2010-01-31

「のっぽのサラ」

英語多読で使っているSarah,Plain and tall.この本を読んで「英語を読んではじめて涙がこぼれましたー」の感想を持ったAさんとは、今このシリーズをていねいに精読の形で読み進めている。精読とはいえ、AさんにはCDを使った音読練習をしてもらい、週に一回のレッスン日によく分からなかった部分を私が解説して、そのあとは、内容について日本語であーだ、こーだとディスカッション(言い換えればおしゃべり。)今、シリーズ2冊目のSkylarkをすすめていて、それもそろそろ終盤です。

さてさて、実はそのAさんともうひとり読書好きのBさんと私の3名で、冬の間だけでも「読書会」みたいなことをやりたいねー、、、ということで第一回の課題図書としてこのSaraシリーズ第一巻を選びました。目的は「読書」なので翻訳本を使って。

昨日、最初の顔合わせで本を紹介して第一章を一緒に読んだのですが、翻訳は金原ひとみさんのおとーさん、金原瑞人さん。原文とは趣きが違うやわらかい文体で、それはそれでいい感じでした。Bさんが加わり、同じ本でも心に触れる部分がやっぱり読み手のそれまでの経験や感受性で違うんだなあと改めて思いました。

原文との比較として、、plainの翻訳が「ぶさいく」で統一しちゃったのは、ちょっと残念だなー。
のっぽのサラ
のっぽのサラ中村 悦子

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夕ごはん

麻婆豆腐
キンピラゴボウ
にんじんの漬け物
長いもすりおろし
じゃがいもとニラのみそしる

2010-01-30

「一期一会」

小5のAちゃんが呪文のように「イチゴイチエ、イチゴイチエ」とつぶやき、何やらキャラの絵をノートの端にかいていた。何かのマンガかな?と、思っていたら「物語」らしい。しかもシリーズで出ているらしい。漢字が苦手で、国語の読み書きも一苦労の彼女が「読む本」とは?と気になっていたので、持って来てもらった。中学生女子が主人公の,物語というよりは、かるーい、ほんとにかるーい「小話」集。

「親友」「心がつながっている」「友情」の言葉があふれていて、ちょっとした誤解で生じたけんかもすぐに仲直り。「仲間っていいな♪」の「小話」がたくさん。ややベタでは、あるが。

うーん。こういうものが好きなのは、イジワルのかけらもないAちゃんらしいなあ。

でもって、各小編の間には「マスコットの作り方♪」とか「仲良しさん星座探し♪」みたいな少女がヨロコブ小ネタもつまっている。

ただ、「小説」というには、やや薄っぺらだし、、、作者もよくわからない。これって何だろう?と調べたら、どうやら「キャラクター製作」会社の作品。筆箱、鉛筆、ノートなどのグッズも多種出ているらしくて、なるほど、そういうことでしたか!

なんとなく、、外国人にとっての「日本語多読本」としては、いいかも。。。ってふと思いました。「一期一会」って言葉もインプットできるしね。。。って、しないか?

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夕ごはん

豚バラすきやき

やったー!今週ずっと悩んでいた課題終了!で、プチ祝い。

2010-01-29

親の心、子の心。

夕方からの英語教室は、事情でそれぞれ15分ずつの延長。中学年クラスでは、ワークブックのあと、アルファベットクイズ。なんと!アルファベットの順番が、あやふやでした!(汗)唄ではいってるだろうと思っていたけど、そうでもないのね。そのあとは、BBカードの補助カードを使ってAre you 〜?Yes/Noの練習。あれー、意外にはいってない、、、って、よーく考えたら、「学校でこういうのはやったいるだろう。」と、レッスンではほとんどやっていなかったなあ。いつもとは違うアプローチで、すっかり「英語しゃべる人」モードで楽しめました。

高学年クラスは、すっかり「多読モード」。リクエストで数年前に「リーディング練習」で使ったSight Word Readersを持参したら、キャーキャー言いながら読んでいる。「前よりスラスラ読める」って自分たちで実感していた。来週もまた昔読んだ本を持っていく約束をした。小学校卒業を前にして、自分たちで「過去を振り返る」モードに突入しているのかな?今日は、そのあとは、ちょっと新しいライティングの練習。お勉強チックで嫌がるかな?と思ったらそうでもない。やっぱりもうすぐ中学生だねー。

レッスン後、来月やってくる富良野塾の公演について小6Aちゃんのおかあさんと話していたら、Aちゃん、「ワタシ、行かないよっ!」え〜?なんで〜?おかあさんは、折角の機会だからぜひ連れて行きたい。でも、Aちゃん、どうして行きたくないの?前にミュージカル見に行ったじゃない?「ああいうのキライッ!」おかあさん、オロオロ。「だって、有名な人の劇なんだよー。見といた方がいいよ〜。」「やだっ!」むむ?もしかして、舞台での熱い演技とか苦手?「うん!」ははー。ワタシと一緒だね。ああいうの見てると、ちょっと恥ずかしいっ!って思うんでしょう?映画の方がいいんでしょう?「うん!うん!」

Aちゃんのお母さんは、「真剣な演技を間近で見せたい」という親心。これも、とってもわかるけど、、、Aちゃんの気持ちは舞台演劇が苦手な私にはよーくわかる。Aちゃん、嵐のコンサートなら行きたいでしょう?「うん!」ああ、ワタシも行きたい。ふたりでお小遣い貯めようぜ!

