2014-12-21

クリスマスカラー?


先週2日間の猛吹雪のあと、晴天→路上融雪→気温低下→路上結氷(^^;)今日の町内、一面の「スケートリンク」でした。

強風だったので、されに路上が研ぎ澄まされ、明日の朝は、さらに鋭利な状態では???

そんな中、今年最後のエコナプキン「染めの会」。平日勤務の方のため、珍しく日曜日の開催。リピーター1名と、お知り合いの初参加の方1名。初参加の方は、市販の布ナプキンを試した上で、「自分で作ろう!」と思われたとのことです(パチパチ)。

「布の会&染の会」の趣旨のひとつに、「自分で手作りができることは、自分でしよう=何でもすぐに買えばいいという生き方から少し距離をおこう」という考えがあったりして(はい、そうだったりするんです^^。)

手作りだと、時間も手間もかかるけど、そういうことを楽しめると、物の見方も変わってくるような感じもするし。

今回も、今年「染の会」で大人気の茜染め。残った液でまた、何か染められるよ~ということで、ペットボトルに入れてたら、初参加のAさんが、お子さんの冬休みの自由研究で使おうか?ということになりお持ち帰り。

親子で、コトコト、布や毛糸を染めるひとときを楽しんでいただければ嬉しいです。

午後は、高校生レッスン。Aちゃんがレッスン最後に眺めていたのは、”How Santa Really works"ちょっと長いし、文章も多いのだけど、たくさんあるセリフの細かい部分もきちんと追っていました。まだまだ楽しめそうだったので、おうちにお持ち帰り。おまけに、クリスマス本もう一冊。トラブルメーカーのDaisyちゃんのクリスマス。先週開催するはずが、吹雪で延期になった北見多読カフェでメンバーのどなたかにお貸ししようと思ってた本です。Aちゃん、パラパラめくって、「うーん、読めそう!」ということで、冬休みのお楽しみとなりました。

How Santa Really Works
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夕ごはん

トリのから揚げ
白菜キムチ漬け
大根の漬物
小松菜の胡麻和え
納豆
あげときのこのみそしる




2014-12-18

チーズ工場物語

暴風雪もおさまったようで、、、家の周囲は、雪山だらけですが(^^;) 

今日も午後から小1時間、家の周囲の雪山崩し。明日から、本格的な除雪作業が待ってます!これも北国の冬の風物詩。

私が住んでいるこの北国の町は、10年ほど前に隣の村と「合併」しました。その隣村は、酪農も盛んで独自にチーズを生産・販売。自前のチーズ工場があります。

そのチーズ工場の「成り立ち」を描いた「町民舞台」に、去年までレッスンに通ってくれたAちゃんが出演というので見に行ったのが、この日曜日。まだ積雪もないころでした。

「町民舞台」というのは、文字通り、地元の皆さんが中心になり創りあげるもので、キャストや裏方も「町民」。ということで、言葉は悪いけどアマチュア劇団です。

どんな内容の話なのかもわからないまま見に行ったのだけど、幕があがってしばらくしてから、ほほー。。。

昭和50年ごろからはじまった国からの牛乳生産調整の通達を受けて、廃棄しなければならなくなった牛乳をなんとかして生かしたいということではじまった「チーズ作り」。最初は、作り方も道具も、ありあわせからスタート。なんとか工場建設までたどりつく、、、の顛末が描かれていました。

「物語」とはいっても、登場人物たちの「会話」を通じた「実録・ザ・チーズ工場プロジェクトX」。

途中、「チーズの作り方」のyoutubeを見ているのか?と思うようなシーンが延々続き、最後は、工場落成会のシーンで終了。そのシーンでは、地元グループによる「お祝いの太鼓演奏」が組み入れられ、会場全体が「落成祝賀会」という仕立てでした。

まあ、素朴といえば、素朴な筋立て。でも、こんな風にその土地の「歴史」ー昔話をそれぞれが覚えておくための装置としての「演劇」の役割があるんだな、、って思いました。そして、こういう「演劇」は大都市ではなかなかありえない貴重な存在。

勉強が得意ではなかったAちゃんも長いセリフを堂々と語っていて、「記憶」の「回路」のフシギを感じたりして(^^;)

風土に合わせるチーズ作りの大変さや、苦労を見てしまい、「安いメーカー品」ばかり買っていた自分を恥じ入り、地元のチーズ買いたくなりました。

すると、、、なんと、会場で販売!

しかも、、、、割引販売とのこと!

うーん、ここまで「演出」されていたとは、一本取られた(^^)!

美味しいチーズです。私のオススメはカマンベール。「ひがしもこと乳酪舘」やなどで購入可能。

夕ごはん

煮豚と煮卵
蒸しブロッコリー
さんまの梅干し煮
納豆
大根の玄米麹漬け
とうふとにらのみそしる

大根の漬物、食べごろになってきました。ポリポリ。






2014-12-17

高校生女子の課題

あんまりいい写真じゃないですが、、、今日の午後のオホーツクです(^^;) 「数年に一度」の大吹雪が、シーズンほぼ最初の降雪ということで、明日以降、「大除雪パーティ」になりそうな予感。

小中、高校と全面的に休校。英語のレッスンも当然休講です。レッスンに来られなくても、それなりの宿題は出せるのですが、今、高校生メンバーに「実験」中なのが、スマホを使った「メール指導」。ネットやこちらで選んだカンタンな英文を毎日配信。それについての質問も同時に送り、返信をしてもらうというもの。あ、全て英文でやりとりしています。

送信する英文の長さは400字から600字。難易度は、中学卒業レベルくらいのもの。実験中なので、少し長めのものを送ったり、短くしたり。ウイークエンドには、「Fun reading/watching」として、オモシロビデオのリンクをはったりしています。

先月半ばからスタートして、定期テストのころは、反応が悪かったのでお休み。それでも毎日、英文を読み、書くという習慣が少しずつついている様子です。返信の内容が「イミフ」の英文の場合は、「よくわからなかったから、もう一度書いてみて」とお願いすると、がんばってわかりやすく書いてきたり、こういうのが「コミュニケーション」だと思うので、ぼちぼち続けて、また様子を報告しますね。

まだ実験中なので、真面目な子が、「すばらしすぎる英文」で送ってきて、話をきくとものすごく時間をかけてきたことが判明したので、「調べたりしないで書いてごらん」などのフィードバックも行っています。

と、これは、ちょっとした前置き。今日の本題はそんな高校生女子の様子。高1と高2女子の二人は小学生のころからのBBレッスンの成果(+本人の能力の高さ)で、英検2級レベルも余裕でクリアしそうな雰囲気だったので、先日、ノーベル平和賞を受賞したマララさんの受賞スピーチをレッスンで視聴しました。(前日にスマホに日本語訳のリンクを送って予習してもらっといたけど)



実は、このビデオを見せるにあたり、私の中で、「もしかして、、、」と若干心配(?)していたことがありました。

それは、、、、

日本の公教育の中でかなりトップレベルの成績でここまでやってきた高校生「女子」に、マララさんの訴えの意味がどこまで届くか?

