2011-06-30

「三陸海岸大津波」

お、今日はアップできたね!

蒸し暑い一日でした。なんとまあ、一ヶ月遅れで植え付け終了。合間に明日のお葬式の打ち合わせで集まりあり。故人は農協の現職の役員だったので、組合長が葬儀委員長をつとめるなど段取りがいつもと違うみたい。あーだ、こーだと細かい打ち合わせをおじさんたちがしている横で、女子チームは、お通夜で遺族の皆さんに食べていただく夕食のメニュー決め。今回は100人分だそうです。

なんといっても突然過ぎる訃報。しかも、「自治会」とはいえ、皆さん子供のころからずーっと知っている同士だから、親戚のようなもの。ショックと哀しみの中、いろんな話を10人以上の人が一生懸命している姿を見ていると、ああ、人がこの世からいなくなるときは、こうしていろんな人の気持ちや行動が重なって弔っていくんだなあとしみじみ思いました。

3月の大津波で亡くなった方が住んでいた岩手という土地は、お葬式もとてもとても丁寧な土地だときいています。場所によっては数日かけて弔うそうで。今回は、そういう通常の形はできたのでしょうか?簡単になってしまっても、気持ちは一緒だよね。そうだよね。

ちょうど、読み終わったばかりの本が、「三陸海岸大津波」(吉村昭著 文春文庫 2004)もともとは、1970年に新書で出版された明治29年、昭和8年、昭和35年に三陸地方を襲った巨大津波についての記録。友達が送ってくれました(Yama chan,
Thanks a lot ♪)

3月11日の午後、テレビ画面で流れるビニールハウスの姿に口をあんぐりしたのだけど、そういう映像から受けるキーキーとしたショックとは違う、じわり、ずしりと心に響く衝撃がある一冊。淡々と事実を伝え、ところどころ生存者の証言や、子供の作文がはさまれる。それでもセンチメンタルに陥っていないのが、逆に哀しい。

過去の出来事なのだけど、今年の3月の出来事だと言われても全く違和感がない。ただ、昭和8年の津波のときは、政府の動きも今より早かったような???それから当時は天皇が義捐金を出したりしていたのねー。

過去の大津波では、前兆として魚の豊漁や、井戸の渇水があったとのこと。今回はそういう前兆、なかったのかな?

こういう本を読むとまたまた、まだまだ、三陸、応援しなきゃ!って思います。

復興市場というサイトでは、例えばハエ叩き一個、シャンプー一本でも応援可能。必要な場所へ、被災地(仙台)のお店を通しての購入になるので、買い物を通しての復興のお手伝いもできます。また、高額商品は、分割して複数の人が購入して支援することで、手が届きやすくなっています。例えば、草刈機。現地では必需品。ただひとりで5万円も寄付するのは、、、ということで、一口3000円。6件の寄付が集まった時点でお買い上げ→現地へ発送。の仕組み。

支援の仕組みは、明治、昭和からかなり進歩しているね。

三陸海岸大津波 (文春文庫)
三陸海岸大津波 (文春文庫)吉村 昭

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夕ごはん

豚肉とキャベツのいためもの
根菜の煮物
味噌きゅうり
白菜の塩麹漬け
納豆
高野豆腐とわかめのみそしる

そろそろ、買出ししないとなー。

2011-06-29

「英語の実力をつけたいのです。」

ちょっと、写真がアップできません。今日は文章のみで失礼。

早朝、うっかり寝坊していたら、「ピンポーン」。。。。。ああ、どうして寝坊しているときに限ってやってくるのだ!

早朝の来訪者といえば、、、、そう、ご近所の訃報。今回は、60代の男性。突然の心不全だそうです。我が家にもひとり60代がいるから、気をつけないとなー。

午前中の農作業のあと、英語教室。今日は月2回の年長、小1クラスから。年長のAちゃん、ブリブリにかわいいサマードレス。”It's cute!"と褒めたら、見てー!とスカートをいきなり持ち上げた。ええっ?ナにそれ?すると隣に居た小1のBちゃんも一緒にがばーっとスカートをあげる。えっ?えっ?何のアピール?

「見せパンだよー!」たしかに、おそろいの濃紺パンツはブルマみたい。それぞれ、ポケモンとキティちゃんが小さくプリントされていた。

スカートめくりをしてしまうCくんからの「防衛策」だそうです。

で、Cくんも加わり、レッスン。Hi-Byeのあと、No!David!を一緒読み。そのあとORTから一冊。続いてBBカード。クラブでビンゴ2回と仲良し2回。ところがAちゃん、カードはきれいに並べられるし音と絵もよく一致できるのだけど、ビンゴの面白さがまだわからない。仲良しも「???」みたい。「ワタシ、ババ抜きしたいなー」とのことでした。

残った時間はBrown Bearを読んで唄ってから、登場する動物の中から好きなものを描いて終了。

続いての小2ー小6クラスは、前半が小5の2名が欠席で、小2のDくんのみ。ワークブックのあと、沈没対決や、大きい数字対決。そのうち後半クラスのEちゃんもやってきて3名で沈没。Eちゃんは文字カードで。遅刻の小6のFくんが来たところで、Fくん読み手でカルタ。後半クラスではTFWやら文字カードに線引きやら。最後は未来形ビンゴ。

さてさて、今日が中間テストだった中2ちゃん。とってもうかない顔。英語のテストがイマヒトツだったみたい。話をきくと、「うーん?」うなるような出題方針。中2ちゃんは昨年の定期テストはほぼ、パーフェクトだったのですが、新任の先生(新卒です。)の出題傾向に対応しきれなかったってこと。こういうテストに振り回されるの、つまらないよねー?と、思わず言うと「うん。うん。」なんだか、ここで点数とれても、実力どうよ?って思わない?「うん。うん。思う。。。。。」実力、つけたいよね?「うん。つけたい!だから、、、、ここに来てるんだからね!」わー、そうなの?そう思ってくれてるの?

というわけで、背筋を伸ばして、「が、がんばります!」ってお返事しました。ワタシが(^^;)

彼女は進学塾でもみっちり「テスト対策」しているから余計その空しさがわかるのかな?

今日は、ちょっとゆっくりペースで、Elephant and Piggieの"We are in a Book"とBBではクラブでBreak the T 5.できた文章をノートに書きました。文章を作るとき、映像が脳裏に浮かぶそうです。

最後の中学生クラスも、「セ、センセー、ごめんなさーい!」と優等生の中2のFちゃんからの「謝罪」でスタート。こちらも英語のテストで思うような感触がなかったみたい。ワタシに謝らなくてもいいんだけど。。。さっきの中2ちゃんといいFちゃんといい、目標点が「満点」だから余計にミスが気になるんでしょう。さて、惨敗感が漂う中2メンバーに対して、テンションが高かったのが中1組。こちらは、「なめてんの?」と思えるほどカンタンな出題。100点、20人くらい出ちゃいそうだよ。これで気をぬかれると困るなあ。

暑さとテスト明けで、全然やる気なし。一応多読タイムをとったけど短めに。さて、どうしよう?のときに、中2のGくんが、「インディアンポーカーしよう」と、完全なる思いつき。インディアンポーカー?どうだろう?だけど、まあやってみるか、、、と、スペードの絵カードを人数分配り、残ったカードを場に表にして広げたら、、、あれあれ?予想以上に面白い。「なんだっけ!なんだっけ!の続出。ヒントを英語で出したり思った以上に使えるゲーム。リクエストで「まさかのダイヤ」(これは、まさか、ダイヤはみんな即答でしょう!の意味で)ところが、その「まさか」がまさか!の展開。こちらも大騒ぎ。最後までThe flying fish will get to the forest."が出なかったHちゃんに「えっとねー。日本語だと three treesに行くんだよ」のヒントも飛びだしました。わかりますか?漢字だよ、漢字。

間に文字カード64枚とグラマーカードのダイヤを混ぜて、ランダムに16枚とってもらい横取りビンゴ。

そして、最後はやっぱり今日はこれ!ということでインディアンポーカー。今度はクラブとハートの文字でやってみました。

何のかんの言って、BBセンテンスをたくさん言うレッスン。

夕ごはん

サバ缶のサラダ
根菜の炒め煮
アスパラ
白菜の漬物
納豆
株の葉っぱとわかめのみそしる

いつも帰宅後に夕食を作り頂きます。(同居人がご飯は土鍋で炊いておいてあります。)今夜は、冷凍庫で冷やしたグラスでビールのおまけつき。

2011-06-28

送電線分離国有化1000万人署名

蒸し暑い一日でした~。遅れている植え付けも一棟終了!