親も子も、それぞれタイヘンだなあ。

夕ごはん

ひき肉入り卵焼き
キンピラゴボウ
カボチャ
大根の漬け物
納豆
えのきとわかめのみそしる

明日までに仕上げたいオシゴトがあり、食事もマンネリがさらに進む。そのせいか、Aちゃんのお母さんに「やせたんじゃなーい?」と言われました。うーん。食べているもののせいだろうな。あとは「おからマフィン」だし(笑)。

2010-01-28

季節外れだけど。

あれこれあって、きょうは写真だけのエントリー。なんと最高気温5℃!例年だとマイナス5℃なんですよー。時期外れだけど白菜漬け作ろうと、外で数時間干しました。キムチ漬けにしようかな。

夕ごはん

キャベツのジンギスカン炒め
キンピラゴボウ
カボチャ
秋刀魚の梅干し煮
納豆
じゃがいもとワカメのみそしる

2010-01-27

楽あれば苦あり

うーん。楽あれば、苦あり?の英語レッスン。まず「楽」の方。おりひめ教室に通って丸4年になろうとするAくん、とっても慎重で、読みの苦手意識が高かった。それが小6の終わりの今の時期になって、なんだか「芽」が出て来たみたい。毎回、全員がそろう前にPo-poの読みを一回だけ通して練習していたら、、、、今日はカンペキ。本人が満足だったらしくて、日頃手にとったこともない絵本に手を伸ばす。BBカードでも、数字を言ってしまう低学年を制して「今、読もうとしてるんだから〜」だって!あせらず、じっくりで大丈夫なのね〜と、しみじみ。もうひとり、ゲームに参加しないのが常のBくん。最近、文字カードの線引きで「分かる自分」を実感したのか、きょうは、ほぼ参加。

レッスンは、ワークブックのあと、リーダーの読み。ここでもさっきのAくん、ひとりで読みたがる。全員で拍手。。。で、テレちゃったけどねー。BBカードは、グラマーカードのダイヤとハートに形容詞カードを混ぜて波瀾万丈。続いてスペードの文字線引き。ダイヤで時制七並べ。

で、、、、「苦」の方は、10月からはじめたCちゃんのレッスン。ORTを読んだところで、先週始めたPo-poをやりたがる。ん?どうしてかな?どうやら、どこかの進学塾の英語先取りコースみたいのに参加して、BE動詞やら、一般動詞やらの文法用語を仕入れたらしい。というより、そういう部分を「教えて」もらいたい様子。Po-poの線引きが、それに近いのかも、、というのはいいカンだけど、「教えない」のがここのレッスンだからなー。ちょっとそこのところを説明したけど、あんまり納得していないみたい。「さっさと教えてよ。そこを覚えるのは得意だから」という表情。塾慣れしていて、学校の勉強は退屈組だから、もしかしたら「教科」としての「中学英語」なら、彼女はそこそこクリアできるだろう。だけどその方法だと、先に行ってどうなのかなー?教えられて、覚えてそれで終る内容って、実はそんなに多くないからね〜。彼女の自尊心と、向学心(?)を満足させつつ、今まで彼女が受けて来て、当たり前になっている指導法と違うものを受入れてもらう道をさがさないとなー。やれやれ。

夕ごはん

あんかけ焼そば
叩きゴボウ

2010-01-26

飛びます、飛びます♪

先日試作したおからマフィン。また作ってみました。今回は、夏に作ったラズベリージャムをいれて。「おからを使う料理の中では、一番食べやすい」とのコメントでした〜(^^)海の向こうのアメリカでも試してみたそうで、そちらの報告は、山女さんのブログを見てね!

上の文章の色が変わっているところをポチッとすると、そのサイトに飛びます、飛びます!こんなスマートな機能があることを教えてくれた山女さんに、感謝、感謝!

きょうは、英語教材用のDVDをいくつか鑑賞。はじめて24を見ましたが、ジャック・バウワーの声、モノマネの人と全然違うよー。あのモノマネは吹き替えのマネなのね。本物は、もっとソフトで渋い感じでした。

夕ごはん

豚の生姜焼き
叩きごぼう
カボチャ
長いもすりおろし
大根の漬け物
納豆
とうふとしめじのみそしる

今週末までに仕上げなければいけない、大仕事に取りかかっているので、気もそぞろ。夕ごはんメニューも惰性で。とほほ。

2010-01-25

天候不順、体調不順。

なんと!3月上旬並みの気温。(って、最高気温が5℃だそうで。)明らかに、その影響が子供たちに、、、、。小3のAくんは、「頭痛」で学校早退で、レッスンも欠席。小5Bちゃんの妹ちゃんも学校早退したとのこと。おりひめ英語教室にやって来た子も、妙なテンション。。。。

小3女子二人組は、途中から全くやる気なーし。それでも、Cちゃん考案の「どのカードでしょう?」ゲームを、なんとかOne word Hintゲームに誘導してレッスンが成り立つ。「あのカードでしょう?なんだっけ?カメ!カメ!」のCちゃんに「今、Cちゃんの頭の上に、カードの絵が浮かんでいるのが見えます。それです!それ!」と、実況中継したら、スルッと出て来た。「今、Cちゃんは、めちゃくちゃスッキリしています!」とさらに実況中継。ほんとにスッキリした顔してました。

