ところが、その町の学校給食がすごいらしい!というので、読んでみました。「おうちで給食ごはん」(佐々木十美著 北海道新聞社 2010)置戸町の学校給食は、とある雑誌の「全国食育都市ランキング」でNO.1になったそうで、この本は、その給食を作っている栄養士さんが書いたもの。
たしかに、すごい。
味噌は手作り。調味料も本格的なものばかり。お出汁だって、鰹節や昆布、煮干しからきっちりとる。それでも給食費は全国平均と、かわらない。注目すべきは、地元の食材をふんだんに使っているところ。地元の農家が作ったじゃがいも、しいたけはもとより、自生しているフキもとってきては塩漬けにして保存。さらに圧巻は、スパイス19種類を調合して作る本格カレー。卒業生が懐かしがるお味だそうです。料理はオケクラフトで供されるそうで、アルマイトのお皿で育った私とは大違い。
本書では、「おうちでも、できますよー」ということで、とてもていねいに人気のレシピが63種、作り方も説明されています。この部分を読むと、なんだか栄養士さんの「必死の訴え」が感じられます。
「ごはん、きちんと作って食べようよ」
パラパラめくっていたら、お!知り合いのとこの子供を発見!こういうのもローカルな本ならではの楽しみ。
そういえば、置戸町、図書館も充実していたっけなー。
おうちで給食ごはん―子どもがよろこぶ三つ星レシピ63 | |
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夕ごはん
マーボー茄子
トマトのマリネ
蒸しブロッコリ
干しいんげんとひじきの炒め煮
キューちゃん漬け
納豆
あげとじゃがいものみそしる
干しいんげんは、数日干して、かなりひなびたものを使用。ところが、火にかけたら、あらあら不思議、青い色が戻ってきました。
干し野菜ブームまだ続いています。
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