2014-04-24

2014年4月北見多読カフェ

最高気温が20℃超えした本日、北見で多読カフェでした。写真は、会場を提供してくださったAさんのおうちの「ハナちゃん」。最初、「にゃにゃにゃにゃ(おー、来たか!ま、がんばんなさい!)」とご挨拶に来た以外は、ほぼ気配を消していらっしゃいました(^^;)。

「多読的英会話」として生まれた「会話タイム」ですが、前回あたりからBBカードを取り入れ、今日は「自宅で子供と遊びたい」という声もあり、「プチ紹介」もかねて、ほぼ1時間全てでBBカードを利用。

「多読的英会話」の発想も魅力的でしたが、やっぱり捨てがたいBBの魅力。

それは、、、、

「最初から最後まで、ずーっと口を動かしていられる。」=「英語をずーっと口から出していられる」

という点。

BBカードのセンテンスリピートはもちろん、「インタラクション」のきっかけとしての利用価値も高い!

このこと、もっとBBユーザーのセンセたちは気づくべきでは?

今日もクラブでビンゴをしながら「脱線インタラクション」のてんこもりでした。

広がった会話は "What makes you happy?"
"What is the best/worst hotel you have ever stayed?"
"What is the difference between a flower and blossoms?"
"What is 'hen'?" " Do you know how to say "おんどり" in English?"
"How do you call 'とさか’in English?"
などなど。

 Eddie will send me ten red hens.とサラリと流していたセンテンスの「兄弟分(文?)」がBBカードに隠れていることや、The young coupleは「えー!平日の月曜日に何しに田舎へ?」「おそらくDaisyがいるのはヨーロッパだろう」など、妄想が膨らむ1時間でした。

そして、何より、ほぼ英語だけが飛び交った1時間。「多読的会話」の試みの場では、なかなか動かない「英語口」が、BBやりながらだと、なんとなくできちゃうのも見ていて頼もしかったです。

ということで、今後もBB中心での会話にしてみます。

続いての多読カフェでは、今回の「おススメ本」が3冊登場。

Bさんご紹介の一冊は、Lizzie Zipmouth(Jacqueline Wilson) シングルマザーだったお母さんの再婚で、兄弟が増えたりする環境の変化についていけず、「話すのをやめてしまった(お口にチャックしてしまった)少女の傷心と再生の物語。おばあちゃんがいい味出してるのよねー。

Lizzie Zipmouth
Lizzie ZipmouthJacqueline Wilson Nick Sharratt

Corgi  2008-04-15
売り上げランキング : 2404


Amazonで詳しく見る by G-Tools


Cさんのおススメは、The Blue Day Book.一ページに一葉の写真。それについたキャプション。という構成。写真とキャプションの味わいがぴったりで、ちょっと表現が難しい語も、写真の雰囲気から意味が想像できる本。「意味がわからない言葉があっても、写真がいいので、楽しめました。」とのこと。これこれ、この感覚がいいですね~。

「英語だから」と妙に構えず、自然体で本に接している様子が伝わりました。これもたくさんの本に触れてきたからですね~。


The Blue Day Book: A Lesson in Cheering Yourself Up
The Blue Day Book: A Lesson in Cheering Yourself UpBradley Trevor Greive

Andrews McMeel Publishing  2010-03-30
売り上げランキング : 87763


Amazonで詳しく見る by G-Tools


本日の最後は、AさんからHeartbeat(Sharon Creech)
この作者さん、私自身が今、大注目中。語彙のセンスと、物語運びが、私にとっては絶妙なのです。
Aさんも気に入ってくださったようで、、、

「1ページあたりの語数や語彙はかんたんなのだけど、もっと難しそうだったり語数が多い本と同じくらい時間がかかりました。少ない語数でも内容が濃い感じ。。。」

そーなの、そーなの。

「生まれる命と、消えゆく命の対比がすばらしく。。。。」

そーなの、そーなの。

「時間の経過をリンゴひとつで表し。。。。」

そーなの、そーなの。

「おりひめさん、さっきから『そーなの』しか言ってませんよ(笑)」と皆さんにつっこまれました。

いえ、ほんとに「そーなの!」のAさんによる内容紹介でした。かなり深遠なテーマを扱う「そーなの本」、なんと対象年齢は8歳から12歳ということで、またびっくり!英語多読を通じてじゃないと、読まなかった珠玉の「そーなの本」、私からもおススメです。


Heartbeat
HeartbeatSharon Creech

HarperCollins  2012-12-26
売り上げランキング : 142612


Amazonで詳しく見る by G-Tools


今回は絵本ではなく「読み物」のおススメが中心でしたね~。北見多読カフェも満3周年。皆さんの読書量が増えるにつれ、読める本の種類も変化してきているのを感じます。

今回、「会話タイム」へは3名が参加。その後の「多読カフェ」には2名が合流。5名での集まりでした。ランチは「札幌海鮮丸」さんからの出前(^^)。

夕ごはん

カレイの煮付け
ほうれんそうのおひたし
タマネギの酢漬け
根菜の炒め煮
納豆
高野豆腐としめじのみそしる






No comments:

Post a Comment