2009-04-03

「何をやっても、怒られる」

ちょっと悩み多かった金曜日の英語レッスン。ひとり卒業で新学期。低学年と高学年を思いきってふたりずつに分けました。プラス春休み中に、いろいろ思うところもあり、レッスンの方向性も修正。「英語だけじゃなくって生徒の気持ちに寄り添う」をテーマに。

低学年クラスでは、絵本から始める。これもいつも比較的サラリと読んでいたのを、あれこれつっこみながら、ゆっくり。最近絵本が
ヒットしないなあと思っていたのは、こちらが焦りすぎていたからかも。。。と、気づく。難波先生の言うところの「こどもの心を動かす」ですね。BBカードでは、S替えミニミニ七並べ。これも時間をたっぷりとって、Sを替えてできた文章にいろいろ膨らませてみる。Miss peach sells apples and bananasでは、「売らないで食べちゃうんだよー」など、大笑い。これを少しずつ英語にしていけるといいんだろう。S替えの方も「手箱」をリクエストされていたのが、後半は、自力で言えて大満足。最後は、Save the 1。

新小6クラスも絵本。「夜更かししたいハト」が主人公なので、それぞれの「夜更かししたい自分VSハハたち」の体験談を話ししつつ。ハトの動きがおもしろくて夢中になりました。続いてのBBカードでは、「試しにやってみる?センセーもはじめてなんだ〜」といいながらグラマーカードのダイヤでビンゴ。「言えるところだけリピートしてね」でしたが、、、すごい!ほぼ完璧なリピート。(もちろんリピートしているだけですけど。)うーん。今までの蓄積がここにあるのね、と感激しました。ただ、ちょっとツラそうな子もいたから、サラリと流して、次は、本読み。しばらく中断していたGrade 3の The Fox and the stork。中断していたのに、スラスラ読める。これにもびっくり。結局、この物語は、読み終りました。最後、リクエストで絵カード作り。

作りながら、いろいろふたりと話をする。ポツリ、ポツリでしたが、どちらも「親子関係」が最大のテーマのようで、彼女たち側の気持ちを「ふむふむ」と聞いてあげました。「何をやっても怒られる」のが、気持ちをいじけさせてしまい、英語どころではない時もあるみたい。

英語力をつけてあげたい。だけど、その「土台」となる「心」が揺れていたら、いくらこっちが手をひっぱっても、「痛い」だけですね。

本日、人気だった絵本。

Don't Let the Pigeon Stay Up Late!
1406308129Mo Willems

Walker Books Ltd 2007-05-03
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夕ごはん

麻婆豆腐
ふきみそ
納豆
長いもすりおろし
しめじと大根のみそしる

食材は、あるのです。食材は!モンダイは、時間がないこと〜。(涙)

2 comments:

  1. 地域に、おりひめさんみたいな先生がいると心強いなー。
    男子の成長に「叔父さん」的な大人の男性の存在が大切なように、女子の成長にも、「身近にいる、母親でも学校の教師でもない立場の大人の女性」って大事だと思うもん。

    自分も、絵画教室の先生に人生のいろいろを教わった・・・(゜゜)

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  2. >しのはら様

    いやー、私を通して彼女たちが学んでる事は、、、「忘れ物が多くても、オトナになったら怒られない」ってことじゃーないかなあ。とほほ。

    反面教師っつーことで。。。よろしく。

    おりひめ

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