高学年女子二人組のうち、ひとりは2週間ぶりのレッスンで、なんだか「話したいこと」がたまっていた様子で、落ち着きなし。もうひとりもだらだらでした。。。とほほ。

そんな中でも、英検道場の問題をこなし(ああ、ただこなしてるだけでした)、ダイヤのビンゴもどきで、代名詞の言い換え練習のあと、ノートに書き換え。そのあと時制七並べ。あれ?落ちつきないなあと思っていたひとりが、今まで「なんのこっちゃ?」の様子だった時制の言い換えが、わかってきたみたい。。。回路がつながった?と、尋ねると「時々、つながる。だけど、まだ切れることが多い。」と、非常に的確なお答え。なるほど、やっぱり、「回路がつながる」感覚なのね。

しかし、、、こんなに「まったり」しながらよくインプットされているよなー。というくらい、まったりしてました。レッスン終了後は「コイバナ」に花が咲き、「こんな話ができるようになったんだねー。大きくなったんだねー。」と、ふたりの頭をナデナデ。

人間相手のレッスンは、天候相手でもあるなあと思った一日。人間は、自然とつながっているのです、、、なんちゃって。

夕ごはん

ポテトコロッケ
ごぼうと干し椎茸、コンブの煮物
大根の漬け物
納豆

あれー!ポテトコロッケの衣用のパン粉が足りず、「コロッケもどき」になりました〜。「ごめん!ごめん!」と出した食卓ですが、「まあ、これもアリかな?」と、それほど違和感なく食べてもらえて「ほっ」。

2010-01-24

カメラマン

早朝、ガガーッと、家の前に車が止まる音。えっ?何事?まさか、、、、(この地域では、不祝儀があると早朝、自治会長さんが各おうちを回って知らせるのが常です。)と、カーテンの隙間から覗くと、見知らぬオジサンが、一眼レフのカメラを手に、ずぼずぼと雪山に分け入っている。こちらに気づくと、家の前にある大きな白樺を指差して、とっても嬉しそう。。。。というか、大コーフン状態。

あー、樹氷の写真を撮りたいのねー。だけど日の出前だから、ちょっと光が弱いのでは?

それにしても、我が家は、町道から引き込みからはいったところ。まさか人家があるとは思わなかったのかな?

で、その素晴らしい樹氷は、私が「どれどれ?」と、外に出た頃には、なくなっていました。というか、、、きょうの樹氷は、「やや良」くらいだったからなー。(←エラそうだなー。)

「最良」のを発見したら、またこちらでご紹介しますね。

夕ごはん

秋刀魚の塩焼き
野菜炒め
カボチャ
長いもすりおろし
叩きゴボウ
しらすの酢の物
納豆
とうふのみそしる

2010-01-23

じっくり、ゆっくり。

.今日の午後は、今年はじめての「布の会」。ただ、路面状況の悪い時期でもあり、参加メンバーは5名。(仕事中にちょこっと顔を出してくれた人もいました。)近隣の市から初参加の人もいて、落ちついたムードでしたね。今年からエコナプの普及にもうちょっと活動をシフトさせていこうと思い、新たに作ったハンドアウトも好評で、ほっ。

Aさんは、本州の実家から送ってもらったというビワの葉っぱで染めたナプキン持参。「さっきまで、染めてたんだよー」とのことで、たしかに、渡された布は、やや湿り気が(笑)。ひとりでの染め初挑戦は、立派だなー。彼女は来週、「エコナプ作りをしたい!」というグループに顔を出して「講師役」だから、がんばってもらいたい。私は、後方支援です♪

長く、じっくり、ゆっくり育てていきたい会の活動です。

夕ごはん

ジンギスカン

カセットコンロのボンベが切れていたのを忘れてた〜!「ジンギスカン風炒め物」になっちゃいました!

2010-01-22

あせらないのが肝心。

明日の「布の会」の打ち合せでAちゃんとあるお店でランチをしていたら、はいってきたお客さんが「来たよー!流氷!」と言いながら写真を見せてくれた。コンビニで即プリントしてきたらしい。

網走流氷初日です。

夕方の英語教室。最初のクラスの二人組は、ワークブックがお気に入り。特に小5のBちゃん、漢字も算数も苦手で、英語の読みも苦労していたんだけど、先月あたりから、ぐぐーっ!と意識が変わって来た。「スイッチオン」とは、まさにこのこと。本人の意欲とか、やる気とかそういうものではなくって、脳の中の回路がいろいろつながってきたみたい。そのあとのカルタ取りでも、マークや数字で取るのではなく、ちゃんと文字を読んで探そうとしているし、実際探し出せている。これって、つまり「読める自分」に気づいたからだと思う。カルタで残り数枚になったら、神経衰弱に変えて終了。

あせらなくていいんだなあと、またまた、学んだ時間でした。

次の小6クラスでは、Biscuits Phonicsのかわいい絵本を回し読み。読書記録手帳に次々と記録したり、今日は、満足いくまで読んでもらった。BBカードでは、ダイヤの絵と文字カードを使って「時制七並べ」。法則がわかっているCちゃんは、答えがずいぶんすんなり出て来た。「なんのこっちゃ?」のDちゃんは、とにかくきれいにリピートしているから、そのうち気づくだろう。

こちらも紆余曲折あったけど、いい雰囲気で今は進んでいます。

夕ごはん
ホイコウロウ
カボチャ蒸し
長いもすりおろし
納豆
とうふとニラのみそしる

2010-01-21

おからマフイン

今日は、久しぶりに一日中、外出なし。ふと思い立って、先日の豆腐作りで大量にお持ち帰りした「おからマフィン」を作ってみた。レシピは、「クックパッド」から。http://cookpad.com/recipe/663356

