2007-11-29

The Mitten

今朝の最低気温は、マイナス10℃だったらしい。冷え込みは厳しいが、日中は風もなく穏やか。作業を終えて帰宅すると、注文しておいた冬用のブーツと、英語教室用の絵本が届いていた。絵本の方は、アメリカの小中学校の先生用の廉価本ブッククラブのもの。日本で仲介してくれる人がいて、送料や、レートを考えてもかなり格安で手にはいる。半月ほど前に注文しておいたのだが、自分でもびっくりするほど季節感たっぷり。雪で遊ぶ小犬の話や、クリスマスをめぐるストーリーの本ばかりだった。

その中でも、特に気に入ったのがJan Brett作の”The Mitten"。ウクライナの民話がもとだそうだが、Brettの精緻な絵がストーリーのユーモアを余計に際立てている。各ページの両端の絵は、次のページの「予告編」になっているのだが、決して話の展開を邪魔していない。ストーリーは、「雪の中で落としたらみつけられないわよ」のおばあちゃんの忠告をきかずに「真っ白なミトン」を作ってもらった男の子。凍てつくような冬の日に、やっぱり落としてしまった片方のミトン。それを見つけて「あたたかそう!」と一匹のモグラがミトンの中にもぐりこみます。さて、その後はどうなったでしょう?同じ作者の"The Hat"も今の季節にぴったりでした。

雪かきや冬道の運転を考えるとこれからの白い季節は、ちょっとうんざりなのだが、絵本の中のこどもの目線から改めて見る「雪」は、わくわく感にあふれている。雪の季節が待ち遠しくなった。ブーツは、サイズが合わないのでお取り替え。こちらも雪の季節に間に合いますように。



夕ごはん

マーボー豆腐
大根と揚げの煮物
カボチャ
長いもおろし
じゃがいもとえのきのみそ汁

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