です。

そこで、視聴の前に「今までの人生で女子だから損したことがあるか?」と尋ねてみたら、ふたりとも、「???」

あー、やっぱりね。

「男子の方が重いもの持たなくっちゃならないから損かも」
「女子と同じメニューで部活の筋トレしたら男子がキツイって言ってた」

あー、やっぱりね。

次に「あんたは女子だから『学校来ちゃだめ!』って言われたら?」と尋ねたら、、、

「あー、それいいかも(笑)。でも部活いけないのはツライなあ。。。」

そうだよね、そういう「実感」だよね。今の日本では。「あんたは女子だから今すぐケッコンしなさい」って言われたら?は、もはやジョークにしか聞こえない。

能力が高い女子。

学校教育の中では、のびのびとコツコツと力をつけます。

そして、大学進学、就職、、、、そこから先に押し寄せる、「え?何?この世の中?これがもしかして
サベツというもの???」

彼女たちがそういう気分にならないようにするためには、何ができるのかといえば、やっぱり「人間力」を高めて、自分の声で発言する力をつけることじゃないだろうかと思う次第。

次は日本の女性の置かれた状況を英語でレポートしたもの見せるか(笑)


夕ごはん

とんかつ(キャベツ千切り添え)
ほうれん草おひたし
白菜のキムチ漬け(自家製)
とうふときのこのみそしる

明日以降の「雪かき大パーティ」に備えて「壮行会メニュー」








2014-11-28

2014年11月北見多読カフェ

もう、オホーツクではどんぐりの時期ではないけどね(^^;)。そろそろ雪道運転が始まる季節です。

朝晩は氷点下ですが、日中は好天。いいお天気の中、昨日は北見の多読カフェまでドライブでした。

多読カフェの前には、「BB英会話レッスン」。昨日は常連さん2名+体験参加が2名。ダイヤでビンゴ、頭脳ビンゴ、そして3枚ゲーム。そのあとクラブでビンゴ、ブラックアウト9、3、最後はSave the 1としてみました。常連の方には、いろいろ英語で「無茶振り」してみて、「このカードで遊びながら英語をリピートすることにどんな意味があるのか?」を体験の方になんとなくわかってもらおうとしたのですが、うっかり調子に乗って、体験の方に「無茶」した私(^^;)。それでも、臆することなく、英語で返答してくださったその内容の「破壊力」に、「大型新人誕生??}と、期待が高まる1時間でした。

レッスン後に、「あのー、このカードのどれが主語だとか、よくわからないのもあったんですが、それでもいいんでしょうか?」との質問を受けました。ああ、そうだ、今回は、主語をはっきりさせる声かけ省いてたかも、、私。それにしても、こんな素晴らしい質問を受けるのは初めて!オトナの方のレッスンで、皆さん、困ったことなかったのかな?言い出せずにいた方もいるのかも??と、気づかせてもらいました。

回数を重ねていくうちに、「なんとなく」わかっていくものでもあるらしいというコンセプトはわかって頂けました(汗汗)。

多読カフェの方は、なんと10名の参加。うち、2回目の方が3名。今回初参加が、2名。いずれも10月の多読ワークショップをきっかけに来てくださった方です。

ORTやICRのシリーズを北見工大図書舘から貸出利用はじめた方もいて、嬉しい限り。

「以前にも別の英語講座を受けたことがあるけど、あの多読ワークショップは、なんだか、腑に落ちた感じがします~」

と、ワークショップ効果はじわじわとしみている様子です。

何年も多読を続けている方に、初心者の方が「いつごろ、児童書とか読めるようになるんでしょうね~?」とアドバイスを求めていたり、「この本、よかったですよ♪」と先輩(?)が、オススメしていたり、一緒に「この本、かわいいですね~」と読みあったりしている姿は、なかなかの光景でした。

この集まりは、「レッスン」でも「講座」でもなく、本をながめたり、感想を言い合ったり、全然関係ない世間話をしたり、赤ちゃんがゴロゴロしていたりのフシギな空間。だけど、そういう「なんとなく」の場が大事なのかもしれないな、、、と改めて感じます。

皆さんが借りていかれた本のリストを見ると、超やさしいものから、そうでもなさそうなものまで、結構それぞれがバラエティに富んでいて、これもこの「場」の特徴かもしれません。「レッスン」や「講座」だったら、私などが本のセレクションにかなり介入して、お節介しちゃいそうだから。

借りていって「あっちゃ~、これ、難しかったわー(汗)」があったとしても、恐らく、変に凹んだりしないで、励ましあって進んでいけそうです。

ジェンダー的には100%女性でしたが、年代も30代から60代と幅広く、それぞれのバックグラウンドも様々。共通項は「英語の本」ということで、風通しよく、やわらかい集まりとして、これからも続けていきましょう~。

北見多読カフェの常連メンバーからは、「ノンフィクションは、感情の機微とか考えなくていいから、意外に楽。そして、読み進めていく上で、『イギリス王室ゴシップ系』は、ヘンリー7世の時代にさかのぼったとしても、ざわざわする事件満載で、かなりハマる」という貴重なアドバイスがあり、来月は、その辺り、まとめて持参しますね(^^)v

昨日、ながめていた方の中から「これ、面白いです!」の声があがっていたのはこちらの本。

Bear Hunt
Bear HuntAnthony Browne

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来月は18日(木)の予定。

夕ごはん

とりむね肉とキャベツのいためもの
しらす干しとわかめの酢の物
かぶの漬物
ベビーホタテとセロリの佃煮
わかさぎの南蛮漬け
あげときのこのみそしる






2014-11-01

10月終了。

今年は、ハロウインカボチャの栽培ができなかったなあ、、、と思っていたところ、知り合いがわけてくれました(涙)!ということで、中高生作のジャコランタンが、今週皆さんをお出迎え。

木曜日の小学生レッスンは、ふたつのクラスを合同で。それぞれ、5年生が中心だったので、今回のハロウイン前は、ちょっと趣向を変えた取り組みを。夏休みに札幌で参加した「BB合宿」での「BBマップ」作りがとても楽しかったので、そこからヒントをもらい、先月のレッスンで、毎週少しずつ(60分レッスンのうち10分から20分)を使い、みんなが大好き「すごろく」を「ハロウイン&BBキャラ」を使って事前に作成。クラスごとに作ったので、ふたつの「すごろく」ができました。

「無限ループ」ありの「かぼちゃ地獄」ありの小学生らしい「すごろく」。「スープを飲まされて1回休み」とか「病気を治してもらって3つ進む」「スタートまで『飛んで』いく」とかBBカードのセンテンスの「意味」を生かした指示が作れたので、私の中でも目的達成。そう、この「すごろく作り」は「センテンスの意味」をいつもと違う形で印象に残せないかな?と思ってやってみたのです。

1時間たっぷりかけてふたつのすごろくで遊び、みんな「すごろくって、時間がかかるもんだね~」と認識を新たに(^^;)。

そして、今日も合同レッスン。こちらは4歳児から小6生まで、総勢12名(^^;)。レッスンに来ている小学生9名+弟くん、妹ちゃん3名が参加で、こうなった次第。外気温10度でしたが、部屋の中は熱気でむんむん。かわいい魔女や「小鬼」がウロウロ、、もできないくらいギューギュー(^^;)。都合で遅刻の子がいたので、ゲームの前に絵本を2冊。最初のWho's there on Halloween?は、クイズ仕立て。英語だけでわかる子もいれば、「きょとん?」の妹ちゃん(4歳)もいて、なかなか楽しかったです。そして2冊目はBig Pumpkin 表紙を見ただけで「ああ、『大きなカブ』と一緒だね」と訳知り顔の小4くんもいたけど、みんなよく集中してきいてくれました。

ゲームの方は、もうオーソドックスに「仲良し」から。Simple is best!