材料は、卵、おから、小麦粉、バター、砂糖、ベーキングパウダー、バニラエッセンス。卵を湯煎であたためながら泡立て、そこに材料を次々といれて混ぜるだけ。(バターは、溶かしておくこと。)小麦粉とおからは一対一の配分。180℃のオーブンで30分くらい。あれあれ?と思う間もなく、作り始めてから一時間で食べられました。

もう少し、お砂糖がはいっててもいいかな?はちみつたらしても美味しいだろう。アメリカで食べたコーンブレッドの味と似ていました。朝ごはんによさそう。家人にも好評。「例の『おしゃべり会』で、ウケそうだね。」だって。(注:「おしゃべり会」とは、「布の会」のこと。確かに、あそこに集うメンバーにはウケそうだ。)

それにしても、クックパッド、便利だねー。何でも教えてくれます。

夕ごはん

黒大豆豆腐の煮やっこ
焼き鮭
ポテトのチーズ焼き
カボチャ
大根の漬け物
長いものすりおろし
ニラとあげのみそしる

2010-01-20

こ・と・よ・ろ!

あらら、、、今日は3月並みの陽気で、随分雪が融けてます。が、、、明日はまた冷え込むそうだから、ツルツル路面だなー。

きょう、1コマの英語教室。先々週の吹雪やら何やらでレッスン時間が足りなくなり、2月末まで90分授業。どうなることやら?でしたが、時間に余裕が持てて逆に充実した内容。

全員が揃うまでワークブックをそれぞれが取り組み、そのあとはORTのステージ3から一冊、CDのあとのリピーティング。うーん。反応はビミョウだけど、こういう習慣をできるだけつけとくのもいいかなーと。続いて,The Fox and the Storkの読みの練習。低学年にも本をわたして、「リピートだけしてごらん」と。全然、乗り気じゃない子もいたけど、会話の部分を情感こめて、地の文とメリハリをつけながら読んだら、とっても楽しい。「ドラマみたいー」と、大盛り上がり。(実は、私は読みながらタカラヅカを意識してました。)本日でこのストーリー無事終了。

BBカードでは、スペードの文字をビンゴの形に並べて、One Word Bingo...のつもりが、小6の3人組は、なぜか「横取りビンゴ」をしていました。その速度についていけない低学年は、マイペースで、カードを探していたのがかわいい。主語の線引きも一緒に。「ゲーム不参加」が常だったAくん、今日は参加。彼は自分ができそうなアクティビティには必ず参加するから、様子を見つつ、見守っていて大丈夫そう。

そのあとグラマーカードで「おまじない花札」をやろうとカードをドーナッツ形に並べたら、「叩くのやりたい!」そうで、急遽変更。「七五三?」「それ、平凡。」「じゃあ、新年だから『こ・と・よ・ろ』は?」ということで、「ことよろ」(5、10、4、6)カードの隅にある動詞を読んでからおまじないを言いつつ。Aくんは、バトルには、参加したくないとのことで、カードをめくるだけの参加。

ゲーム終了後、カードをマークごとに並べて、一通り眺めてもらいました。「あ!」と気づいた子、「なんのこっちゃ?」の子、それぞれでしたが。

夕ごはん

麻婆豆腐
高菜漬け
カボチャ
長いもすりおろし
あげとじゃがいも、ニラのみそしる

2010-01-19

PO-POに挑戦

明日がスキー教室だそうで、小6Aちゃんのレッスンを今日しました。Hi-Byeのリピーティングのあと、ORTのStage2から2冊をCDを聴きながら読んでリピーティング。読み聴かせより、この方が彼女はリズムが崩れない様子なので。ORTの隠れキャラに反応。これは、ハマるかも。

BBカードでは、先週導入したスペードの復習から。Black Out 9のあと、トレードビンゴ。続いてクラブで、2チップビンゴ。最後は、ハートとダイヤを混ぜて「最後の一枚」。レッスンをはじめて3か月。がんばっています。

文字に抵抗感がなく、むしろ早く読みたそうなのと、中1の教科書のはじめはBe動詞の文なので、Po-poを導入。3ページまで。線引きもやってみた。「えーっ?」などとフシギそうでした。考えることを「メンドクサイ」と言わないタイプのようなので、これから楽しみ。

夕ごはん

肉豆腐
キンピラゴボウ
カボチャ
長いもすりおろし
高菜漬け
しめじとほうれん草のみそしる

2010-01-18

ギョーカイ人?

紋別沖に流氷が現れたそうで、ほんとに寒さが厳しいっす。そんな中、午後は英語教室。

通常のレッスンの前に、多読の本を借りにいらしたAさん、最近、Magic Tree Houseがお気に入り。このシリーズの作者は、映画化もドラマ化もゆるしていないんですよー、なんってトリビアをお話したりして、楽しく過ごす。ご自分のペースで楽しまれていて77万語。いい感じですね。

そんななごやかな雰囲気を壊す(?)「ピンポ〜ン!」おお!ギャングちゃんたちの登場。「Hello!おりひめちゃ〜ん!」と、にやにや。どうやら、○○ちゃ〜ん!ってオトナに呼びかける遊びを楽しんでいる様子。ちゃんとAさんに、ご挨拶してねー。「したもん!」とズカズカ。「ねー、ねー、おりひめちゃ〜ん!紙ちょうだい!」と、「遊び」は続く。あんたたちは、ギョーカイ人かい?(とは、言わなかったけど。)人に物を頼むときは、○○ちゃーん!は、失礼じゃないのー?「うーん。センセー、紙下さい!」こんな風に、反応できるのは、大きく成長してるんですよっ、と、苦笑いのAさんに言い訳。