夕方は出張レッスン。小5のAちゃんと中2のBちゃん姉妹のおうちへ。お母さんと久し振りにお会いして世間話。なんとまあ、こんなところまで「太陽光発電、しませんか~?」の業者さんのセールスマンがすごく増えているそうです。

太陽光発電、確かになんだかにわかに脚光を浴びていますが、その前に必要なことが「送電線の分離、国有化」。そこに向けての署名活動も始まっています。こちらの署名活動では、7月7日までに1000万人の署名をめざしているとのこと。なぜ「国有化」?の方はぜひサイトの詳細をごらんくださいませ。(やや、「こうばしい」メンバーが呼びかけてはおりますが^^;)

なお、この「電力固定買取法案」は閣議決定ずみで国会にもう出されているそうです。(みかんさんいつも情報ありがとー!)菅総理のこの件についてのひとりごともご本人のブログで読めますよ。

えーっと。レッスンのオハナシ。

小5のAちゃんと中1のCちゃんクラスでは、まず文字カードとフレーズカードを混ぜて「豚のしっぽ」。フレーズからOSが出るかなあ?の実験。イマヒトツだけど、読めるものはどんどん増えているからいいペース。Aちゃんによると「絵が浮かんだら、言葉がのどの後ろにやってくる。ときどき、出てくるけど、出てこないこともある。」とのことでした。

Cちゃんは今日から30分延長で、学校の補習も。前回宿題で出した単語の書き取り。やってあるけど、覚えられたかどうかは、ビミョウ。これは、お互いの根気比べだなあ。Bちゃんは、英語のレッスンがある日は部活をおやすみしてきています。本人としては、実は部活のあとに他の中学生と一緒の時間にレッスンをやりたい。それは、Cちゃんのがんばり次第だよ~。

Cちゃんの補習のあいだ、中2ふたりは、The cat in the hat comes back.を聞き読み。聞き読みがちょうどいいのかな?BBカードでは、mustとhave to の否定形。それぞれの意味を考えてダイヤのカードを言い換えビンゴ。残りの4枚をノートに書き換える。グラマーブックでまとめました。

今朝、ジャニーズ大好きの彼女たちにとって衝撃的ニュースが飛び込み、レッスンどころではない模様。

まーねー。未成年とはいえ、いろいろストレスあるんだよ。よーく考えてごらんよ。クラスの男子が、あんなポーズとってにっこり写真をとったり、うっすら化粧したりしてるんだよ。ありえないでしょー?と、言うと意外に素直にうなづく。

「女遊びより、ショックが少ない」

だ、そうです(-_-)

夕ごはん
水餃子
レタスのオイスターソース炒め
らっきょうの塩漬け
きゅうり味噌
納豆
高野豆腐とかぶのみそしる

2011-06-27

回線不具合

ちょっと回線の具合が不安定なので、きょうは写真だけ。いつも読んでくださってありがとうございます。

2011-06-26

クロワッサンが放射線特集

今日は、中間テスト前なので、補講レッスン。自由参加ということにしたら、、、、中2どうした!!ひとりしか来なかったぞ!!

まあ、ひさしぶりにいいお天気の日曜日だしねえ。

それにしても、やっぱり暢気かも。参加したほかのメンバーもねえ。。。。ま、がんばれテスト!

補講レッスンのあとは、多読くらぶの本の交換に中3のAちゃんと、Bさん。Bさんはおともだちも連れてきた。

Aちゃんは、毎月一回やってきては、好きだった本の感想をさらりと述べて、次の本を持って帰る。淡々とした人。彼女は学校の勉強は自分でなんでも終わらせられる優等生ちゃんです。今日も、ORTの続きを数冊。ためしに「これ、中学生に人気なんだよー。」と、FRLを渡したら、「あ、じゃあ読んでみます」とサラリと持って帰りました。

Bさんは毎月2回ほど絵本を中心に借りていきます。「最近、長い本を読むとすぐに眠くなるー」そうで、いいのいいの、読みたい本を借りて行ってね。それでも10万語超。おともだちは、私がAちゃんやBさんとお話している間、テーブルの上のPiggie and Elephantをパラパラとめくって読んでいました。そして「これ、おもしろーい」と一言。

そうそう、あれこれ講釈をきくより、自分で「おもしろいかも」って思えるかどうか、、、が大切です。英語云々より、まず自分の生活に彩りをつける「楽しいこと」のひとつとして、はじめてみるのもアリですよね。

読書が「心や頭の栄養」だとしたら、やっぱり「食べ物」が「からだつくりの基本」。

そんな話題が今、発売中のクロワッサンの第一特集。

料理研究家の辰巳芳子さんが巻頭を飾り、例の独特の「辰巳節」で非常時(地震、津波もふくむ)を乗り切る生命力の源は
「たべもの」だと喝破。津波で流されたものの瓦礫の中を30キロ徒歩で戻ってきた人や、日ごろから人間力の高い人物に共通する点として「しっかりとした食べ物を食べてきた

神経がまいってもおかしくない状況の中、冷静な判断力と体力は、まさに代々の食べ方で培われたもの。(中略)『今、何を食べればいいか』という質問が、いかに愚かか、おわかりでしょう?そのとき食べたって、すぐに役に立たない」


ははー、恐れ入ります。のオコトバ。さらに言えば、親の食べ方ひとつで、胎児のころからその人の「生命力」の強弱は決定されるだろうとのこと。それほど食べ物は大切かあ。今の政治家が「ゆるゆる」なのは、やっぱり戦争中や戦争直後の栄養不良が原因でしょうか??

クロワッサンの第2特集は「放射能汚染」。インタビューにこたえているのは、柳澤桂子さん、近藤誠さん、小出裕章さん、飯田徹也さんに鎌田實さんと、ここだけ読んだら「通販生活」かと思っちゃう(笑)。

クロワッサンでさえ(?)うっすらと「脱原発」を主張していて、感慨深し。ただ、ちょっと一方的かも。

<7.1追記>表紙の「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」の惹句が誤解をうんでいるみたいですね。本文を読めば、「伝えられていく」の内容の詳細がわかると思います。決して、「被曝したら放射能が遺伝していく」などのトンデモではなかったです。

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夕ごはん

豚肉の塩麹いため
らっきょうの甘酢漬け
大豆とひじきの炒め煮
納豆
あげときのこ、わかめのみそしる

辰巳センセーに怒られるかも?とほほ。

2011-06-25

多読カフェ in 北見 その3

4月から、毎月一回、北見に出張して「多読カフェ」を行っています。今日が3回目。毎回、初めての方が数名いらっしゃり、嬉しい限り。その場で本をお読みになることを楽しむ人、貸し出しをご希望の人、今までの英語力を維持したい人、いろんな動機がありますね。

私ができることは「お手伝い」なので、英語の多読が何か、ヒントだったり、刺激だったり、リラックスタイムになったりすればいいかなあと思っています。

今回もサンプル本をお持ちになった方や、前回お貸ししたサンプル本を気に入って「多読くらぶ」に正式入会があったり、じわじわと輪が広がっております。

調子に乗って、一冊読み聞かせもしちゃいました(^^;)

子どもから高校生、大人の方までに人気のボードブック。

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次回は7月下旬予定。私は参加できるかなあ。ハウスの花次第。北見に行くと地元では手にはいらないものが買えるんで、いい機会なんだけどな。今日は「鰹節」を、購入。削り節じゃないよ、「ぼっこ」みたいなのだよ(^^)

夕ごはん

ジンギスカン

家を出るときは「キムチ鍋」のつもりでしたが、帰宅時に浴びた夕陽で、「鍋は、ないな」ということで。北見に行った日の定番メニューになりそう。

2011-06-23

解決法は後ろから。

昨日の午前中、参加したのは田中優さんのトークセッション。おとといの夜が公式の講演会で、昨日のセッションは、非公式(?)のもの。小さいお子さんのいるおかあさんを対象とした持ち寄りランチ会形式。主宰者のおひとりが町内の農家さんで、そちらのD型倉庫が会場でした。地図で見たら、あら、意外と近い!ということで、通ったことのない道を恐る恐る進んだら5分で到着。(この「通ったことのない道」のあやうさって、都会の人にはわかりにくいかも、、、うっかりすると10㌔くらい遠くに運ばれるのが道内の農村地帯の道路の常です。)

集まった方のほとんどが、幼児をお連れのおかあさんたち。布の会つながりの人も数名。しばらく会わないうちにこどもは大きくなってるし、妊婦さんんたちのおなかも大きくなっていたなあ。

田中優さんは、脱原発の環境活動家。私も著書を何冊か読んだことがありますが、専門は一体なんなのか、イマヒトツ私の中で「不明」。一応「未来バンク」という融資会社の理事長さんだから、お金の動きが専門なのでしょうか?

