2007-11-30

ひさしぶり

英語教室の日。先週は祝日でお休みだったので2週間ぶり。いつもより反応がいい気がするのは、気のせいかな?昨日届いたThe Mittenを英語を交えながら眺める。邦題は「てぶくろ」というそうで、みんなストーリーは知っていたが、Jan Brett の絵は初めてだった様子。そのあとLLLを2冊。ダイヤ絵カードで未来形ビンゴ。「?」という雰囲気がありつつも、リピートの声は元気だった。続いてクラブで「仲良し」。低学年の子と私は、絵カード。丸2年BBで遊んでいるおねえさんたちは、文字カード。様子を見ていると、マークでなく、文の方を見ながら「読む」意識が出ている。場所カードをちりばめながら。私もいれて8人だと連鎖もたくさんあって盛り上がった。続いてハートの絵カードで合体Break the T。これも丸2年やってきた子たちの反応は、いい感じ。一年生のMちゃんは、2枚選んで、ストーリーを広げていく。もちろん日本語で。BBセンテンスに軌道修正しつつ進めた。Mちゃんの選んだ2枚で作れる文をおねえさんたちが考えるという方法で。

このクラスの子どもたちは、私にとってのBB一期生。2年くらい遊んできたが、こちらが期待している力が少し見え始めた。

夕ごはん

油揚げと大根おろし
カボチャ
大根の煮付け
長いもすりおろし
しめじのみそ汁

2007-11-29

The Mitten

今朝の最低気温は、マイナス10℃だったらしい。冷え込みは厳しいが、日中は風もなく穏やか。作業を終えて帰宅すると、注文しておいた冬用のブーツと、英語教室用の絵本が届いていた。絵本の方は、アメリカの小中学校の先生用の廉価本ブッククラブのもの。日本で仲介してくれる人がいて、送料や、レートを考えてもかなり格安で手にはいる。半月ほど前に注文しておいたのだが、自分でもびっくりするほど季節感たっぷり。雪で遊ぶ小犬の話や、クリスマスをめぐるストーリーの本ばかりだった。

その中でも、特に気に入ったのがJan Brett作の”The Mitten"。ウクライナの民話がもとだそうだが、Brettの精緻な絵がストーリーのユーモアを余計に際立てている。各ページの両端の絵は、次のページの「予告編」になっているのだが、決して話の展開を邪魔していない。ストーリーは、「雪の中で落としたらみつけられないわよ」のおばあちゃんの忠告をきかずに「真っ白なミトン」を作ってもらった男の子。凍てつくような冬の日に、やっぱり落としてしまった片方のミトン。それを見つけて「あたたかそう!」と一匹のモグラがミトンの中にもぐりこみます。さて、その後はどうなったでしょう?同じ作者の"The Hat"も今の季節にぴったりでした。

雪かきや冬道の運転を考えるとこれからの白い季節は、ちょっとうんざりなのだが、絵本の中のこどもの目線から改めて見る「雪」は、わくわく感にあふれている。雪の季節が待ち遠しくなった。ブーツは、サイズが合わないのでお取り替え。こちらも雪の季節に間に合いますように。



夕ごはん

マーボー豆腐
大根と揚げの煮物
カボチャ
長いもおろし
じゃがいもとえのきのみそ汁

2007-11-28

来週も、これ、やりたい。

午前中、農作業の片付けをしてから,午後は英語教室。低学年クラスの女子は、最近早く来てお絵描きをするの好き。カレンダーの裏を渡しておくと時間まで好きなように過ごしている。Kくんは、学校から直接来て宿題をやっている。はいはい,皆さん、そろそろ英語ですよー!前回「七五三」をしたが、今回は「一休さん」にかえてみた。もちろんルールは言わずに。Sちゃんは、センセイの表情からあてようと私の顔をじっと見つめてる。カードを見ましょうね。最後は、カードを「集めること」が楽しくなって来たようでルールが崩壊した。スペードで仲良し。続いてクラブでBreak the T。キャラクターに関しての声かけや、What color is his shirt? How many children can you see?などの声かけをいれて。今日はもめ事もなく平和なクラスだった。

続いての中学年クラス。女子のPoーPoは色塗り終了。男子も加わってスペード絵カードで宝くじ。「映画館にいそうなキャラ」。それぞれ、カードを選んだ理由を尋ねたが、「テキトー」と答える子。延々とストーリーを展開しちゃう子。半々だなー。男子も加わってハートの文字カードで仲良し。半分くらいの生徒はマークで探していた。一年生のMちゃんが「文字カードを出すのね」と、抵抗もなくあっさりしているのが頼もしい。異学年クラスの中で、もまれて強くなってきた。場所カードをめくりつつ。Why is s/he there?「どうして、そのキャラがそこにいるの?」と尋ねながら。最後、クラブの絵でBreak the T。はじめて合体にしてみた。Why?に「テキトー」と答えがちなMちゃん、やる気を喪失しそうだったんですが、ここで俄然はりきる。「センセイ、来週もこれ、やりたい。」そうねー。センセイもやりたいけど,目が点になってる子の方が多かったのです。おうちでもたくさん遊んでいるMちゃんだから言える言葉かも。

夕ごはん

なめたがれいの煮付け
キンピラゴボウ
カボチャ塩蒸し
納豆
じゃがいもとニラのみそしる

2007-11-27

規格外品?