レッスンの方では、ORTのステージ2から2冊をリピーティング。そのあと、BBカード。ひさしぶりに絵カードで波瀾万丈。「4分でどれだけとれるか?」のルールで。おお!フレーズも、はいってきたねえ。いい感じ。残り10枚くらい。また来週もやろう。

続いて、「花札」。今回はハート絵、文字、フレーズ英、日で。それなりに楽しかったけど、負けちゃったBちゃん、カードを投げ捨てる。こういう乱暴で、衝動的な言動に対して、今まで私の側が、即、反応しすぎていたのでは?というのがこのクラスでの課題でもあり、ちょっと様子を見て話をする。すると、負けたということが、投げやりな言動の直接的な理由なのではないことが、わかった。

玄関先での、○○ちゃ〜ん!の、傍若無人さ(無邪気さ?)と、カードの投げ捨てなどの問題行動は、ついつい結びつけて「わがままな子」など解釈しがちだけど、ひとつひとつの事項には個別に対応することが必要だな。根っこはひとつかもしれないけど、対応方法としてね。

続いての高学年クラスは、Bちゃん「新フル」で欠席。小6のCちゃんと「英検5級」のテスト「ごっこ」。合格点。ただ、集中力が途切れるとトンチンカンな答えになるね。ここら辺りは、「心の成長」に期待。

夕ごはん

豚バラのカリカリ焼き
ほうれん草のおから和え
千枚漬け
高菜漬け
納豆
とうふとニラ、しめじのみそしる

2010-01-16

少しずつ、ゆっくり。

きょうは「布の会」のメンバーのひとりと、今後の普及活動で使う「お試しナプキン」の染めの作業。まったく使ったことのない人に、イチから染めましょう、縫いましょうでは、敷居が高いかも?ということで。主宰する側の経験値をあげるためという目的もあります。

きょうは大中小セットを10組分、タマネギの皮で染めました。ようやく手順も頭にはいってきて、「染め」の楽しさが味わえるようになりました。Aちゃんが持って来た「秋ウコン」の生の根っこを使って実験染めも。

少しずつでも、ゆっくりでも、とにかく会を続けていこうねー♪と、一緒に染めをしたAちゃんと約束。Aちゃんが持参してくれたのは、昨日の豆腐作りからでた「おから」を練り込んだ手作りパン。うまし、うまし。

地元のフリーペーパーに、初めて出した次回の「布の会」の案内にも早速リアクションあり!
幸先よし。


明日のエントリーは、お休みです。いつも読んで下さってありがとうございます。

夕ごはん

豚しゃぶ

連日のナベは、寒さゆえー。豆腐もたくさんあるしね♪

2010-01-15

裏ビンゴ

今日は、午前中から午後にかけて、町の加工施設で、豆腐作り。うまく固めるには、温度が肝心なのだけど、今朝の戸外の最低気温がマイナス18℃なので、換気扇も回さずにがんばっていた。「暑いよー」の声で、ドアをあけたら、いきなりの火災報知器の音!施設の関係者がドヤドヤとやって来た。あれ?高温でも反応するのね。その後、館内放送で状況説明まで行われて、ゴメンナサイ、、、でした。私は大豆2升持参で、経費420円。安い、うまい、安心!の3拍子。

夕方は英語教室。中学年クラスではワークブックが今、旬。読めるかな?読めないかな?の感じが楽しい。そのあとハートの絵、文字。フレーズ英日で、花札。お正月に親戚とやった花札が楽しかったというAちゃんからのリクエスト。今まで、ゲーム系のルールの飲み込みが悪かったAちゃんだけど、今日は、自分からルール説明。点数の数え方も提案したりと、成長を感じます。残った時間で、豚のシッポ。今回は、「ダンディ坂野バージョン」。つまり、カードを叩く前にアクションつきで「ゲッツ!」をしなければいけないルール。(生徒からの提案。)これ、意外に難しい。センセーは、ついつい「ゲッツ!」を忘れて、結局大負け。

高学年クラスでは、8泊9日の大キャンプから戻ったばかりのBちゃんが今年初参加。キャンプでは、道内各地からやってきた小学生と友達になり、夜中ずっとおしゃべりしたり、日頃少人数の学校で生活している彼女からしたらいいリフレッシュになった様子。

レッスンは、ORTの3をシャドウイングのあと、BBのダイヤで、「代名詞裏ビンゴ」。(だれないように、一組のカードを、私も含めて全員で一枚ずつ裏から表に、めくるという方式にした。)そのあと、裏にした文字カードを適当に選んで、その文章を代名詞を使い書き換える。やりながら「She he itはS現象!」と、本人たちが、つぶやいていたので、BB全体から「s現象」とそれ以外の現在形文字カードを抜き出して、「何がS現象?」と考えてもらう。そのあと、さっきと同じようなやり方で「S現象裏ビンゴ」。うーん。こういうやり方もいいかも。来週は違うバージョンでやってみようかな。