セッションでは、参加者の質問に田中さんが答える形で話が進みました。

時節柄、「ふくいち」での原発事故の放射能汚染の影響についての質問が多かったです。風向きによっては、今後、網走地方も影響がないことはないだろうとのお答え。他にも内部被曝のお話やら、子どもの放射線への感受性や、安全な食品を選ぶ必要性など、皆さんが興味あることをわかりやすくまとめてくださった印象。

私が注目したのは、電力供給についての見解。「原発がなくても現状の発電所を使うことによりフルに供給可能。電力消費のピークは一年で数日。そこを乗り切れば大丈夫。消費の3/4を占める事業者が節電をしたくなる仕組みを作ることが先決(現状のシステムでは、事業者は使えば使うほど電気代が安くなることになっている)。」また「ソフトバンクの孫社長がぶちあげている太陽光などの自然エネルギーへの移行に資金を投入するより、送電線分離で電力の需給システムを組み替える方が先。」

そして、印象的な一言が「解決法は後ろから」。

放射能を吸収するからといって、あわててヒマワリの種まきをする(=自然エネルギーへの転換)のではなく、「まず放射能で汚染されたものを処理(=送電線分離)をしてから、そのあとにヒマワリがくるはず。」

なるほどねー。

私は地域通貨の可能性について質問をしたのですが、地域通貨はデフレ状態では広まりにくい。地域内からお金が出ないようにする必要がある、、ってことでした。

(田中さんのお話を振り返ると、やっぱり「お金の動き方」についてのお話が一番「得意分野」の方だったような。)

そして、「地域」にいかにお金を落とすかが、結局、自分の生活を豊かにすることにつながるんだ。ネットでカンタンにものが買えちゃうけど、できるだけ地元のお店を大事にしないといけないな。

で、自分の購買パターンを反芻してみた。ついつい隣町の安売りスーパーで買いものしちゃう自分をハンセイ。ネットで買うものは、私は教室で使う書籍がほとんど。(アマゾンに過剰投資状態w)。本屋のないこの町ですが、取り寄せてくれる新聞代理店を利用した方がいいのか?

だけど、、、英語の本は、ネットでないと買えないのよねー(涙)。

そんなわけで、なかなか「脳」に刺激的なひとときでした。主宰してくださったOne Step!!ネットワークのみなさんに感謝です。

(ちょっと物足りないというか、「?」だったのは、やはり放射能汚染のオハナシ。田中さんははっきり「脱原発」のお立場。そこからの発言というところが気になります。こういう情報は、「脱原発」も「原発推進」も関係ないできるだけ「中立」な立場からのオハナシがききたいところ。そこで、注目しているのが田崎先生のこちらのサイト。中学生でもわかるようにお書きになったそうです。)

さらに同様の「中立」的な検査をめざして「ふんばろう東日本プロジェクト」がすすめているのが「ガイガーカウンタープロジェクト」。こちらも注目です!福島県において、レンタル用のガイガーカウンターを用意。希望者には専門家による講習会を行い貸し出し。自分が測りたい場所の放射線量を測るという仕組みです。一口¥3000で支援金を募集中。

ということで、きょうはちょっと盛り込みすぎちゃったなあ。

夕ごはん

焼鮭
ひじきと大豆、ちくわの炒め煮
間引き菜のナムル
ほうれん草のおひたし
納豆
あげとわかめ、きのこのみそしる

2011-06-22

結構覚えれらるね

What a muggy day!というわけで、今日まで蒸し暑いそうです。午前中は、環境関連のトークショウに参加。(この件は、また明日書きますね♪)

午後は英語教室。あれ?夕立とものすごいカミナリのあと、急に涼しくなりました~。

きょうは3コマ。最初の小学生クラスではTFWやらワークブックやらのあと、BBカードのダイヤで「つらいゲーム」と、64枚を使った合体カルタ。うーん、ちょっとカードの量が多すぎてだれたなあ。後半のクラスでもTFWのあとはダイヤで未来形ビンゴ。4枚残しで合体作文。合体ゲームの方が気持ちが楽しそう。

中学生おひとり様クラスでは、多読タイムはなしにして、教科書のテスト範囲の音読。BBはダイヤでbe going to の肯定文と否定文への言い換えビンゴ。自分ですらすら言えるまで何度も言おうととっても意欲的。

最後の中学生クラスではいつもどおり多読タイム。男子ふたりはCDを使った聞き読み。FRLを読んでいたAちゃん、「あ、こないだ文法で習った言い方が出てる!」と声をあげる。こうして何度もいろんな場所で見聞きした言葉が吸収されていくんだね。

BBカードではダイヤでbe going toに書き換えビンゴ。残った4枚で書き換えた文をノートに書く。残りの時間は、中2の3人には「黒塗り音読」の課題。中1のBちゃんは、BB4コマ作文。同じく中1のCくんは、とっても読むこと、書くことが苦手なので、つきっきりで事情調査。うーん、要するにまだ意識が散漫としているってことかな?

中2の音読作業は大騒ぎでしたが、最終的に暗唱までできて、「あれ?結構覚えられるんだねえ」とのこと。

来週が中間テスト。どうなることやら。

夕ごはん

八宝菜
ラッキョウの塩漬け
白菜の塩麹漬け
青菜のナムル
納豆
あげとにらのみそしる

2011-06-21

人類滅亡の前に。

今日も蒸し暑い一日。午前中は農作業で、午後はプリント作りなど。今日のレッスンの中1のAちゃん用に。

Aちゃんは、読み書きがとっても苦手。初めての中間テストでは、主要科目、ほとんど「わかってるのに時間が足りなくて、、、」というモンダイを抱え、成績もかなりの低空飛行。そんな中、英語は平均点を超えた!英語を書かなければいけない設問はお手上げだったけど、日本語訳や、並べ替え、それからアルファベット書きなどは、きっちり得点にしている。イマドキ珍しいアクセント問題もね(^^;)

そんな彼女は、教科書も定規や厚紙などで、一文ずつ目立つようにして見せるとすらすら読める。また、イラストを描くのがとっても上手だから、単語を覚えるために、日本語の意味ではなく、彼女がイメージする絵をかくのはどうだろう?ということで、通常よりも大き目の文字で単語をかき、その横にイラストをかくスペースをあけたプリントを作ってみた。好きなだけ色つけて、デコっていいからね、ということで。

Aちゃんのそんなペースにつきあっていると、一緒のクラスの小5のBちゃんとのバランスが悪くなるので、来週から30分延長してみない?とたずねたら、、、Aちゃんいわく、「ちょっと前だったら、あんまり気乗りがしなかったと思うけど、10月で人類が滅亡するから、それまで、できるだけのことをたくさんやりたい。だから、延長もOK。」だそうです。。。。。

中学生の間では、こんな「デマ」が回ってるのねー(^^;)。

さて、中2ふたり組のレッスン。「多読タイム」は、今日は二人一緒にCDを使った聞き読みを2冊。ちょっと長いかなあ?と思ったけどためしに出してみたThe Cat in the hatが大ヒット。大笑いしながら聞いていました。来週、このシリーズの続きのリクエストあり。

残りの時間は、「学校の予習がしたい」などと、殊勝なことを言うので、予定変更。今まで友達にノートを借りて済ませていた教科書の和訳を自分でやることにしたというCちゃん。「自分のためにならないから」って、どうしたんだっ?熱でもあるのかっ?