外仕事も、少しずつ終わりつつある。学生時代、期末テストが終わると「さあ!終わったぞ!」と、その日は、よく食べ放題のピザ屋にお昼ご飯を友人と食べにいったけど、そういった「終わっ〜!」という開放感の
ある終わり方は、あまりないのが私たちの仕事。なんとなく、すこしずつ、外の仕事が片付き、倉庫の仕事が終わりそう。。。終わったかな、、、、フェード•アウト。。。。実は、ご近所の農家はほとんど今シーズンの作業は終了していて、まだ外でウロウロしているのは私たちくらいなものである。これは、出荷と風邪が長びいたせいかなあ。だけど、毎年のことだから、そういうものなのだろう。

そんな折、お昼休みに大きな荷物が届いた。弟の知り合いで佐渡の果物農家さんから、毎年届く山のような柿やリンゴ。「規格外品です。」と同封のお手紙には書いてあるが、「どこが規格外?」これは、わたしたちが「規格外」のカラーを知り合いにあげる時によく言われる言葉
だが、届いた柿を見ると思わず口についてしまうのが、妙におかしい。見る人が見たら、わかるんだろうな。

「いつも○○さんに、お世話になっております。」と、手紙の続き。○○さんとは、私の弟。うーん、一体、どんなことをあの弟がしているんだろう?と、不思議な思いをするのは、姉だからでしょうか?いつまでも、弟は、弟にしか見えないけど、彼も立派なおとななんだものね。

今日は、最高気温で1℃くらい。昨日元気だったネコも外に出ようとしませんでした。

夕ごはん

ハモの塩焼き
ニラ玉
キンピラゴボウ
里芋のにつけ
納豆
大根と揚げのみそしる

栃木から届いた里芋、とっても美味しいのに、同居人は、苦手みたいです。

2007-11-26

秋の名残

今日は、あたたかで穏やかな一日。明日からどうやら本格的な冬がやってきそうなので、外仕事で、片付けられることは、全て終わらせた。球根の根っことり、作業場にしていたビニールハウスの天井をはずし、ストーブを片付ける。地面に敷いておいたシートの上には、球根についていたたくさんの土。40坪くらいの広さはゆうにあるので集めて捨ててもかなりの量。帰宅した自分の顔をみたら、爆発現場から戻った人みたいだった。(笑)あたたかさにつられてか、おとなりの90歳になるおおばあちゃんも手押し車を押して、お散歩していた。我が家の「冒険ネコ」も一匹遠征してきたが、小さいネズミを見つけていつまでも遊んでいるので、ネズミがかわいそうになった。それで、ネコは、軽トラの中に「謹慎」させた。さて、ネズミの恩返しは、あるでしょうか?

農作業も峠を越えたかな?最高気温は、14℃だったそうです。

夕ごはん

白菜と豚バラ肉の蒸し物
里芋の煮付け
キンピラゴボウ
ながいもすりおろし
もやしのみそしる

2007-11-25

「アメリカの風」

昨日のお昼休みは、テレビでファイターズのパ•リーグ制覇おめでとうパレードを見ていた。とっても寒そうなのにたくさんの人。選手は、オープンカーの座席上に立ち上がって手をふる。色とりどりの紙吹雪は、何万トンもあったとか。それでもパレード後ボランティアの人も関わって一時間できれいになったというのは、それだけ北海道の人たちがあのプロ野球チームに愛着を感じているという証拠だろう。そして5年間チームを率いてきたのは、テキサス出身のアメリカ人の監督。彼にとっての日本での日々は、どんな経験だったんだろう。

昨日読み終った「アメリカの風」というエッセイ集は、猿谷要というアメリカ研究家が書いたもの。自身の留学時代の思い出話や、日本とアメリカのはざまで生きた人々のエピソード、その他旅の話、と短めのお話ばかり。友人が貸してくれたものです。その中で特に私の興味をひいたのは、1860年の遣米使節団の章と、第二次大戦中、日系人向けの新聞「ユタ日報」を発行し続けた女性の章。そして「南部の良心」と言われ人種差別とたたかっていた黒人男性の章。遣米使節団がワシントンに着いたのは、なんと南北戦争の前年。「へえ〜」です。私には、こういう歴史の横軸感覚が欠けているんだなあと痛感。「ユタ日報」のことも初耳でした。もっとここら辺の話も読んでみたい。こういう知らなかったことへの道を拓いてくれるのも読書の楽しみです。「南部の良心」とは、ラルフ•マッギルという新聞編集長。スジを通した生き方をなさった人だそうで、最後は心臓発作でなくなられたとか。著者のこの男性への思いは、次の短い文章に現れている。
彼の死が美しかったのは、彼の生が美しかったからである。だから私は、人が日々美しく過ごすためにこそ、宗教はあるのだと思う。自分には宗教がないと思っている人が、宗教があると思っている人よりも美しく生きているならば,その宗教はすでに死んでいる。いや、自分には宗教がないと思っている人の方が、はるかに宗教的なこともあり得るのではないか。(p311)


本書の中で、一番きれいな文章だと思いました。一方で遣米使節団が、ホテルでどうもくつろげず、船に載せて来た「長火鉢」を部屋にもちこみ、それを囲んでほっとしていたというエピソードは、とってもリアルでイメージがわきます。


夕ごはん

キムチ鍋

2007-11-24

南へ

見えるかなあ。写真の中央あたりに、きれいに一列に並んでいる一群を。(まるで、ゴマのようですが)南下途中のオオハクチョウです。今年は例年より遅く11月初旬から見かけるようになりました。あの隊列もいろいろで、きれいに並んでいる群れの後ろから、「待ってー!待ってー!」とヨタヨタとついていく一羽、とか。なぜか3羽だけのんびりはるか後方を飛んでいたり。(そういう3羽は、きっとおしゃべりしている仲良しさんでしょうねー。)

オオハクチョウを空に見送ると、本格的な冬だなあと思います。

ハウスの天井ビニール2棟おろしました。一棟あたりの所要時間30分。こじれないとこんなにすんなりいくんですよねー。作業のあと、今日はココアを作っていただきました。

夕ごはん

肉じゃが
キンピラゴボウ
カボチャ
大根とツナのサラダ
長いもすりおろし
高野豆腐とネギのみそしる

。。。。根菜ばかりだ。

2007-11-23

お汁粉食べました(^^)