夕ごはん

すきやき

豆腐がたくさんあるので、これからどう使おうか楽しみです♪

2010-01-14

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

大学受験の時、「世界史」を選択してました。今、本屋さんでも買える「山川の世界史」をバラバラにして、「ヨーロッパ史」「イスラム史」「中国史」の3部作にまとめて、くり返し読んだものです。だから、「リットン調査団」「盧溝橋事件」「柳条湖事件」「蒋介石」「張学良」は、あたりまえ。「汪兆銘」「胡適」「クレマンソー」「ウイルソンの14か条」などの言葉も頭の隅っこに残っているのだけど、、、、今回、いちばん痛感したこと。

なーんも、知らないで、ズラズラと年号とイベント、名前だけ覚えてたんだねーと。

今回読んだ本は、「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」(加藤陽子 著 朝日出版社 2009)東大教授の加藤氏が、神奈川県の名門高校の「歴史クラブ」のメンバーを相手に行った5日間の集中講義がまとめられたもの。日清戦争から太平洋戦争に向かう日本の動きについて、質疑応答の形で行ったというこの講義、レベル高いっ!

「みなさんが、当時の外交官だったらどうしますか?」
「この場合、中国はどうすると思いますか?」

読みながら、えーっと、えーっと、、、、のこんな質問にも、「歴史クラブ」のメンバーは果敢に答えていく。それに対して、「いい視点ですね!」「それは、あるかもね!」と、積極的に肯定しつつ、加藤教授は「その他はどうですか?」と、さらに考え方を深められるように、地図や当時の手紙などを織り込みながら講義がすすむ。

ああ、こんな授業だったら、「立体的」に大文字の「歴史」が見えるかも?その前に、基礎知識もかなり必要そうです。その意味で、結構ヘビーな本です。

先にご紹介した「この世界の片隅に」で、主人公のすずさんたちが、広島や呉で、淡々の戦前、戦中の生活を送る一方、「日本」を代表する軍部や政府のエリートたちが何を考えていたのか?「国家」ってなんだろう?などと、別の視点の「戦争」がみえてくる。

特に、日清戦争、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争のこの流れの時期に、決して「ロシア」とか「清」といった不動の「国家」があったわけではなく、それぞれ帝政ロシアの崩壊、ソビエトの誕生、中華民国、中国共産党の出現など、「当時の日本の周辺って、ほとんど『融解』中?」と、いうことが、よーくわかった。

ただ、最終的に「どうして、戦争を選んだの?」という点は、よくわからないまま。

「それでも」タイトルに「選んだ」という言葉を「選んだ」著者の気持ちは、わかります。

年号と名前を暗記するのに手一杯のころは、そんな風に、自分のいる場所の「むかし」についてきちんと見届ける余裕なかったなあ。ゲーム感覚で覚えていたんだろうな。

それでも、日本人は「戦争」を選んだ
それでも、日本人は「戦争」を選んだ
おすすめ平均
stars公平な史観を持つこと
stars社会に一石を投じる良書
stars要するに中韓の言い分が正しい
stars5つの戦争、点と点が線としてつながる講義録
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夕ごはん

厚揚げと青梗菜のオイスター炒め
肉じゃが(昨夜の残り)
叩きごぼう
にんじんの漬け物
納豆
とうふと大根の葉っぱのみそしる

2010-01-13

男子クラス

日本各地で大雪の様子ですね。みなんさんのいらっしゃる地域ではいかがでしたか?こっちも今日は雪模様でした。

午後は英語教室。今年はじめて顔を合わせるクラスだけど、女子がふたりとも欠席で、「男子クラス」。なかなか新鮮。いつもより心なしか落ちついた感じだったでしょうか?ワークブックのあと、BBカードは久しぶりに絵カード中心で波瀾万丈。4分ルールにしたけど、脱線多し。それでも2回チャレンジ。続いてクラブの文字でシンプルビンゴ。キューは、動詞部分。自分のカードを見つけたら読み上げるルールで。続いてふたつに分けて、S替えレース。いいムードで楽しめました。

続いてのクラスでは、SPBを2冊一緒に読んでから、Hi-Bye。Aちゃんは、「ヘンな絵」に反応しやすい。Hi-Byeは、照れていたから「ニッポン人の自分を捨てて、アメリカンになろー!」と、テンションをあげたら、楽しくリピートできました。BBカードは、ダイヤとハートの復習で波瀾万丈。スペードをビンゴ2回と頭脳ではじめて紹介。とりあえず64文全部はカバーしたところ。これからが本番ですね!

夕ごはん

肉じゃが
焼き鮭
叩きごぼう
炒りおから
にんじんの漬け物
納豆
とうふとわかめのみそしる

なんとなーく、いろいろ家事がはかどるなあと思ったら、外仕事がなくなったからだなあと、改めて気づきました。

2010-01-12

大豆ウイーク

今朝は冷え込みました〜。マイナス15℃くらいかな?流氷も近づきつつあるらしい。さむー。

今日は一日、今月予定している布ナプ説明会用の布に「呉汁」をつける作業。一晩ふやかして戻した大豆をミキサーにかけてから布でこし、できた「呉汁」に次々と布を浸します。大豆のタンパク質を布に付着させることで、染液の定着をはかるのが目的。残った大豆かすは、年末に作って冷凍しておいた五目寿司の具とこれまた昨夏から冷凍中のコーンと一緒に炒りおからに。

あれ?よく考えたら、今週金曜日に作る豆腐用の大豆を選別したのは昨日。今週はどうやら大豆ウイークですね。

染めの作業で使う「鉄媒染」について、調べると、「錆び釘を酢か木酢液に浸す」とある。今まで、特に疑問も持たなかったんだけど、なぜだろう?と我が家の理系君に尋ねたら、「酢酸が溶かす鉄分が重要なんだろう」とのこと。なるほどねー。物置で凍っていた木酢液をストーブの前に置いて「解凍」作業。あれ?ネコの忌避剤の木酢液に、、、我が家のネコが近寄り、蓋をナメナメ。うーん、これじゃあ忌避剤にならないのでは?

