酪農も盛んだったりする土地柄、春から秋にかけては、実習で作ったチーズやソーセージを格安で販売するなど、地に足のついた活動をしている様子。
そんな農業高校の生活を綴った漫画が、「銀の匙」。「マンガ大賞2012を受賞。累計150万部突破!」と帯にあり。作者は、「ハガレン」や「百姓貴族」の荒川弘。ご本人の実体験も織り込まれているらしい。
英語教室には農家の子も通っているし、農村生活はとっても身近だったりするので、まず第一巻を読んでみました。
舞台は全寮制の「大蝦夷農業高等学校」。獣医を目指す子、実家の養鶏場を継ぐ子、酪農を志す子、そして、進学競争に敗れて(?)都落ちした札幌出身の子、彼らの高校生活が描かれている。
馬、鶏、豚など、動物もたくさん。ただ、「農業」の中での「動物」とは、必然的に「食べ物」とイコールだったりして、「食べるために育てる」という現実をどう、乗り越えていくのか?これからの展開が見ものです。
タイトルの「銀の匙」は、寮の食堂に掲げられているマーク。象徴的ですね(^^)
登場人物のの出身中学名が、道内の地名になじみがあると、「あるある!」と思わずクスリ。
シリアスだったり、コミカルだったりの「荒川節」が炸裂。全巻揃えて教室蔵書にしよう♪
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス) | |
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育てた肉を食べるというテーマでは、この本も興味深い。自分が読める体力精神力があるどうか?思案中の一冊。肉食べてスタミナつけたら読めるか?
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夕ごはん
冷奴
明太子
小松菜とベーコンの炒め物
キャベツのザワークラウト風
イカの塩辛
長いもすりおろし
にらとしめじのみそしる
キャベツのザワークラウト風は、先日の多読カフェで美味しかったので真似してみました。うーん、少し酸味が強すぎたかも?(家族には好評。)今度、ちゃんとレシピをきいてこよう。ワインビネガーでキャベツを煮込むだけなのですが。
私も「百姓貴族」からこのマンガにたどりつきましたよ。若い人には、就職カウンセリングなんか受けてないで、こういうマンガ読んでほしい。
ReplyDeleteemmie様 「百姓貴族」は、「なんちゃって百姓」からみてもリアル度高い一冊でした。(若干「盛り」もあるけど)「銀の匙」、続きもすぐに読みたいです~。
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