そんな折り、あるブログ(インタビューもののラジオ番組をありがたく文字に起こしてくれているもの)でゲストに登場していたのが絵本作家の「荒井良二」という人。その内容が面白かったのと、そうか!「絵本ならマンガに近いかも!」と読んでみたのが「はっぴいさん」。
山の上にいるという「はっぴいさん」に会いに行くという短いお話だけど、どーん!これよ!これ。まず見開きの白黒からびっくりでした!遅ればせながら「荒井良二」すごいぞ!
インタビューでご本人が「絵本は『余白』がたくさんある。スカスカ。そこがいいところ。」みたいなことを仰っているんだけど、そこだ!今の私が日本語のフイクションにノリきれないのは、なんとなく「情報量が多すぎる感」「読んでいる途中で、どうリアクションすべきかの道筋が見えちゃうから」かもしれない。で、なんとなくイライラしてくる。
「はっぴいさん」は、その逆で、「すとーん」と突き抜ける感じがありました。
ところで〜。バカ売れしているという村上春樹の「1Q84」。当然、翻訳も視野にはいってるんだろうけれど、そのときタイトルはどうなるんだろう?“ICHI-Q-HACHI-YONN"か?内容より、そっちの方が妙に気になります。
はっぴぃさん | |
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夕ごはん
ホタテのオイスターソース炒め
もろきゅう
アスパラ
納豆
冷や奴
あげと大根のはっぱのみそしる
わかるー。私も、情報量を詰め込み過ぎる作家さんは苦手。好きなのは、余白のある文体の方です。
ReplyDelete饒舌すぎるというか、描写がコテコテというか。わざとそういう効果を狙っているのではなくて「たくさん書かないと表現できない」のなら、それは単に「文章が下手」なのでは・・・と思ってしまう。
荒井良二いいですねー。
寓話とか俳句の世界です(^^)
>しのはらさま
ReplyDeleteおお!さすがしのはらさん!「荒木良二」は御存知でしたね。
そうなのです。日本語のよさって、、、「余白」にあるような気がするんです。って、好みの問題かな?え?「川柳」もそうだよーって?(^^)
おりひめ
荒井良二さんの「うそつきのつき」
ReplyDeleteもすごくいいんですよ〜!!
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>吉田さま
ReplyDelete吉田さんも御存知でしたか!「荒井良二」!
えー、そうです。そうです。「荒井良二」でした。。。ずっと「アラキ」って入力してましたね。
本文の方は訂正しました。恥ずかし〜。
(って、この入力ミス、、「アラキ」さんって知り合いがいるからだなー。。。言い訳だが。)
おりひめ