夕ごはん

豚肉とじゃがいも、モヤシのカレー味炒め
炒りおから
おでん(昨夜の残り)
叩きごぼう
千枚漬け
カラシナ漬け
納豆
とうふとなめこのみそしる

2010-01-11

ミスター。

昨夜、チラッと見たテレビ番組でびっくりしたこと。「ミスターは凄い!」(イマサラですか?)長嶋茂雄さんの「迷言集」の特集コーナー。そのコーナーの狙いは、「ミスター」のいい間違えや、「天然発言」をまとめて、みんなでほのぼの笑おう!というものだったようだけど、、、

私がびっくりしたのは、長嶋さんという人の「屈託のなさ」。周囲のあらゆるものに対して、平等に接し、吸収し、放出しているのが映像から伝わる。最近よく言われる「天然」とは、全く違うレベル。菩薩というものが存在するならああいう感じではないでしょうか?ひとことで言うと、「邪気」というものがない状態。

今上天皇の立ち居振る舞いにも似たような香りを感じるのだけど、天皇の場合は「訓練」「抑制」の末に生まれたもののような気がするのに対して長嶋さんのそれは、まさに「テンネン」。

だからこそ、国民的な人気者なのねー。野村さんがあーなっちゃうのも仕方ないか。あれがライバルじゃあどうしようもないわ。そこから考えると、「王貞治」もただものじゃあないね。

昭和時代のジャイアンツは、確かに凄かったんだろうなあ。(「長嶋はプレーも、半端じゃなかった」とは往年を知るアラカン氏の言葉。)

夕ごはん

おでん
キンピラゴボウ
千枚漬け
納豆

おでんは、つい食べ過ぎる。そうすると「練り物」が胃の中で膨れてクルシイ!

2010-01-10

The Giver

ケホケホ。年末の風邪から引きずっている咳がまたぶり返してきました。しつこいねー。で、風邪で思い出したこと。ダウンの最中に読んだ"The Giver"について、ご紹介していませんでしたね。

舞台は、近未来なのか、過去なのか曖昧。確かなのは、その社会では、誰も悩まない。誰も傷つかない。みんなが「しあわせ」。なぜかというと、人生の全ては「長老」たちが決めてくれるから。新生児は、ぴったりのカップルに振り分けられ、9歳になれば、「オトナ」の印として、自転車がプレゼントされ(おお!なんとエコか!)、12歳になれば、当人にぴったりの職業が割り振られる。その発表は毎年の12月に行われる「儀式」で、そのコミュニティ全員の祝福を受けながら行われる。毎日、配達される同じ給食を各「家庭」では食し、その日にあったできごとを語り合う。悶々としちゃう性欲も、クスリを飲むことで解消!みんなが、みんな「同じ」。年をとれば、シニアハウスに移動して、手厚い介護を受ける。悩みごーとは何もなーいぷー♪(by コロッケのトシちゃんのモノマネ)

ある意味、ユートピアではありませんか?だけど、読みながらとっても不快な思いになるのはなぜだろう?

主人公は、12歳を迎える少年。どんな職業がわりふられるのか、期待に胸をふくらませている彼に与えられた仕事は、"The Receiver(受取る人)"。これは、職業というより「聖職」。その修行で彼が体験したことは"The Giver(授与する人)"から、過去のあらゆる出来事についての「記憶」を体全体で文字通り受け取ること。その出来事とは、今あるこのコミュニティからは抹殺された全てのこと。雪のキーンとする冷たさから、熱帯のジリジリする暑さ、心浮き立つ喜びの数々、幸せな気分、、、そして、戦場での苦痛、哀しみ、怒りの気持ちまで。

こうした「記憶」は、コミュニティの存続のために必要ではあるが、メンバー全員で負うのではなく、選ばれた「聖職者」のみが受け継ぐというのがこの社会のルールのようだ。

そして主人公は、この「修行」を通して、「感情」について学び、生まれてくる赤ん坊が「選別」される様を知り、衝撃を受け、あることを決意する。。。

「煩悩コントロール」に興味あるこのごろだけど、この本で描かれているユートピアの「煩悩削除」の方法は、いやだなあ。どうしてだろう?自分で自分をコントロールするというのではなくって、だって、誰かに「洗脳」されてのことですからね。って、、、思いつつ、ある意味、こうしている今だって、誰かさん(たち)による「洗脳支配」は、ソフトな形で進行中かも。。。。と、思い至る。こわっ!


