さっき、ニュースで言っていました。「避難生活を続けいている人は12万人」。まだ、2ヶ月前と状況がほとんど変わっていない人のその数に圧倒されます。
2ヶ月前のあの天災と、原発の事故で感じた無力感、それを埋めるのは何かなあと考えてたどりついたのが、「親鸞」でした。
折りしも五木寛之さんの「親鸞」の第2部がまた北海道新聞で連載中。前回、「え~?ここで終わっちゃうの?」と、拍子抜けしたのは、連作だったからなのね。今回は「越後篇」。折も折、最近の展開では、「凶作に苦しむ人々をどうしたら救えるか?」がストーリーの焦点。もしかしたら震災の影響もあるのかな?
「親鸞」とは高校時代の倫理の授業で「善人なをもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」のあまりの新鮮なロジックにびっくりしたのが出会い。ただ、その印象だけで、特に深く追っかけることもありませんでした。(ふつーのあたりまえの高校生)。
前回の北海道新聞での連載がほとんど二度目の出会いですが、三度目の今回は、いろいろ本を読んでいる最中。
まだまだ、よくわかりません。
ただ、「末法の世」から生まれた法然、親鸞の考え方は、今の状況(世界も含めて)を乗り切っていく上でのヒントがたくさんあるような予感はあります。
「諦める」は、「明らめる」=現実をありのままうけとめる力。
本筋とは関係ありませんが、五木寛之さんって、「あの」東京都知事さんと、、、同年同月同日生まれなんだってねー!と、こういうところについつい反応してしまう自分の「煩悩」をもてあましております。
今回読んだ本は、こちら。「歎異抄」の五木訳と、原文あり。読めば読むほどわからないが(笑)
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と、こちら。こっちは、「人生論」みたいだったなー。煙にまかれたような読後感。親鸞、謎は深まる。
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夕ごはん
麻婆豆腐
根菜の炒め煮
ワサビの花のおひたし
もずくとしらすの酢の物
納豆
ごぼうとだいこん、しめじのみそしる
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