2009-10-08

英文学101

台風情報って、東京を過ぎるとパタッと全国ニュースから消えてしまうのが常ですが、なくなったわけじゃーないのよ〜。こっちは、明日が暴風雨の予報。どうなることやら〜。ハウスの周辺に溝を掘り、停電に備えて懐中電灯の用意。そうそう水も汲んでおきましょう。(数年前のこの時期、数時間に及ぶ停電がありました。)

明日は、作業になりそうもないから、多読学会から借りた本を通読できるかなー?今回借りたものはLongmanが出しているLiteracy LandのGenre Rangeというシリーズ。科学ものから、物語まで幅広い。クイズ形式あり、マンガ風あり、早口言葉やなぞなぞ、詩までいろいろな文体や文章が紹介されている。これは、多読をはじめたオトナの方でも楽しめることだろう。ちょっと長いと辛く感じてしまうひとにはぴったりの長さ。(長くても1000語前後。)

英文学の素養がうすい私にとっても「これ!これ!」という内容の本ばかり。つまり、ネイティブの子供が読むべき内容だから、これを押さえておけば、「初級」クラスの土台はできるのでは?(甘い?)

すでに眺めた数冊の中では、Jojo's Diaryが一番ときめいた。書き手は小学校高学年女子という設定で、彼女の日記を私たちは読むという形式。ハンドライティングで、その年齢らしいいたずらがきや、「今日ともだちがくれたキャンディの包み紙」がテープで貼付けられていたり(もちろん絵で表現されていますが)、「あれ?このスペルでよかったっけ?」の独り言もあったり、ほんとうに小学生の日記を読んでいる気分にさせられる。しかも、彼女のクラスでミュージカル仕立ての「シンデレラ」を上演することになったらしく、その顛末を読者は読むことになるからストーリーとしてもよく練られている。

主役のシンデレラ役の女子が病気で演じれられなくなり、Jojoが代役として選ばれるのだけど、彼女は気が進まない。「いいチャンスよ。勇気を出して!」なんていうオトナの励ましに「オトナは、どうしてこうズレてるんだろう。勇気うんぬんの問題ではないのが何故わからないのか。問題は、あのとんでもないドレス!」などというあたりは、そうそう!そうなのよ。オトナはどうしてもズレるのよ。と、オトナとしても大笑い。結局「とんでもないドレス(←あのシンデレラのドレスがイヤ!というあたりのセンスもかなりのもの)」を着なくてすむの素晴らしい代案を担任が出すのですが、ああ、こういうすったもんだがあってこその「学校」ね。

Jojoはもちろん架空の存在だけど、こんなにカラフルで楽しい日記をかく「気持ちの余裕」と「時間の余裕」がある子が周りにいたら楽しいだろうな〜、と思いました。

うーん。アマゾンから画像のせられませんでした!表紙はこんな感じ。

http://www.amazon.co.jp/Jojos-Diary-Literacy-Jenny-Alexander/dp/0582500826

夕ごはん

乾物(高野豆腐、干し椎茸、干し貝柱)のオイスターソース煮こみ
青梗菜の塩いため
ブロッコリ
きゅうり
納豆
じゃがいも、えのき、あげとニラのみそしる

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