対象読者は恐らく中高生。ハックスレイの「素晴らしき新世界(The Brave New World)」を彷彿させる世界観。日本なら、確実にアニメ、漫画で描かれる世界ですね。結末まで一気呵成に読みました。ラストが、「えーっ?これからどうなるの?」と放り出された気分でしたが、どうやら続編があるみたい。ほっ。こちらも是非読んでみたい。

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夕ごはん
青梗菜と豚肉のオイスターソース炒め
高菜漬け
人参のつけもの
キンピラゴボウ
千枚漬け
長いもすりおろし
納豆
じゃがいも、ニラ、しめじのみそ汁

2010-01-09

たいやきやいた

長期休み中は、ちょっと息抜き気分で低学年用に「漢字くらぶ」というレッスンを計画。3名参加予定が諸事情でおりひめ教室やんちゃ度No.1のAちゃんのみ参加。

百人一首をちょこっとと、漢字クイズ。「たいやき○○○」の○に言葉を入れて、前から読んでも後から読んでも同じになるようにしてみましょうーの出題に、「??」と不思議そう。あれ、回文とは初遭遇でしたか?ちょっと考えて、答えを発見して大笑い。「もっと!もっと!」と、やる気満々。回文だけではなくって、漢字の足し算、引き算などのパズル形式のワークだったけど、楽しそうでした。

絵本を読んでもらうのは好きじゃないけど、こういうツボはあるのねー。ああ、現代っ子。それにしても、Aちゃん、成長してきたなあ。

今日使ったワークブック。
漢字あそびファックス資料集 小学校3・4年生
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夕ごはん
豚肉の生姜焼き
叩きごぼう
人参の漬け物
千枚漬け
納豆
しめじとわかめのみそしる

ごぼうがたくさんあるんで、せっせと食べます。夕食後、キンピラとまた叩きごぼうを作りました。

2010-01-08

ウオークマン今昔

今朝も雪かきからスタート。ネコは途中までついてくるも、一匹は寒さのためか立ち往生。名前をよぶと少し頑張るが、すぐ挫折。もう一匹は元気に走っている。うーん、この個体差はおもしろいね。同じときに生まれた姉妹猫なのに。

午後は、英語教室。やや遅刻気味でレッスンをするおうちに到着したら、生徒さんふたりはワークブックを広げ「臨戦態勢」。冬休みでリフレッシュしてるみたい。読める単語も増えているし、昨年末にちょっとやった文字の書き方もしっかり覚えている。The Snowy Daysを読んだあと、ハート絵カードで源平合戦。終ったあと、とったカードをひとりずつ読み上げ。お互いにヒントをあげたり、いい協力関係。最初が出ても後が続かないときは「いつものリズムで言ってみよう」。すると、スルスル出てくるのねー。ふしぎだね。そのあと、スペード文字、絵、フレーズ英、日でまたカルタ。読み手はフレーズを言うというルール。途中で次のレッスンのAちゃんが入室したから、読み手をやってもらう。取り手のふたりの大バトルにびっくりしてました。(-_-;)

実はAちゃん、今日はひとりレッスン。多読用のLLLを数冊読んだ後は、年末からとりくんでいた「クリスマス作文」。サンタが今日お休みのBちゃんのお願いでi-podをどうにかゲットするというストーリー。ノート一杯使って本日無事に完結。

それにしてもAちゃんもBちゃんもお年玉やクリスマスプレゼントはまとめてi-podだって。私のころはウオークマンだったよね〜。

夕ごはん

麻婆豆腐
叩きごぼう
かまぼこ
長いもすりおろし
納豆
ねぎとわかめのみそしる

明日は買い出しだ〜!

2010-01-07

「この世界の片隅に」

もう去年のお話ですが。アメリカでお世話になった友達から届いた近況の中で「娘がイラクにいます。」という一文があってびっくり。「優秀」なんて言葉でくくれないくらい「優秀」な彼女のお嬢さんは国からどえらい奨学金を受けて超有名大学、大学院と進学したエリートです。その奨学金絡みでの文官としてのバグダッド赴任らしい。「彼女自身は、そこで伴侶を見つけたりそれなりに充実した生活のようです。」とあったけど、私にとって「リアル」に「戦争」が感じられた瞬間。

そうか。アメリカは「戦時中」なんだ。まだ。(正確にはイラクとは交戦状態ではないけどね。)

祖母をはじめとする人生のセンパイたち、いろいろな書籍が必ず語る「疎開」「買い出し」「闇市」のイメージは何となく描けていたけど、それってどうしても「過去」の話。それが私が知っている年下の人が戦地にいるって、ちょっと衝撃的でした。

つまり「リアルに感じる」って難しい。ところが、年末に読んだ「この世界の片隅に」(こうの史代著 2009)は凄かった。自分の生活と戦時中の生活がぐぐっと近づきました。舞台は昭和18年から20年にかけての広島と呉。主人公の「すず」が広島から呉に嫁ぐところから主にストーリーは始まる。どうってことのない平凡な日常に、少しずつ「戦争」が浸食していく様子が、ほんとうにリアル。それは、作者が厖大な資料を参照しつつ、徹底して抑制した表現をこころがけているからだと思う。ああ、こうやってなんとなく知らないうちにいろいろなものが変わっていって、それでも「生活」は続き、庶民のささやかな悩みや笑いも続くんですね。

そして、それってイラクやアフガニスタンでも同じように続いているんだろう。そう実感できました。

タイトルは、「戦争」で、ほんとうに、いろいろなものを失った「すず」がそれでも生きていくよるべとなるものを見つけた瞬間の言葉から。

全3巻。アクションコミックスに連載された「漫画」です。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
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夕凪の街桜の国
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夕ごはん

とりの唐揚げみぞれ和え
叩きごぼう
にんじんの漬け物
長いもすりおろし
オニオンスライス
納豆
もやしのみそしる

昨日の大吹雪き後の雪かきで午前中大汗。