今日は、天気はよかったのだけど、風が強くてビニールを外せず。昨日の出来事から学習して、午前中、夫は杭のまわりの土をくだく。私は一日中根っことりをしました。ハウスの中は、そんなに寒く感じなかったのだけど、帰宅してからもからだの芯が冷えている感じだったので、あちこちゴソゴソして小豆の缶詰を発見。念願のお汁粉をいただきました。満足。

夕ごはん

ハモの塩焼き
キンピラゴボウ
カボチャ
長いもすりおろし
キャベツのみそしる

2007-11-22

お汁粉食べたい

数日、荒れ模様だった天気がおさまったので、午後にハウスの天井ビニールをはずすことにする。午前中だと、凍った水滴がはりついているのではがしにくいから。作業は、前後をとめてある金具と、ハウスに沿って埋め込んである75本の杭に結びつけてあるバンドをはずすことからはじめる。もう慣れて来たので、なんでもない作業。

の、はずが、、、、埋め込んだ杭の周囲の土がカチンカチンに凍っていてバンドがはずせない!

ドライバーやら小さいつるはしやらで、ガンガン土を掘り起こして一本ずつバンドをはずしていったのだが、いつもの5倍の時間がかかった。日もあっという間に傾いてきて、風も冷たい。なぜか普段は、あまり食べたいと思わないお汁粉のイメージが頭に浮かんで離れない。

「お汁粉食べたい。」

ようやくおろしたビニールが、風であおられると、なんと、水滴がまた凍ってきたようで、波しぶきのようにキラキラ輝く。北斎の浮世絵みたいでしたよー。(←写真がないのが、残念。)

11月の下旬でこんなに寒くなったのは、はじめての経験です。球根を貯蔵してある冷蔵庫の設定気温は、12℃。中にはいったらうっかり「あったかーい!」と思った私は、へんでしょうか?だけどメガネのレンズも曇りました。


夕ごはん

ポテトコロッケ
ブロッコリ
納豆
高野豆腐とえのき、ネギのみそ汁

コロッケの隠し味にゴマ油をいれると、ちょっとコクが出ますよ。

2007-11-21

そんなに嫌?そんなに好き?


写真のカラーは、もうとっくに出荷は終わっていますが、最近「荒涼とした晩秋風景」ばかりで重苦しいので,明るい気分にしたくて。

今日の午後は英語教室。借りているお家は、広いせいもあって、なかなか暖房も暖まらない。それで、いつもの部屋の横の小部屋でのレッスン。床暖房が暖かく、なんだかまったり気分。

低学年のクラスでは、「七五三」をクラブ、スペード、ハートで。ルールを説明しないで始めたら、驚くほどの集中。時々ヒントを見せるが、「ななと、さんを足すとじゅう。」「全部でじゅうご。」とか、算数的には,素晴らしい回答。続いて、クラブでビンゴ。続けて思いつきではじめた「チラリ•ゲーム」。一瞬だけ絵カードを見せて、同じものをカードの山から探し出す。これは、なかなか絵カードをしっかり見ないMちゃんを意識して思いついた。探し出したカードの文が言えたら、もらえます。意外によそをむいていて「もう一回見せて!」などと甘い注文もあったが却下。口もかなり動いてきている。とても楽しかったのに、途中でKくんとSちゃんが小競り合い。それでKくんは、例によってリタイヤです。早めにおわったのでK君以外の子には、BBキャラのお絵描きをしてもらい、その間、K君とちょっとお話。そのあと、彼にだけ、短い絵本を読み聞かせてあげたら、最後は神妙な顔をしがらも笑って帰った。彼は、どうもSちゃんとはそりが合わない。「そんなに嫌?」は,このお話。(今、気づいたが、私は、どうしてみんなに読み聞かせをしなかったのだろう?ちょっと後悔。)

「そんなに好き?」は、Po-Poの線引きです。次のクラスにて。女子は、ノリノリで、もうすぐ終わり。「次の本もあるよ〜。これは、線はひかないけどね」とうっかりつぶやいたら、「なんでえええ????線引きたいーーー!!」の大ブーイング。うーん。線を引くのがすきなのね。「あたった!」という満足感と、一つ一つ塗る事による達成感?男子も加わったが、なにせ小部屋なのでカードをひろげにくい。誰かが「宝くじ!」と言い出したので、「宝くじデー」になってしまった。オヤを決めて、その人が選びそうなカードをみんなで考える。テーマは形容詞カードからtiredとかhungryなど。オヤは、使うカードの種類も指定する。一斉にあけて、オヤのカードをみんなでフレーズつきで読む。で、どうしてそのカードを選んだのかを説明してもらう。「○○ちゃんの考え,読みにくーい!」「なーんでそのカードがhungry?」など大騒ぎ。カードを読むときに声を出していない子を見つけ、「はい、ひとりで言ってみよう!」と、意地悪くつっついていたら緊張感も保てた。男子のPo-poも悪くないのだけど、Kくんが「ぼやき芸」を披露しすぎ。「あー、英語やりたくなかったのに。」を、一回のレッスンで最低3回は、口にする。他の子に「Kくん、英語のクラス好きじゃないみたい?」と尋ねるが、みなさん「とっても楽しそうだよ」とのお返事。私もそう思います。

前にも書いたけど、私のクラスは、レッスンプランとは違う結果に終わることが多い。様子を見ながらやってると、こうなってしまうのです。

夕ごはん

あんかけ焼きそば

2007-11-20

「国のない男」

午前中は、秋に出荷していた球根の根っことり。これは、「ほんとうによさそうなもの」だけを選びつつ。将来活躍しそうな「若手」を吟味しての作業です。って、私の独断と偏見なのだけど。お昼休みに、知り合いから借りていたカート•ヴオネガットの「国のない男」を読む。これは、今年の4月に84歳で亡くなった彼の遺作にあたる。