だけどね-、この「和訳」がやる気をそぐ一大要素のひとつでもあるのでした。That's great!の「見本訳」は「それは素晴らしい!」だそうだけど、「友達同士で、そんなこと言わないよ!」と、ごもっとも。Cちゃんの感覚で考えてごらん。「だけどー、、、」と、相棒のDちゃん。「それだと、『正しい訳』じゃないみたいで、ちょっとシンパイ。」なるほどねー。教科書ガイドのような「きれいな日本語訳」じゃないといけないかも、、、って思うのね。それでもDちゃんは、「自分の言葉で訳した方が印象に残るし面白い」と、しっかり分析。和訳しなくても大丈夫だし、将来的に、この作業が足かせになりかねないが、彼女の場合は、日本語と英語の感覚の違いを理解することができる能力が高いので、ある意味面白がっています。それから学校訳と自分の感覚を使い分けるというテクニックがわかっています。

Cちゃんは、その「使い分け」が理屈ではわかっても、感覚的にゆるせないみたい。「変な日本語!」と。そっちの方が正しい感覚だよね~。

気になったのは、、、、、学校の先生が「willとbe going toは同じ。穴埋め問題で、括弧の数が多かったらbe going toだ」と教えているという点。

うーん、少しでも「点数」をアップしたいという先生の願いがこの「不思議な指導」の裏にあるのかな?教科書には違いが書いてあるよー。

もちろん、CちゃんとDちゃんにはこのふたつの違いを具体例をあげて提示しておきました。

今日、大笑いだった絵本。一冊1、500語あり。

The Cat in the Hat
The Cat in the HatDr. Seuss

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夕ごはん

ピーマンの肉詰め
アスパラ
白菜の塩麹漬け
らっきょうの塩漬け
ほうれん草のおひたし
納豆
とうふとわかめ、しめじのみそしる

2011-06-20

いろんな「動物園」

早朝、ビニールかけ。とっても蒸し暑くて本州jの梅雨を思わせる天候。ぽつぽつ雨も降ってたしね。午前中は、ハウスに肥料と石灰をまく作業。

午後は英語教室。きょうは先週の土曜日の運動会の代休でみなさん、なんとなーくリラックスムード。家で何してたの?とたずねると、口をそろえて「ゲーム」。ああ、こどもたちからゲームをとったら何が残るのだろう(-_-;)「やんちゃクラス」では、TFWのあとBBの文字カードを全部使った「豚のしっぽ」。センセー対みんな、という図式で、私が負けてもみんながカードを読めなかったらセーフ。逆に誰かが負けてもその人が読めたら、それはセーフ、、、というルールでするのが私の教室でこどもたちにカードを読んでもらうためにするゲームの定番。

今日も大盛り上がりでした。読みがちょっと苦手なAくんに、女子ふたりがヒントを出す。なかなかいい感じ。Aくんの場合は、緊張したり、あせったりすると「頭が真っ白」になって、わかっていることがぐちゃぐちゃになってしまう。その癖について分析し、レッスンの度に「ほら、引き出しの奥に押し込んじゃった!」と指摘しているうちに、少しずつあせらなくなってきたみたい。

豚のしっぽのあとは、大富豪。これもカードを読みながら。このクラスではそろそろ文法ごっこをいれたいのだけど、まだまだその気分ではないみたい。ムリにやろうとすると、大反発で逆効果なので、ひたすらBBのOSを染み込ませておけば、そのうち自分達でなんとかするだろう。(と、希望的観測。)なにせ、「動物園クラス」ですから(^^;)

続いての「おとなしクラス」ですが、、あれ?レッスン前に鬼ごっこしているよ。ずいぶん調子が出てきたのかな?こちらもいつ「動物園」に変身することやら、、、、 Hi-Byeのあと、NO!Davidを一緒読み。きょうは一斉読みのあと、一人ずつ読む「(ふり)。不思議なのが、全く身を入れずにいつもおちゃらいけているBくんが、結構言えちゃったりする点。もう一冊LEMONS ARE NOT REDも引き続き読んでいます。

BBカードでは、スペードでビンゴ2回、頭脳1回。ダイヤで仲良し2回のあとカルタ。このクラスでもpinkpeanutでお手つき続出。

最後の中学生男子クラス。毎回、毎回の「恋バナ」。おばさんは、聞き飽きてます(怒)!それでも中3が、少しずつ宿題をやるようになり、教科書の音読がスラスラになり、斜に構えながらも「やる気」の萌芽を見せている。ここから先、どう展開したらいいのかが、悩ましい。こちらもある意味「動物園クラス」。

夕ごはん

カレー
アスパラ
白菜の塩麹漬け
ラッキョウの甘酢漬け

カレーは、鳥の手羽元と、干ししいたけ、大豆がメイン。じゃがいもの代わりに長いもをいれたけど、違和感なし。

2011-06-19

なんとなく、英語。

大人の方のレッスンは、小中学生とは違い、何をやりたいかを相談しながらすすめています。私は英語を「教える」というより、「サポート」する人だと思っているからです。

その中で、ずっと感じていること。例えば資格試験に合格したい!とか、海外留学を控えている、、、などの具体的な目標が目の前にあるのではなく、ばくぜんと「なんとなく英語ができるようになりたい」という層がとっても多い。実際レッスンを受けてみようと一歩を踏み出す人の外周にも潜在的に「英語ができるようになりたい」はかなり分厚い層になっていることだろう。こどもを英語教室に送り出している親御さんもこの層に含まれる。

この「なんとなく」を自覚している人とそうでない人が渾然一体としているのよね。

実際、テレビCMじゃあないけれど、「英語なんて誰でもできる」。ただ、かなり意識的に取り組む必要は、ある。それも熱心に。それは「多読」も含めて。(英語多読が画期的なのは、はまってしまえば、知らない間に「熱心に」取り組める点。)ところがこの「なんとなく」の層には、熱心に取り組む前段階としての強烈な動機付けがうすいことが多い。モンダイは、この「なんとなく」の気分がかもしだしているもの。ここがはっきりしたら、動機付けに変化するのかも?しないのかも?

で、この「なんとなく」の気持ちに、どう切り込むべきかどうか?が、私としては、ちょっと悩ましい。

なんだかねー、精神分析(?)か、カウンセリングみたいになっちゃうんですよ。ちょっとつきつめようとすると。例えば「日常会話ができるようになりたい」という言葉は、発する人によって全く意味が違うから。

それをあくまでも「英語のレッスン」という名目のもとにすすめていくのですが、実はこの「カウンセリング」にも似たプロセスが、とっても大事みたいです。

そんなわけで、今日の大人の方のレッスンで読んでいる本、”There is a boy in girls's bathroom"は、とっても示唆に富んでいます。

ストーリーは、小5のブラッドリーくんと彼を見守るスクールカウンセラーのカーラのやりとりが骨子。そこに枝葉として小学生同士の人間関係のトラブルなども描かれていてかなり重層的な作り。

ブラッドリーは、かなりの問題児。宿題はしない、担任には反抗的。学校中の嫌われ者。そんな彼の気もちをカーラがどうやってほぐしていくのか?が読み応えのある部分。

今日読んだ章などは、圧巻でした。自分で自分をもてあましているブラッドリーの口から出たあるエピソードを利用して、カーラはそのエピソードをブラッドリーの「物語」に言い換えていく。もちろん、直接的に「これは、キミの話だよ」とは絶対に言わないで。だかこそ、ブラッドリーは、カーラの言葉に素直に耳を傾けていくことができ、「自分と向き合う」というつらい作業を、それと気づくことなくすすめていくことができる。

これが、実にお見事。 マニュアルではないのです。ポイントはカーラが真摯にブラッドリーの「心の言葉」をみごとに聞き取っているところかなあ。それから「どうして、宿題をしないの?どうして、先生の言うことを聞かないの?」などとは、絶対に尋ねない点。

読めば読むほど、発見のある一冊。

There's A Boy in the Girl's Bathroom
There's A Boy in the Girl's BathroomLouis Sachar

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夕ごはん

ホタテときのこ、ター菜のオイスター炒め
ゆでアスパラ
らっきょうの甘酢漬け
冷奴
納豆
あげとせりのみそしる

2011-06-17

pink peanut?

今日は夏全開の一日。夕方の英語教室まで、めいっぱい草取りなど農作業。

で、夕方の中1クラス。前回ぼろぼろだった単語テストの追試は、ほとんどの子が、がんばったみたい。何をやらなければいけないのか、自分でわかってきたかな?

宿題の暗唱をチェックのあと、教科書の次のセクションを音読。 本文を黒塗りしながらさらに音読。最後、真っ黒になって本文が見えないもので暗唱。

読みがか~な~り苦手なAちゃん。暗唱の宿題もできなくて、なんとか音読までがんばっている。去年の12月に入会以来、ほとんど口を開かず、宿題もやってこない。それでもBBは楽しそう、、、という生徒さん。みんなと一緒の「黒塗りゲーム」では、他の子がつまってしまったThe thing on the deskがひとりだけ覚えられていて、急に目の色が明るくなりました。これはBBのThe clock on the rock,,,が記憶に残っているからかも、、、(というのは、私の勝手な推測)。

すこーしずつ自信がつくといいんだけどな。

さてさて、黒塗りゲーム後、本文を書写。教科書の方はなんとか終わったので、今日は少し長めにBBカード。「ねえ、カードゲームは?」と、いつもこの時間を楽しみにしているBくん、宿題をやってこないので、次回もやってこなかったら「ゲームなし!」の宣告。やってくるかなあ?