「えーこの人数で~?」と冷静な小4ちゃんもいたけど、彼女の見事な仕切りで、なんとか最後まで。この様子を見ていたらさすがに12名で一緒に「ビンゴ」はスペース上も難しそうだったんで、急遽ペアを作り、ダイヤとハートでビンゴを一回ずつ。ビンゴの数だけキャンディゲットのスペシャルルールで。小6のAちゃん、4歳児ちゃんのフォローが抜群で、見ていてとても嬉しかったです。

声かけは、フレーズや、one hintなど、いろいろやってみました。リピートを「主語3回ルール」ですすめたら、4歳児ちゃんも小1、小2の弟くんたちも、楽しくリピートしてた模様。私がそれ見て調子にのり、「早口ごっこ」を間にいれたりしてたので、結局、ここまでで時間いっぱい。

やはり、人数が多いと「交通整理」もその分増えるってことで(^^;)。

いつもと少しだけ顔ぶれがちがったり、人数が違うと、日頃、結構「やんちゃ」な子が、びっくりするくらい神妙だったり、逆に少人数では気にならない動きが、若干、流れをかきまわしたり、私自身もいろんな発見のあるレッスンでした。

最後は、皆さん山のような「差し入れ菓子」を手に満足気にご帰宅。今年も10月が終わりました(ほっ)。


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Who's There On Halloween? (Wee Sing)Susan Hagen Nipp Pamela Conn Beall Charles Reasoner

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2014-10-29

Please give me something to eat!

ひさしぶりに、レッスンの模様を。。。

今週は「ハロウイン週間」ということで、なんとな~くのハロウインモードです。

今日は通常なら4コマレッスンなのですが、最初の小学生クラスは金曜日に合同レッスンということでお休み。ふたつめの小学生男子4名クラスには、「予定変更」に敏感な子がいるので、「ハロウイン色」は薄めに。教室内部の装飾もせずに。もちろんコスチュームも無し。 

毎回、「今日のレッスンメニュー」を紙に書いたものを玄関で見せないと不安になってしまうAくん。今日も、しっかりそれを確かめてからの教室入り。 Aくん考案の「サイレントゲーム(最後まで静かにしていられた人が勝ち)」でレッスンスタート。

その後、ビンゴを3回やって、ビンゴの数だけハロウインキャンディをそれぞれがもらうという手順。ここでもAくん、いろいろと仕切ってくれました。最後は、英語の絵本を読んであげているあいだ、みんなお菓子を食べました。

2コマ目の中学生女子クラスでは、少し時間延長をして、後半は「たこ焼きパーティ」。前半のレッスンではグラマーカードのダイヤを使って作文ゲーム。「元の文章の一部、またはそれ以外の部分を変更して新しい文章を作ろう!」というもの。

たとえば”I want you to make a dress for her by next Friday."

まず、誰が誰に何をしてもらいたいの?の確認。結構「珍解答」があったけど(^^;)、最後は納得。

「ドレスじゃなくって、ケーキ」
「次の金曜日じゃなくって、明日までに」
「彼女のためじゃなくって、彼のために」。。。。え?ドレスを(^^;)?

など、次から次へと新しい文に転換していきました。何よりも嬉しかったのが、その作業を、全員が、とっても楽しんでいたこと。機械的な「言い換え」ではなく、こういう形にすると、「言いたいことを言える」気分になるみたいです。気分だけじゃなくって、「腑に落ちる」感じで最初はあやふやだった意味も、入っていく様子でした。もちろん、一回だけじゃなく、これからもまたやろうと思ってます。

その他、今日遊んでみた表現のオリジナル文は、、

"It is difficult for him to write a letter in Japanese without using a dictionary."
"You look hungry. Shall I buy you a hot dog?"
" Let's fly to the moon, shall we? How far is it from here to the moon?"
"Please give him something cold to drink, will you?"

最後の文章で遊んでいたときには、「センセー "Please give me something to eat, will you?"

と、「たこ焼き」の催促が、英語で出るほど。いや、楽しかった~。

たこ焼きパーティも、「センセー食べる?」のお誘いもないほど、皆さん夢中でパクパクしてました(^^;)

最後の高校生レッスンのBちゃん用にもたこ焼きを作ってもらい、中学生レッスンは終了。Bちゃんはネイティブの小4生用のリーディング教材(全部で1000語程度)を20分くらいでやってから、たこ焼き食べて(^^)こたえ合わせと解説。小4くらいの内容だと、かなり歯ごたえのある単語が出てきますね~。本人、なんとなく勘違いしていたincreaseとdecreaseの意味を確認。きっと又出てくるしね。この教材で何度も出てきたので"opinion"という語の意味もわかるようになったしね。そのあと、絵本を聴き読みして終了。部活のある学期中は、どうしても1時間程度のレッスンになってしまうのが残念だけど、少しずつでも続けていこう。

Bちゃんと私も一緒に聴き読みをして「かわいい~!オチも素晴らしい!」と盛り上がったのはPumpkin Soup

Pumpkin Soup
Pumpkin SoupHelen Cooper

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夕ごはん

豚肉ときくらげの炒め物
チカの南蛮漬け
ヤーコンのきんぴら
しらすとわかめの酢の物
セロリと大根の漬物
なめことニラのみそしる
納豆


2014-10-24

新たな気持ちで(^^)v

10.5の英語多読ワークショップからはや数週間。当日は、北見多読カフェの皆さんの大活躍で、とても温かく楽しいひとときを作れました。

そんなカフェの皆さんとの月に一度の「英語多読カフェ」ですが、今月から場所を北見市内のコミュニティセンターをお借りして開催することになり、昨日がその初日。

さすが、コミセン。隣の大広間では、、、「エアロビクス講習会(^^;)」

10時からのBBレッスンでは、エアロビ講師さんの「ワン・ツー・スリー!!」に負けじと(?)大きな声でBBセンテンスのリピート。「苦手です~」という声があった「黒系」のマークを中心に。ハロウインキャラを使っての例によっての「妄想作文」も、「わー、、、こわい~!!」とかなり盛り上がりました。

そして11時からの多読カフェには、、、10.5のワークショップ参加者の方が2名、当日は残念ながら不参加だったのですが2年ほど前から多読をおひとりですすめてていたという方が1名。計3名が初参加。

Aさんは、ワークショップ後、多読図書が充実している北見工大に通い、ORTを80冊くらいお読みになったとのこと。Bさんは、留学生に日本語ボランティアをしていてNPO多言語多読のHPを訪問して「日本語多読」についても調べたとのこと。Cさんは世界遺産知床の近くS町からの参加で、「英語多読をやっている人たちがこの辺りにいるなんて!」と嬉しそう。(「この辺り」が、半径100キロくらいというのが、北海道^^;)

5ヶ月ちゃんや、2歳児くんも一緒なのは、毎回のカフェと一緒の雰囲気でした。

Cさんが「つまらない本は『投げる』というのが、なかなかできないんですよね~」

「そうなんですよね~!」

と話していたところに、到着したDさん、「おりひめさんっ!この本、、、ギブアップですっ!」

おお!すばらしい!(発言のタイミングも、「なげた」という事実も!

私があれこれ言うより、実践している皆さんの声や体験談は、説得力がありますね~。

そして、、、お昼ご飯の後、、、、(午後のBGMはエアロビから「社交ダンス」にチェンジ)

本日のメインディッシュのホールケーキが登場!(写真参照)

昨日が、たまたま北見多読カフェのメンバーEさんの「ン十回目のバースディ」にあたっていたのでした。当日、初参加の方もありそうだとうことで、WelcomeとHappy Birthdayのふたつを兼ねたケーキをカフェの皆さん(除くEさん)で、発注したのでした。「キャラクタープレート」は、カフェのメンバーのイラスト「ごろまゆ」。

ということで、誕生日あり、新メンバー加入ありの、、「新生北見カフェ」でした!