ヴォネガットは、怒っている。それは、ほんとうに真摯な怒りだ。

じつは、誰も認めようとしないが、われわれは全員、化石燃料中毒なのだ。そして現在、ドラッグを絶たれる寸前の中毒患者のように、われわれの指導者たちは暴力的犯罪を犯している。それはわれわれが頼っている、なけなしのドラッグを手にいれるためなのだ。(PP52-53)


アメリカのイラク政策や、社会構造、環境破壊について、皮肉たっぷりに批判している。

われわれが大切に守るべき合衆国憲法には、ひとつ、悲しむべき構造的欠陥があるらしい。どうすればその欠陥を直せるのか、わたしにはわからない。欠陥とはつまり、頭のイカレた人間しか大統領(プレジデント)になろうとしないということだ。
これはハイスクールにもあてはまる。クラス委員(プレジデント)に立候補するのはどう見ても頭のおかしい連中ばかりだ。(p110)


これが、タイトルの「国のない男」なのかもしれない。自分の国に絶望した男。エイブラハム•リンカーンや、マーク•トウエインを懐かしみ、「私の愛するアメリカは公共図書館の受付にまだ存在している(p111)」と言う。

「化石燃料中毒」のくだりあたりで、戸外の風が強まり、雨まで降って来たけど、ストーブの設定気温を思わず1℃さげて、毛布にくるまってしまった。

寒くてうすぐらいこの季節に読むには、ちょっと陰鬱すぎる内容なのだし、出版当時の2年前には、全米でベストセラーだったというが、その頃よりまた世界情勢が悪化していることを思うと、かなり絶望的な気分になった。結局、「消費」されてしまっただけ?それでもヴォネガットのアイロニーとユーモアは、やはり魅力的。あっという間に読めます。

ちょっと落ち込んだ気分になってしまったので、大好きなグループの脳天気なまでに明るい音楽を聞いて元気を出しました。

ヴォネガットも、こう言っている。
奴隷たちは自殺という疫病神を、ブルースを演奏したりして追い払っていたのだ。(P77)


夕ごはん

れんこんバーグ
青梗菜のいためもの
ブロッコリ
カボチャ
納豆
長いもすりおろし
もやしと揚げのみそ汁

れんこんと長いも、しょうがをすりおろし、片栗粉、卵、炒めたまねぎとひき肉をこねこね。お味噌を隠し味にいれるのを忘れました。

2007-11-19

agree with you

今日は「真冬日」。つまり一日中氷点下でした。最高気温でマイナス2℃くらいだったのかな?風も強く余計に肌寒かったです。旭川の方は、かなりの雪だったようでしたが、こちらはいいお天気。午前中の球根の数揃えに時間がかかり、お昼ご飯は、2時近く。ちょっと調子が狂った一日でした。球根の根っこをとっている頭上を、オオハクチョウが南へ急ぐ声が響いていました。

お昼に届いた一通のエアメイル。アメリカ時代の友人、Kさんから。手紙の冒頭は、"I hope farm life continues to agree with you."こういう文は、ひっくり返ってでんぐり返ししても、私には、書けない。この agree with の使い方は、さすがネイティブだなあと、ほれぼれしました。私にとってのagree withの原点は、受験英語の「同意する。」だし。ついつい受験勉強中に覚えた「agree with人on物」が脳裏をよぎるし。

手許のCollins Cobuild English dictionaryによると彼女の文に一番雰囲気が似ている解説は、"If something agree with you,
it makes you feel healthy and content.(agree with は、何かが、自分を気持よくさせてくれるときに使う)”とあって、例文は、" The sea air really agrees with her."(海風が、ほんとうに彼女には心地よかった)。

でも、、、何か違うのです。Kさんは「農家の生活が順調だといいんだけど。」とか「農業の方は、うまくいっていますか?」くらいの意味で使ったのだと思う。辞書の限界をかいま見る思い。

それにしても。こんな表現を見ちゃうと、ぐっときます。なんだか、嬉しい。私も、もっと英語を研鑽しなくては。

Kさんは、北海道よりもさらに高緯度のミネソタ州、ミネアポリス在住。私と知り合った15年くらい前からエコロジーに深く関心を持っていて、自動車反対。自転車バンザイ!の生活。近況には、冬の凍った路上用に、自転車のタイヤを「スタッドレス」に変えた、とありました。

夕ごはん

ちくわのチーズ春巻き風
焼き鮭
ブロッコリと大根のサラダ
カボチャ
高菜漬け
納豆
じゃがいもとえのきのみそしる。

ちくわを半分に切って、長ネギの千切りととろけるチーズを合わせて、春巻きの皮で包み、揚げ焼き。冷蔵庫の残り物で作りました。
夫は、「春巻きだと思った」一口目で、「なんだかだまされた気分」とのコメント。

2007-11-18

つるべおとし

「秋の日は、つるべ落とし」というけれど、今日はもう夕方の4時には暗くなっています。この時期から、冬至までの北海道は「海の底」にいるみたい。

作業は、ようやく峠を越えました。今月末には、終わるかな?