今日は、スペードでビンゴ3回。クラブでもビンゴ1回、そのあと横取りビンゴ。そして最後は、みんながお待ちかねのダイヤとハートで男女対抗源平合戦。

Aちゃんは、ここでも今まで以上に声が出て楽しそう。気持ちがリラックスすれば、意欲も出てくるだろうと期待しています。そして、ゲーム大好きのBくん、毎回のようにPeter Piper peeled a pink peachのひっかけにひっかかる。そんなにpink peanutが好き(笑)?

夕ごはん

しめさば
ニラタマ
らっきょうの甘酢漬け
納豆
あげと小松菜のみそしる

2011-06-16

不幸なときには、、、

写真は、去年植えた「スー桜」に、なぜか今年一輪だけついた花弁。

今日は、一日農作業。ひさしぶりに晴れたからね。ようやくカラーの花芽もあがってきて、ちょっとほっとします。

さて、東日本大震災からもう3ヶ月。まだまだ実は怪しい福島原発の状況もあんまり報道されなくなり、「放射能汚染から身を守る」なんて話題が、あたりまえになっていて、ある意味「ホラー」な状況だけど、これって、人間が「忘却」と「慣性」を持ち合わせているからかな?

まだまだ大変な被災地のこと、忘れないでいたいです。

最近、読みたい本の傾向が変わってきていて、これも震災の影響かな?人生、よーく考えるとそんなに長くないから、やっぱり「古典」をきちんと読みたい気分。いえ、実行はしてないけど。

そんな中、今読んでいる本に引用されていた一言が、ちょっと身につまされました。

不幸なときにはできるだけしずかにしているのがいい。そして不満の感情はすべて抑えるほうがいい。というのは、こうした出来事のなかにどれだけの善いものと悪いものがふくまれているか、われわれには評価できないからである。また同時に、短気をおこしても何の助けにもならないからである。


今、起きていることの意味がわかるのは、きっとずいぶん後になってから。ついつい「脊髄反応」しがちだけど、それがいい結果を生むことは少ないのかもね。

ちなみにこの言葉はプラトンの「国家」からの引用だそうです。

夕ごはん

水餃子
イカときのこの炒め物
長いもとオレンジのサラダ
わらびのおひたし
納豆
あげとごぼう、間引き大根のみそしる

2011-06-15

「教える」と邪魔かも。

今日の英語教室は、3時から8時までノンストップ。

最初は年長、小1の月2回レッスン。年長のAちゃんがおやすみで小1ふたり。Brown Bearの絵本を読んで、歌をうたったあと、No!Davidの一緒読み。そのあと、カラーゲームをちょこっとしてからBBカード。本日はクラブで。うっかりおまじないを言わないでカードを並べはじめたら、「センセー、忘れてるよ!」と、促されました。よく声も出ていますねー。ビンゴを3回とSave the 1。

続いての小学生クラスは、Time for writingのあと、「本、読みたいー!」とのリクエストで、Bob Booksなどを個人読み。合同クラスになってからは、BBで横取りビンゴ。キューはフレーズで。いい感じでした。後半のふたりとは、ダイヤの絵で時制ビンゴを次から次へと。。小6のAくん、「Red Roosterと、Bettyと Happy Henryの法則は分ったんだけどなあ。Cathyがなぞだ」と、頭ぐるぐる。そうだねー。現在形は、ちょこっとひねりがあるからね。TFWのおまじないのページを見せながら、Cathy仲間の言い換えを繰り返していたら、「うーん、わかりそう。」最後に、「何かが違う」と、彼が気づいたJack and Jillと Ken and Kateの絵カードを見せたら、「あ!そーか!わかった!」と閃いたみたい。

私からは、そこまで。あとは、またそのうちやろうね!

教えられたら、残らない。自分で気づいたものは、記憶に残ります。

彼の様子を見ていると、どうやって情報を咀嚼して整理しているのか、、、は、それぞれの脳の動きによって違うなあということが、とってもよくわかります。そういう子に対して「教える」って、余計なことなのかもしれないって思います。こちらができるのは、情報提供8t=正しい表現)だけ。

続いての中2クラスは、ややお疲れ。ORTのステージ5と6からそれぞれ一冊ずつ一緒にCDと聞き読み。「ちょっと長いなあ」との感想。BBではダイヤでWhen~と過去進行形を組み合わせた文の練習。最後に残った4枚をノートに書く。残った時間は教科書の音読。

最後の中学生クラスは、多読タイムから。女子は、FRLを毎回1冊から2冊サクサクと読んでいたので、男子に、CDを使った聞き読みを提案してみました。中1のBくんは、落ち着いて「文字」を読むのが苦手。まず、CDを使って聞き読みのあと、もう一度本人が黙読する方法をためしてみたら、「こうすると、ふつうに読むより、単語が印象に残るかも、、、」ということなのでしばらくこの方法を。中2のCくんはORTのステージ6を2冊。

中1は、学校の授業の展開が遅々として進まず、、、なので、こちらのレッスンでフォローする段階になく、中2に標準をあわせました。Dちゃんが「Whenなんたらかんたらが、わからん」と、ここでも昨日の中学生と同様、先生の説明を咀嚼できずに「英語きらーい!」と言い始めているので、私としては慌てます。この「説明がわからない」って、かなり深いモンダイ。「教える側」と「学ぶ側」の間の大きな溝だよね~。

ダイヤのビンゴをしながら、言い換え。最後にノートに書いたところ、Cくんが、「あ、コツがわかったかも」。と嬉しいお言葉。Dちゃんは、感覚を信じて書けばいいんだけど、途中でちょっとわからなくなると「もーヤダ!」この姿勢が、これからちょっとシンパイだなあ。

中1のふたりは、「あれ?むずかしいかも、、、」といいながらも、なんとかついてきてくれました。

最後は「時制三昧ビンゴ」。最初の3回は、ノーリーダーで。あれあれ、こっちの作戦がバレバレで、最初の過去形では、みんな過去形を次から次へと選ぶんでLucky!の連続。ある意味、よくわかっているのね。そんなこんなで大騒ぎで盛り上がったのだけど、時間がなくなったんで、未来系と現在完了形は、私がリーダーに戻りました。

中学生になって、さらに声がよく出るようになってるんで、これからどんどん言い換えをしていこう。

夕ごはん

豚肉のしいたけの塩麹炒め
蕨のおひたし
らっきょう漬け
納豆
あげとにらのみそしる

2011-06-14

英語に「ついて」が、わからない。

学校のテストで点数がとれるということが、必ずしもその子がその教科に秀でているとは限らない。テストがはかるのは、その教科が網羅しているもののごく一部、、、、なのよね。もちろん、テストの点数がとれて、実力もある子もたくさんいるけど。

今日のレッスンの中学生を見ていてつくづくそう思います。

中学入学後、はじめてのテストを終えたAちゃん。なんとか平均点をとれました。彼女は、読み書きがほんとうに苦手。そんな中、よく点数をとれたなあと、ちょっとほっとしました。「英語を書くのはできなかったけど、並べ替えはできた」そうで。

中2のBちゃんは、とにかく学校の先生の英語に「ついて」の「説明」が「わからない」。ちょっと難しい「用語(たとえば「過去進行形」など)」が出てくると、完全に情報をシャットアウトしちゃいます。まだ、頭の中身がちょっと未熟なのよね。その「わからなさ」で、どんどん英語が嫌いになっている。説明しないでやり方だけ示せば、BB育ちの彼女は、すんなり吸収する。そこで気分をよくすると、学校のワークも「やる気」になる。

毎回、その繰り返しです。。。。

レッスンの方は、中1と小5の合同クラスでは、文字カードを使った豚のしっぽ。じっくり「文字」を読みながらなので、ほぼ一時間たっぷり使いました。Aちゃんも、こうしてゲームで繰り返しみた単語は、少しずつ記憶に残せています。

彼女とは、本人と相談しながら、カラフルなペンでデコりながら教科書の内容を筆写するとか、情景を絵にしながら英文を覚えるとか、試行錯誤。

中2クラスでは、多読タイムから。Bちゃんが、ちょっと息切れ気味なので、CDつきの絵本で気分転換。「これ、おもしろかった」そうで、しばらく彼女には音源のサポートもいいみたい。Cちゃんは、ORTのステージ9から一冊と、このCD絵本を20分くらいでサラサラと読みこなしました。

BBカードでは教科書の先を考えてhave toで言い換えビンゴ。数枚例を見せただけで、「あ、わかったかも」のCちゃん。Bちゃんもすぐにコツをつかんで、「なーんだ、かんたん!」

これができればいいんだから、説明がわからなくても、今のうちは心配しなくていいんだよ!

