2012-03-17

合格祝い

昨日は道内の公立高校入試合格発表日。午前10時を過ぎたころ、電話が鳴りました。

「Aです。」 あれ、おはよ~。(この時点で、合格発表のことすっかり忘れてたワタシ。さすがに電話で気づきましたが。)

「。。。。。合格しました!」 おお、おめでとう~!よかったね、これからもがんばるのよ~。

しばらくして、また電話が鳴る。

「Bです。」あ、おはよ~。(この子たち、マイ携帯持ってるからね~。)

「。。。。合格しました!」あーよかったねえ。うれしいでしょう??これからもがんばるのよ~。

あとひとりは、まだ連絡ないけれど、おそらくダイジョウブだったことでしょう。

携帯からかかってきたふたりの電話に共通していたのが、「合格しました」の一言の前の、沈黙。」そのあと、かみしめるように搾り出した「合格」の言葉。電話口でも、私から見て、「そんなにためるほど、かみしめるほど、がんばってたの~?」と、皮肉のひとつも言いたくなるほどゆる~い感じで臨んでいた受験勉強でしたが、本人たちからしてみたら、人生ほぼ初めての「選抜試験」ということで、精神的にはマックスだったんでしょう。

中学生のふたりが「オレ、合格したぜ!」を直接あちこちに伝えるため、(言い換えると自分で発する「合格」の言葉を何度も聞くため、たしかめるため)に、携帯電話を握り締めている様子が浮かんだ朝でした。

夕方、中1のレッスン時刻にやってきたBくん。手にしていたのは、ピンクの不織紙に包まれた花束。

うわー、何これ?え?ワタシに~?

横でにこやかに微笑むお母さんの知恵かもしれないけど、このBくんほど、ワタシ自身が、無力感を感じつつレッスンを続け、英語の点数アップについてはほとんど貢献できずに受験を迎えさせていた子はいなかったから、とってもびっくり。だけど嬉しかったです。(この場合、花束渡すの、私の方じゃないのか?)

本人、どうしていいかわからいような照れ笑いしてたけど。(いや、実際、そういうタイプの子じゃないのよ。)

と、なごやかに終わりかけた「合格お礼(?)のごあいさつ」でしたが、、、お母さんからの次の発言で、また心臓が口から出そうになりました。

「センセー、高校生もみてくれますか?この子、英語で絶対苦労すると思うんです。」

。。。ええ、きっと苦労することでしょう。で、レッスンについては、、、、本人の意思があればやりますが、、、その前に、Bくん、ほんとに自分がやりたい!って決めてからでいいからね。もう高校生なんだから、そこのところ、じっくり考えてからね~。

Bくん、「通いたい」ような表情を見せていたのが、意外。いえ、レッスン自体は今までもなごやかでしたが、何せ意欲がね~。

もらった花束、見かけより「重い」かもな~(^^;)

夕ごはん

サバの塩焼き(大根おろし)
切り昆布と根菜、ひき肉のオイスター炒め
ひじきと豆の煮物
わかさぎのマリネ
長いもすりおろし
きのこと大根のみそしる





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