夕ごはん

ジンギスカン

2007-11-17

ミイラになるまで

今日は、風も弱く穏やかな一日。先週末で収穫を終えたハウスの球根を1棟半、堀りあげる。農作業は,終盤だけど、まだまだ続きます。それでも少しずつ終わりが見えてくると、今まで手をつけられないでいた英語の多読本のことにも多少気持ちが向く。

今日、アマゾンから届いた本のタイトルは、"You wouldn't want to Be an Egyptian Mummy!" 英語を母国語とする子どもなら小学校中学年から高学年向け。内容は、ずばり、「ミイラの作り方。ミイラに関するトリビアな情報」。副題には「知らずに済ませたいようなイヤーな事」とあって、そう言われちゃうと、男の子なら読みたくなるかも。私もこの手の本は嫌いではない。おもしろいのは、「あなたは、今、古代エジプトにいます。今、臨終を迎えるところ。これからあなたは、『死後の生(afterlife)』のために、ミイラにされるのです。」というのが冒頭で、どのように「あなた」がミイラにされていくのか、の視点で書かれていること。これは,感情移入しちゃうんでしょう。小学生男子なら。なんとなく知っていた「ミイラの作り方」だったが、義眼にたまねぎを仕様していたとか、庶民もミイラになっていたとか、19世紀には、「ミイラみやげ」がヨーロッパの金持ちの間で流行して、売買がされていたとか(野蛮!)さらには、故人とともにミイラにされてしまったネコのミイラを堆肥としてヨーロッパでは使っていたとか(←捕鯨に反対する人々と同じ人種なのだろうか?)「へえーっ」と、思うことが多々ありました。イラストも、リアルすぎずにちょっとおとぼけで、内容のキビシサを緩和しています。同じ作者で、「バイキング」や「ギリシャの奴隷」または、「ローマの拳闘士」についてなど、シリーズものです。YLでいったら 3.0〜3.5くらいでしょうか。

ミイラは、英語で mummy。なぜかマニアックな単語なのになじみがあるなあと思ったら、ハロウインのキャラクターで先月、散々使っていたのでした。

それにしても、ツタンカーメンのミイラが公開されているのをテレビのニュースで見ましたが、、、、ああいうのって、どうなんだろう?ミイラだから許されるのでしょうか?


夕ごはん
ブタ肉とじゃがいものカレー風味炒め
塩蒸しカボチャ
高菜漬け
大根サラダ
納豆
長いもすりおろし
高野豆腐とネギのみそしる

「とにかく、驚きの味だから、食べてみて」と、もらった大根なんだけど、ほんとうに、びっくりするほど甘くてシャリシャリした食感。「こ、これは、何だ!」でした。

2007-11-16

母の力

予報どおりの冷え込みで今朝はマイナス9℃。快晴。それでも作業は続きます。夕方は英語教室。LLLを3冊ほど読んでから、スペードとクラブの絵カードで「七五三」。Kちゃん、不機嫌。年下の子にちょっといじわる。おかあさんが忙しいと、すぐ不機嫌になる子です。続いてダイヤとハートの文字で「波瀾万丈」。(役カードはクラブの絵)。BBカード3年目の子はフレーズもしっかり言える。いつの間に文字カードもあたりまえのように読んでいる(ふりをしている?)。しばらくやっていなかったのでダイヤカードでフォニックスの色塗り。こちらも3枚で終わらせようとしたが、「もっとやりたい」と5枚。途中で、本日とても不機嫌のKちゃん「自分のハートの文字カードがなくなった!」と騒ぐ。カードケースにちゃんと16枚はいっているのだが、「絶対、マークをつけたのに、このハートにはマークがついてない。お母さんと一緒につけたから間違いない」とがんばる。全員のをチェックしたが、出てこない。どう考えてもそのマークなしのカードがKちゃんのものなのだけど。。。。この騒ぎをなだめるのに、ちょっと時間をとられる。最後は、4名そのダイヤの文字カード、年下の子3名と私が絵カードで「仲良し」。職業カード、場所カードも使って。8名でやると連鎖があって盛り上がる。

英語のクラスを教えていて、こういう感想も変だが、、、、時々いれる英語での質問、"How many flowers can you see?" とか ”What color is his hat?”などにスラリ答えてくれるのが、とてもフシギです。いつも時々聞いているだけなのに。しかも、ワイワイガヤガヤの中で。

クラス終了後、Kちゃんのおかあさんに「ハート文字カード」の一件を説明する。おかあさん、Kちゃんを呼んで「これ、おかあさんも気づかなかったけど、まだマークつけてなかったね。後で、一緒につけようね。」これを聞いたKちゃん「うん。わかった。」あっさりしてましたー。さっきの騒ぎは何だったの(涙)??

母の力は、偉大です。

夕ごはん

青梗菜と豚肉のいためもの
ブロッコリー
高菜漬け
納豆
長いも
じゃがいもと揚げのみそしる



夕ごはん

2007-11-15

あっという間に。

信じられます?写真は、今日の午後。びっくりでした。午前中、ちらほら降り出した雪が,お昼ご飯を食べている間に、あっという間にこんなになっちゃって。明日の朝は、冷え込むというので大慌てでネギと大根を収穫して正解でした。ということで、午後の外仕事は、断念。一ヶ月半ぶりにちょっと一息です。

夜、おとなの方のプライベートレッスンに行くときには、このページの左側で輝いているような三日月でした。帰り道は、オリオン座が目の前。凍った夜道は、ちょっと怖かったです。

夕ごはん

チキンカレー

夜、レッスンがあったので昼間作りました。不評だったレトルトの「さんげたん」もこっそり忍ばせて。(^^)

2007-11-14

気づいてよ〜。

夫が、復帰。処理が終わった球根を冷蔵庫に貯蔵する作業をはじめる。私は午後から英語教室。低学年のクラスでは、Bears in the nightという絵本を動きをつけながら一緒に読む。リピートできるところは一緒に読んでいた。絵本の読み聞かせを一冊。BBカードは波瀾万丈。スペードで、Break the T。モニョモニョだけど、なんとなく声がでてきた。

次のクラスは、時間差で、はやく来ることが出来る女子からPo-Poのリーディング。ふと顔をあげると、閉じておいたはずの入り口の引き戸が開いている。「あれ?閉め忘れたかな?」と思いつつ、リーディングを進める。予定のところまで線引きができたので、最初から一斉リーディングをしはじめたら、「あの〜。」と、情けない声が入り口から。Kくんでした!「。。。。ボク、さっきから、いたんだけど〜」。。。こっそりはいって、気づいてもらうのを待っていたらしいが、全く気づかれず、がまんできずに「自首(?)」おかしいやら、かわいそうやら。。。。気づかない私が悪かった?

