模造紙写真、連続でスミマセン。札幌での勉強会の話題の続きです。(備忘録として)。
今回、ネイティブの方が2名参加ということもあり、今まで聞いたことも見たこともない英語の言葉と出会いました。
OSMOSIS
最初、聞いたときは、何かの略語?(「あいうえお作文」のような)だと思ったのですが、そうではなく、参加のネイティブ氏によると「もともとの科学用語から転じて、知らないうちに、意図的ではなく、物事を自然に身につける様子」だそうで、すでに日本人を相手にした英語教育に携わっている彼にしてみるとBBでの英語指導はたいへんOSMOSIS的だそうです。
わかるような、わからないような、、、だったので、帰宅後、すぐに調べたら、日本語での意味は、「浸透(圧)」らしい。転じて「じわじわ身につく」ってイメージでしょうか?
たしかに、テキストブックは使わず、子供が夢中になっている間に、「じわじわ」と、とてもセンスのある汎用性の高い英文をくりかえしリピートするところからスタートするBBスタイルは、「意図」というものを極力レッスンの後ろ側に隠していることもあり、OSMOSIS的なのかもしれませんね。
その指摘は、おそらくネイティブの人からではないと出てこなかった発想。なるほど~と、とても新鮮でした。
同時に、そんなOSMOSIS的なメソッドでの教え方を身につけるには、やっぱりOSMOSIS的に、どっぷりと浸り、じわじわと、そしてゆっくりとした「体感」の形でいく必要があるのでは?と感じたのでした。
普通、ある教授法やメソッドを学ぶというと、講義を受けて、コンセプトを理解して、次には、テクニック的なことを「学習」するという風に思われているし、日本人で「英語講師」をやっている人って熱心な人が多いから、一生懸命「勉強」すると思うんです。BBなんか、よくわからない部分が多いし、新しいゲームを紹介されると、それをどうにかしてクラスで生かそうと熱心になるのが常。
いえ、自分もそうだからね~(^^)。
ところが、そういう「お勉強」では、なんだかたどりつけない「もやもや」がBBの場合、あるなあと感じていたのだけど、OSMOSISという言葉を通じ、その「もやもや」こそが大事で、それは「頭」ではなく「実感」を通して、晴らしていくものなのかも、、、というの気づきが、今回の集まりでの個人としての最大の収穫。
ということで、日々のレッスン、そしておそらく日々の生活の仕方が、やはり一番の「修行の場」だな~(^^;)。忘れないように書いときます。
OSMOSISは、【ɔzmˈəʊ‐】 と発音します。
夕ごはん
ホタテ入り湯豆腐
のりまき
オードブル
今日は、自治会女性部の反省会兼総会。お昼に出たオードブルとのりまきを持ち帰り、夕ご飯に流用。
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北海道弁で言うと「理解しらさる」「分からさる」「身につかさる」って感じですかね(^^)
ReplyDelete「さる言葉」は「そうしようと思ってないのに自然にそうなっちゃう」ニュアンスなので。
しのはら様 コメントありがとうございます。ふーん「さる言葉」ってそうなのね。参考になります。OSMOSIS、わかったようでわからないのだけど、しのはらさんのように自分の持ち言葉で置き換えてみるって大事ですね。よく「書かさる」とかこどもが言っているのをきくけど、それって「書けちゃった」ってことなのか~。今の札幌は雪が「積もらさる」って感じ(^^)?
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