「うーん、だけど、学校の先生の説明がわかるって言っている○○ちゃん、すごいねえ」と、クラスメートの名前が出ましたが、、、、その説明がわかるのと、英語が使えるのとは別次元の話だよってことは、黙っておきました。そして、Bちゃんのように「英語についての説明」がわからなくて、意欲喪失している中学生が全国に何人いることか。。。。

そのあとノートに言い換え文を書いて終了。Bちゃんは、「学校のワークもやってみる!」と元気でした。

今日、ふたりが読んだ絵本はこちら。
Rotten Ralph (Read Along Book & CD)
Rotten Ralph (Read Along Book & CD)Jack Gantos Nicole Rubel

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夕ごはん

麻婆豆腐
せりのおひたし
長いもすりおろし
らっきょうの甘酢漬け
にらときのこのみそしる

2011-06-13

Davidのそっくりさん

夏が来た!と、思ったら、また冬に逆もどり~?最高気温が13度くらいの一日でした。

作業は中断。(って、今年、どんだけ農作業しているんだ?私?)

午後は英語教室。時間前に玄関があいたが、そのまますぐ閉まる。おお、「青空レストラン(曇天だけど)」なのね。今日のメニューは、ライラックの花の「てんぷら」だそうで。。。。ええ、確かに玄関前に2本のライラックがあるよ。でも、どうしてその花の房が、あなたたちの手の中にあるの?ふーん、落ちてたの?ふーん、ふーん。ふーん。。。。。

レッスンの方は、TFW。読み書きな苦手なAくんには、「ていねいに写すだけでいいよ」と言ってあるんだけど、「やれそう!やってみたい!」と、カメラでパチリ。おお、なかなかいいんじゃないの?彼は、ほんとうに「ゆっくりペース」くんだけど、意欲は高く、気持ちが素直なので、伸びると思うよ。

女子ふたりは、特に苦労することもなくサラサラとクリア。自分のことを「わたしは頭がいい!」と自慢する「やんちゃ姫」に、「Bちゃんのは、『頭がいいっていうんじゃないよ。ただ、記憶力がよくって、回転が速いだけだよ。』と、釘をさしましたが、わかったかどうか。だいたい、自分で「頭がいい」っていう子が頭いいだろうか?と、他のメンバーにふると、大きくうなづくふたり。Aくん、うっかり、友達との会話をご披露しちゃいました。「マルマルくん(実名)が、『Bちゃんみたいなのが、結婚して保険金をだんなにかけて、さつじんするんだ』って言ってたよー!」

すごいねえ。小5の話題に「保険金殺人」とはね。

でも、Bちゃんみたいな子はおとなになると、とっても落ち着いたいい人になるんだよ、と、フォローしておきました。本人も含めて、とても想像つかないみたい(笑)。

残りの時間は、リクエストで前回の絵カードの続きストーリー作り。「カレー」という単語のつづりを知りたかったBちゃんに、CathyのC(ク)だよ。comesのC(ク)だよ。と、無茶振りをしたんだけど、なんと相棒のCちゃんが、すぐに反応。続けて、UmbrellaのU(ア)だよ!UnhappyのU(ア)だよ!と、これにも、即反応。

ふーん、音と文字が一致してきているのね。

どたばたクラスでも、それなりの成果が見えると、ちょっとほっとします。これで、ギアチェンジすると、爆発するのがもったいないなあ。

続いての「おとなしクラス」では、Hi-Byeからスタート。トリックスターのDくん、部屋の中をどたばたしたり、リピートもふざけたり、いつもどおりのペース。いつもと違ってきたのは、おとなしかったお姉さん達。「うるさいよ!」「静かにしなよ!」と、逆襲開始。

お、リラックスしてきたのね。いい調子。Dくん、びっくりしていました。(言い返していたけど。)

絵本タイムは、お気に入りのNo!David!もう飽きちゃうかな?の予想に反して読める部分が毎回増えるのが嬉しい様子。David!の部分を、Dくんの名前に置き換えて読んだら、はまりすぎて、みんなで大笑い。この本からのフレーズ、レッスンでこれから大活躍しそうだ。Be Quiet!とか、Settle Down!とかThat’s Enough!とか。

前回から導入したLEMONS ARE NOT REDも、さらりと流しましたが、Davidの方がインパクト強いのね。

BBカードでは、リクエストでハートから。ビンゴ2回のあと頭脳。続いてクラブでビンゴ、そのあと仲良しを2回。お、ずいぶん口を動かすようになってきたね。

最後の中学生男子クラス。もーねー、「恋バナ」は、いいから、勉強しようよー!

夕ごはん

イカの刺身
にらタマ
わらびのおひたし
らっきょうの甘酢漬け
納豆
高野豆腐とせりのみそしる

2011-06-11

無常ということ

昨日あたりから話題なのが、村上春樹さんのスピーチ。意外なほど「直球」でしたね。

もうひとつ意外だったのが、彼の口から「無常」という言葉が出てきたこと。

うーん、やっぱり、そこか。

と、思うといろいろ「しっくり」きませんか?(私だけか。)ムラカミが、「無常」を言い出すんだから、やっぱりかなりのパラダイム転換?

「無常」といえば、こんな展開、誰が3ヶ月と一日前に予想したでしょうか?

明日、14時から、首相官邸で菅総理と5名のゲストによる「オープン懇談会」が開かれるそうで。ネット中継、ツイッターによる公開質問もありだそうで。

そのゲストの顔ぶれが、、、、、

元サッカー日本代表監督の岡田武史氏。
ミュージシャンの坂本龍一氏。
ソフトバンク社長の孫正義。、
環境ジャーナリストの枝廣淳子氏。
ap bank代表理事の小林武史氏。
 
テーマは「自然エネルギーの普及」について。中継動画については、官邸HPのバナーから見られるそうです。

「きょーじゅ」は、ビデオレターによる参加みたい。

小林武史さんは、音楽プロデューサーでap bankはミスチルの桜井和寿さんたちと作った環境プロジェクトに融資する団体。

エダヒロさんは、「成長の限界」の翻訳者。「脱原発→電気料金値上げ→企業海外移転加速→産業空洞化→失業率悪化」の図式がよく言われているけど、その前にもう「経済成長がムリー!」なのだということが、この本を読めばよーくわかります。環境、人口増加、資源枯渇、と経済成長の関連性についての学術本。

それにしても、、、なぜ、なぜ、「岡ちゃん?」(^^;)

でもって、このメンバーが菅総理と、何を語るんでしょうねえ(--;)。菅さん!これも大切だけど、もっと大切なことありそうな気がするのは、、、私だけ?

「成長の限界」は、こちら。なんと2005年の3月11日発行なのね、、、、、。

成長の限界 人類の選択
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ちょっと大部で大変そう!と思う方には、簡略版ともいえるこちらがオススメ。「システム思考」が、どれだけ有効か?は「?」ですが、現状がわかりやすく説明されています。(ちと古いが)。

地球のなおし方
地球のなおし方デニス・メドウズ 枝廣 淳子 ドネラ・H.メドウズ

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夕ごはん

餃子
わらびのおひたし
ラッキョウの漬物
大豆と根菜の炒め煮
納豆
とうふとせりのみそしる

やるべきことは?