おわびというのではないが、Kくんが大好きな「沈没」ゲームをスペードで。あれあれ、みんな忘れてるなあ。どうしようか?と、思っていたらUFOをやりたいというので、スペードの絵カードに、ダイヤの文字を数枚混ぜて。途中で、どんどん文字カードをこっそり増やしていったら、しっかりバレたけど、一生懸命読もうとしていた。スペードも思い出してきたみたい。途中入会のAちゃん、読めるカードが増えて来て嬉しそう。あんまりこちらが神経質にならずとも、そのうち覚えるというのは、こういうことかな?と、私の方もちょっと自信になった。最後は、クラブとスペードで源平合戦。団体戦の一日でした。そのあと、男子はPo-po。


夕ごはん

鮭の山漬け
ゴボウの柳川もどき
ブロッコリ
高菜漬け
長いもおろし
あげとネギのみそしる

鮭の山漬けと高菜漬けは、いただきもの。昨夜の柳川風が残っていたので、おとなのクラスを終えて午後8時に帰宅したけど、8時半には夕ごはんができました。

2007-11-13

強いのねー。

本日の写真は、ルッコラの花。最低気温マイナス3℃もへっちゃらです。私も見習って、強くなりたいなー。(←えっ?もう十分強い??)また怪しい咳が戻ってきそうなので、今夜はこの辺で。皆様もお体大切に。(今年の風邪は、侮れない!)

夕ごはん

ハモの塩焼き
ゴボウの柳川風
ブロッコリ
じゃがいもと揚げのみそ汁

2007-11-12

得した気分

写真とは裏腹に今日は、グレイのどんよりとした雲にぱらぱらと降る雨に一日。いつまでも風邪がぬけきれない同居人は,家で休養。ということで、ひとりで機械で球根を掘る前の準備。スコップでベッドのはじの部分をほりあげるのです。3棟終わったのは3時半頃。すでにあたりは薄暗い。帰宅して最初に目にはいったのが、ディスプレイを赤くした電話兼ファックス機。「フィルムがなくなりました。印刷できません。」の表示。。。。。買い置きがないので網走まで薄暮の中、でかける。忙しいときは、いろいろ重なるものです。電器屋さんの帰り道、ふと思いついてひさしぶりにBOOK OFFへ立ち寄る。そこで、子供用の英語本が一冊105円で出ているのを発見。LadybirdのWell-loved talesというシリーズ。「人魚姫」「長靴をはいた猫」「ブレーメンの音楽隊」など置いてあった全部で8冊を買いました。

出かける前は、「うーん。忙しいのに、めんどくさいなあ」とちらりと思っていましたが、帰り道は、ご機嫌さんでした。

夕ごはん

レンコン肉団子
ブロッコリ
レトルトのさんげたんスープ
納豆

レンコンが咳によいときいて。すりおろし、しょうが、たまねぎ、青ネギ、卵と豚ひき肉を混ぜて、蒸し上げた。ほんとうにはやくよくなってほしい。レトルトのスープは、あまり評判がよろしくありませんでした。

2007-11-11

60%

出荷最終日。寂しいような、嬉しいような。さっさとカラーの葉っぱを刈って、堀りあげに備える。同居人兼共同作業人の体調不良が続いていてやきもき。風邪なんですけどねー。作業も滞りがちなもんで。先週は、栄養をつけてもらおうと具沢山の鍋やうどんを作ったのだが、これが評判悪い。「具合が悪いときは、山のような具を見ると逆に食欲が失せる」そうです。

そうかー。全く思い至りませんでした。単純に「栄養つけてください!」ではダメなのですね。と、ハンセイした。では、どうしよう?というところで、辰巳芳子さんの本を思い出す。実家の祖母に「玄米スープ」を作って送ったりしてたのだが、すっかり忘れていた。パラパラと眺めてポタージュスープを作ることにする。ただし、辰巳レシピに忠実に作っている時間的余裕がなかったのでレシピの60%くらいのアイディアを借用して(つまり、裏ごしなどの作業を省略。野菜の切り方もこだわらず。)結果は、、、やっぱり60%は、60%。100%で作らないと、いけないかな?幸い不満はでなかったけどね。

今回参考にした本。辰巳芳子さんの数ある料理本の中でも、比較的コンパクトで作りやすいレシピが多いです。辰巳本のエッセンスがつまっていておすすめ。読んでいるだけでも独特の文体に引き込まれます。



夕ごはん

ポタージュスープ
鳥の胸肉のチーズ焼き
ブロッコリ
白菜のおひたし
納豆

洋風のメニューでも必ずついてしまう納豆。(^^)

2007-11-10

午後4時18分

マイナス6℃の予報だった,今朝。ハウスの前に置いた寒暖計ではマイナス3℃。カラーの葉っぱもまだ元気。ただ、もう花芽もなくなったので店じまいとなった。一棟分の葉っぱ刈りと、球根の根っことりの一日。暗くなって作業ができなくなったのが午後4時18分。毎日5分くらいずつ日が短くなっている。5時過ぎには真っ暗になる。家にはいる時間がはやくなったので、たまっていた資源ゴミの整理。古新聞や、ダンボールを片付ける。ふと目にはいった新聞記事には、イギリスの農村で、基幹産業の羊の生産が、行き詰まっていたのを、「羊毛産業」の付加価値をつける取り組みをしているとあった。廃れていた毛糸紡ぎの技術を高齢者から受け継ぎ、毛糸や、マットを作り販売する他、ワークショップの中心地にするべく奮闘中だとか。

