本日は、、、
こうなわけですよ(^^;)
タイヤもすっかり夏タイヤだし、外出できない(予定もなくてラッキー)の一日。そんな中、気になっていた一冊を読了(知人から借りました)。
本屋大賞受賞の「舟を編む」(三浦しをん著 光文社 2011)。
「辞書は言葉の海を渡る舟だ」
ということで、「大渡海」という辞書の編纂がテーマの一冊。はじめて読んだ三浦しをんさんですが、全くもって文章が読みやすい。(会話のやりとりは、なんとなく筒井康隆を思わせます。)悪人が出て来ず、少女漫画のようなストーリー展開(いい意味で)。
言葉の選択、その定義、用例、はたまた辞書にふさわしい「紙」の選択など、「辞書」一冊を作るという作業は、根気作業。
情熱がないと続かない。ということで、この「情熱」は「伝染する」が、もうひとつの大事なテーマ。登場人物、ひとりひとりの心の襞がサラリと描かれています。
私自身は、国語辞典より英和辞典にお世話になった口ですが、「大渡海」、オシャレな装丁(これも本書を読むと、あー、そうなのね!の仕掛けつき)も魅力的、ぜひ実在したら欲しい一冊です。
一番感動したのが紙の「ぬめり感」という表現。そうそう、電子書籍もいいんだけど、紙がかもしだす物理的な魅力、抗しがたいですね。そういう意味で、本屋さんが大好きなお話だったかもな。(本屋大賞の中では「天地明察」の方が私としては、感動しました。)
これも、教室に来ている中学生におススメしたい一冊。
舟を編む | |
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夕ごはん
ポテトコロッケ
きゃらぶき
小松菜のおひたし
行者ニンニクの酢味噌和え
納豆
あげとねぎのみそしる
きゃらぶきは、本州から届いた細めのフキで作りました。時間があったのでたくさん作ったコロッケ。冷凍して今後に備えます(^^)。
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