Mariah Stewartという人が書いた"Hometwon Girl"。英語多読をしているAさんが、「ためしに買ってみたけど、、、積読本(つんどくほん)になってます」というので、、どんな本かも知らないまま、ちょっとお借りしてパラパラしてみました。
主人公はアラフォーの女子。夫をイラクでの戦争でなくして、傷心のまま8歳の息子を連れて実家に戻る。そこで、自分のカップケーキショップを起業しようと奮闘中、ひょんなことから知り合った弁護士とフォーリンラブ、、、
ええ、ええ、そうですとも。結構ありきたりなラブストーリー。それが、(というか、だからこそ)結構スルスル読めちゃうのです。
文章の大半が、モノローグ(内面の会話)か、実際の会話。あんまり下心持ちながら読まないほうがいいけど、「お、この言い方、使えるかも」とか「へ~。こういう言い回しでいいんだ。」などと、英会話のドリルするより、ある意味「勉強」になります。(あくまでも、下心持たないで、物語の中にはいりつつ、、が大事ですが。)
ストーリーの仕立ても、恋バナあり、キャリアの話題あり、親子の葛藤あり、ガールズトークあり、ファッションの話にスイーツの話、、、と、アラフォー女子が共感できるテーマがてんこ盛り。もちろんハッピーエンディングです。(cobble street cousinsのシリーズをオトナ風にしたような物語。で、それを「渡る世間は鬼ばかり」並の長セリフで回した感じですね~。)
日常の出来事が淡々とつづられているから、肩に力をいれないで、リラックスして読めちゃいます。そして、読後、「さ、私もがんばろー!(←何を?)」と、元気になる一冊
アメリカが舞台だから、親子関係、きょうだい関係など、日本でのそれとはかなり違うのがわかるのも読みどころ。
せっかくスイーツがモチーフのひとつなのだから、もうちょっとそこらあたりを作品全体に絡ませてもいいかなあと思ったけど、そういう「小細工」がないのが、まさに「リラックス小説」ならではでしょうね。それがスルスル読ませるためのテクニックなのかも。
生きた英語を身につけたかったら、絵本や児童書で下地を作ったあと、このような「リラックス小説」をたくさん読むのが一番いいなあと、改めて思いました。
シリーズ物の第3作目だったみたい。リンク貼ったけど、もっとお安く購入できると思います~。
Hometown Girl (Chesapeake Diaries) | |
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夕ごはん
チンジャオロースー
コールスロー
納豆
トマトのマリネ
高野豆腐のみそしる
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