農村ならではの、試みの一例。私も毛糸を触りたくなってきたが、まだちょっとお預け。

夕ごはん

タアサイと豚肉のオイスターいため
白菜のおひたし
ブロッコリの蒸したの。
納豆
じゃがいもとえのきのみそ汁


2007-11-09

なかなか、やるじゃん。

明朝は,零下まで冷え込むとの予報で、作業場に出しておいた出荷用の花を,冷蔵庫にしまう。あれ?変ですか?冷蔵庫内は,9℃。零下には、ならないのです。午後の英語教室では、Longman Literacy Landというイギリスの小学生の国語副読本を読む。同じような形態のOxford Reading Tree に親しんでいた生徒さんの反応が気になったが、みんなすんなり受け入れていた。これは,水曜日のクラスでも同じだったので、ちょっとほっとする。

このクラスでBBカードを導入して3年目になった。途中入会の生徒さんもいるのだが、今日は、ダイヤカードの主語の線引きをやってみた。3年目の子でも、まだ文字に目を白黒させている子がいる一方で、小1の女の子が「ここまで、赤?」と的確にしめすのは、決して「理解」しているわけではないのだけれど、たのもしい。最初は、ボンヤリしていたが、やっているうちに、単語と単語の間のスペースに気づいて教えてくれる生徒さんも途中入会者。「先を見せることを恐れないで」、「それぞれが吸収できることを吸収する」という言葉の意味が私の中ではっきりしてきた。その後,ハートで合体Break the T.これもはじめての試みだったが、思ったよりスムーズだった。いつも控えめで、年下の子に押され気味の小5のMちゃん、小さい声ながら、スラスラ文を言う。「なかなか、やるじゃん。」と小声でささやき、肘でつっついたら、照れくさそうにしていたが、目は、輝いていた。小1の女の子は、さすがに「どうやるのー!?」の連発だったので、好きなカードを選んでもらい、それをお姉さんたちに組み合わせて文にしてもらった。そのうちできるよになるよ。大丈夫。進んだり、戻ったり、あれこれゴチャゴチャいれていこう。

夕ごはん

煮込みうどん

2007-11-08

冬支度

今日の最高気温は、6℃。どんよりとした曇り空からみぞれもパラパラ。コンペイトウのような形でした。まだまだ球根の整理は続くのだけど、明日は雨/みぞれ模様の予報なので、慌ててにんにくを定植。そう、まーだ、植えていなかったんです。今年最後の「たねまき」です。(^^)

ついでに野菜ハウスを大雑把に片付ける。いったい、いつから置いてあるんだ?というような「育苗用」の土がはいったビニール袋を持ち上げると、なんと!ミミズが。このハウスは,実はあまり土の状態がよくない、それもあって「雑草ハウス」となっていたのだが(これは、雑草の力で土をよくしようという魂胆。決してズボラなわけではありません。)ミミズが出現するということは、少しは回復してきたかな?トマトやナスの支柱を片付けていたら、何やら青い草。どうみても青梗菜のこどものような姿。ここに、青梗菜、まいたっけ?。。。。。。。。去年もしかしたらタネを蒔いたけど、何も出なかった記憶もあるような。。。。すごい、2年越しでようやく成長。ありがたく収穫致しました。

夕刻、6時頃、とはいえ辺りは,真っ暗。そこへ現れたのは、毎年この時期に肥料を運んでくるお兄さん。あれ?明日来るはずじゃなかったっけ?予定よりはやく廻れたので、うちに荷を卸したら,帰れるそうです。「予報で,雪が降るっていうから、、、、できたら今晩中に帰りたくって」と申し訳なさそう。千歳から、オホーツクまで片道5時間はかかるだろう。帰り道、どうぞ気をつけて。

夕ごはん

キムチ鍋

連日のキムチ鍋は、まだ風邪がぬけきらない家族のため。

野菜たくさん。入れたものは、昆布、大根、にんじん、ゴボウ(ささがき)白菜、小松菜、水菜、青梗菜(!!)シメジ、エノキ、春雨、青ネギ、豚肉。

はやく、よくなって下さい。

2007-11-07

秋晴れ

ちょっと取り込み中。今日も写真だけで失礼しまーす。(^^)

夕ごはん

キムチ鍋

2007-11-06

もうすぐ終わり

そろそろ出荷も終わりそう。なので、名残のカラーです。

夕ごはん

しゅうまい
カボチャ
納豆
大根ときのこのみそ汁

2007-11-05

「縦糸の友」

文字どおりの「小春日和」。英語では、Indian Summer.どうして、Indianかは、諸説あるらしい。イギリスでは、St. Martin 's summmerだそうだ。ハウスの天井ビニールを2棟分外す。

お昼休みに眺めた本は、「片目を失って見えてきたもの」ピーコ著。(文春文庫PLUS)。内容は、左目を癌に侵されて摘出手術をしたピーコさんの手記。この本を読んだ記憶はないのだけど、中味は、どこかで見聞きしたような、、、、テレビのトーク番組かな?

この本の中で、印象に残ったのは、永六輔さんが言ったという言葉。
「僕は、きみとおすぎを『縦糸の友』にしたからね。」「え、どういうこと?」
「織物は縦糸が決まらないと、横糸がひっかからない。つまり、縦糸は一生の友、横糸は一過性の友ということだよ。これはきみたちの問題じゃないんだ。僕が勝手にきめたことだから。きみが何をしようと、きみがどんな意地悪な口をたたこうと、僕は絶対にきみたちに怒らない。だって、君たちは縦糸の友達なんだもの」


この永さんの決意も見事で、自分にはそんな覚悟をもってつきあっている友達がいるかな?とふと振り返った。と、同時に、横糸もないと織物は織れないというあたりも人生の妙かな。と。

夕ごはん

ハムエッグ
かぼちゃ
白菜のおひたし
ジャガイモとあげのみそ汁
納豆

2007-11-04

睡眠不足

夫の熱もひき、まあ回復に向かってます。今朝は、今年一番の冷え込み。車のフロントグラスが凍っていました。ハウス内のカラーの葉っぱもいくつか霜に当たっている模様。そろそろほんとうに限界かも。出荷している農家も我が家をいれて3軒と、寂しくなってきたそうで。こちらももう終わりかな?

