2008-06-07

「学校裏サイト」

今日は、英語教室の生徒さんが通っている小学校で運動会。全校あわせて100人ちょっとの小規模校で、何やらのんびりした雰囲気。お昼休みには、屋台の「かき氷」を食べるのが、子どもたちの「運動会名物」の様子。こんなの、私が通っていた小学校では、なかったなあ。でも、かき氷」には、ちょっと風は、涼しいかも、、なんて思いつつ、最近読んだ本のことがついつい頭をよぎる。「学校裏サイト〜ケータイ無法地帯から子どもを救う方法」(下田博次著 東洋経済新報社2008年)

私自身、「ケータイ(本書の著書は、今の携帯電話は、電話機能よりもパソコン機能、ネット接続機能の利用が主だとして、あえてこう表記している。)」は、使わないのでよく知らなかった世界だが、子ども相手の仕事をしている以上、少しは知っておくべきかな?と思って読んだ。タイトルの、「学校裏サイト」のみならず、「プロフ」「モデルサイト」「メル友募集サイト」「プリクラサイト」「RPGゲームサイト」「オークションサイト」など、子どもをターゲットにした「刺激的で楽しい秘密基地」っぽい香りを漂わせているサイトに共通していることは、「子どものためといいつつ、結局は、サイト運営者、業者の荒稼ぎの場」でしかないということ。

いつの時代も子どもがたむろする「場」というのは、あった。(それはゲーセンだったり、駄菓子屋前だったり、コンビニ前だったり。)それなりに子どもだけの世界が繰り広げられる「場」というのは必要だと思う。

ただ、ネット環境では、「どこでもドア」のように、牧歌的な小学校のグラウンドから、ワンクリックでいきなり新宿歌舞伎町の風俗店に行けちゃったりする。リアルワールドでは、「この路地の先は、ちょっと怪しい区域かも?」みたいな空気や、匂いを感じつつ、それに引き寄せられたり、近づかないようにしたり、の嗅覚を鍛えることができるのだが、「どこでもドア」で、それは可能か?

今話題の「フィルタリング」だって、100%はあり得ないし、それもどうかと思う。むしろ、危険に対しての「嗅覚」を鍛える事が必要なのでは?そのためにも、オトナが、一体どういうことが起きているのかをきちんと知っていないといけないのでは、という視点からも、この本は、その入門としてはとても役に立ちます。

画像や個人情報は、絶対アップしちゃだめ。何に使われるか、わからない。(話は、それるが、よくカワイイ子どもの画像をネットでみかます。、あれって、怖くないですか?どんな加工処理されちゃうか、わからないでしょう?)「女子高生でーす!」と名乗って近づく怪しいオジサンに注意。

何よりも、「秘密基地」のように見えるけど、あなたたちの「基地」って、外から丸見えなのよ〜。ってところからスタートでしょうか?
学校裏サイト
学校裏サイト下田 博次

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夕ごはん

たらこスパゲティ
トマトサラダ
こごみのマヨネーズ和え
いなり寿司

お昼ご飯に作ったいなり寿司で、なんだかお腹いっぱいでした。

6 comments:

  1. わたしは、割と早い時期から電脳生活してるんで、経験的にWeb上の「危険地域」「危険行為」ってのはわかっているのですが、はじめから、今の「なんでもありの無法地帯」と化したWeb場に押し出される「子羊ちゃん」たちに「こっちは危ない」という嗅覚を養わせるのは至難の業だと思います。
    でも、親ならば、子供が勝手にパソコンに接続できる状態にしないことや、はじめは手取り足取り監視して、教え込むとか、しつこく、時間をかけないといけないと思います。でも、親の方が知らないことが多いというのが、ワンクリックの世界の恐ろしさですね。
    子供は、ケータイもメールもパソコンも禁止ってしたらどうなるのかなあ。
    そうそう、きょうびの子供へのプレゼントって「iPOD」ですって。2万〜5万もするんだよ〜。贅沢よね〜。それを子供がネットで一番安いサイトみつけて、親がそこでクレジットカードで買うのですって。やっぱ、世の中、変ですよ。

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  2. みかん様

    コメントありがとうございます。

    本書でも「親の方が知らない」ことが最大の問題。さらに、親の目が比較的行き届きやすいパソコンではなく「ケータイ」がこどもたちの主な「遊び場」になっている点を危惧しています。

    無知なまま「ケータイ」を与えるな、というのが実は本書が最も訴えたかったことかもしれません。

    「モバゲー」や携帯電話各社の「家族割」などの明るいイメージCMの欺瞞を感じますね〜。この本で紹介されているような問題に無自覚なはずはなく、確信犯でしょう。

    「プロフ」へのアクセスを増加させようと、自分の顔も含めたヌード写真をアップさせちゃうオバカ女子とかいるらしい、、、、し(涙)

    おりひめ

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  3. うわ〜、ひどすぎる。どうしたものやら。
    今、プロフサービスのサイトみてきたけど、大人が悪い!子供を食い物にしている!どうにかならないのか、この暴走状態。こどもがおかしくなるのもむりはない
    だいたい、学校の隣の書店に、大量の見るからにわいせつな本を平気で置いてるし。わたしの子供の頃にも、そんな雑誌あったけど、こんなに大量じゃなかった。これが海外だったら、ありえないよね〜。表現の自由。言論の自由っていうけど、規制は必要だ!
    で、肝心のメディアはおかしな自主規制かけたり、コントロールされてるし。どうなってんのお!!!

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  4. みかん様

    そんなにプロフサイト、ひどいの〜?変なものに感染しそうで、怖くて足を踏み入れられません、、、

    今日、印刷にまわした英語教室の教室だよりでもこの本について紹介しときました。。。。興味を持ってくれる保護者の方が出るといいなあ。

    結局,自己防衛、自己武装していくしかないよね。

    おりひめ

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  5. こんばんは。

    八王子の友人の話。小学校の体育の時間などにその光景を”盗撮”する輩がいると。それも、”趣味”ではなく、売りつける商売のため・・・・

    このところの事件も含め、どうなってるの?みんなおうちでちゃんとしたご飯を食べて育ったのだろうか???

    と、この本、先日の道新の書評欄に載ってて、興味はひかれました。

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  6. かず様

    コメントありがとうございます。例のアキバの事件に関して、この本の著者がテレビニュースで解説していました。あの容疑者は「ネットで居場所を見つけられなかった」と。

    いろいろ「ややこしや〜」な世の中ですね。

    おりひめ

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