2007-11-17

ミイラになるまで

今日は、風も弱く穏やかな一日。先週末で収穫を終えたハウスの球根を1棟半、堀りあげる。農作業は,終盤だけど、まだまだ続きます。それでも少しずつ終わりが見えてくると、今まで手をつけられないでいた英語の多読本のことにも多少気持ちが向く。

今日、アマゾンから届いた本のタイトルは、"You wouldn't want to Be an Egyptian Mummy!" 英語を母国語とする子どもなら小学校中学年から高学年向け。内容は、ずばり、「ミイラの作り方。ミイラに関するトリビアな情報」。副題には「知らずに済ませたいようなイヤーな事」とあって、そう言われちゃうと、男の子なら読みたくなるかも。私もこの手の本は嫌いではない。おもしろいのは、「あなたは、今、古代エジプトにいます。今、臨終を迎えるところ。これからあなたは、『死後の生(afterlife)』のために、ミイラにされるのです。」というのが冒頭で、どのように「あなた」がミイラにされていくのか、の視点で書かれていること。これは,感情移入しちゃうんでしょう。小学生男子なら。なんとなく知っていた「ミイラの作り方」だったが、義眼にたまねぎを仕様していたとか、庶民もミイラになっていたとか、19世紀には、「ミイラみやげ」がヨーロッパの金持ちの間で流行して、売買がされていたとか(野蛮!)さらには、故人とともにミイラにされてしまったネコのミイラを堆肥としてヨーロッパでは使っていたとか(←捕鯨に反対する人々と同じ人種なのだろうか?)「へえーっ」と、思うことが多々ありました。イラストも、リアルすぎずにちょっとおとぼけで、内容のキビシサを緩和しています。同じ作者で、「バイキング」や「ギリシャの奴隷」または、「ローマの拳闘士」についてなど、シリーズものです。YLでいったら 3.0〜3.5くらいでしょうか。

ミイラは、英語で mummy。なぜかマニアックな単語なのになじみがあるなあと思ったら、ハロウインのキャラクターで先月、散々使っていたのでした。

それにしても、ツタンカーメンのミイラが公開されているのをテレビのニュースで見ましたが、、、、ああいうのって、どうなんだろう?ミイラだから許されるのでしょうか?


夕ごはん
ブタ肉とじゃがいものカレー風味炒め
塩蒸しカボチャ
高菜漬け
大根サラダ
納豆
長いもすりおろし
高野豆腐とネギのみそしる

「とにかく、驚きの味だから、食べてみて」と、もらった大根なんだけど、ほんとうに、びっくりするほど甘くてシャリシャリした食感。「こ、これは、何だ!」でした。

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