昨日、皆さんで一緒に「絵を読んだ」のは、、、

Zoom (Picture Puffins)
Zoom (Picture Puffins)Istvan Banyai

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そして、こちらも読み聞かせしました。(レスリングの吉田さおりさんみたいなMomが出てきます!)

My Mom
My MomAnthony Browne

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そしてDさんが「なげた」一冊はこちら。「なげた理由」→「暗い!あまりにも暗いっ!」
The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))
The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))Lois Lowry

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2014-10-17

背中がぞわっ!”Haunted House"

ハロウインと英語教室の関係は、私の中で、相変わらず「?」なのですが、先月の終わりくらいから「ハロウインはいつ?」の催促もあり、今年も今月最終週がハロウインレッスン。レッスンを少しハロウイン仕様にしてお菓子を食べる程度ですが。

こどもたちの「わくわく感」をモチベーション・アップにつなげることができるというのと、秋が深まる北国では、10月から12月は、おとなもこどもも「どよーん」が増える時期でもあるので。

そして、ハロウイン関連の絵本には、すばらしいものが多い!そう考えるとハロウインも悪くないかもなあ。。。

今回ご紹介のこちらは、仕掛け絵本です。北見多読カフェのAさんが「すんごいんです!おもしろいんですっ!」と熱くおススメしてくれたので数年前に購入。(Aさんは日本語版をお持ちでした。)

仕掛けが半端なく精巧で、ストーリーもspooky(=こわっ!)なので、気に入っていましたが、先日高校生のBさんが、かなりじっくり眺めた挙句に発見したある事実に、まさに背中がぞわっとしました。(恐怖ではなく、感動!)

絵にそえられた文を読むと、この家に「お医者さん」がやってくる。そしてラストでその「お医者さん」がどこかに消えてしまって、「ドクター、どこ?」で話が終わるんです。

この「ドクター」が、誰なんだろう?と、読みながら長年「もやもや」だったんですが、、、

なんとBさん、鮮やかな推理と回答。

ジブン、、何読んでたんだっ!いや、何を見てたんだっ!と大ハンセイ。

お手持ちの方、もう一度この本、じっくり眺めてみてください。お手持ちじゃない方、ごめんなさいっ(汗)


Haunted House
Haunted HouseJan Pienkowski

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2014-10-10

次の展開は~。

えー、久しぶりの更新です。あっという間に夏が過ぎ、紅葉がきれいな季節となりました。しばらくこちらに投稿できてなかったのは、、実は、あるイベントの企画・運営に携わっていたからです。
英語多読の第一人者酒井邦秀さんをお招きしての「英語多読」についてのワークショップ。長年の「妄想」がついに「実現」したのが、先週の日曜日。

北見の多読カフェの皆さん、道内の英語多読支援者の皆さんの2大強力サポートを受け、町からも助成金をいただき、妄想7年。準備期間約半年。当日は、道内各地(小樽・札幌・旭川・釧路・斜里など遠方も含めて)から84名の参加者(オトナ59名。こども25名)が、「サカイ台風」に魅了されました。

ワークショップ自体は、これ以上ないだろうというくらいスムーズな進行。あまりにもうまくいきすぎた感じなので、もうやらないほうがいいかも(^^;)と思えるほど。

詳細は、こちらをご覧ください→「オホーツク英語多読を楽しむ会Facebookページ

でも、写真、載せちゃおう。

ね、にぎやかだったのが伝わりますか?とっても楽しいひとときでした♪

さて、準備期間の後半、予想以上に膨らむ参加者数に、ドキドキする頭を冷やし、ある意味支えてくれたのが、英語とは直接関係ないある一冊の本。これを読み進めることで、いろんなことがクリアにとらえられたのがフシギ。私にとって、またひとつの「バイブル」になりそうです。何度も読みたい。次にトライする新しいことは、、「ヨガ」に決定(^^)v


生き方としてのヨガ
生き方としてのヨガ龍村 修

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夕ごはん

トンカツ(千切りキャベツ)
大根とごぼうの煮物
ほうれんそうのおひたし
納豆
とうふとニラ、しいたけのみそしる







2014-09-15

テスト対策のコツは。。。。

小1の冬から中3の3月まで、レッスンに通ってくれて、高校入学後は、長期休みにレッスンを受けてくれていたAちゃん。

高2の夏です。

「ありえなーい(←私から見ると、、です。)進路指導」で、「そりゃないよね??」の科目選択に苦しみ、英語どころじゃなくなり、それまでの「貯金」も危うくなったこの夏休みからレッスン復活。

かなりオーソドックスな進学校ペースの英語授業にアップアップでしたが、テスト対策のコツをちょこっと伝授。コツといっても、テスト範囲の文法問題集を、「解かずに(時間がかかるから)」「正しい答えをいれて、書写して音読。」「覚えようと思わないでいいよ」 これだけです。

Aちゃんの能力全開!で、いきなりの90点超えでした。


そして昨日のレッスンでは、「植松努さん」のプレゼンを視聴のあと、Magic Tree Houseの第一巻を聴き読み。そのあと、「続きも読みたい」でしたが、ちょっと気分を変えて、絵本を数冊。

「面白いのがいいな~」

のリクエストで、昨日のAちゃんメニューは写真のようなものに。。。最後は、受験勉強をしていた高3のBちゃんと一緒にHarold's Purple CrayonのDVDを視聴しました。

Aちゃんの今回のおススメ絵本は、、、

Cloudy With a Chance of Meatballs. 理由は、この顔が強烈だったから(^^;)。



確かに、楳図かずおさんのホラー漫画並みの筆致なのよね。この絵本。

正味90分のレッスンで、Aちゃんが読んだり、聴いたり、見たりした英語の量は、語数にして約9000語。


「ひさしぶりに、絵本をたっぷり読めて楽しかった~」と帰って行きました(^^)

夕ごはん(9.15)

豚肉のしょうが焼き
大根とさつまあげの煮物
にんじんサラダ
納豆
小松菜、高野豆腐、きのこのみそしる


2014-09-12

おススメ動画 ”Hoping Invites~思いは叶う” 植松努さんのオハナシ

北海道の西の方は、豪雨で大変な模様。こちらは今のところ落ち着いています。

今日は動画のご紹介。道内赤平市でリサイクル用マグネットの開発・製造を行いつつ「ロケット開発」も手がけている植松電機の植松努さんのTED×Sapporoでの講演です。

「思いは叶う」
「大事なのは『教える』ではなく『奪わない』」
「世の中から『ど~せ無理』という言葉をなくそう」

などメッセージはクリアであり、かつ心にじんわり。

英語レッスンに通ってきているやや「メンドクサイ年頃」の中学生女子に見せたところ、見終わったすぐは、照れてしまったのかまともな感想もいえませんでしたが、後になって、じわじわと、、、

「あれ、すごくよかった!」
「あ、『ムリ、、、』って言っちゃった(恥)」

など、やわらかい感性には、ちゃんとひっかかります。

そして、この動画、実は大人こそ見るべし!なので、ご紹介。 20分があっという間。

植松さんのブログもおススメです。


2014-08-29

未来予想図(動物病院再訪)

早朝の気温は9℃。(日中は20℃ちょっと)ということで、ハイ、「老体」にはちょっとキツイ季節がやってきたらしく、、、、

膀胱炎発症。

ネコが、、、、です。

となったら、、、例の「動物病院」!

