2015-05-31

2015年5月★北見多読カフェ

昨夜は、日本列島中がわさわさしたようですね。私が住んでいるオホーツクでは、「わさわさ」は感じられませんでしたが。

「わさわさ」していた新学期スタートも、落ち着いてきました。今日は、5月の北見多読カフェの模様のご報告。

多読カフェの前半におこなっているおとなの方とのBBレッスンも、一年以上たったのかな?全マークまんべんなく遊んでいます。今回は、Master's Mind と Bull's Eyeを中心に。Master's Mindでは、カードを選んだ理由を説明するときに、だんだんと日本語から英語にシフトさせてみたんですが、参加者の皆さん、しぜーんな流れで、英語になってました。 そして、盛り上がったのがBull's Eye 「富める者は、さらに富み」のピケティ理論さながらの展開で、まさに「夢中にセンテンスをリピート」。脳内もかなり活性化したんではないでしょうか?

今回のBBは4名が参加。

その後の多読タイムには、さらに4名の方が加わり、ますますにぎやかに。前回からの「ゆるゆる宿題」としてお願いしてあった「絵本の読み聞かせ」にも4名の方がチャレンジしてくださいました。CD付の本をお貸しして、練習して皆さんの前で披露という形です。披露された本は、次の4冊。

All the World
All the WorldLiz Garton Scanlon Marla Frazee

Beach Lane Books  2011-03-22
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Pete's a Pizza
Pete's a PizzaWilliam Steig

HarperCollins  1998-09-05
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Bark, George 

Bark, George
Bark, GeorgeJules Feiffer

HarperCollins  1999-06-03
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Mrs. Wishy-Washy 英語絵本CD付
Mrs. Wishy-Washy 英語絵本CD付
mpi  2011-01-01
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「最初に音声だけ聞いて、ストーリーを想像してから絵本を見たら、全く違っていてびっくり!」
「声に出して初めて、タイトルの工夫がわかった」
「カルデコットメダルがついてるんで、選んだら、読みにくかった(笑)」

など、気づきも多かった様子です。声に出して読んでいただいた様子から、どれだけCD聞き込んで練習したかもわかります。やはり、音声は重要ですね。

さて、お薦め本紹介では、

「タイトルのHollyhockの意味がわからないまま読んでいたけど、2回目で、『あ~、このことか!』とわかった」という「箱庭作りストーリー」の The Hollyhock Wall.  コラージュ仕立ての美しい本。紹介者のAさんは、ご自分の感覚に忠実に物語と向き合っていらっしゃいます。素敵。

The Hollyhock Wall
The Hollyhock WallMartin Waddell Salley Mavor

Walker Books Ltd  1999-06-07
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「ふしぎなストーリーでした」と、Bさんが紹介してくれたのがRoxaboxen  こども時代の「あそび基地」がテーマです。

Roxaboxen
RoxaboxenAlice McLerran Barbara Cooney

HarperCollins  2004-04-13
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Bさんからは、もう一冊。子犬が主人公で、ちょっと途中ハラハラ・ひやひやさせられるAlfie All Alone.  ハッピーエンドで最後はほっとしますが、「ペットとつきあうマナーを学ぶ」ための物語ですね。

Alfie All Alone (Holly Webb Animal Stories)
Alfie All Alone (Holly Webb Animal Stories)Holly Webb Sophy Williams

Stripes Publishing  2007-02-19
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Cさんからは、「ペットといえば、『こんな飼いかた、ダメじゃないの??』の本を紹介します!」ということで、でてきたのが、カフェでも大人気のMr. Putter and Tabbyシリーズから, Mr. Tabby Feed the Fish. 「金魚を飼いたい!」と思い立ち、金魚鉢で飼いはじめたMr. Putterさんですが、ネコのTabbyは、別の意味で「大興奮」。その「興奮」をおさえようと、努力しているTabbyの表情がたまりません。

Mr. Putter & Tabby Feed the Fish
Mr. Putter & Tabby Feed the FishCynthia Rylant Arthur Howard

HMH Books for Young Readers  2002-03-01
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Dさんからは、The World of "Anne of Green Gables"(赤毛のアンの世界)。 「赤毛のアン」の物語を、「自然・場所・人物」など、カテゴリー別にして再構成してリライトしてあります。Dさんいわく「とても読みやすかった」とのこと。

『赤毛のアン』の世界 (English Edition)
『赤毛のアン』の世界 (English Edition)ナディア・マッケニー

マクミランランゲージハウス  2014-06-30
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もう一冊は、The Dumb Bunnies. あの有名な絵本、Good Night Moonの世界観を思いっきりパロディにしている「おバカ系」です。元の本に親しんでいたDさんにとっては、娘さんともども「たまらない一冊」だったとのこと。

The Dumb Bunnies
The Dumb BunniesDav Pilkey

Scholastic Trade  2004-12-20
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(注:あとから気づいたのですが、元本は こっちかな?)

My World
My WorldMargaret Wise Brown Clement Hurd

HarperCollins  2004-02-14
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さて、今回は「お薦め本」に加えて「投げ本」の紹介もありました。

カフェの数名から高く評価されていて、私も大好きなWalk Two Moons. 導入部分に辛抱が必要なタイプの物語ですが、「イメージがわきませんでした~」でEさんによる「投げ本宣言」。

もう一冊は、「ティパーティの謎」の邦題で知られている The View From Saturday. いろんな本をお読みになるCさん、「物語に入り込めませんでした」とのこと。

いろんな本に触れて、自分との相性を知っていくのも多読の楽しみですね♪

次回は、6月25日。皆さんが英語の本と、どんな一ヶ月をお過ごしになったのかの報告をうかがうのを楽しみにしています。