2007-06-22

褒める


昨夜は、夜中にネコが大騒ぎ。寝不足気味。相変わらず蒸し暑い。雨がいつ降るかわからないので、露地カラーの除草はおいといて、中途半端になっていたひまわりとコスモスの苗植えを終らせる。私の小さな花畑は、どうも肥料不足の様子。どうしようか夫と相談。化成肥料は、使いたくないので米糠をまくことにする。今日は、セイコーマートの350mlのコーラをふたりで分けた。バジルの花芽の部分をとって、お昼ごはんのスパゲティにいれた。

昼休みは、「文学賞メッタ斬り」を眠くなるまで眺める。文学賞の選考委員たちの選考にあたってのコメントって、こんなに「嗤える」のかー、と初めて知った。今度見かけたら、きちんと呼んでみよう。いろんな本や賞があることに感心。「中原昌也」という作家と「安徳天皇漂流記」にちょっと興味が出た。テレビで、桑田がイチローを三振に打ち取ったところで、目がさめる。

午後は,英語教室。このクラスは、小1〜小5まで。女子6名。学習歴も、いわゆる学力も、精神年齢も全てバラバラ。だけど、よく考えたら人間なんて誰一人同じじゃないし、「均質なもの」を求めるのがいけないのかも。つかれた表情の小4Kちゃん、「今日、遠足だったー」ということで、皆さんクラスの始まりから「ぼーっ」としている。

Kちゃん「PO-PO嫌だ〜。本読んで〜。」PO-PO大好きの小4Mちゃんは、不服そうだったが、今日はKちゃんのリクエストに応える。もともと、小1のCちゃんや小3のAちゃんには、まだキツイPO-PO。いつも小1Cちゃんの目が泳ぎ出したらストップしていた。こんなのでいいのかな?私もPO-POを使うのは、このクラスが初めてなので、試行錯誤です。ORT2冊読む。今日気づいたこと。このクラスのこどもたちは、「外国語の本」を読んでもらってるという感覚がない様子。なんというか、「物語」をそのまま受け入れているという感じ。2年前は、「読み聞かせ」が嫌いだった子も、いつの間にか、聞くようになってきた。

Time for writingのチェック。宿題で「カメラでパチリ」方式で、一文ずつていねいに書くように指導しているのだが、実際どんな風にやっているのか様子を確認したかった。声を出して書けない子が大半。夢中になりすぎて、声にならないのか?心の中で声を出してるのか?一斉にやっていった方がいいのか?上手に音と合わせて書いている小4のAちゃんを褒めたたえて「Aちゃん、キてるよ!」と言ったら、「センセイ、私、ずっと来てるよ。。。」「キてる」は、小4女子のボキャブラリーの外だと判明。Aちゃんのお姉ちゃんの小5のSちゃんは、ローマ字読みをして書こうとしている。「覚えたい」という一心の現れ?Sちゃんは、ネットでメール
も扱っているからローマ字がすでに入っちゃってる。今後、どうしよう。Time for writing も私にとっては、大きな課題。アルファベットを書く練習を今までやったことがない二人には、アルファベットの宿題を夏休みに出してもいいかもしれない。

遠足つかれということで、ちょっと趣向をかえてダイヤで「仲間さがし」。以前にやったことはあるが、すっかり忘れている様子。今日は、気分的に余裕があるのか、かなり集中して考えていた。時間が残り少なくなったところで、小1のCちゃんのためにそのままダイヤで「仲良し」。お姉さんたちと一緒にフレーズもゴニョゴニョ言い始めている。ただ、私が黙っていると、テンポが崩れるので、後半は、一緒に言うようにした。テンポがある方が、口の動きにくい子もつられるようだ。

時間が来て、他のこどもがみんな外へ遊びに行ったが、PO-PO好きの小4Mちゃんが残って、手許にあったSpringboardなどを音読し始める。教えてないのに、ほぼ初見で読める。ただし「なぎなた読み」っぽい。それで、PO-POを読んでもらう。「試しに時間を測ってみよう!」と誘うと乗って来る。3分4秒。最後までは、まだクラスでやっていないのです。次に、私がやってみる。1分50秒。「これくらい読めるようにしようね!」と言うと、俄然張り切っていた。

その後、Mちゃんと、「読める」とうことの意味についてとか、「言葉を身につけるプロセス」について話しをした。かなり理解している様子。Mちゃんは、クラスの中では(というより、私が今まで語学を教えた生徒さんの中でも)飛び抜けてセンスがあるので、かえって褒めにくい子だったりする。もう抱きしめて、「すごいよ!Mちゃん!天才だよ!」と言いたいくらいの毎回なのだが、他の子が自信喪失してしらけちゃいそうなので、どうしても、慎重になってあっさりしてしまっていた。できるのが当たり前だったし。先月あたりだったか、そのMちゃんに「センセイは、私のこと褒めないねっ!」と言われてドキリ。他の子がいない場で、じっくり話ができてよかった。褒めましたよ。今回は。

Mちゃんと過ごした時間は、20分くらい。 Mちゃんは、なんだか照れながらも、嬉しかったみたい。褒められたことも、おとなと一対一でじっくりお話したことも。なかなか腰があがらなかった。「センセイ、5時半になっちゃった〜。遅くなっちゃったね〜。」とねぎらわれました。

夕ごはん

豚肉の生姜焼き(トマトと千切りキャベツ)
ワラビのおひたし
蒸しアスパラ
納豆
大根の漬け物
明太子
じゃがいもと若布のみそ汁

数日前に使ったイカのワタとゲソを冷凍したもので塩辛を作る。

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