2008-06-26

準備

裂き織りのサークルに参加してはや6年くらいかな?ちなみに、私が習った「裂き織り」は佐渡に伝わる「地機(じばた)」という機で、腰に巻いたベルトでゆるみ具合を調整しながら織るものです。彼の地では、綿が育たず、貴重な綿製品を最後まで使い切るために、ボロボロになった布を再利用するために、裂いて、織りものに再生したのがはじまり。どっしり感があるのは、そのためです。

今年は,さまざまな事情でメンバーの大半が多忙ということで、「会計くらいなら」と引き受けたんだけど、中心となって日々の細々について目を配ってくれるはずの役員さんが家庭の事情で長期休業。でもって、「会計くらい」つまり、お金の出し入れだけのはずが、結構あれこれ狩り出されてます。来週は、地元の道の駅で行なうイベントに参加出店するというので、今日は作った作品を持ち寄って値札付け。

物の値段って、相対的なものなのよね〜、と毎回思います。手間ひま、技術、デザインなどを考えたら「ン万円」がつきそうな(恐らく東京のデパートならその値段になる)一品もの、完全手作りのベテランが作った織物製品でも、イベントのたこ焼きやさんの横だと、そんなに強気にもなれず。地方の購買力を鑑みて、「それなり」の値段付けに落ち着くんです。

もったいないような、この程度でほどほどの方が、「趣味」としては、いいのかな?とも思ったり。ちなみにセンパイが織った布で、私が縫った写真の巾着は、¥1000で販売予定です。これは、妥当かも?

夕ごはん
ハンバーグ
アスパラ
長いもすりおろし
ほうれんそうおひたし
納豆
大根とわかめのみそしる

2 comments:

  1. 先輩の織の模様が、おもしろいですねえ。
    そうなるように狙って織ってるの?
    この巾着も、東京なら、3倍ぐらいの値段はしそうですよねえ。5倍かなあ??
    覗き見いているネコちゃんがおかしい。

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  2. わたしも、みかんさんと同じで、これにその値段???

    でもせっかくだから、一人でも多くの人に”裂き織り”を知って欲しいとっかかりとしては、地元のサークルで協議しての結果なのだから、”妥当”なんでしょうねえ。

    右下にゃんこは、上?真ん中?末っ子?
    興味深深の様子ですねえ・・・

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