このところ、面白い本を数冊読んで、皆さんにもご紹介したいのですが、例の手帳術のおかげ(?)で、やることがはっきりして、そちらに追われていました(^^)。
今日は忘れないうちに、昨日見た映画。
原作を読んで大感動した「天地明察」。来月の球根堀上げの前に、滑り込みで見ることができました。
監督は「おくりびと」の滝田洋二郎さん、、、音楽は久石譲ということで、大作感あふれてますねー。キャストも主演の岡田准一をはじめ、中田貴一、中村吉衛門、佐藤隆太、岸辺一徳、笹野隆史、そして宮崎あおいなど、名前知ってるひとばかり。
で、どうだったか~、、、ですが、多分、映画としては、主演くんがあちこちで言ってたとおり「エンタメ」として楽しめる映画です。原作読んでると、ちょっと物足りないかな?
逆に言うと、原作より「わかりやすい」内容です。
日本ではじめて改暦をなしとげた男の物語。原作では「プロジェクトX」要素が満載で、囲碁の歴史から、暦がもたらす経済効果、また、江戸時代の「和算」の盛り上がり方のトリビア、朝廷と幕府の権力抗争など、「へ~」の連発だったのだけど、映画では、ビジュアルを重視した分、そういう地味な部分はとりあげられにくかったかも。
その代わり、原作ではサラリと触れられている程度だった「夫婦愛」テーマがより重視されていて、それ、どうだったんだろう?そういう部分より、天才数学者関孝明とのからみとか、たとえば、暦でもうけようとする悪徳商人を出すとか、もっと、ガツンとしたとこ描いてくれ!というのは贅沢でしょうか。
前半の「北極出地」(北極星の見える角度を全国を行脚してはかる仕事)の雰囲気は、「くすっ」の部分があり、よかったです。
それから、気のいい数学、天文ヲタクの囲碁打ちくんが、どんどん成長して立派になる様子は、うまく描かれていたと思います。ラストシーンに着ていた「星空」意匠の和服が、とても素敵でした。
今まで見た「岡田准一主演」映画の中で、一番「主演」らしく「出番」が多い映画でした。今までの映画だと「え?誰が主演なの?」みたいなものが多かったからなー。
出世したなー。
蛇足ですが、映画予告編で流れていた「大奥」の映像を見ていたら、、、主演の堺雅人さんが、、、
どうしても、、、、「中川家」のおにいちゃんに見えて仕方がなかった。とほほ。
夕ごはん
水餃子
きゅうり
コンビーフとキャベツ
納豆
ナスの炒めもの
高野豆腐と春菊のみそしる
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