「資源ゴミ」として町の「リサイクルセンター」に引き取ってもらってたんだけど、、ほんとに、それでいいのか?が、今日の話題。何年か前からか、「ペットボトルは、リサイクルに回しても、有効利用されていない」って話は耳にしていたけど、それの詳細がこの本に書いてあった。「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦 洋泉社 2007)カンタンに言うと、リユース瓶のようなシステムがないので、分別回収されたその先、再利用されているのは、全体の数パーセントに過ぎないそうだ。しかも、再資源化のためには、さらなるエネルギーが使われるとのこと。「分別回収」が広まって以来、ペットボトルの売上げも上昇してるから、結局、何の役にも、たっていないとか。いっそのこと燃やしてしまえ!とは、筆者の主張。
この本、ダイオキシン神話について、温暖化についても語っていて、いいところをついているんだけど、途中で筆者が、怒りのあまりが「暴走」しがち、またデータに関しての参考文献も、きちんと提示していないので、実は、あんまり説得されない。「きちんと事実を報じないメディアの責任」「ほんとうの問題は温暖化ではなく石油の枯渇」など、もうちょっと冷静に語ったらいい本になるのにな。(←追々,何様?)
昨年あたりから、いろいろと環境問題に関する文献を読みあさっているが、科学オンチの「フツーのおばさん」にとって、データは「魔物」。いったい、どれを信用すればいいの?と、なってしまいます。こうなってくると、もう自分の「嗅覚」だより。そこから見えてくるものは、やっぱり「資源問題」。今の日本やアメリカ式のライフスタイルは、持たないと思います。
ところで、最近の北海道新聞、「ほんとに悪者?レジ袋?」とか「温暖化って、ほんとうなの?」など、とても数日後に「洞爺湖温暖化サミット」を控えている地元紙とは思えない辛口記事が多いのが、あっぱれ。「飽食崩食」のシリーズなども読み応えあります。サミットといえば、さっきのテレビニュースで「サミットで披露(?)するためのオホーツク海の流氷が冷凍庫から出されました」って言ってたけど、、、その冷凍庫、「電気」を使って動かされていたんでしょうか?「温暖化とCO2」って、やっぱり原発推進のための詭弁のようにも思えます。
でもって、ペットボトル、どうしよう〜。かといえ、「ゴミ」としたらお金かかるからなあ〜。やっぱ「資源ゴミ」か。
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024)) | |
武田 邦彦 洋泉社 2007-02 売り上げランキング : 283 おすすめ平均 ウソをまかりとおらせる武田教授 環境問題を論じるなら必読 環境問題の嘘はどこから始まったのでしょうか。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
夕ごはん
ブロッコリとホタテの酒蒸しオイスターソース
水菜と長いものサラダ
アスパラ
わらびの酢醤油漬け
納豆
高野どうふとしめじのみそしる
この原油高。やはり、石油ショックはきますよ、おそらく。「地球最後のオイルショック」送りますねえ。そーだ、多読本をさっさと読んで、いっしょに送ろう!んで、かずさんにまわしてくださ〜い。枝廣さんの「エネルギー危機からの脱出」もおくるねえ、ちょっと、まっててねえ。
ReplyDeleteそーなのよー・・・
ReplyDelete読めば読むほどわからなくなる”環境本”!
PTAや町内会の、古新聞回収は、税金の二重取り・・・・・
結局、たよるはは自分の感覚でしかないんですよねぇ・・・・・
環境本バイブル、レイチェルさんの「沈黙の春」・・・おかげで、防げたはずのマラリア罹患率増大・・・・
何がよくて、何がちがうのか????
アジア産の”海老”が、現地での環境破壊というより、生活破壊、と思って、このところスーパーで産地を、フードマイレージを気にしつつ買ってたけど、いまや”国産”も怪しい・・・・・
選択眼も”自己責任”といわれても、こればっかりは・・・・ね。
お久しぶりです!源流きらりです。
ReplyDelete私も環境負荷を考えよう!と源流きらりを始めましたが、悲しいかなPETボトルに入れて販売しています。
販売以前は、リユースビンに詰めて回収ルートをつくれないかとか紙パックに入れてはどうかと意見が出ましたがコスト面でとても対応できず、できる限りPETボトルをリユースする方向で現在の形態になっています。
洗浄は煮沸で行っているのですが(塩素は使いたくないので)最近のペットボトルは120℃対応のPETではなく60℃対応に移行されているため、煮沸するとペコリと変形して使えないものばかりで、PETを回収しても使えないのが7割くらいなので今後の課題です。
これから暑くなりますのでお身体をお大事に!
>源流きらりさま
ReplyDeleteこんにちは、ごぶさたしております。お元気ですか?
PETボトルが「環境悪」ではないともいますよ。瓶だと重いし、割れやすいし、運搬も大変、作用員も大変。PETボトルは、とても便利なんですよ。でも、私たちが、あまりにも無駄に資源を使いすぎてるのだと思うんです。人間が生きているいじょうは、資源を使うことは、さけては通れない、ある種の宿命ですよね。でも、使い方を間違ってる、ちょっとやり過ぎだよね、ってことじゃないのかなあって思ってます。
きらりさんは、実際にPETボトルをリユースされてるし、ご立派だと思います。いろいろと工夫されているお姿。ほんとに頭がさがります。どうぞ、がんばってくださいね。
みかんさんお久しぶりです。元気でやってます。明日から2日間、東京の代々木公園で「アースガーデン・夏」に出店販売してきます。皆さまのやり取り陰ながら読ませていただいています。お返事感謝です。先日、カラミンサさんのお宅にお邪魔して、みかんさん、かずさん、オリヒメさんのやり取りが肩の力が抜けた「希望の日記」みたいでいいですね!なんて話をしてきました。「かずさんとカラミンサさんのお別れパーティーのホストも最高でした」と話したりしました!
ReplyDelete皆様、コメントありがとうございます。
ReplyDelete源流きらり様、私もみかんさん同様、リユースされているし、よくやってらっしゃるなあと思っています。応援してますよ!(今日、知り合いの農家さんにも宣伝してきました。)
「肩の力がぬけた『希望の日記』。。。。」確かにね〜。言い得て妙ですね。
いろんなことを考えていくことって、忙しい毎日では、なかなか大変ですが、必要ですよね。これからも皆様、よろしくお願い致します。
おりひめ
>きらりさま
ReplyDelete肩の力が抜けた・・・抜けすぎてませんか?大丈夫でしょうか?(笑)
カラミンサさまと、楽しいひとときをすごされたそうで、よかったですね。代々木公園、アースガーデン、いってみたいものです。天気がよいといいのですが、雨っぽいですよね。雨がやむように念を送っときますね(笑)ムンっ!
>おりひめさま
お忙しそうですね、がんばれ〜!
>きらりさま
ReplyDeleteあちゃーーーー
「肩の力がぬけた『希望の日記』。。。。」ですか・・・
ご本家に泥をぬらないよう、おりひめさんのもと、精進いたします。。。。。。(?)
と、再生出来ないPETって、、、大元が間違っていると思います。再生できないのであれば、ただの使い捨て。再使用できないのであれば、PETボトルの回収って、何の意味があるのでしょう?回収にかかるコストは???
東京の代々木公園で「アースガーデン・夏」のほうが、某北国、某町、某湖畔のセレブ御用達のホテルで茶話してるより、よっぽど「地に足がついてる」と思いました。
ここ札幌市でも、来夏から一般ゴミの有料化が始まります。
>おりひめさま
ふっふっふ・・・・寝て起きたら、あと半日!
おきばりやーー!!(言ってる本人、どこの言葉かわかりません!)