2013-07-26

北見多読カフェ 7月

北海道らしい夏というのか、日中の陽射しは強いものの、朝晩は、すっきりクールダウンの日々です。なんのかんの、植え付け終了(^^)!と思ったら、先に植えたカラーが咲き始めました。あわわ。

そんな中、昨日は月に一度の多読カフェ。早朝、植え付けを終了させてから北見へ。今回は、5名プラスチビちゃん2名。恒例のブックトークも、強制はしていないのですが、英語で挑戦の方が、またひとり増えました。自然とそういうムードになるのは、とてもいいですね。

皆さん、絵本からはいり、少しずつ児童書に移行、、それでも基本は絵本です。そして、恐らくブックトーク効果で、読める本、読みたい本の幅が広がっているように感じます。グループの力はすてきですね。

今回の皆さんのおススメ本。

"Penguin"(Polly Dunbar 2010)2歳くらいの男の子が誕生日にもらったペンギン。男の子はとっても嬉しくて、あれこれ話しかけますが、ペンギンは答えない。何をしても答えない。腹がたった男の子は、ついに、、、というのがストーリーの始まり。こどもが最初に言葉を発するときの気持ちがちょっとわかるような一冊ということでの推薦。で、謎は、、、このペンギン、ぬいぐるみ?それともホンモノ(^^;)?

Penguin
PenguinPolly Dunbar

Candlewick  2010-09-28
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"Oscar and Hoo”(Theo著 Michael Dudok De Wit イラスト 2002) 妄想好きのOscar、ある日の家族旅行の最中に、なんと、なんと砂漠で迷子に!!、、、と、出だしから「ありえん!」の展開。そして砂漠をさまよう!(さらにありえん!)そんな中、小さい雲のHooと出会います。Hooも迷子。。。。そして二人の彷徨が続く、、、、と、ちょっと、ちょっと、両親、どうしちゃってるの?紹介されたあと、「知り合いで、高速道路で子供を置き忘れた人がいます~」の話題も出たから、そんなに「ありえん!」でもないのかな?だけど、さすがに砂漠というのが、インパクトありすぎ。最後がどうなるのか、気になって読んじゃう一冊でした。

Oscar and Hoo
Oscar and HooTheo Michael Dudok De Wit

Harper San Francisco  2002-08
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と、ここまでは、本の紹介は英語で!

"Clifford Phonics Fun"(Scholastics) いわゆるフォニックスの学習用のシリーズ。参加者のAさんが娘さん用に借りた12冊セットなのですが、、、なんといっても、とにかくでかい犬のClifford。窓から顔を覗かせている絵のシュールなこと!という点と、学習用なので、オチがなんとなく「モヤモヤ」とするあたりが、どうも気になるセットだった様子。短い本が12冊なので、Aさんにはお願いして皆さんに一冊読み聞かせして頂きました。ほんとにねー、Clifford、小さい子には人気なのですが、とってもフシギですよね。
Clifford the Big Red Dog Phonics Fun
Clifford the Big Red Dog Phonics FunScholastic Inc.

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"Good Night Gorilla"(Peggy Ruthman 2000) 動物園の飼育員さんが、動物たちに"Good Night!"と挨拶をして回っていると、、、あれー、鍵をこっそり盗んでいたゴリラくんがみんなの檻をあけてくよー。。文章は、"Good Night!"だけなのに、とっても楽しくて深い物語が繰り広げられます。ぼんやり読んでたり、文字だけ追ってると、見逃してしまい、悔しい気分になる一冊。絵をよーく見たり、何度も何度もページをめくって楽しめる一冊です。これも読み聞かせ風にして紹介してもらいました。

Good Night, Gorilla (Picture Puffins)
Good Night, Gorilla (Picture Puffins)Peggy Rathmann

Puffin  2000-05-01
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そして最後は"Love that Dog"(Sharon Creech 2008)  コレは、絵本というより、ペーパーバックに近い雰囲気の一冊。学校の課題で「詩」を書くように言われた主人公が、「詩なんて、女子が書くもの。ボクは詩なんて大嫌い!」の出だしで書き始めた日記。その文体が、実はまさに「詩」。一人称で編まれる物語は、彼の心象風景を通して、「詩」とは何か?が、段々と読む側にもじわじわと伝わってくるのが魅力です。紹介者のBさんは「『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の世界観に似ている」との感想。Bさんにとっての「泣き本」だったそうです。この本はねー、とにかく、手にとって、読んでみて!としか私も言えない。今年読んだ中でもベスト10にはいります。オシャレな本が好きな人にもたまらないと思います。

Love That Dog
Love That DogSharon Creech

HarperCollins  2008-04-08
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ブックトークでは「説明しやすいから」との理由で、絵本が多いのですが、皆さん、児童書もいろいろお読みです。「楽しい」って大事ですね。

夕ごはん(今日)

豚肉の炒め物
ミソきゅうり
大豆と切り昆布の煮物
納豆
小松菜としめじのみそしる



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