両親をなくしてネイティブアメリカンの祖父母に育てられているリトル・ツリーの成長物語ですが、今回は、リトル・ツリーが、どうしても欲しくなってしまった子羊を買うエピソード。日頃のお手伝いでためたなけなしのお金で買うのですが、実はその子羊、病気で瀕死の状態。それでも黙ってリトル・ツリーのやりたいように見守ったおじいさん。案の定、帰宅してすぐに子羊は死んでしまいます。リトル・ツリーは明らかに「騙されていた」のに、何も言わず彼のやりたいようにさせることで、おじいさんは「おいしい話に飛びつくな」と、「相手を見極める」ことの大切さを「教えた」わけ。
こんな「大きい態度」をとれるおとなが、今どれだけいるかなあ?ですよね。
さらに、リトル・ツリーが失ったお金をなんとも粋なやり方で、また与えるおじいさんの「知恵」には脱帽。
Aさん、「この本がどうして読み継がれるのかがよくわかりました。」とのことでした。作者の思想傾向や、経歴についてはいろいろ物議をよびましたが、いい本であることは確かです。
The Education of Little Tree | |
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さて、明日からあさってにかけて旭川で行われる「多読講演会」にでかけます〜。ということで、「たねまき日記」も金土とお休みです。明朝、はやーく出発するので、きょうは早寝を心がけます。
いつも読んで下さってありがとうございます。
夕ごはん
ジンギスカン
これから食べまーす!
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