一気に秋が駆けぬけているオホーツクです。
野菜の直販所のラインアップにも玉ねぎやジャガイモ、かぼちゃが並ぶようになってきました。朝晩の冷え込みも本格的です。
9月の北見多読カフェ会場も「ストーブ」点火(笑)。
5名の皆さんが参加でした。
前回、「比べてみよう!」ということで、邦訳と原作本を「一緒読み」をオススメしたのですが、Aさんは、Marie Hall Ets 著のGilberto and the Windをお読みになりました。
「自分の『なんとなく解釈』に自信が持てました」
とのこと。イメージを駆使してお読みになるのがお上手なAさんなので、なるほど!のご感想です。
「ちゅーちゅーが、女の子だったとは!」という大発見を!邦訳(村岡花子さんです。)のタイトルにある「いたずらきかんしゃ」も、なんとなく「男子」っぽいイメージですが、実際は「おてんば」さんだったと思いながら読むとまた、印象も変わってきますよね。
「邦訳と対照させながら読むという新しい楽しみができました!」とニッコリなさっていました。少し手強そうな絵本でも、そういう形で読み進めていくというのも一つの方法ですね。
「絵本の『絵』を大事にしよう!」ということで、この北見多読カフェに参加なさっている皆さんは、本当に「絵」を楽しむことができているのですが、今回、Anthony Browne著の"What If..."をお読みになったCさんは「最初さらりとストーリーを読んでから、絵をもう一度じっくり眺めたら、、、」たくさんの「遊び」や「しかけ」を発見!それを報告してくれました。私自身、この本は、ストーリー展開に興味が惹かれて、それほど絵を見ていなかったなあと、Cさんの報告で気づきました。 さて、みなさんは、いくつ、しかけに気づくでしょうか〜(笑)
そして今回、議論(?)の的になったのが、Shaun Tan著 Arrival。
文字がない「絵」だけでストーリーが展開するのですが、これは、時間と気持ちと体力の余裕がないと、キツイ一冊。先月お持ち帰りになったDさん、「途中までは、映画みたいで楽しめたんだけど、だんだん、わけわからなくなってきたー!」とのこと。そうなんですよねー。「わかろう」と思うと「わけわからなくなる」一冊かも。
「文字なし絵本」で「わけわからなくなる」ということは、楽しめるか(理解も含む?)かどうかは、英語、日本語に関わらない。つまり「言語の壁」が問題ではない場合もあるということを示すいい例ですね。
実は、副読本(A study Guide for Shaun Tan's the Arrival)もあるようなので、今、こちらを購入すべきかどうか私自身が検討中です。
Dさんは、その一方、「あんまり得意じゃない理科系の一冊」を北見工大の図書館を利用して挑戦。子供向けの短いものだそうです。昨年も同じ本に挑戦したところ、すぐに挫折。今回も「わからない単語だらけ」だったものの、「読み通す」ことができたそうです。「全然、ダメですー」とおっしゃっていましたが、「読み通した」ってすごいんですけど(^^;)。
さてさて、今回の嬉しいレポートは、ワンちゃん大好きのEさんから。
「ペーパーバックを初めて読み通しました!」
ちょうど封切りした映画「僕のワンダフルライフ」の原作本、A dog's Purposeがそれです。
どうしても読みたくてご購入。最初の3、4章ほどは「設定」の説明で辛かったものの、そこを乗り切ったら「先が気になり」ついに300ページを完走!
映画も吹き替えではなく「字幕版」を見に行かれる予定とのこと。「続編があるので、挑戦しようと思います。続きなら流れで読めそう!」と心強いお言葉でした。
自分の好きな分野。
楽しめる本。
それと出会えば、お勉強をしなくても、楽しみながら「原書購読」ができちゃう。
またオホーツクから素敵な報告ができて、私もとてもうれしいです。
次回の北見多読カフェは、10月26日(木)。
「邦訳と対照させながら読むという新しい楽しみができました!」とニッコリなさっていました。少し手強そうな絵本でも、そういう形で読み進めていくというのも一つの方法ですね。
「絵本の『絵』を大事にしよう!」ということで、この北見多読カフェに参加なさっている皆さんは、本当に「絵」を楽しむことができているのですが、今回、Anthony Browne著の"What If..."をお読みになったCさんは「最初さらりとストーリーを読んでから、絵をもう一度じっくり眺めたら、、、」たくさんの「遊び」や「しかけ」を発見!それを報告してくれました。私自身、この本は、ストーリー展開に興味が惹かれて、それほど絵を見ていなかったなあと、Cさんの報告で気づきました。 さて、みなさんは、いくつ、しかけに気づくでしょうか〜(笑)
What If...? | |
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そして今回、議論(?)の的になったのが、Shaun Tan著 Arrival。
The Arrival | |
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文字がない「絵」だけでストーリーが展開するのですが、これは、時間と気持ちと体力の余裕がないと、キツイ一冊。先月お持ち帰りになったDさん、「途中までは、映画みたいで楽しめたんだけど、だんだん、わけわからなくなってきたー!」とのこと。そうなんですよねー。「わかろう」と思うと「わけわからなくなる」一冊かも。
「文字なし絵本」で「わけわからなくなる」ということは、楽しめるか(理解も含む?)かどうかは、英語、日本語に関わらない。つまり「言語の壁」が問題ではない場合もあるということを示すいい例ですね。
実は、副読本(A study Guide for Shaun Tan's the Arrival)もあるようなので、今、こちらを購入すべきかどうか私自身が検討中です。
Dさんは、その一方、「あんまり得意じゃない理科系の一冊」を北見工大の図書館を利用して挑戦。子供向けの短いものだそうです。昨年も同じ本に挑戦したところ、すぐに挫折。今回も「わからない単語だらけ」だったものの、「読み通す」ことができたそうです。「全然、ダメですー」とおっしゃっていましたが、「読み通した」ってすごいんですけど(^^;)。
さてさて、今回の嬉しいレポートは、ワンちゃん大好きのEさんから。
「ペーパーバックを初めて読み通しました!」
ちょうど封切りした映画「僕のワンダフルライフ」の原作本、A dog's Purposeがそれです。
A Dog's Purpose | |
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どうしても読みたくてご購入。最初の3、4章ほどは「設定」の説明で辛かったものの、そこを乗り切ったら「先が気になり」ついに300ページを完走!
映画も吹き替えではなく「字幕版」を見に行かれる予定とのこと。「続編があるので、挑戦しようと思います。続きなら流れで読めそう!」と心強いお言葉でした。
自分の好きな分野。
楽しめる本。
それと出会えば、お勉強をしなくても、楽しみながら「原書購読」ができちゃう。
またオホーツクから素敵な報告ができて、私もとてもうれしいです。
次回の北見多読カフェは、10月26日(木)。