2013-02-19

"Thank you Mr. Falker"

週末は、道内でBBカードを使っている有志が集まっての勉強会で、5時間ちょっとの道のりを札幌へ。土曜日は、札幌市中央図書館でのおとな向けの英語絵本の読み聞かせを見学。テーマは"Teacher".

"David Goes to School"や ”Dot"など、数冊の「先生」をめぐる本が読まれました。中でもストーリーを知っていても最後には、思わず落涙の”Thank you Mr. Falker."( Patricia Polacco著) 読み手の力と、絵の力、そしてストーリーの力、その相乗効果ですね。

物語は、「蜂蜜は甘い。知識は甘い。本を沢山読みなさい」と言われて育った少女が、読み書きが苦手で、いじめにあい、自尊心がずたずたになっているところに、救世主のようにあらわれたMr.Falker。この先生のサポートで、彼女はディスレクシアを克服して、そして、数十年後、、、、というドラマティックな展開。

「読み書きが苦手」=「おばか」では、ないんだ、適切なサポートで、克服できるんだ、ということは、日本でも、もっと知られるべきだと思います。

人に絵本を読んでもらうのって、こんな気分になるんだなあと、心を新たに、今日のレッスンでも絵本を読みました(^^)。

札幌での英語絵本の読みきかせは、ボランティアグループの「おおきな木」が主宰。自分が英語を教えている人も、ぜひ、「読んでもらう体験」をすると、いろいろな気づきがあると思います。また、英語が苦手な方でも、絵の力で「わかる」し、なによりも「英語の音」を楽しめます。

「おおきな木」さんでは、「読み手」となるボランティアさんも募集中だそうです。私が札幌に住んでたらメンバーになりたいくらい。「読み手」になることも、英語力アップにとっても役立つと思います。人に読んであげるためには、何度も音読して、暗記するほど読み込む必要があるからね~。

詳細は、中央図書館へお問い合わせを。


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Thank You, Mr. FalkerPatricia Polacco

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そして、今日レッスンで読んだ「気合の一冊」(^^;)

冬眠中の熊のおうちに、猛吹雪を逃れて動物たちが遊びに来るというストーリー。猛吹雪といえば、札幌の路上の雪山には、びっくり。文字通り見上げるほどの「山」でした。

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夕ごはん

手作りベーコンとキャベツの炒め物
ほうれんそうのおひたし
イカの塩辛
せんまい漬け
納豆
じゃがいものみそしる

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