ネコには悪いのだけど、なんだか楽しみな飼い主(^^;)。(なんの話?の方は、こちらのエントリーをお読みください)

Day 1

あいにくの月曜日。やっぱり、診察時間、かっきりに行ったら、すでに「待合室兼入院病棟兼診察室兼受付」は、満員状態。入り口にケージを置いて、入室すると、目の前に、どん!と、受付嬢(別名「エプロンおばさん」)が。いえ、スペースがないから、入り口横すぐに「受付嬢」がいて、かなりの圧迫感あり。

「で?」

は?

「どしたの?」

えーっと、膀胱炎みたいです。ネコです。

「で?」

は?

「連れて来たの?」

(あたりまえだ~!!)ええ、連れて来てます。

「名前は?」

おりひめです。

「住所は?」

おりひめタウン○の○の○

「。。。。。。」

で、受付嬢(別名「エプロンおばさん」)は、氏名と住所の情報を、チラシ裏をB6の半分に切った裏紙メモに記入して奥に消えました。(診察券がないからこういうことになる。)

この間、診察台には、ネコちゃんが。足元には、痙攣を起こしてケージにはいったワンちゃんが。そしてBGMは、「キーッ!キーッ!キーッ!」と泣き叫ぶ謎の鳥。(カーテンの影で見えない)

ああ、あのカンガルー(よく見るとワラビー?)も以前と変わらぬ位置に。そして重ねられている「入院病棟」にはネコちゃん、ワンちゃんがズラズラと。

そして、ぐるっと見渡したら、野戦病院のように小さいおばあちゃんが床に座り込んでいました。ひざにはオムツをつけたネコちゃんが。どうやら点滴の最中。

この時点で、受診開始5分。

延々「キーッ!キーッ!」と泣き叫ぶ謎の鳥。そしてその騒音のしたで、エプロンおばさんとエプロンお姉さんは、粛々と入院患者にごはんをあげ、ペットシートを交換。

うーん。以前よりシュールさが増したか?と思った瞬間。ジャクリーン・ウイルソン似のドクターが、「謎の鳥」を一喝!!

「うるさいねー。静かにしないと、焼き鳥にしちゃうよwww!!」

。。。。。。。。

「昔、スズメ食ったことあるさ~!」(←小さいおばあちゃん参戦。)

「ああ、スズメは、うまいなあ」(←ドクター)

ウイルソン・ドクターの一喝にも関わらず、叫び続ける謎の鳥。そんな中、我が家の「患者」の診察がようやく始まり、診察台に載せた途端、それまで低音で、必要最低限の発言のみだった「エプロンおばさん」が、、、

うわー(はーと)、ふっわ、ふっわ! ふわふわちゃ~ん!!

声のトーンが、5オクターブくらい高い(^^;)。 動物好きなのね(^^)

「ふわふわちゃん」は、結局尿検査ができず(涙)、様子を見ることになり、Day1は終了。

そして、、、

Day 2

朝から、「簡易トイレ(別名発泡トレー)」を手に、「ふわふわ」をストーカーし、なんとか0.5ccの採尿に成功!

「待合室兼入院病棟兼診察室兼受付」の引き戸を開けると、昨日、床に座り込んでいた小さいおばあちゃんが、ちょこんと待合席に座ってました。患者のネコちゃんはお膝に。今日は点滴じゃないのね~と思った途端、、、

「今朝、なくなったさ~」

え~!! 

朝、起きたら、もう事切れていたそうです。20年一緒だったこと。ストーブの前にいつも座っていたこと。息子さんと一緒に夕方ペット霊園に行くこと。さみしいからまたネコを飼いたいけど、自分ももう70だから、「ダメだ」って息子さんに言われていること、、、などを延々とお話してくれました。

私は、一緒に「うるうる」しちゃいました~。(ひとごとじゃないっす。うちの「ふわふわ」14歳っす。)その間、ドクターと「エプロンおばさん」は、見て見ぬふりをしつつも、気持ちはこちらに向いている感じ。

きっと、ここ数日、毎日ココに来て点滴打ってたんだろうな~。ドクターも「エプロンおばさん」もそしておばあちゃんも、ネコの状態をちゃんとわかっていたんだろうな~。この日が近いということ、そしてもしかしたら、「ダメになっちゃっても、一度連れてきなさい」くらいのことはおばあちゃんに伝えてあったんじゃないでしょうか?

なんだか、そういう空気あり。

「ふわふわちゃん」は、またもや「エプロンおばさん」に、大歓迎され、なんとネイルケアまでしてもらったものの、やはりその場では尿検査ができず(涙涙)、ただ、ストーカーして採取した0.5ccに鮮血が確認されたので、この日は注射で様子を見ることに。

あれ?あの謎の鳥が消えている?もしかして、、、、、???

「いや、あんまりうるさいから、焼き鳥にしようかと思ったけどねー。退院、退院!」

そうだよね~。さすがに、冗談だよね~(^^;)。 でも、どんな鳥だったんだろう???

帰り際、小さいおばあちゃんは、「ふわふわ」に向かい「長生きするんだよ~」って声をかけてくれました(うるうる)。

Day 3

注射が効いたのか、比較的症状が落ち着いている「ふわふわ」。通院も3日目だと、ドライブにも慣れていた様子。

ドクターは、「うーん、どの薬がいいかなあ」と、お悩みでした。私にシャーレを見せてくれます。中には、6つくらいの錠剤が。「錠剤の周囲が透明ってことは、細菌が繁殖してないってこと。だから、これか、これのどちらかの抗生物質が効くってこと。こっちは、小さいからのみやすいんだけど、すっごく苦いの。こっちは、ちょっと大きいけど、ツルツルしてるから飲み込みやすいと思う、、、うーん。やっぱ、こっちかな~」と、「ツルツル」の方を選んでくれました。

薬について、こんなに丁寧に説明受けたこともはじめてでした。

10日後に再診。 「ふわふわ」の症状はおさまってきました。  

To be continued....になるかな~(笑)













2014-08-13

"The Blue Hill Meadows"

あやや、あっという間に夏休みが始まり、あっという間に終わろうとしています~(汗)。北海道の小中校のほとんどが来週から新学期。

そんな中、自習的に多読本を読みにやってきている高1のAくん、「明日もこれ(多読)あるんですか?」。

ん?これは、「自習」だから、来られなかったら別に構わないよ~。何か、用事あるの?

「ええ、釣りに行こうと思って、、、、、」

釣り?そ~か、釣りなら、そっちに絶対行った方がいいよ~!

「?」

Aくんは私が妙に「釣り」に肩入れしているのが、フシギそうでしたが、それは、こちらの本を読んだから。Cynthia Rylantさんの"The Blue Hill Meadows"  

The Blue Hill Meadowsというのんびりした田舎に住む一家の四季を描いた短編が4つ。それぞれが独立していながら、一環してあたたかく、やわらかく、ゆったりしているのでした。

そう、なんとも「休暇中に読むのにぴったり」な一冊。

迷いイヌがやってきて、そのイヌと少しずつ心の距離をせばめて、「家族」になるエピソードや、それまで気づいていなかった「母の日」の存在を急に意識して「何をあげたらいいんだろう?」と悩む末っ子くん。吹雪の一日のそわそわした一家の様子などの描写が絶妙にリアルで、ほっこりしている。こんな描き方ができる作家は彼女以外にいないんじゃないでしょうか?

