例えば、こんな詩。
生きて百年ぐらいなら うぬぼれつづけて生きたるぜ
そして、こんな言葉。
この本を俺に捧げます
うわー、最近珍しい、自意識過剰肉食系男子? そう、これは、三代目魚武濱田成夫(さんだいめうおたけはまだしげお)の言葉です。肩書きは「自分を褒め称える作品しか作らない詩人」。知人が彼の本を貸してくれました。
ちょっと、濃すぎる?すぐに胃モタレしちゃうんじゃないのかな?と思いつつパラパラめくった最初の文章のタイトルが「この世は”金”ではなく。この世は”俺”である。」 ふーん、俺俺、うるさいかも、、、ん?あれ?へ~。。。。。なんだろう。。。。いいじゃん、これ!
オレ俺オレ、言ってるんだけど、暑苦しくない。じこちゅーでもない、ナルシストでもない。なんとも潔い感じ。
ふしぎ。
ある意味「整ってる」感じ。
例えば、、、「しあわせ」とは? それは「うれしさ」である。これは、「楽しさ」とは違う。ニセマグロと本マグロほど違う。
例えば、、、「才能がないから夢が叶わない」とは言うな!才能なんていらん。では、何が必要か?それは、、、「己のパワー。ぜったい手に入れたるというパワー。素手のパワー。他をよせつけない圧倒的パワー。」
なんとも「まっとう」なんですよ。で、思わずコピーして、今日レッスンがあった中学生女子に渡した章の最後に書かれていた詩がこれ。タイトルは「ビルディング」。
心の中にもな 地震は おこるねん
それでも壊れんもんを 俺等は心の中に 建てとくべきやねん
心の中にそびえたつ 死んでも倒れんビルディング 己の力で建てたろやないけ
この本のタイトルは、、、「人生よあなたは、まるでこの俺様の子分。(三代目魚武濱田成夫 角川文庫 平成17年)タイトルも、すさまじいね。
ハンパな「癒される~」系の絵本とかより、よっぽど心にガツンと来るよ。元気が出る一冊。コピー渡した中学生も「これ、おもしろい!」と目を輝かせていました。
人生よ あなたは、まるでこの俺様の子分。 (角川文庫) | |
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夕ごはん
チキンと豆のカレー
大根サラダ
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