2010-08-21

秋のしらせ。

夕ごはんを食べていた8時ちょっと前。ピンポーンと来客。お隣のAさん。「マス、たくさんもらっちゃったから、おすそわけ!何匹大丈夫?」と。えー、うちは人数少ないよー。「とにかく、ナベかボール持ってきて!」とのご指示で、我が家で一番大きいボールとナベを持ってまた玄関に。「うへー。それじゃあダメだよ。もっとでかいの!」うへー。それはムリだよ。ナベだってこれが限界。

結局、新聞紙を活用して中くらいのマスを2尾いただきました。「何十匹も、もらっちゃってさー!」と、Aさんは、次のお宅に軽トラを走らせて去っていきました。

「さばかなきゃ!」「にゃー!にゃー!(食べさせろ!)」と、数年前なら大パニックの状況ですが、とりあえず頂き物は玄関でお休みしてもらっている間に夕ごはんを食べ終え、食器を片付けてから、さて、解体。

魚をさばくのって、慣れるまで大変だけど、上達のコツがあるとすれば、とにかく「新鮮なもの」をたくさん扱うことだと思う。新鮮なものだと、臭みもないし、内臓もスルスルととれるから、やりやすい。で、今日の「ブツ」は、まさにそれ。

三枚におろして、中オチはフレークに。白子と筋子が両方とれたので、それは明日調理。身の方は、ぬかと塩、唐辛子をまぶして「ぬかづけ」」に。こうすると、臭みがとれて味がまろやかになります。

魚をさばくと大騒ぎのネコたちも静かだったほど、臭みもなく作業がすすみました。それとも、あれかね、ネコもトシとってきて、ボケてきたのかな?

いつもの年より暑さが長引いているけど、マスはこの時期、あちこちでぐるぐるしている。、いえ、回遊じゃなくって玄関から玄関をね。Aさんの「何十匹」も、もう里親が見つかったことだろう。こういうところから、季節が押し寄せてくる実感が深まります。

夕ごはん

味噌味ハンバーグ
干し野菜のマリネ
干しインゲンの煮物
キューちゃん漬け
納豆
高野豆腐としめじのみそしる

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