもあったり、ゆっくりご自分のペースで最近30万語の語数に達した。今読んでいらっしゃるのは、graded readersで レベル2〜3くらい。以前より「英文を速く読めるような気がする」そうだ。おとなの方の場合、今までの読書履歴や、物の考え方、見方、で好まれる本が様々。あまり子どもっぽいストーリーは、つまらないし、かといって、読み応えがあるものは、難しすぎる。少ない蔵書から何とか、喜んで頂けそうな本をおすすめしている。

そんな中、Aさんとご主人が、揃って「感動した」と仰ったのが、Jack LondonのThe Call of the Wild。もちろん。学習者用に易しく書き換えてあるもの。そういうretold(書き換え版)は、時に話が平坦になりすぎて物足りないことがあるのだが、このペンギン版は、確かに上手に書いてあった。原作自体のもつ構成力の強さかもしれない。同じように感じたものに、同じシリーズのThe Scarlet Letter(緋文字)がある。どちらも私は原作を読んだ事がないのだが、いつか読んでみたいと思った。



夕ごはん
ニラとジャガイモのいためもの
花豆
納豆
長いもすりおろし
高野豆腐のみそしる

2007-12-05

荒れ模様

朝、起きたら雪景色。昨日Christmas Blizzardのお話をしたからでしょうか?

例年になく寒さが厳しい。英語教室のお部屋も、朝から暖房を入れても暖まらない。本日のエントリーは英語教室絡みの独り言風。ちょっと長文かも。

低学年のクラスでは、クリスマスツリーの形のビンゴをしたり、ドーナッツゲームをいくつかした。絵をみて裏返すことの出来る子は、ちょっとダレ気味。どうやら「漫然とリピートをする」のがつまらない様子。意外な置き換えの声かけをすると、ピクッと反応するから、これは、私がさらに指導方法を研究しましょうということ。一方で、どのカードだかまだわからない子もいるから、難しい。無邪気にリピートしている子は、確実に自分で言えるようになっている。途中で、Sちゃんが不機嫌になってリタイヤ。学校でおもしろくないことがあったみたい。小4が中心のクラスでも、ひとりが途中でリタイヤ。ちょっとしたことで、気持ちが落ち込んだみたい。いつもなら何でもないことなのに。もうひとりは、帰り際、「学校で自分は、疎外されているみたい。」と、言いだす。先月あたりから、様子がおかしかったのだが、それが原因だったのかな。ただ、そういう辛い思いを吐き出せるのは悪い事ではないと思う。「人生、いろいろあるけど、なんとかやっていこうね。また、何かあったら、センセイに言ってごらん」と最後に励まして送り出したが、もうちょっと気の利いた言葉が、かけられなくって残念です。

10月から、12月にかけての北海道は、日照時間がどんどん短くなる。午後3時で薄暗い。4時でかなり夕闇。帰る頃には漆黒の闇。「憂鬱な気分」を訴えるこどもの数も増えるそうだ。

クラスでは、「沈没ゲーム」。キューをフレーズで。「小3と小4の子は文字カード、小1の子は、絵カードでね。」と指示したら、小1のMちゃん、「私、こっちがいい」と文字カードをご指定。おみそれしました。「どれ〜?」とか言いつつも、マークを頼りにがんばっていました。彼女は、Po-poもしっかりついてきている。他の子も、フレーズのキューからセンテンスがすんなり出てきている。そのあと、クリスマス関係のカードとハートの絵カードを使って作文ごっこ。かなり脱線もあったけど、次々といい文が出て来ていた。

私は、「こんなにいい加減な入れ方で大丈夫かなあ?」と試行錯誤で、フレーズをいれたり文字カードもいれたり、かなりチャランポランにやっていてちょっと後ろめたいこともあったりするのだが(声のかけ方、置き換えの導き方がいまひとつしっくりこない)なんというか生徒さんの方が勝手に吸収してくれている。ありがたい。その一方、もっと私が勉強しなくちゃなあ。

