2008-02-26

イランのこどもたち

東京で、講座を受けた他になにをしていたかというと、本屋さん巡り。新刊本をたくさんそろえている大型書店から、古本屋さん、それから多読用の本の専門店にも足をのばした。その多読用専門店とは,新宿西口にあるSEG BOOK STORE. SEGという予備校が併設している本屋さんです。そこで今回購入した本の中に、Iran language institute Cinema collection というセットがあった。イラン映画のスクリプトを英語に簡約したもので、読みやすさ2.0くらいで語数は6000語くらいのものが中心。ストーリは、貧しいイランの庶民の生活、とくに子どもたちの様子を描いたものばかりでした。巨大な石油のパイプラインの横で、わずかにとれる石油を売って細々と生活している親子や、父親は、クエートに出稼ぎに行ったまま帰ってこない家庭、学校に唯一の水瓶が割れてしまって、新品を購入するお金がない村人たちなど、政治絡みで話題に出る「イラン」とは、ちょっと違う視点の物語がいっぱいだった。

あっという間にセットにあった5冊を全部読んだのだけど、、、、あれ?これ6冊セットなの?あと一冊はどこに??

それぞれの本の冒頭に"In the name of God"と必ず書いてある事、奥付けに、アラビア文字が踊っているあたりもエキゾチックでした。英語の多読というとどうしても欧米系のものに偏りがちだが、その中で、イスラム圏の世界を描いたこのシリーズは、秀逸だと思いました。国内では、恐らくSEGのみの扱いです。

https://www.seg.co.jp/bookshop/personal/sss2ili2007.html

夕ごはん

にぎり寿司
煮込みうどん

おすそ分けで頂いたにぎり寿司、美味しかったです。

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