2016-05-18

最近はこれ、視聴中。

最近、アマゾンプライムを利用して、アメリカのドラマ"The Good Wife"というのを見続けています。

一話完結で、43分というのが手頃。

もともとは、アメリカ在住の知人に「これ、おもしろいよー」とすすめられたのですが、まず、題名の”Good Wife"にドン引き(^^;)

私が苦手な感じのノリのドラマだろうと、先入観で決めつけて全然チェックしてなかったんですが、ちょっと見始めたら、、、

あらら、、、おもしろいじゃないかー。

主人公は、イリノイ州の検事局長の妻。これがgood wifeというわけです。ジョージタウンを主席で卒業した弁護士だったのに、結婚を機に退職。子育てと内助の功で13年間good wifeをしていたのですが、その検事局長が女性問題、収賄疑惑で収監されてしまい、good wife の彼女が働かなければならず、弁護士稼業に復帰、、、というところからストーリーが始まりました。

ストーリー展開は、弁護士事務所のパワーゲームあり、アメリカの選挙の情報合戦の裏話あり、そして事件を巡って、法廷内外での駆け引きあり、などが中心で、時事問題(ビットコイン、シリア問題など)もタイムリーに盛り込んであって、結構盛りだくさん。


主人公が、ちょっと「できすぎちゃん」で、私はあんまり感情移入しにくいんですが、バイプレーヤーの皆さんが、魅力的。(特に弁護士事務所の調査員でミステリアスなカリンダが、私のお気に入り。)

それなりの地位と権力と経済力もある登場人物が、なぜかひとりとして「しあわせそうじゃない」点もある意味、この物語のコアのような気がします。

「さみしいアメリカ人たち」に視聴者が、共感するんじゃないかなー。

「good wifeはつらいよ」ということで(^^;)


法廷ドラマなので、英語の論理の組み立て方などが、Bonesよりも前面に出てきます。それも見ていて(聞いていて)おもしろい(時にうんざりですが)。

「法解釈」のへたうまが、勝訴にも敗訴にも転ぶし、いろんな手口を使って自分たちの言い分がいかに「まっとう」なのかを論破していく様は、今のアメリカ大統領選のあれこれともかぶります。

絵本で学ぶ英語の究極の姿が、「法廷英語」なのかなー(^^;)
.
実際、児童書などでの子どもの会話も、独特の英語ロジックであふれてます。つまり、「子供向けの絵本」から少しずつ内容のレベルをあげていくと、「なんとなーく」でも英語的な感覚が身につくのかもしれません。

さらに、このドラマで「"Hi!"の代わりに名前をささやく」というアメリカ風の挨拶の仕方も「ほほー」と眺めております。

何のかんのシーズン4まで視聴しました。(ちょっと飽きてきた^^;)

日本のテレビドラマはおととしのNHK大河ドラマ(あー、なつかしい!)以来ごぶさたですが、海外ドラマを英語で観るのは、ぼちぼち続きそうです。仕事上の実益と娯楽が、一致してるなんて幸せ。

(ちょっと調べたら製作総指揮リドリー・スコット!「エイリアン」に「ブレードランナー」最近では「オデッセイ」に、あの「テルマ&ルイーズ」も手がけた人でした!なるほど、そこはかとなく漂うフェミニズムの香りと、センスあふれる映像美!)

ところで、多読やB.B.カードを使ったレッスンのあれこれは、別ブログでぼちぼち書いています。興味のある向きは、ぜひお立ち寄りください。→「リトルハウス英数クラブ」

久しぶりに本日の夕ご飯報告。

塩麹漬けイナダの焼き物
カブの漬物
キンピラゴボウ
アズキナのおひたし
ミニトマトとベビーリーフのサラダ
納豆
もやしと揚げの味噌汁




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