で、この短編集の中でも私のお気に入りが、末っ子くんとおとうさんの「釣り」の巻。なんてことは、ないのよ。ただ、ふたりが釣りに行く話で、とりたてた「事件」はひっとつもない。ないんだけど、「ああ、釣りって素晴らしい」そして「生きているって素晴らしい」と、思わずにはいられません。

こういう暮らしからこそ、芯の強さが育つんじゃないかな。

ということで、「釣り」をしたことなくても「釣り」びいきになるお話でした。


Blue Hill Meadows
Blue Hill MeadowsCynthia Rylant Ellen Beier

HMH Books for Young Readers  2001-05-01
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夕ごはん

マグロのさしみ
トマト
もろきゅう
納豆
かぶとあげのみそしる





2014-07-15

今回は「紅しょうが」。


今月も半ば。ここ数日、夏らしい暑さで、今日は30℃の予報。

暑い中でしたが、昨日は「染めの会」。今回は、4月の末の「みんたる市」で、エコナプ作りを体験したおふたりが、本格的に自分のエコナプを作るということで参加してくれました。

下処理(煮沸、呉汁処理)済み、縫いあがったナプキンは、、、なんと、、

かわいく「手縫い」されていました!

それぞれ1M分ずつ。使ってある糸も、赤、ピンク、黄色と、カラフル。

4月にお会いしたときは、「裁縫はあんまり得意じゃありません~」とか「ブランケットステッチ、やったことあるような、ないような???」のおふたりだったんですが、人に縫いを依頼することなく、家事の合間にちくちく針を動かしたそうです。

「結構、はまりました!」
「やりたくなると、一気にが~っ!とやってました!」

と、縫うプロセスも楽しんでくださった様子。

染めの方も、最近、人気の「茜染め」。ゆっくり、いろいろなおしゃべりをしながら、楽しく進む作業。
たまねぎ染めのときは、ぐつぐつと煮える鍋の中の布が「いなりあげ」に見えるという声がありましたが、今回の茜は、、、

「紅しょうが」(^^)。

の命名。たくさんの「紅しょうが」が綺麗に染めあがりました。

転勤族のおふたりで、4、5年ごとに道内各地を移動する生活とのことでしたが、「その土地でできることを楽しんでまーす」と、お話の中身も前向きなものが多く、実り多いひとときでした。

「布の会」は、転勤族の方も数多いのですが、ここで染めの楽しさや、作る楽しさを実感していただき、各地で、それぞれの「布の会」が広がっていくといいなあ~というのが、私の妄想。わくわく。

夕ごはん(7/14)

銀がれいのみりん干
冷奴
ブロッコリ
オニオンスライス
納豆
かき玉汁


2014-06-27

2014年6月北見多読カフェ

どんより雨の日が多かった6月ですが、最終週になって、どっかんの夏日の日々。昨日の北見も30度超えでした。

大人のBBレッスンと多読カフェの一日。

BBレッスンは、全員そろうまで、ハートの絵カードでインディアン・ポーカー。(これ、Sharlockのシーズン3の第2話でもやってましたね^^;)一ヶ月ぶりに頭「ぐるぐる」の1時間のスタートです。そのあとは、ダイヤの絵カードを使いNLビンゴをしながら、○○wants to be a~の形で職業をいれてみました。QueとしてWhat does○○want to be?の声かけをしながら。そして、出てきた職業について、Why do you think s/he wants to be a~?と、理由を英語で言いながら。

Mr. Celery wants to be a doctor.  (ビタミンCとか繊維を患者さんにあげそう。。。アンパンマン的に?)とか、Nancy wants to be an actress. ⇒Then, will she be a movie actress? Or a TV actress? Or will she be at the stage?などと私からたずねたら、Of course, she will be at the stage. She has nails to make 大道具!など、BBキャラたちの意外(?でもない)職業観を皆さんで探りました(^^;)そして、その後に、予告無しの「頭脳ビンゴ」。

OSではなくDo you remember who wants to be a ○○?とちょっと変則的な問いを試してみましたが、、場所があやふやというケースはありましたが、それぞれのキャラクターの職業はほぼ完答。ゲームのあと、「どうして覚えていられたのか?」を皆さんと一緒に考えました。

エピソード記憶ですね。

また、What does ○○ want to be? S/he wants to be~.の文を繰り返し、繰り返し私の後にリピートして一緒に言っているうちに、最初はWhat does ○○wants to be?とか、S/he want to be~..だったり、ごにょごにょだったのが、すっきりといわゆる「正確な」英文を皆さん言えるようになっていました。

もちろん、今後、何度もこの経験をすることが必要でしょうが、聞きながら「あれ?自分が言っているのと違うぞ?」という「自覚」「気づき」による「修正」の意味を実感なさったのではないでしょうか。

「自分で気づくのが大事なんですね~」の感想もありました(^^)v

最後は、「早取りマッチング」3回戦。一喜一憂しないで、次のカードに集中することが、勝利への秘訣(^^)

さて、後半の多読カフェですが、今回、皆さんからのおススメは長編が多かったですね~。
絵本は2冊程度。

前回の参加者の方からのおススメでAさんがお読みになったIra sleeps over.そうそう、Iraは、男の子だったんです!

Ira Sleeps Over
Ira Sleeps OverBernard Waber

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お忙しい一ヶ月だったというBさんからはA Baby sister for Frances. Francesの”B”シリーズ(全てのストーリーがBで始まっている)の一冊。あれあれ、妹が生まれて、ちょっとやきもちですよ。「プチ家出」の先がリビングのテーブルの下という展開なんだけど、「家の中じゃ『家出』にもならないね~」の感想。


A Baby Sister for Frances
A Baby Sister for FrancesRussell Hoban Lillian Hoban

HarperCollins  1964-05-20
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Cさんからは、Lunch Lady #2。図書室が舞台の今回、ストーリー展開より「ナルニア国物語」や「黒馬物語」などの名作の「原題」が登場する点が印象的だったそうです。

Lunch Lady and the League of Librarians: Lunch Lady #2
Lunch Lady and the League of Librarians: Lunch Lady #2Jarrett J. Krosoczka

Knopf Books for Young Readers  2009-07-28
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Dさんからは、「死」がテーマの2冊。同じテーマなのに語り口が全く違う点が興味深かったとのこと。
"The life on the refrigerator door"と ”Tuesdays with Morrie." 後者は、著者によるオーディオブックも購入なさったそうです。重いテーマを軽妙に語っていておススメとのこと。

Life on the Refrigerator Door
Life on the Refrigerator DoorAlice Kuipers

Macmillan Children's Books  2008-08-01
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Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson
Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest LessonMitch Albom

Anchor books  1997-09
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最後のEさんからは、The Suitcase kidとThe Tiger Rising. 前者は両親の離婚により、一週ごとに父と母の家をうろうろすることになった少女が主人公。後者は、母親の死のショックから立ち直れない父と暮らす少年の物語。ということで、状況は違いますが、心の痛みをどう乗り越えていくのか?がテーマの2冊でした。後者は「2時間ドラマのような終わり方でした~」とEさんらしい感想(^^)v

The Suitcase Kid
The Suitcase KidJacqueline Wilson

Corgi  2006-10-24
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The Tiger Rising
The Tiger RisingKate DiCamillo

Walker Books Ltd  2014-07-03
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皆さん読書のレベルがかなりあがってきてますね~。ほぼ離陸状態。一方で、たっぷり絵本もお楽しみだから、いいバランスではないでしょうか?ほとんど「英語多読」ではなく「読書会」の雰囲気。こちらの本選びも、煽られまくってます(汗)と、嬉しい悲鳴。

