2011-11-11

頭の中を整理したい!

例年なら雪もちらほらの時期なのに、ずっと続いた好天のおかげで、カラーの球根は全部予予冷庫に、8棟ある100坪ビニールハウスの天井ビニールも全てはずし、後片付けの日々です。今日は、自家用野菜のハウスのビニールも外しました。そしたら、あらあら、トマトがまだまだごろごろ。青いトマトもとりあえず収穫して、日向に並べて赤くなるのを待つつもり。パセリも鉢上げして、冬の間のお楽しみ♪

来週前半は、雪模様の予報だけど、今日は最高気温で14℃。

夕方の英語教室は、無邪気な中1クラス。学力テストの成績に興奮気味なのは、まだ「テスト」慣れしていないからね。BB育ちだけど、読み書きがとっても怪しく、こちらのクラスに移動したAくん、なんとかサマになってきたみたい。集中してじっくり取り組めば大丈夫なのですよ~。

レッスンでは、宿題チェック。おお、ノートがとってもきれいになってきた。どう?見やすい?見やすくない?

「見やすいー!」

そうでしょう、そうでしょう。今まで、宿題に関しては、「忙しかった」とか「忘れてた」といい続けてきたBちゃんが、ようやく取り組んできた!彼女は、いろんなことに自信がなくって、はじめの一歩が踏み出せなかったので、この「一歩」はでかいぞ!教科書の本文にもカタカナでルビをずーっとふっていて、何度言っても治らなかった。毎回、私の教科書で「ルビなしでも読める」を確認してたんだけど。

今日も、私の教科書を使って本文を読んでみた。「あれ?読める!」と、本人が驚くように言ったので、「じゃあ、Bちゃんの教科書のルビも消してみよう!」と、他の子が本文の書写をしている間、修正液で消す作業。

一歩、一歩。

で、本文を写す皆さんの様子ですが、、、案の定、一字、一字、首を左右にして「写している子」を発見!はい、ストーップ!と声をかけ、「まさか、こうやって写している人、いないよねえ?」と実演。「あ!そうやってた!」と、なんと素直なんでしょう?

どう?こうやって、単語を覚えられると思う?

「だめだー。頭に残らない!」

またまたなんと素直なんでしょう?じゃあ、どうするといい?と尋ねつつ、本文の書き方を指南。この一回で定着するとは思えないけど、こちらも一歩、一歩。

その間、学校で使っている英語のノートを持っていた3名にそれを見せてもらう。すばらしいことに、一字一句、3名とも同じ内容を「写して」ある。写し方も一緒。「ただ写しているだけ」なのは歴然。

これは、、あれでしょう?先生が黒板で書いてあることを、「とりあえず写している」んでしょう?頭の中の80%は、「妄想」してるでしょう?

「えー!どうしてわかるの?」と、みんな、ドキドキ顔。

「はやく授業終わんないかなあとか、ゲームしたいなあとか、今日の給食なんだろうとか考えてるでしょう?」

「オレ、ゲームのことなんか考えてない!」、、、それは焦点が違う話。

で、これ書いたこと、どう?頭にはいってる?

大きく首をふる皆さん。

「なんだか、全然頭にはいらないんだよねー」
「そうそう、毎回授業になると、この前何やったっけ?ってなっちゃうんだよ。」

ということで、ノートをどうしたらいいか?で、またしばし時間をとりました。

このメンバーは、こういう話をすると「意識を飛ばす」どころか、目に光が宿る不思議な傾向があります。

勉強ができるようになりたい!とか、頭の中を整理したい!って思ってるのよね。で、自分たちの中に、そういう気持があることに今まで気づいていなかった、、みたいです。

正直、学校英語のやり方で「英語が身につく」のはとてもたいへんだけど、そういうこと以前に「頭の中をすっきりと整理する」訓練をする場だととらえて、補習をしているのがこのクラス。

宿題は本文の書写にしました。

BBカードでは、ダイヤでビンゴ。絵カード3枚をぬいて文字カードに置き換えて。キューは「おまじない」で。そろそろ文字カードを中心にやってみようかな。最後はクラブ、スペードの絵にハートの文字で波乱万丈。

「このカードをやるのは、ただの遊びじゃないんだよ。中学校で習う大切なことがたくさんはいってるからだよ。」

に、皆さん、「へー。」

Dちゃんは、「オトナは、こうして私たちが勉強しやすいように、いろいろ考えてくれてるんだねえ。たいへんだねえ。」だって。

どう返答したらいいのやら(^^;)

夕ごはん

ひき肉となすのピリから炒め
蒸しかぼちゃ
きんぴらごぼうゴマ味
大根の漬物
かぶのみそしる

なすも野菜ハウスに残っていた最後の収穫物。

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