もちろん、学習者用に平易に書き直してあるから、恐らく原文の醍醐味は抜けているんだろうけど、プロットがしっかりしているし、登場人物の描き方も上手。宗教的なテーマも折り込まれています。脇役ですが、「行かず後家」の良家のお嬢さんプリシラが、「バカな旦那と結婚するより、家を継いで采配をふるう方がよっぽどいいわよ−。だって、私ブサイクだから、いい男にあたるはずないしー。」って言い放つあたり、ええっ?ホントにビクトリア朝時代の本?と思ってしまいました。
ジョージ•エリオットって、女性が男性名で執筆していて、ご本人は、不倫関係を続けそのお相手が死んじゃったらこんどは20歳も若い男と結婚と、かなり波瀾万丈な人生だったようですね。サイラス•マーナー自体は、ハッピーエンドであるけれど、作者のそんなエッジの効いた生き方もうっすらと浮かび上がってくる物語でした。難を言えば、こういう古典の物語、人物関係の把握が最初メンドクサイです。
と、夢中で読んでいたら、予定していた換気扇カバーの交換する時間がなくなった〜。
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夕ごはん
水餃子
さんまの梅干し煮物
わらびの酢の物
納豆
とうふとだいこんの葉っぱのみそしる
すごいなあ、おりひめさん、彼の地の子どもたちは、偉大な先生の存在に気づいているのでしょうか?わたしも、そちらの住民になりたいわあ。
ReplyDelete>みかん様
ReplyDeleteすごいなあって、「換気扇カバー交換」をぶっとばす「豪気」さのことでしょうか?(^^)
「センセーは、ラビットだよ〜」とこないだ言われました。どうやら「ラビット」とは、「チョロイ」と同義語のようでした。(-_-)
おりひめ
あちゃ〜、チョロイだなんて、く〜〜、最近の子どもは生意気ですねえ。でも、わたしも、知り合いの家族からかげで「ラビットちゃん」と呼ばれていたことがあります。これはたぶん、可愛いという意味だと、勝手に受け取ってましたが、真偽のほどを確かめたことはありません(笑)さて、「豪気」な点もすごいけど(笑)いやいや(訂正)やっぱ、私は「to」の解釈を教えてもらって、すごいなあと感じた訳です。これまで、そういうことを教えてくれる先生はいませんでした。日本人にもアメリカ人にも習ったけど、そういう、微妙な部分まで教えてくれませんでした。(まあ、そういうタイプの授業でもなかったけど。片方は受験英語、片方は英会話教室ですから)だから、とても、目から鱗でした。さすが、おりひめ先生!って感じでした。
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