夕ごはん

イカの刺身
三つ葉のおひたし
アスパラ
長いもすりおろし
とうふときのこのみそしる











2014-06-13

オトナのBBレッスンスタート


ひょんなことから、幼児や児童をお持ちのおかあさんメインで「オトナのBBカードレッスン」をスタートすることになりました。幼児がいても、あくまでも対象は「おかあさん」。

町外在住の方で、教室に毎週通うのは、ちょっと大変だったり、まだ小さすぎて私の方で「レッスンは、はやいんじゃない?」というケースがあったりして、それなら、、、「おうちでやれるのがBBのよさだから、おかあさんたちが遊び方を覚えたら、いいんじゃない?しかも、そういうおかあさんが複数いたら、近い将来、グループで遊べるかもね。」ということで、先週、デモレッスンを一回。

そして、昨日、本格始動。先週からのリピーターを含め、6名の参加。(+チビちゃん)

ダイヤの絵カードを使い、ビンゴ、チップビンゴ、頭脳ビンゴ、そして「仲良し1・2・3」「波乱万丈」と途中、「怪獣チビちゃん」の乱入もありながら、サクサク。

あまりのサクサクさに、私の方が緊張してきました。。。

日頃は、「あれ~?リピートの声が聞こえないよー!」とか「Aくん、こっちだよ!」とか「Bちゃん、何のカード出してって言ったっけ?」「Cくん、今、なにする時間?」「Dちゃん、Everyone is waiting for you. Hurry up!」などなど、結構交通整理が必要なんですが、、、

皆さん、指示通りの動き。。。リピートもカンペキ。

こ、これで、いいんだろうか?(←いいんです!)

途中、Happy Henry has gone to Hawaii.のカードで、「Happy Henryはどこに行っちゃったんでしょう?」からDo you want to go to Hawaii? Who has been to Hawaii? など、ちょこっと会話も広げました。

Where do you want to go?の問いかけに、即答!かと思いきや、、、なんとなく下を向く方がちらほら。

あれあれ?英語じゃなくていいよ~。どうして?どこでもいいのよ~!

「いや~。先立つものが、、、それに、一人じゃ行けないし。。。」

って、なんとリアリスティック!いやいや、妄想だから、妄想でいいから!(←元祖妄想女王)お金、私が出すと仮定してでいいから!(いや、出さないけど。。。^^;)

日頃、いかにご家族のこと、こどもさんのことを思い、日々家事に育児に励んでらっしゃるんだなあ。ご自分のことは、脇においていることが多いのかも?って感じました。

だとしたら、BBやってるときくらい、大きな声で笑ってリラックスできるといいな~。そして、楽しいこと、わくわくする夢なんかを好きなように妄想する時間にしてもいいかもしれません。

ということで、最後は源平合戦2回。一回目はリピートつき。二回目はリピートなしで。

おとなしそうな方が、「ビシビシ」音をたててカードを叩く姿が新鮮でした(^^)

1時間ちょっとのBBタイムのあとは絵本タイム。人気だったのがTuesday.声たてて笑ってる人もいましたよ~。

妄想パワーを充電するためにも、文字無し絵本や英語はともかく絵だけでストーリーを追うような企画を次回しようかな~。

Tuesday
TuesdayDavid Wiesner

HMH Books for Young Readers  1997-08-18
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夕ごはん

鳥もも肉の味噌漬け
蒸しアスパラ
オニオンサラダ
ほたての佃煮
長いもすりおろし
あげとしめじの味噌汁






2014-05-27

2014年5月北見多読カフェ

写真は、今、満開のオオバナノエンレイソウ。あちこちの林の中で、今、見られます。デザインのシンプルさ、秀逸ではないですか?
清楚で、控えめなのに、存在感もあり、大好きな北海道の花です。

先週の木曜日は月に一度の北見での英会話レッスン&多読カフェでした。「多読的英会話」を目指してスタートした英会話ですが、いつの間にやら「BBレッスン」に。どうしてだろう?いつからだろう(^^;)?そうなった理由を考えると、、、、

1)BBカードという「共通項」があると、あまり会話に慣れていない方もリラックスしやすいということに気づいた。BBのセンテンスを少しずつでも口にすることで、英語を口にすることの照れや抵抗感が、どんどん低くなるような印象あり。これは、自分で一からひねり出さないでいいという安心感もあると思う。

2)一枚のBBカードからどんどん会話を広げられるということを勉強会やBBカードをお作りになった難波先生のお話から学び、それを実行してみたら、確かに「多読的英会話」より私にとってはやりやすい形であった。そして、広がる、広がる。まさに「芋づる式」。

3)自分がやっていて楽しめる(^^)v

この3)が一番の理由だったりして、、、(えへへ)。今のところ参加者の方からの評判もいいので、続けていきます。

前置きがとっても長くなりましたが、今回は、ダイヤの絵カードを使ってのNL「合体ビンゴ」に初挑戦。前に出たカードに自分が選ぶカードを組み合わせて2枚での合体。最初は「??」でしたが、段々興にのってくると、「人よりどれだけ面白いセンテンスを考えるか」に意識が向いちゃって、ほとんど最後は「大喜利」状態(笑)。ま、しばらくこんな感じで遊びつつ、スピード出して会話の瞬発力トレーニングもしますよ~。

さて、多読カフェの方では、恒例の本の紹介。Aさんは、お引越しのご準備中で「気もそぞろ」の中、「これ、よかったです~。まだ途中なので、ここで読んでいきます~」と、以前にもこのブログでも取り上げたSnowflake Bentley.

Snowflake Bentley
Snowflake BentleyJacqueline Briggs Martin Mary Azarian

HMH Books for Young Readers  2009-12-28
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Bさんは、Magic Tree Houseのシリーズに手を出し始めてます。「ハラハラするんだけど、最後は安心できるので、気軽に読めますね~」のコメント。いや、「気軽」って「気軽」に言えるのって、実はスゴイんですが。だって、、、落ち着いて考えたら、、、「英語の本」ですよ~(^^)

Magic Tree House #3: Mummies in the Morning (A Stepping Stone Book(TM))
Magic Tree House #3: Mummies in the Morning (A Stepping Stone Book(TM))Mary Pope Osborne Sal Murdocca

Random House Books for Young Readers  1993-08-24
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CさんはPete's A Pizza。両親の子供に対しての姿勢が共感できたそうです。私自身は、何も知らないでこの本を購入して、「え?子供にピザを作ってあげる話じゃないの?」と内容のぶっ飛び方にびっくりした一冊。だけど、こんな雨の日の過ごし方、たしかにいいですね~。そして相変わらずのこの作者の服装デザインのシュールさには脱帽。

Pete's a Pizza
Pete's a PizzaWilliam Steig

HarperCollins  1998-09-05
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DさんはIra Sleeps Over. これは、子供同士の「お泊り会」が頻繁にある欧米では、「あるある」の「はじめてのお泊り」ストーリーなのですが、Dさんは、作品中、主人公の両親のたたずまいが印象的だったそうです。おかあさんが、パジャマで新聞読んでいる横で、おとうさんが朝ごはんを作っている、、など、自由な雰囲気の家庭の様子が「絵」を通して見受けられます。「絵本」は「絵」から伝わるものを大事にしてながめたいですね。主人公のIraが男の子か、女の子か?も意見がわかれるところ。私は男の子だと思って読んでましたが。

