2009-12-14

「教えてちゃん 2号」

急に冷え込んだ一日。雪景色はまだですが。

午後の英語教室では、来るや否や、なぜか「学校の宿題!」と言いながら「算数プリント」を広げるふたり組。「何しに来たの?」と尋ねたら、すごすごと片付ける。ワークブックをやるのは好きなAちゃん、わからない問題にあたると「ワカンナイッ!これ、何!」とちょっとイラついた声。ちょっと考えてごらん。見たことあるし聞いたことあるものだよ。「ヤダッ!教えてっ!」センセーは、教えないんだよー。みんなが、考えてわかることは教えないんだよー。そうしたら、一瞬自分で立ち止まる。そして答えを出そうと考え始める。

問題の処理能力、理解力はとても高いのだけど、考えるのがめんどくさい。すぐ答えを知りたい。とりあえず正しい答えが紙上に出せればいいと思っている。実際、これで学校のテストなどはおおむねオッケーだ。うーん、じつは、おりひめ教室では、こっちのタイプの方がメンドクサイ。「センセーは正しい答えを与えるヒト」という風にインプットされているんだろうけど。

世の中に出たら、自分で答えを探さなければいけないことの方が多いんだよーって、小学3年生にはまだ早いかなー。私もようやく実感としてその言葉の意味がわかってきたところだしねー。

というわけで、Aちゃんとのバトル(?)は長期戦になりそうな予感。レッスンの方は、そのあとクリスマスの言い換え練習を少ししたあと文字カードのはや読みレース。これは、真剣だった。おっとり型のBくんは、途中でリタイヤ宣言したけど、それでも残ったふたりが言えなかった文をスラリと言ったりして、ちゃんと文章を見ていた。

結局「おふたりさま」は、算数プリントをレッスン後に残って隣室で仕上げていました。私が教える訳でもないんだから、家でやればいいのに〜(-_-;)

高学年二人組のクラスではNine Storiesの第3話。初見で読める部分も出てきた。ただ、リズムが崩れるので最後に一緒に音読。その後、クリスマス作文を少しやってから、ダイヤの絵カードで「過去形」「過去形疑問文」に言い換え。ビンゴなどのゲームにあきているので、3人で一つのビンゴ形に裏に並べたカードをめくりながら言い換え。口を動かすのを億劫がっていた小6のCちゃん、自分で法則を発見した様子。思えばこのCちゃんこそ、おりひめ教室の元祖「教えて!」ちゃん。学校では優等生。とにかく暗記でテストもスラスラタイプ。こうして自分で法則を発見するやり方になじむまで、「メンドクサイッ!さっさと教えてよ!」と何度言われたことか〜。貴女の跡継ぎも立派に育ってますよー(^_-;)

夕ごはん

かじきの味噌漬け
ほうれんそうのおひたし
キンピラゴボウ
カボチャ蒸し
納豆
あげとにらのみそしる

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