昨夜、夜更かししていた上に、夜中にネコが花瓶をひっくり返して起こされ、今日は、実は、もう眠いのです。あとちょっと、片付けをして今夜は、はやく寝ます。おやすみなさい。

夕ごはん

ししゃもの干物
キンピラゴボウ
カボチャ
大根、揚げ、えのきのみそ汁
納豆

日高産の新物のししゃも。

2007-11-03

懸賞生活

夫が発熱で、ダウン中。作業は、私ができることだけ進める。花の収穫、選別。もうそろそろ終わりなので量も少ないので助かる。あとは、球根の根っことり。

実家から何やら包みが届く。また、ネコのごはん?かと思ったら、私たちの「ごはん」でした。なんでも銀行の「懸賞付き定期預金」で「残念賞」としてあたった米5キロだそう。今、実家は、「米あまり」状態だそうで、送ってくれました。ありがたい。

実は、数日前に、知人がやはり「懸賞付き定期」で当選したという和牛を分けてくれていた。「お福わけ」です。

なんとなく「懸賞生活」の気分です。

夕ごはん

すきやき

美味しいお肉を食べて、早く回復してください。。。。でもほんとうは肉より野菜の方がよさそうなのだが。

2007-11-02

パイオニア

10月31日に、小さい「魔女」や「猫」「シンデレラ姫」が集まってパーティをしていた頃、20キロほど離れたある「クニ」では、ひとりの「王子」が、歴史を作っていた。

「王子」の住んでいる「クニ」は、タマネギやナガイモで栄える小さい、小さいクニ。「外つ国」との交流もあまりなく静かに時が流れていた。「王子」は「しょうがっこう」の3年生。じっとしているのが苦手でいつも元気に遊んでいる。「べんきょう」はあまり好きではない。ふたりの「姉君」は、「お行儀見習い」として「外つ国」の「コトバ」を週に1回習っている。「べんきょう」が嫌いな王子だが時々姉君にくっついて一緒に「べてぃぼったー ぼーと さむ ばたー」などと呪文を唱える「丸顔めがね」の女師範のクラスに顔を出していた。

先週の金曜日、いつものように姉君ふたりとクラスに行くと、「丸顔めがね」が「きょうは、『はろういーん』です。」と、カボチャにお絵描きをして、最後に外つ国の小菓子を配った。「『はろういーん』とは、何だ?」と、王子がたずねると「丸顔めがね」は、なにやら長々と講釈をたれた。王子は、ふむふむと耳を傾けたのだが、あまりに長い説明だったので、途中で頭がぼーっとしてきた。覚えていることは、「ほんとうは10月31日が『はろういーん』である。子どもは、その時に家を回っておかしをもらうことができる。」ということだけだった。

家に帰り、王子は、カレンダーを見た。「こんどの水曜日だ。」王子は、10月31日がくるのを首を長くして待った。

待ちに待ったその日、王子は姉君に言った。「今日が『はろういーん』だ!お菓子をもらいに行くぞ!」

姉君たちは、ゴマせんべいをほおばり、みたらしダンゴにかぶりつきながら、口を揃えて王子に言った。「ばっかじゃないの〜。あれは、外つ国のハナシだよ〜。」

それでも王子は、あきらめなかった。夕刻、一日の仕事を終えて帰宅した母君に、「今日は、『はろういーん』だ。『丸顔めがね』がそういった。お菓子をもらいに行きたいんだ!」

母君は、ちょっと考えてから、にっこり笑って王子に言った。「わかりました。一緒に行きましょう。支度をするので、ちょっと待っててね。」

王子は、その後、母君とともに、お城のまわりを歩き、山のようにお菓子を手にして帰宅したそうだ。口をあんぐりあけていたのは、ふたりの姉君。


王子は、こうしてその「クニ」の建国史上初の「Trick or treater」として歴史に名を遺したのです。

その後、王子は「お行儀見習い」も捨てたもんじゃないと思ったのか、また「お菓子」をもらいたいからか「丸顔めがね」のクラスに正式に参加することにしたそうです。しかし、「はろういーん」当日、母君が、出発まえにあちこち連絡をして、王子の願いをかなえるべく奔走したことは、知る由もありませんでした。


夕ごはん

おでん
ブロッコリ
キンピラゴボウ
手作り納豆

手作り納豆は、ちょっと発酵不足?まだまだ研究の余地あり。

2007-11-01

ありがとう

昨日のハロウインでは、生徒や、保護者のみなさん数名にお世話になった。そのお礼の意味で、出荷するには小さ過ぎたり、少々難アリのカラーを数本ずつまとめて、それぞれに、プレゼント。私としては、「売り物にならないものをあげるのは、どうだろう?」とか「だけど、あまり立派なお礼じゃ、かえってメイワクだろうし」と、あれこれ考えた上でのこと。

それが、、、おかあさんも、生徒さんも、びっくりするくらいの笑顔で受け取ってくれた。

Aさん「ええっ?そんなたいしたことしてないですよー。」
Bさん「あらっ?、、、実は、私、カラー大好きな花なんですー。」
Cちゃん「。。。。。。。(言葉にならず)」
Dちゃん「えへへ。。。(照れた)」

「花」の力ってすごいなー。

皆さん、純粋に「楽しいパーティにしたい」って思ってのことだったんだろうなあと、またまたありがたく思いました。いえ、次もよろしくなんて下心ありませんからねー。(←ほんとうか?)

夕ごはん

私は、いくら丼。夫は、ミートスパゲティ。これは、決して家庭内差別ではなく、有り合わせでこうなりました。