Ira Sleeps Over
Ira Sleeps OverBernard Waber

HMH Books for Young Readers  1975-08-13
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さて、最後、Eさんのお勧めはTuesdays with Morrie.難病に冒されたかつての恩師のもとに通い「最後のレッスン」を受けるという著者の実体験に基づいたストーリー。邦訳は「モリー先生の火曜日」で数年前に話題になったからお読みの方もいらっしゃるのでは?この内容になってくると、もはや普通のペーパーバック。あれあれ、ORTからはじめて、自然にここまでになっちゃいました(^^)V

Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson
Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest LessonMitch Albom

Anchor books  1997-09
売り上げランキング : 74


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今回のカフェは、7名+チビちゃん一名の参加。

最近の多読カフェの皆さんの様子では、どんな本でも「読んでみたい!」と思ったらあまり悩まず手にとってらっしゃいます。「難しかったら、途中でやめればいい」が、かなり浸透してきましたね。お互いが本を紹介しあうことで、「食わず嫌い」がどんどん減っている雰囲気もあります。

やはり「場」の力を感じます。

さて、そんな「多読カフェ」に丸2年、参加してくださり、アラフォー女子のとめどないおしゃべりも、30代女子のややブラックな「今活」話も、にこにこと見守り、時にやわらかくアドバイスをくださったのがAさん。オオバナノエンレイソウのように清楚で、控えめで、それでいて存在感アリのステキな人生のセンパイです。残念ながら、お引越し先が遠いので、今回でカフェを「卒業」(涙)。ランチの後は、記念撮影。

集まったメンバーと別の英会話サークルに参加の方と一緒に渡したお餞別は、Aさんが愛してやまなかった「従姉妹シリーズ全6冊」。Aさんご自身「この『従姉妹たち』と『サラ』に出会えたこと、多読の大きな収穫でした」と仰ってくれました。

お引越し先でも英語多読をお続けになれますように。。。。



In Aunt Lucy's Kitchen: Ready-for-Chapters (Cobble Street Cousins)
In Aunt Lucy's Kitchen: Ready-for-Chapters (Cobble Street Cousins)Cynthia Rylant Wendy Anderson Halperin

Aladdin  2000-05-01
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夕ごはん(本日)

マーボー豆腐
ほたるいかの塩辛
アスパラ
マカロニサラダ
あげとしいたけのみそしる

2014-05-12

「足もみ」占い?

写真は、前回の「染めの会」にて。茜を煮出しているところです。

この「茜」で染めたエコナプキンが人気。ピンクは人の気分を盛り上げるんですね。

桜と一緒?

ということで、先日の「みんたる市」でエコナプ作りに興味を持ってくださった方への説明会を兼ねての「布の会」を本日開催。

布をお渡しして、裁断方法、煮洗いや、呉汁漬けなどの下処理について簡単にお話ししました。「みんたる市」でナプキンを縫ってお持ち帰りになった方は、

「つけ心地がよくって、つけているのを忘れるくらい」
「においも気にならず、快適」

と、すっかりエコナプの魅力にとりつかれていらっしゃった様子(^^)。

今までに縫ったり、染めたりしたことがあるメンバーも三々五々集まり、結局10名の参加(^^)V。「アジアの冬の高級リゾート」ニセコで長年生活してきたという初参加のAさんによると、ニセコあたりとこのオホーツク近辺、ずいぶん雰囲気も違うらしい。現状では、冬のニセコは英語ができればいろんなお仕事ありそうだとのこと(メモメモ。生徒に伝えよう。)お弁当を食べた後は、東北大震災後、山形に自主避難している皆さんへの支援ナプキンを皆さんで一緒に縫いながらおしゃべりをしたり、「台湾式足もみ」の修行をはじめたメンバーによる自主勉強会もはじまったり。

はい、「実験台」と言いつつ、足裏もみをちゃっかりしてもらったのはワタクシ(^^)V。

「みんたる市」ではよくわからなかった痛さが段々わかってきて、やはり「鈍い」のか状態がひどいのか?(多分、「鈍い」んです。。。)

「あ、そこ、イタイっす!」「。。。。小脳が悪いのかも。。」

え?小脳?

「あ、そこもイタイかも!」「。。。。すい臓ですね。」

え?そこも?

まあ、あちこち凝り固まっているらしい。悪いところばかりではなく、どうやら「心臓」は強いらしい。それはどういう意味でしょう(^^;)?

からだの調子を尋ねているのに、なんだか「占い」をされているみたいなフシギな気分になります。

悪いところを治す対策としては、水を飲むこと。

加齢による乾燥かと思ってたふくらはぎのかさつきは、「腸内の様子の反映」だそうで、お心あたりのある方、ぜひ水分をたくさんとりましょう~。


来月は「染めの会」を予定。それにしても、女性の集まりではあるけれど、年齢層や職種もだんだん広がりつつあって、面白い展開。(年齢層が広がっているのは、主にワタシの年齢があがっているからでしょうか?えへへ。)

夕ごはん

鶏むね肉とちんげん菜の塩麹いため
わかさぎの南蛮漬け
かぶの漬物
長いもすりおろし
豆腐ときのこのみそしる

2014-05-11

「いちえふ・福島第一原子力発電労働記(1)」

5月の声をきいてから、比較的穏やかな天候の日々。新学期のバタバタも落ち着いてきました。

北国の春がスタート。今日などは、25℃超えてたから、初夏の陽射し。朝からまぶしかったです。

そんな朝に届いたNew York Times Weeklyの一面は、チェルノブイリで進んでいる巨大なアーチ型の新石棺のどでかい写真。これで、破壊された原子炉を密封する予定。「100年間は耐久力がある」そうです。記事は、チェルノブイリを抱えるウクライナが100年後どうなってるんでしょう?とか、100年後は、どうなるの?莫大な費用は誰が今後負担していくの?など、いろんな疑問を投げかけていましたが、いずれにしても、今、できることを、少しずつでも進めていますというのが現状。

さて、日本でも「できることから、コツコツと、、、」と、福島第一原発で作業は進行中なんだよ!というのを改めて伝えてくれる漫画があります。

4月に出版されたのが「いちえふ」(竜田一人著 講談社 モーニングKC)。雑誌連載時から話題でしたが、著者自身が、福島第一原発の作業員として働き、そこで見聞きした作業過程をルポルタージュの形で発表したものです。

「漫画」というメディアの強みが発揮され、現場の状況、細かい作業手順などが、詳細な描線で、とてもわかりやすく伝えられています。作業員として就職するまでのくだりや、福島に赴任してから、現場にはいるまでのあれこれも、怪しそうな業者が暗躍している様までリアル。

「脱原発」でも「反原発」でも「原発推進」でもなく、淡々と、そこで起きていることを、その場所で空気を吸い、そこで働く人と言葉を交わし、一緒にからだを動かした人だからこそ描ける話。

「竜田一人」とはペンネームで、「たったひとり」の意味だそうです。大きなものを背負わない等身大の人の声という意味でしょう。

過酷という言葉さえ薄っぺらいほど過酷な撤収作業(特に夏場)を支えている食事が、「コンビニ弁当」というのが、私としては一番の衝撃でした。描かれている世界は2012年ごろだから、今は少しは改善されているのでしょうか?

いや、ほんと、食事は大事!グルメじゃなくてもいいから、からだにいい「美味しいもん」を、今日も、コツコツ作業している人には食べていただきたいです。


いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニングKC)
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニングKC)竜田 一人

講談社  2014-04-23
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夕ごはん

銀がれいの煮付け
カブの塩麹漬け
冷奴
長いもすりおろし
きのことあげのみそしる