ものすごい夕立でした。時々停電もあったりして。不安定な空模様です。

夕方の英語教室は中1クラス。宿題の暗唱もほぼ全員がやってきて、問題集もやってある。がんばってるねー。

ところが、、、学校であった単語テストの成績がかんばしくない。どうやら、みんな、「テストに向けて何をするのか」がよくわかっていないみたい。「テストがあるのを忘れてた」」とかね。気持ちがゆるーいのです。

「単語を眺めてているだけ」では、「書けない」ということが、今回で理解してもらえたかなあ。

授業中のノートのとり方についても、そういえばこのクラスでは説明していなかったなあと、カンタンにレクチャー。

みんな「なるほどー!」と、目を輝かせていました。

とっても気になることがひとつ。このクラスのメンバーは、飲み込みの遅い、早いはあるにしても、私が「こうやったら?」とか「これが宿題」と指示することは」、とっても素直にやってくる。つまり「聞く耳」はある子たちです。英語に対しての意欲も高い。

それが、なんだか教科書もあやふや、単語も書けない、、、のが、不思議でした。なんとなーくわかってきたことは、、、、学校で「英語ができるようになるためにやるべきこと」についての明確な指導がない様子。宿題も出ないんだって。

学校の授業では、先生が板書する英文和訳をノートに書き、文法説明を写し、オーラルでちょっと練習して終了。それなのに、テストでは、突然、「書く」ことが要求される。

そりゃないでしょう?

書くテストをするのであれば、どうやったら単語を書けるようになるのか、指導があってほしいし、また、その練習したことが生きるテストをしてほしい。そうじゃないとモチベーションはでないでしょう。

中学生なら言われなくてもそういうことは、「自主的にやるべきこと」という発想なのでしょうか?

教科書音読、並べ替え、和文→英文の練習のあと、ノートのとり方のレクチャーだったから、Aくんは、だんだんふくれてきた。

「ねー、センセー、はやくゲームやろうよ!」

うーん、私だって、さっさとBBやりたいよ。そのためにも、自分でやれることは、おうちでやってきてねー。書く練習は、ここでやっただけでは足りないよー。

BBは、クラブでビンゴ、ブラックアウト9、4、で、最後はSave the 1を2回。口は、よく動いていて楽しそう。ああ、教科書やらないでこっちだけで一年間やったらすっごく力になるんだけどなあ。と、愚痴モード。

夕ごはん

鳥肉の炒め物
大根の漬物
切り昆布と大豆の炒め煮
納豆
高野豆腐となめこのみそしる

2011-06-08

発情期

今日も夏空。土がかわきすぎているので、タネまきも中断。草取りの午前中。

午後はオトナの方のレッスンのあと4コマ連続。みんなゆでだこみたいに「暑い、暑い」とやってきました。小学生は運動会の練習もあり、ぼーっとした様子。それでもTFWをサクサクと。「先週より早くできた!」などと嬉しそう。めきめきと力をつけています。そのあと、個人で小さい本を読んだりしているうちに合同レッスンのAちゃんもやってきたので本格的に絵本タイム。本日の一冊はHide and Snake。毛糸の中や、居眠りネコの集団、おもちゃの中に「隠れちゃった」へびを探す絵本。これが、またよーくできている。Which cat do you like?などと、絵に関連した質問もしながら。BBカードでは、「ごくろうしちごさん」という不思議なゲーム。豚のしっぽの変形です。文字カードもよく読めるようになっています。Aちゃんとは、そのあとTFWをていねいに。

中2のおひとり様レッスンでは、多読タイムでORTのステージ5を制覇中。読む速度があがっています。リスニングクイズとシャドウイングのあと、BBカードでは、ダイヤの絵を使い、過去進行形。When~プラス過去進行形。When~プラス場所カードプラス過去進行形の3種類の口慣らし。学校の進度がなんともたよりないほどゆっくりで、シンパイだなあ。

続いての中学生クラスでも多読タイムから。こちらは毎回20分から30分を読書に充てていますが、それぞれ読む量、速度があがっていて興味深いです。特に小学生のときには「読み」に苦手意識が高かった男子ふたりが加速度的に本のレベルがあがってきていて頼もしい。女子は順調に毎回1000語超えています。

リスニングクイズとシャドウイングのあと、グラマーカードのダイヤでNLビンゴ。楽しかったのだけど、Bちゃん"I am sleepy"と、顔を机に伏せてしまったよ。あれー。そんな彼女でしたが、続いての時制ポーカーで、あれこれ説明をしていたら、ちょっとした本人の聞き間違いで、興奮して飛び起きました。詳細は省きますが、、、、思春期真っ盛りで発情中ということ。だけど、おかげで「現在完了」のイメージの初歩は脳内にインプットされたはず。他のメンバーも大喜び。

中学生の「心をつかむ」のは、放送コードぎりぎりの線でいくのが早いのかもね~。

まだまだあどけない小学生クラスで読んだ絵本はこちら。

Hide and SnakeHide and Snake
Keith Baker

Sandpiper 1995-03-27
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夕ごはん
肉野菜いため
わらびのおひたし
大根の漬物
納豆
なめこととうふのみそしる

中学生観察記録


中間テストが近くなり、いろんな中学生のいろんな状況を見たり聞いたり、うなったり。

「テスト向き」の能力が強い弱いは、残念ながら、歴然とある。これは、能力差として仕方がない。

この能力の強弱が「学習意欲」に影響を与えてしまうのも、残念ながら、事実。

それでも「どうせ、ダメだから」と、すぐに投げ出すような言葉を口にする子の共通点。

その言葉によって「そんなことないよ」と言ってもらいたい。つまり「甘え」の裏返し。そして、この「甘えの気持ち」がある子の共通点は、、、、。

たくさん甘えてじゅうぶん「存在」を受け入れてもらいたかったときに、何かの理由でそれがかなわなかったことみたい。

でもって、中学生くらいになったら、ここからは自分でなんとか自分の存在を肯定していかないといけないね。がんばれー!

ちなみに「外国語を身につける能力」は、「テスト向きの能力」とイコールではない!ということは言わずもがな。なかなかわかってもらえないんだけどね。



夕ごはん
鳥の胸肉とキャベツの塩麹いため
早わらびのおひたし
貝豆の甘煮
大根の漬物
納豆
じゃがいもとあげのみそしる

2011-06-07

バタバタ。


中間テストが近くなり、いろんな中学生のいろんな状況を見たり聞いたり、うなったり。

「テスト向き」の能力が強い弱いは、残念ながら、歴然とある。これは、能力差として仕方がない。

この能力の強弱が「学習意欲」に影響を与えてしまうのも、残念ながら、事実。

それでも「どうせ、ダメだから」と、すぐに投げ出すような言葉を口にする子の共通点。

その言葉によって「そんなことないよ」と言ってもらいたい。つまり「甘え」の裏返し。そして、この「甘えの気持ち」がある子の共通点は、、、、。

たくさん甘えてじゅうぶん「存在」を受け入れてもらいたかったときに、何かの理由でそれがかなわなかったことみたい。

でもって、中学生くらいになったら、ここからは自分でなんとか自分の存在を肯定していかないといけないね。がんばれー!

ちなみに「外国語を身につける能力」は、「テスト向きの能力」とイコールではない!ということは言わずもがな。なかなかわかってもらえないんだけどね。

夕ごはん
鳥の胸肉とキャベツの塩麹いため
早わらびのおひたし
貝豆の甘煮
大根の漬物
納豆
じゃがいもとあげのみそしる

2011-06-05

英語と情景

今日も晴れていいお天気。ようやくいつもの6月らしくなってきました。

午後はおとなの方の英語教室。ほぼ2ヶ月ぶりのレッスンとなる、Aさん。あんまり間があいちゃって、どうしていいかわからず、同じクラスのBさんと一緒に今後の方針を相談しました。

Aさんの悩みは、例えば単語を覚える、基本センテンスを覚える、そういうよくある勉強法をしていると、そのときは完璧に覚えるのだが、実際に覚えたものが使えない、というところ。うーん、気持ちはわかりますね。これは「お勉強」と「実際」の乖離。

お仕事をお持ちで、レッスン外で時間をつくるのが難しく、本を読むのもまだ気持ちが乗り切れず、解決法はなかなか見当たらないのだけど、ためしに絵本を使っての寸劇レッスンというのを提案しました。どうなるかなあ?

Aさんのお話で興味深かったのが、寸劇レッスンで使おうと考えているFrog and Toadの本。文字を追ってしまうと情景が浮かばない。イメージできない。だけど、その文章を覚えましょうといわれたら、きっと覚えることはできるだろう。で、脳裏にはセンテンスがずらずらと並ぶだろうと。

ああ、お勉強タイプですね。

横で話をきいていたBさん、「情景が浮かばないと、言葉は出てこないよね」と、なかなかいい一言。

ものすごーくカンタンな絵本でイメージトレーニングするのがいいのかな? 今までの英語学習の概念を少しずつでもくずしていくことで、道が拓けるはず。

私も研究しないとね。

Aさん、Bさんとのレッスンのあと、多読のオトナの方が2名。こちらは、絵本を中心にやさしい英語をたくさん読んでいて、物語を楽しんでいらっしゃる。時間はかかるけど、英語の構造や、考え方をすんなり受け入れていく「回路」を作るには、こっちがオススメだなあ。

夕ごはん

麻婆豆腐
大根の塩麹漬け
ツナサラダ
納豆

2011-06-04

大型新人?

