ところが、、、
どこにあるかわかりますか~?新着のほかの本と比べるとサイズがわかりますね?
こんなに「かわいい(サイズ)」だとは、届くまで、気づきませんでした~(汗汗)
中学生にさえ「ちっちゃ!」って言われたから、さらに「お年頃」の多読カフェの皆さんには、敬遠されそう。。。とほほ。。。内容は面白いので、「通常サイズ」を再注文しました!
ということで、、、、
遅ればせながら、3月の「北見・多読カフェ」の報告です。
今回は、タイからの交換留学生がホームステイにやってきたばかりのAさんのご自宅での開催でした。Aさんも含めて3名のメンバーで。
カフェでのブックトークでは、以前も話題にのぼったGaspard and Lisa at the Museum 「リサガス」で知られる白黒のウサギの物語。もともとはフランス語の絵本。このシリーズ、かわいいのですが、このAt the Museumに限っては、吉田戦車ばりのシュールな展開が、もう私自身、気になってしょうがありません。。。フツーに小学生の間で勉強している白黒のウサギペア。本筋のリサガスが惹き起こす騒動よりも、フツーに彼らを受け入れている周囲にドキドキしました。
Gaspard and Lisa at the Museum (Gaspard and Lisa Books) | |
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そして、もう一冊の「問題作(?)」は、A Bargain for Frances 「おやすみなさいフランシス」のシリーズから。「おやすみなさいフランシス」は、ほっこりあったかい親子のストーリーなのだけど、このA Bargain for Francesのテーマは、「やられたら、やり返せ!」の精神。まるで去年はやったテレビドラマのよう。ちょっと癖のある友達に愛用のおままごとセットを「だましとられた」フランシス、、さあ、どうする?の展開で、私自身、「ほこほこ」系のつもりで読んでいて、その意外な展開にびっくりした一冊です。ただ、たしかにあるよねー、子供の世界でも、こういうやりとり、、そして、そのリアルでシビアな現実世界を投影されて、演じているのが、、、、もふもふの「アナグマちゃん」たちってところが、ある意味救いなのかも、、、。「『絵本』って甘すぎてねー」の皆さんも、コレ読んだら「絵本の世界」を見直すと思います。
A Bargain for Frances (I Can Read Book 2) | |
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ブックトーク最後の一冊は、Star Girl。こちらは、ほとんどペーパーバックに近い長さですが、日本語でお読みになったことがあるそうで紹介者のBさん、「筋を知っていると読みやすいですね。でも、こちらの原作の方が、なんだかよかったです」とのことです。主人公の心情とかが、結構ぐさりと「直球」で響いてくるのが原作ですね。内容は、ホームスクーリング(公的教育を受けずに自宅で保護者が教育する方法)で育ったピュアな主人公が、高校からいわゆる「世間」にデビューして、「同調圧力」に翻弄されるというもの。
「私のこと、本名じゃなくって、Star Girlって呼んでね♪」の出だしから、最近の言葉で言うと「イタイ子」。最初はものめずらしさで、それこそ学校内の「スター」になったのだけど、、、「イタイ子」は、排除するのが「集団」の作用。。。「個性」ってなんだろう?とかアメリカ社会の「同調圧力」のきつさについてもいろいろ考えさせられる物語です。
本の紹介は、Bさんが英語でしてくれました。
Stargirl | |
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さて、多読カフェのあとは、「英会話レッスン」。今回は、Aさんの新小5のおじょうさんと、留学生のCちゃんも特別参加。。。。なので、BBカードでたくさん遊びました。新小5ちゃんは、前に少しBBで遊んだことがあり、最初は「?」でしたが、センテンスも段々思い出してきて、ほんとうにたのもしい。最後は、代名詞わけをしてからの「坊主めくり」でしたが、代名詞ごとに絵カードをわけるゲームでも、すぐに法則をわかってくれて、やりやすーい!レッスンに参加してほしいくらいの逸材でした(^^)V
留学生ちゃんには、「日本人は、みーんなこうやって英語を覚えるんだよー」とうっかり「盛って」しまいましたが、真面目にうなづく彼女の姿をみて、ちゃんと”Just kidding!”と訂正もしておきました。
レッスン後、「どうして日本語を勉強しにきたのか?」というお決まりの質問をしたら、、、、
「日本語がカワイイから!」の予想外のおこたえ。
特に
サカナ
アタマ
モシモシ
タベマス
などの言葉の「音」に「萌える」とのこと。あまりに意外な理由に、
サカナのアタマを食べマース!
など、連呼した私にも、にっこりつきあってくれましたが、、、
もう、「あのニホンジンのおばちゃん、ムリ~」とか思わないでくれるといいな、と、国際交流の大切さを思い出し、後になって大ハンセイしました(汗)
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