Time for writingというワークブックを来週から始めるのだが、それについて説明をした。「みんなの目は、おとなの目にはない、特別な力があるのよー。フォトグラフィックメモリーっていって、見たものをカメラでパチリッてするみたいに覚えられるの。ためしに、これ、やってみよう。」とちょこっと例示。フォトグラフィックメモリーのお話は、最近見ているTVドラマと,昨日新聞で読んだチンパンジーの「アユムくん」のお話から失敬したものです。みなさん、その気になって目に焼き付けていました。「センセー!このやり方、すごいかも!」と、すっかり暗示にかかった生徒さんもいたりして。さて、来週、どうなるでしょうか。

夕ごはん

野菜あんかけ焼きそば

2007-12-04

Christmas Blizzard

今朝の最低気温は、マイナス12℃。日中もプラスにならない真冬日。まだ、雪が積もっているわけではないので、地面はただカチンカチンに凍っている。畑にとっては、雪が降る前に凍るのは、実はいいこと。土中の虫も死んでくれるので、虫害が少なくなるそうだ。午前中に、作業場の片付けを終える。まだ,私は、大豆のサヤから豆をとる作業をしなくてはいけないのだけど、16日に豆腐を作るそれまでに何とか少しずつ終わらせたい。寒くても、作業場の中の仕事は、外仕事よりよほど楽。外の風は、ほんとうにカチンカチン。

多読用の絵本、Christmas Blizzardに出てくる街みたい。この絵本は、おじいさんが語るいわゆるホラ話。1922年の「大吹雪」について「あり得なーい!」んだけど、とっても楽しいお話。大吹雪が来る前の数ヶ月、その街は、「トウモロコシの皮のように、カラカラに乾燥していた。12月は、その上寒くて町中がカチンコチン。あんまり寒くて、土の上に落としたハンマーがこなごなにくだけて、土も穴があいて、地球の裏側まで見えるほど。」
「一方、北極では、異常なほどの暖冬で、サンタも小人もクリスマス気分が盛り上がらず。なんとかせねばと、サンタが地球で一番寒い土地、つまりこの町に引っ越して来た。だけど,雪がないので、やっぱりやる気が起きない。このままでは、クリスマスプレゼントがもらえない!さあ大変!」というところからストーリーが始まる。

クリスマス向けのほのぼの絵本もいいけれど、私は、どちらかというと「お後がよろしいようで〜」の、こういったバカバカしいお話が好みです。英語教室の生徒さんにも読んであげたいけど、英語だけだとかなりきついなあ。

それにしても、どうして「おじいさんは、ホラ話」「おばあさんは、魔女」が絵本の定番なのだろう。(残念ながら、アマゾンでは在庫切れみたいです。)

夕ごはん

水餃子、焼き餃子
カボチャ
納豆
じゃがいものみそしる

2007-12-03

応援

今日は、家の中の片付け。夏の間、おやすみしていた紡毛機も取り出しました。写真は、その一部。まだ、他にしなければいけないことが山積みなのですが、目の前に置くだけでもいい気分です。

さて、昨夜と今晩、我が家のテレビでは、鳴りものと歓声、叫び声が続いています。オリンピックへ向けての野球の試合。いつもの実況放送より熱がはいって聞こえるのはどうしてかな?どうやら、日頃の国内での放送だと、中立を保っている解説者が100%日本の応援にまわり、解説というより、応援実況を前面にしているからの様子。この実況を日本で聞いている韓国の方や、台湾の方はどんな気持かな?もうひとつ、アメリカやオーストラリアとの試合との違いは、相手の応援方法が日本のそれととても似ている事。鳴りものと、声をそろえてのエール。だから、とても賑やか。これは、やはりお米を食べている文化圏だからでしょうか?