ちょっと蒸し暑いくらいの一日。あっという間に夏?きのうから今日にかけて、ようやく3棟目、4棟目の球根植え終了。次はいつできるかなあ。。。。

昨日の英語教室には、中3男子クラスに通っているAくんの妹ちゃんが体験レッスン。「妹、どんな子?」とAくんにたずねたら、、、「中身はオレと一緒」と、どう評価すべきか微妙なご意見でした。彼と中身が一緒だと、ちょっとややこし~!

体験レッスンの当日。やってきた妹ちゃん(中1)とレッスン前に話してみてびっくり!なんとまあ、オトナじゃないですか?

Aくんの中身が彼女並みにオトナだということに、私が気づいていないのか。
Aくんが自分をかいかぶっているのか?

うーむ。

全体的に、こどもたちが幼稚化しているなあと思っていたところに、20年前と変わらないフツウの「中学生」が登場して、ほっとしました。

シンパイなのは、、、この「お子チャマ中1クラス」となじむのかな?でしたが、小さいころからみんな顔見知りのメンバーだということもあり、男子の「おちゃらけ」も、軽くスルーしていて、なかなかいい感じ。

大型新人登場?

レッスンでは、教科書の音読。リスニングクイズ。代名詞クイズのあと、BBのダイヤでビンゴ、沈没、源平合戦。新人ちゃんは、ありえない絵カードのキャラに目を白黒でしたが、最後には絵と音がしっかり一致していました。

彼女みたいな子がふつうに中学から英語をはじめて、どこまでいけるのか、注目しちゃいます。(というか、彼女のような子がフツウに英語を使えるレベルまで、できるようにならなければいけないと思うのです。)

レッスンを終わっての感想は、「楽しかった、、、、」と、やや困惑した感じ。「お勉強」をした気分ではなかったのかな?レッスンでは、口と耳をたくさん使うこと、それが英語ができるために必要であるということ。問題を解いたり、書いたりする作業は自分でやるべきことだということを最後に確認して、また来週。

夕ごはん

ジンギスカン

植え付けで、ちょっとお疲れなのでカンタン料理。

2011-06-02

なぜゆるい?

ようやく風が6月らしくなってきたかな?明日また植える球根の整理をして一日過ごす。単純作業だから、いろんなことが頭をよぎりますが。

今日のテーマは「戦後の教育」。(おお、大きく出たね!)

いえ、国会の様子を見ていると、何かがおかしい。なんというか、「ゆるーい」感じ。「能天気」とも言える。

今の総理大臣あたりが受けてきた「教育システム」は、戦後にできあがったもの。それがいまだに続いているわけで。自分もきっとそうなのだろうけど、英語教室の生徒さんたちの、なんとも「ゆるーい」感じと通じるのですよ。

たまたま別の興味で読んだある本に、戦後すぐに文部大臣になった人の履歴と、その人がやったことがちらりと書いてあってとっても興味深かったです。その本は「神谷美恵子ー聖なる声」(宮原安春著 講談社 1997)

タイトルどおり、精神科医でもあり、「生きがいについて」などの著作で知られる神谷美恵子さんの伝記。

告白すると、この人の名前と本については知っていたけど、きちんと読んだことはありませんでした。「日本版マザーテレサ」みたいな人だと勝手に思っていましたがり!戦前に父親の仕事の関係でジュネーブに一家で赴任したり、アメリカ留学したりと、超を超えたお嬢様エリート。戦後の波乱万丈な生き方についてはまた、後日ご紹介しますが、なんと神谷さんのお父上が、戦後すぐに文部大臣になった前田多門という人だったんですね。

スーパー才女の神谷さんは、通訳、翻訳の仕事で前田多門氏をお手伝いすることになり、この部分もまた面白いエピソードがつまっていますが、私の興味をひいたのは、この前田大臣という人が、渡戸稲造の精神を引き継ぐ「国際派リベラル」。この人のもとで、戦後の民主主義教育の基礎が作られたのです。

具体的には、軍国主義教育の廃止、教科書の訂正削除などが最初のお仕事。

戦前にどっぷり欧米のリベラル主義に浸っていた人物だからこそ、大胆な改革が可能だったんですね。この評伝を読むかぎりでも、とっても立派な「人物」だったことが伺えます。当時は、必然であったその改革。戦後65年たった現状が、今日の国会。前田氏のような「人物」が育っていないのが不思議。

前田多聞氏が、今の状況を見たらどうお感じになることでしょう?

神谷美恵子 聖なる声
神谷美恵子 聖なる声宮原 安春

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夕ごはん

ハンバーグ
ちくわと小松菜の煮びたし
大根の塩麹漬け
こごみのマヨネーズ和え
納豆
えのきとにらのみそしる

2011-06-01

細胞分裂中。

6月になりました~。ところが、まだまだ風が冷たいのですよ。今月はどうなるのかなあ?

午後は英語教室。月2回からスタートした年長・小1クラスから。 Brown Bearの絵本と歌のあと、No!David!を一緒読み。お待ちかねのBBカードは、CDを使った「おまじないTPRチャンツ(おりひめ作)」これ、日曜日の出張レッスンで幼児相手に結構よかったので、このクラスで試してみました。感触よし。別のクラスでもためしてみよう。ゲームは、ハートでビンゴ2回のあと、年長のAちゃんのリクエストで「神経衰弱」あれ?ところが、Aちゃん、よくルールがわからないみたい、、、どうやら、彼女がやりたかったのは「ババ抜き」でした~(笑)。それでも、神経衰弱、がんばりましたよ。「ババ抜き」をやっている最中に次のクラスの小5のBちゃんもやってきて、飛び入り参加。こういうことができるのもBBならではですね~。で、ババ抜き、負けたのは私、、、(-_-;)

今日届いたセルムからの会報にも、幼児にBBは使いにくいとありましたが、期待しないで絵本や歌と組み合わせて「興味をつなぐ」ツールだと思っていたらいいのかもしれないな。

続いての小学生クラスは、TFWのあと、ダイヤの文字カード色塗り。動詞に注目。合同タイムでは、S替えゲーム。ちょっと重かったので、絵カードを使って合体ビンゴ。最後は文字カードで豚のしっぽ。後半のクラスでもTFWのあと、こちらはスペードの文字でフォニックスを確認。

中2おひとり様クラスでは、多読タイムでORTのステージ4から2冊。前回より読む速度があがっています。こちらでも発音記号の確認のあと、S替えゲーム。「うーん、まだ『手工業』だなあ」と本人のコメント。頭の中で、ぐるぐると言葉があっちいったり、こっちいったりしちゃうみたいです。

最後の中学生クラスでは、多読タイムから。この時間があるので、部活で遅れてきた子も、なんとなく吸収されていい感じ。女子3名はFRLのステージ2から3あたりを、2冊から3冊サクサクと。このシリーズ、見せた当初は、「絵がビミョー」と敬遠されていたんだけど、他にチョイスがない中で手にとったら、結構はまっていますよ。特にシリーズを通してキャラクターが同じなので、「この子、かっこいい」とか「この子、きらい」など、感情移入しつつ、また各本でそれぞれのキャラクターがどうふるまっているのかを情報交換しながら読み進めています。

ちょっと読みが苦手な男子ふたりも、すこーしずつ毎回語数が多いものに挑戦してるところに成長を感じるなあ。

何よりも、全員がよく集中して読んでいる姿がいい感じです。英語の本読んでるんだよー!と、保護者のみなさんに声を大にしてお伝えしたい。毎回、読みの速度があがっていて、中学生の彼ららしく細胞分裂盛んな感じ。

BBカードでは、グラマーカードのスペードでビンゴ。そのあと、BBカードのスペードで発音記号の確認。最後はひさしぶりに絵作文をして終了。

やりたいこと(こちらがカバーしたいこと)は、山のようにあるんだけど、どこから手をつけましょうか、、、というクラスです。

夕ごはん

とりにくとじゃがいも、キャベツの塩麹いため
ツナサラダ
セロリの漬物
納豆
あげとにら、えのきのみそしる

そろそろ買出しの時期。明日、作業が終わったら行かないとだめだなあ。