2007-11-05

「縦糸の友」

文字どおりの「小春日和」。英語では、Indian Summer.どうして、Indianかは、諸説あるらしい。イギリスでは、St. Martin 's summmerだそうだ。ハウスの天井ビニールを2棟分外す。

お昼休みに眺めた本は、「片目を失って見えてきたもの」ピーコ著。(文春文庫PLUS)。内容は、左目を癌に侵されて摘出手術をしたピーコさんの手記。この本を読んだ記憶はないのだけど、中味は、どこかで見聞きしたような、、、、テレビのトーク番組かな?

この本の中で、印象に残ったのは、永六輔さんが言ったという言葉。
「僕は、きみとおすぎを『縦糸の友』にしたからね。」「え、どういうこと?」
「織物は縦糸が決まらないと、横糸がひっかからない。つまり、縦糸は一生の友、横糸は一過性の友ということだよ。これはきみたちの問題じゃないんだ。僕が勝手にきめたことだから。きみが何をしようと、きみがどんな意地悪な口をたたこうと、僕は絶対にきみたちに怒らない。だって、君たちは縦糸の友達なんだもの」


この永さんの決意も見事で、自分にはそんな覚悟をもってつきあっている友達がいるかな?とふと振り返った。と、同時に、横糸もないと織物は織れないというあたりも人生の妙かな。と。

夕ごはん

ハムエッグ
かぼちゃ
白菜のおひたし
ジャガイモとあげのみそ汁
納豆

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