スポーツをとおして人間の闘争本能が満足されるのなら、いいことだなあと思います。どちらも頑張れ。

夕ごはん

砂がれいの唐揚げ中華風あん
カボチャ
長いもすりおろし
大根とあげのみそ汁

砂がれいは、低温でじっくり揚げると骨まで食べられるということだったんだけど、揚げ足りなかったみたい。骨がやっぱり食べにくかってです。

2007-12-02

December secrets

週に一度の買い出しにでかけたら、あちこちでクリスマスソングが聞こえてくる。12月は、そのシーズンですね。先日届いた多読用の図書の中に、ちょうど12月にぴったりのお話があった。"December Secrets"。Polka Street Schoolというシリーズの一冊で、小学2年生くらいの女の子が主人公。英語もYL 2,5〜3,0くらい。彼女のクラスでは、12月は、「贈り物の月」がテーマだそうで、クラスの中のひとりを内緒で選び、その人が喜びそうなことを、ひと月かけてやってあげましょうということになった。冬休みにはいる直前に,誰が自分の「ひみつのともだち」だったかを明かすのだ。そのやりとりを巡るストーリーなのだが、「ああ、あの頃の年齢のこどもの目からは、クラスの先生や、ともだちって、こんな風に見えるんだった」と記憶を蘇らせたり、英語教室で、小競り合いをする子どもたちのことを思い出したりした。

クリスマスのお話だけでなく、ユダヤ教のおまつり「ハヌカ」についての描写もさりげなくはいっていて、アメリカの子どもたちがいわゆる「異文化理解」をこうした読み物で刷りこまれるように受けていくんだなあという点も印象的。


夕ごはん

サバの味噌煮
カボチャの蒸し物
ポテトサラダ
長いもすりおろし
高野豆腐のみそしる

2007-12-01

「プージェー(puujee)」

農作業も一段落したところに、面白そうな映画をいいタイミングで発見。ドキュメンタリー映画「プージェー」。モンゴルの遊牧民の少女プージェーの生活を追った作品でした。今日の午後の上映だったので、おとなの英語クラスの合間に見てきました。

「グレートジャーニー」で世界5万3千キロを人力だけで走破した関野吉晴氏がその旅の途上で出会ったのがプージェー。出会った当時6歳の彼女は、馬を駆り、家畜を追っていた。その彼女にカメラを向ける関野氏に、プージェーは、「写真撮るなら、そこから動かないで!」と堂々と言い放つ。映画を見ている私にもわかるほど、関野氏の行動は、彼女の仕事の邪魔になっていたのだ。「へえ。かっこいい子だなあ」と、観客は彼女に惹き込まれる。モンゴルで経済自由化が断行されて10年後くらいの遊牧民の生活は、牧歌的ではなく、プージェーの父は出稼ぎで不在。祖父母と母が家畜の世話をしている。その母も、盗まれた30頭の馬を探して留守中だとか。「えっ?探すって。。。?」広がるのは草原のみ。

普通のドキュメンタリーのように遊牧民の生活を事細かに説明することは、ほとんどない。上映前に挨拶に現れたこの作品の監督が、「できるだけ加工しなかった。」と言っていたのはそういうことかも。

だから、見ている方は、なんとなく落ち着かなくもあるが、それが逆にリアルであったりする。関野氏は、その後3回プージェーのもとを訪れる。その間に、2000年にモンゴルを襲った大雪害の様子や、食べ物がなくなり飢え死にする家畜の姿も、そのまま描かれている。

そして、映画の最後は、「えっ?」と思うほど、あっけなく、哀しい。

見終わったあと、物語を読んだような充足感や、カタルシスのようなものは感じない。いろいろなものが、整理されずにいびつなまま提示されていたからだと思う。だけど、なんともいえないざらざらとした気分は残る。それは、この映画が「現実」を伝えていたからではないかなあというのが今の感想。

配られたチラシには、各界の著名人の推薦文が掲載されていた。(椎名誠、渡辺一枝、龍村仁など)その中で、私の感想と一番近かったのが、春風亭昇太氏の言葉。
厳しい自然の中で人は『生き物』にすぎない。しかし、その生き物の面構えは、崇高で美しい。「一期一会」の言葉の重さも、この映画で知った。」


もし,興味がある方は、。http://puujee.infoを参照してください。以前に紹介した「世界屠畜紀行」にも引用されている映画です。

夕ごはん

すきやき

農作業も一段落したので。